大豊町

四国三郎と言われる吉野川が東西に流れている四国山地にある町です。高知では一番最初に高速道路のインターができた所でもあり、さらには、日本一の大杉がある町でもあります。


杉の大杉

高知からは国道32号線をひたすら北上しても行けますが、高速道路を使用して大豊ICで降りて、国道439号線から国道32号線(実際は途中に町道113号線を通りますが。)を高知方面へ南下していく方が行き易いと思います。
国道32号線に出てからはわりと近くて、2km程度で右側に案内が見えます。ここを右折してちょっとした上り坂を上がっていくと、400m程度で右側に駐車場があります。
八坂神社 杉の大杉 杉の大杉
駐車場から登ってきた道路の方を見て右手に、木々が茂る場所が見えます。そちら方面に向かって行くと、左手に料金所の看板がかかる小さな小屋が見えます。ここで、入場する為の施設整備協力金、大人200円、小人100円を支払います。
この建物の向かいに大杉のたもとに行ける階段が鳥居と共にあります。八坂神社とある鳥居を抜けて進んで行くと目前に国の天然記念物である杉の大杉が見えてきます。杉の周辺には木製の通路が設けられていて、これを使って周囲をぐるっと見学できるようにしてあります。
杉の大杉 南の杉 杉の大杉 北の杉画像左:南の杉 画像右:北の杉
杉の大杉 根本 杉の大杉は樹齢3,000年と言われ、南の杉と北の杉の2株が本あります。南の杉は樹高60m根回りが20m、北の杉は樹高56m、根回りが16.5mもあると、そばに説明があります。
とにかく大きくて大迫力という杉ですが、長年生きてきたがゆえに、あちらこちらに傷を抱えているその体は痛々しくも感じます。それでも、そのパワーは十分に感じられる何かがありました。
遠い昔に来たことがありましたが、その時は木製の通路は無く、自由に周辺を散策することができました。その当時も今回と同じような感想を持ちました。
以前はお土産物屋があったと思われるのですが、今は寂しく朽ちていく建物だけが残されていました。
2020.2.1(土)新規


美空ひばり歌碑

大杉の苑”杉の大杉”の道路を挟んで、料金所からちょっと高くなった所にあります。
遺影として美空ひばりさんの写真を彫り込んだ石碑や、”川のながれのように”の歌詞を彫り込んだ石碑があります。
また、遺影の碑のそばに3つのボタンが並べられた小型の台があります。
向かって左から”川のながれのように”、”竜馬残影”、”悲しき口笛”とボタンのそばにあります。そうです、そのボタンを押すと美空ひばりさんの歌が、大音量で流れるようになっています。
一応全曲流してみましたが、近隣の方はとても美空ひばりさんの曲が好きじゃないとしんどいんじゃないかと思えました。
とはいえ、ある意味美空ひばりさんの聖地的な場所でもありますので、こうやって碑としてあったりすると感慨深いものがあると思います。
遺影 川のながれのように
2020.2.1(土)新規


ゆとりすとパーク  icon HP

高知市内からは国道32号線を北上して行けますが、高速道路を使用して北上して大豊ICで降り、国道439号線から国道32号線からアクセスするのが行き易い行程でしょう。
国道32号線へ入ってからは、(正しくは町道113号線のようですが。)高知市方面に向かって南下していきます。2km程ですので、割とすぐに右側の道に入る案内が見えてきます。大きく出ているので分かると思います。右折してちょっとした上り坂を道なりに400m程進むと、右手に駐車場が見えてきます。
駐車場から登ってきた道路に向かって右手にそれらしい木々がしげる所が見えてます。その方面に歩いていくと、左手に料金所の看板がかかる小さな建物があります。ここで施設整備協力金として、大人200縁、しょうにん 100円を支払って 根曳峠を越えてどんどん北上していくと、JRの大杉駅に行く迄に標識があり、右折れで穴内川にかかる橋を渡ります。ここからは基本的には道なりに行くのですが、結構つづら折れの道が続き、どんどんと登っていきます。この道はこの辺りの道にしては綺麗で大きめですが、それには理由がありました。それは後程。
車に酔いそうになりながら登りきった所にあります。
入場口 風車
やっぱり山の上って感じなのですが、この辺りにはふさわしくない大きな建造物があります。
それは風車。巨大な風車が2基あって、32号線を走っている時から見えています。
そうです。この風車のパーツの運搬の為に整備されたのが、登ってきた道になるわけです。
もちろんこの風車は発電をしているわけで、かなり大きな風切り音を上げながら回っています。この辺り、回りに遮る物が無いので結構風が強いんですね。
ここは11年位前からあるんですが、オープン当時に来た時も風が強かったのを覚えています。まあ、風が無ければこんな所に風車を建造したりはしないでしょうけど。
ここには、オートキャンプ場と、ハーブ園があります。
ハーブ園1 ハーブ園2
山の斜面に整備されていて、数々のハーブが植えられていますが、時期的には少し早かったようで、すごく綺麗なとまではいきませんでした。
売店&レストラン&教室棟 温室
温室中 ハーブは路地以外にも温室にあって、そちらでも観る事ができます。
あまり大きくない温室ですが、数々のハーブが所狭しと植えられています。
この温室の隣の建物はレストランやお土産物を売る売店、教室ができる施設になっています。
YAMAの家では、ハーブなどの植物を購入したかったのですが、それがあんまり販売されてなくてちょっと残念な感じです。
芝生広場 コテージ
オートキャンプ場はハーブ園などからはもっと上の方にあって、コテージなども何棟か見えていました。
芝生の広場などもあるものの、子ども達がもっと楽しめる場所、プレイロットがあります。
遊具1 遊具2
遊具3 アスレチックや滑り台で遊べるようになっているのですが、これが周りに遮る物のない山ばかり見える場所で遊べるので、開放的で気持ちが良いって感じです。
特に滑り台などは、ややスリルも感じながら、そしておしりが熱くなりながら楽しく滑れます。
全体的にはやや物足りない感じではありますが、キャンプなどをされる方、そしてとにかく雄大な自然を感じたい方にとっては満足できる場所ではないでしょうか。
2006.5.3(水)新規