香美市(旧香北町)

高知県中央とはいえやや北部にある町。高知県出身のまんが家、やなせたかしさんの故郷がここ。アンパンマンに出てくる風景はこの香北の山々や町を流れる川がもとになっているとか。
2006年3月1日より旧土佐山田町、旧香北町、旧物部村が合併して香美市になりました。

icon 旧土佐山田町


轟(とどろ)の滝

轟の滝石碑 轟の滝案内看板
国道195号線を南国市から北上し香北の街に入ります。ここからさらに国道195号線を北上し、香美市役所消防署香北分署を少し過ぎた所で左の県道220号線に入ります。これを少しの時間走行すると、物部川を渡る橋があり、渡って対岸に行きます。後は、案内に従って細い道をクネクネとひたすら走行していくと、轟の滝の駐車場に行き着きます。ここに駐車をして歩くことになります。
轟の滝への案内標識 日差しの暑いこの時期、この歩きが結構辛いのですが、滝に向かって歩いて行くと、道路から脇にそれて、人がやっと行き来できる程度の、舗装されていない小道を下っていくことになります。案内はありますが、本当にこんな所を通っていけるの?と思うような小道に不安を覚えます。それでも、意を決してこの小道を下っていくと、ほどなく小さな展望台のような小型の吾妻屋がある所に行き着きます。
轟の滝展望台からの眺め ここの前方に広がってくるのがこの眺めです。
緑の中に滝が3段になって水が落ちて行く様。なんともいえない眺め。確かにこの眺めはすばらしい。あの2段目位の滝つぼで泳ぎたいなと思えるような水の色も相まって、しばしその景色に見入ってました。まあ、涼みたいのもありましたが。(汗)
小道はまだ続くようです。ここからクネクネと下方に向けて続く道を下っていきます。途中結構大きな落石の形跡があったありで、少々びびりながら下っていきました。
何分位歩いたでしょうか。ついに谷まで下り切りました。
赤い吊り橋 ゴーゴーという音を立てている滝を左手に見ながら石伝いに、小島のような場所を抜けていくと、そこに金属製の赤い吊り橋がありました。歩く所は網状になっていて、下が透けて見えます。あまり高い所にある吊り橋ではないとはいえ、高所恐怖症の私には恐怖を覚えるに十分な高さです。(汗)それでも、あまりグラグラと揺れる橋ではないので、ここで少し滝を眺めてみます。
向こう岸に渡るとそこには上に行く小道があるようですが、どこへ行くのか分からないので、来た道を引き返します。
轟の滝左側から 轟の滝正面から 轟の滝右側から
轟の滝一番下の滝壺 轟の滝から吊り橋を
もっと滝に近づきたいと、岩を上っていくと、一番下の段の滝のたもとに行くことができます。あまり大きな滝ではないのですが、それでも上から絶え間なく落ちてくる水の勢いはなかなかの迫力です。滝つぼを見ると、そこに上がる水滴で角度によっては小さな虹を見ることができました。
下側からだと上の段の方はほとんど見えません。なので、上から眺めたような美しい眺めではなく、ただの小さな滝にしか見えませんでした。
この滝のたもとから振り返ると、ちょっと離れた所に先程の赤い吊り橋が見えます。
この滝のたもとの岩の上は、日差しを遮る物がなかったのと照り返しで凄く暑かったのですが、気が付けばろ〜るきゃべつと、YAMA.Rが足を水に漬けて涼んでいました。冷たい水で、汗がスーっとひいていったようです。
とはいえ、帰りは下ってきた道を上らないといけないので辛い感じですが、再度展望台から滝の全貌を眺めて癒されてから車に戻りました。
駐車場10台程度。近くにトイレがあります。お店らしき建物ありますが、行った時には開いていませんでした。
2016/08/11新規


