室戸市

高知県の最東端にある暖かい気候の所。深層海洋水の研究施設があり注目されています。冬場には阪神タイガースの2軍がキャンプをしている所でもあります。
古くからの港町で、ホエール・ウォッチングを楽むことができます。


むろと廃校水族館  icon twitter

高知市からだと、国道32号、55号線をひたすら東進すればいいのですが、途中整備されつつある自動車道、高知南国道路、さらには東部自動車道を使って少しだけ快適に東進していきます。
2時間程かかるでしょうか。室戸市内に入って、室戸岬には右折しないといけないところがありますが、そのまま前進し県道202号線に入ります。そのまま道なりに進めば、海岸に出ると共に、再度国道55号線に合流します。
ここを左折して海岸沿いの道路を徳島方面に進んでいくと程なく左手に看板が見えてきます。
ここは2018年4月26日に旧椎名小学校をリノベーションしてできた水族館です。
むろと廃校水族館看板 むろと廃校水族館全容
むろと廃校水族館のぼり むろと廃校水族館お土産
第一印象は学校だなぁ〜って感じでしょうか。ただし、大きくはありません。水族館らしくというか、水色が目を引く建物外観です。
建物に入った瞬間から手作り感満載な感じの受付で入校料?(入館料)を払って進んでいきますが、今回真っ先にお土産というかグッズというか、そういった商品を見てしまいます。ろ〜るきゃべつが欲しかった物があって真っ先にという感じです。
それは”かめぼこ”。そう、ウミガメの形をしたかまぼこで、発売されて間もない商品です。有るのか無いのかって見てみると、何と1個だけありました。ということで、無事ゲット!!ほかにドロップなども買いました。
イカスミ毛筆 受付からの順路は、先ず2階に上がっていきます。階段の途中にも展示がありますが、これがイカ墨で書いた毛筆ということで、結構黒く書けるんだなと感心しながら進んでいきました。
タッチプール タッチプール伊勢海老
2階に上がり切ると、小学校時代にあったと思われる備品を見つつ、最初に目の入ってくる水族館らしい所として、手洗い場を利用したタッチプールです。
ここにはなまこやヒトデ、伊勢海老やゾウリエビや貝類などなど、手に取って観察することができます。なまこの柔らかさや集団で絡まっている様子、そして伊勢海老を持って、おいしそうだなと思ってみたりしました。
タッチプール タッチプール伊勢海老
跳び箱水槽 次には教室に入って行きます。何故か跳び箱が置いてあると思ったら、裏側から見ると、金魚の水槽が埋め込まれていました。この教室は何年生用かは不明ですが、椅子や机が並べてあります。実際に座ることもできるわけで、そうしてみると、こんなに小さいの?って感じます。黒板や掲示板など、学校にある備品を活用した館内の案内的な書き込みが楽しくなります。
水槽達 ウニョウニョゴンズイ
ウツボの迫力 メジナ
メジナ 教室を出ると、より水族館らしさが見えてきます。右手に角型のいわゆる水槽が並んでいます。真っ先に目に入ってくるのはゴンズイの集団。凄い数のゴンズイがウニョウニョ泳いでいます。ほかにたくさんのイシガキダイ、さらには迫力のあるウツボ達の水槽、メジナ、コバンザメ、リョウマエビ、サメハダテナガダコ、カサゴ等の水槽もあります。
泳ぐウミガメ たくさんのウミガメ
左手を見ると円筒形の大型水槽がドンと鎮座していて目を奪われます。中にはたくさんのウミガメが泳いでいますが、餌を貰えると思いうのか、人影を見ると近寄ってきます。こんな間近で観察できるのは嬉しいですね。
大型円筒形水槽2個目 泳ぐホウボウ
泳ぐホウボウ 2個目の円筒形の大型水槽では、イジガキダイやホウボウが泳いでいます。
さらにその横に別の角型水槽があるのですが、これに長さが1mはある大きな黒アナゴがいました。目を見てると怖いですね。
大型円筒形水槽3個目 泳ぐブリ
立ち泳ぎをするエイ そして円筒形の大型水槽はさらにもう1個、3個目があります。この水槽では立ち泳ぎをするエイがいたりするほかに、ブリやサメなども一緒に泳いでいます。
美味しそうなタカアシガニ さらにタカアシガニの水槽もありますが、これに魚もいるのに、どれも動いてません。これは作り物かとジッと見てると、魚のエラが動いていて、生きているのが分かりました。しかし、これもおいしそうだと、食べる目線で見てしまいます。(笑)
ウミガメのはく製 色々な動物のはく製
3階に上がる途中にはウミガメのはく製が壁に並んでいます。さらに、いきなり動物のはく製が並んでて、アルマジロ、ワニ、ペンギンその他モロモロが見られます。
廊下の標本群 さらにその先に延びる廊下には、端の方まで小さな何かが展示されています。見てみると、魚やカニ等の標本でした。ウミガメの調査の過程で獲れた魚達なようです。
家庭科室 準備室
理科室 図書室 この標本の反対側には部屋があります。順に覗いていくと、家庭科室だったり、標本や備品を保管している準備室、理科室、最後には図書室もありました。
図書室色々な備品1 図書室色々な備品2
ミンククジラの骨格標本 図書室で目を引くのはミンククジラの全身骨格です。本棚の上にデンと横たわってたりしてます。ちなみに、本棚には児童向けの本やマンガ、所々に古い理科の実験道具等が置いてあります。
プールで泳ぐウミガメ プールで泳ぐシュモクザメ
プールで泳ぐヨシキリザメ プールで泳ぐ鯖ほか
プールで泳ぐシイラと鯖 プールで泳ぐ鯖とウミガメ
再度2階に下りて、順路は屋外へ向かいます。そこには25mプールがあります。このプールにも魚やウミガメが居て自由に泳ぎ回っています。大型の物ではウミガメ以外にシュモクザメやヨシキリザメが目立ちます。さらにシイラが泳いでいるのも見えます。生きているシイラは体色がとても綺麗です。
体色が綺麗といえば、今回特に目を引いたのはサバです。これを上から見ると、背中が青くて、グニュグニュと黒い模様があり、ヒレは黄色と、とても綺麗だなって感想を持ちました。
また、サバよりも小型の魚(名前が分かりません。)は、一斉にシュッと動く、ちょっとシンクロした動きも見られたりして興味深く見られました。
ウミガメだっけの小型プール ほかに小プールもあって、こちらにはウミガメばかりがいますが、今だけがそうなのかは分かりませんが、なんとなく元気がなさげに感じてしまいました。
2019.04.20(土)新規


室戸岬灯台

第24番札所 案内看板
室戸市市街地からだと、国道55号線を南下してすぐを左折した県道203号線室戸スカイラインに入って行くこともできますが、そのまま南下して岬の方まで進んで、岬に到着する直前に、やはり県道203号線室戸スカイラインへ入り行くこともできます。今回室戸岬側から室戸岬灯台に向かった関係で、後者から室戸スカイラインに入りました。つづら折りを上ると、ほどなく駐車場と共に四国八十八箇所霊場の第24番札所室戸山明星院最御崎寺の看板が見えてきます。駐車場はここになります。
駐車場から5分程南側、岬の先方へ向かって歩きます。すると、先に何か施設が見えてくるのですが、ここから下る道へとなります。少し下って行くと、青い海と共に、白い灯台が見えてきます。展望台のようになった所に金属製の柵があり、丁度灯台の光源がある部分と同じ高さ位の所に来ます。
室戸岬灯台 恋人の聖地プレート
なんでも恋人の聖地とかなってて、それを示すプレートがありましたが、桂由美さんによるものでした。どこかの例のように、金属製の柵には幾つか南京錠が取り付けられていました。また、灯台の説明のプレートもあります。
室戸岬灯台全容 印象としては、小さいなということと、もっと岬の高く開けた場所にあるのかなと思っていたのに、高い所からは少し下がった場所にあり、海側は当然開けてはいますが、反対側は山がせまっているという感じでしょうか、随分予想とは違いました。
それでも、海とのコントラスや広がる太平洋は広く青く、しばらく眺めていました。
2019.04.20(土)新規


室戸岬

高知市から国道55号線をひたすら東進すると、ハイビスカス通りを経て室戸阿南海岸国定公園内にあるここ室戸岬に行き着きます。室戸スカイラインの方に行くと、途中室戸岬灯台に行くことができます。(今回は行きませんでしたが..)
まずは、みやげ物売り場の店の前位から海岸の方向に下りていくと、アコウの巨木に出会えます。この木の根が石垣をはっているさまは、何か今にも動きそうな感じ。
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MUROAKOU01.JPG - 16,539BYTES 画像左上:海岸から。頂上に灯台が。見えない..
画像上右:これはなんでしょう?
画像左:アコウの巨木です。エイリアンのよう。
この岬の周辺には弘法大師にちなんだ物が多くあり、そういった物を散策してみるのも面白いかも。
また、高知が生んだ明治維新の中心的人物の1人、中岡慎太郎の銅像があります。桂浜の龍馬像と向かい合っているということですが、実際はどうなんでしょうか..。龍馬像よりは小ぶりです。
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画像左:龍宮神社上がり口 急です。  画像右:龍宮神社 豊漁、漁の安全を祈願するのですが..
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画像左:子授けの岩 ちゃんとやってきました。  画像右:弘法大師が目を洗ったとか。今は汚い..
MURONAKA02.JPG - 9,266BYTES左画像:維新の志士 中岡慎太郎像 りりしい!
海岸に並ぶ岩石群は地質学上非常に重要な物であり、世界中から研究者が訪れる場所でもあります。この岩石群を観ているとその力強い感じがなんともいえず元気をもらえます。青い空と海とのコントラストも美しく、この海岸できっと癒されることでしょう。
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画像左:色が飛んじゃってますが、どうですか。  画像右:シワシワ。これが層なんです。波打ってます。
2002.02.25(月)新規