朴の木公園

アンパンミュージアムから、国道を少し北上していくと、とても分かり難い案内が出ています。左折をするとすぐに橋で物部川を渡ります。
対岸で三叉路になるので、これを右折して少し走行すると、民家のっすぐ脇に小さな駐車場があるのですが、これが案内が無くて分かりにくく、その民家の土地かと思えたので、一旦は通り過ぎてとしまいました。その先にあるお寺に駐車場の案内があるのを発見して車を入れました。
この駐車場の片隅に朴の木公園までの案内の絵がありますが、この駐車場からだと結構歩かないといけません。そんなことで、先ほど通り過ぎてきた駐車場に戻ってきて、駐車することになりました。
この駐車場から道路と反対向けに、集落の方に進む小道があります。脇に水路がありその流れを見ながら進んで行くと、神社があります。この神社を左手に見ながらさらに小道を進むと徐々に公園が見えてきます。
朴の木公園 アンパンマンキャラ達1
アンパンマンキャラ達1 公園に入ってすぐから、ベンチが置いてあるスペースに早速アンパンマンのキャラクターが出迎えてくれます。
さらに、下をよく見ると、タイルにもアンパンマンのキャラクターが隠れているので探してみるのもいいかと思います。
歌碑ホオノキ 歌碑アンパンマンのマーチ
ここをさらに奥に進むと右手には歌碑が2基あります。左側画像はホオノキで、右側画像はアニメでおなじみのアンパンマンのマーチです。
石像と石碑 歌碑アンパンマンのマーチ
左手には大きなアンパンマンとバイキンマンの石像が、石碑を挟んで立っているのがわかります。
この石碑には、やなせ先生がお墓をどうしてここに作ることにしたのかが刻まれています。やなせ先生の原点がここにはありました。この石碑の後ろには木々のしげる山がありますし、反対側を見ると、物部川が流れ、さらにその向こうにはやっぱり木々のしげる山々が見えます。とても眺めのよいほっこりゆっくりできる場所だなと感じました。やなせ先生が眠るには最高の場所だし、ここしかないだろうと改めて感じずにはいられませんでした。
2016/08/11新規


セレネ

南国市の後免町から北へ美良布にあるこの施設、次のアンパンミュージアムと同じ所にあります。目玉は室内から屋外に通じるプール。屋外プールで泳いでそのままプールサイドで飲み物をなんてこともできるんじゃ。
軽く紹介程度でいつぞやかにより詳しく紹介できればと..。
セレネの看板 セレネの建物全容 花壇が綺麗!
画像左:道の駅と一緒になってます。  画像右:分かりにくいですが、屋外にプールがあります。
2002/03/24新規


アンパンマンミュージアム  icon HP

セレネのちょっとはずれにあるここ。今や子どもの人気者アンパンマンやその他多くのキャラクターが待っている所。
まず、建物に行くまでに、石で作られた大きなアンパンマンそして、小さ目ながらジャムおじさん、ばたこさんら各種キャラクターが出迎えてくれます。また建物の屋上には時間になるとアンパンマンが出てきたりというおまけが。切りのいい時間に外で待ってると見られます。
アンパンマンミュージアムとピースフルセレネ アンパンマンの石造がお出迎え。
アンパンマン出てるよ!! 画像上左:右はピースフルセレネという宿泊施設。
画像上右:アンパンマンの石像がお出迎え。
画像左:分かり難いですが建物右上がアンパンマン。
建物の1階は、木のタイルを敷き詰めた吹き抜けの広い所。右手にキャラクターショップが、左奥には大きな階段が、上を見ると大きなアンパンマンとバイキンマンがいたりします。床には木のタイルの間にモニタや模型が埋め込まれています。階段下にはパソコンがあって、アンパンマン関連のいろいろな情報を引き出す事ができます。
大きな階段を上ると館長室へ。たくさんの表彰状が飾られていたりします。
階段の横には本もあるよ バイバイキ〜ン!!
館長室 やなせさ〜ん! 画像上左:階段だよ。大きな絵も。
画像上右:こんなバイキンマンが上に。
画像左:館長室。マンホールの蓋もアンパンマン。
そして、またまた階段を上がっていくと、たくさんのアンパンマンの絵が展示されている4Fに行き着きます。見た事のある場面が見つかるかも。とってもカラフルで綺麗で夢のある絵が沢山あります。
別の階段から降りると2階にアンパンマンのグッズが沢山展示されてます。こんなにたくさんの物があるのかとびっくりすると共にあれもこれも欲しいなあという欲求が..。
たくさんの絵があるよ アンパンマングッズがあれもこれも欲しくなる
画像左:4F たくさんの絵が。とにかく綺麗。  画像右:2F たくさんのアンパンマングッズ達。
またまた階段を降りて地階にはアンパンマン号が出迎えてくれます。ちょっとした子ども達が遊べるものがあったりします。また、アンパンマンの世界がミニチュアモデルで再現されてます。いろいろと動きもあって楽しい。この中からお気に入りのキャラクターを見つけるのも楽しい。結構人気あり。
アンパンマン号だよ アンパンマンの街に入ってみたいな〜
画像左:でっかいアンパンマン号 記念撮影!!  画像右:アンパンマンの街が。アンパンマンはどこ?
今回はホールでニャンダーかめんの催しがありました。セル画やグッズ、ビデオを流したりしてました。また、ここでも、キャットタウンのミニチュアモデルがあってこれまた楽しい。そして、大きなニャンダーかめんのぬいぐるみが。もちろん記念写真を撮ってきました。これは4月初旬までの期間限定です。
アンパンマンミュージアムの入館料は詩とメルヘン絵本館とセットで大人:700円、中・高校生:500円、小人(3歳以上小学生):300円です。
キャットタウンだよ ニャニが ニャンだー ニャンダーかめん!!
画像左:キャットタウンの模型。欲しいこれ〜。  画像右:でっかいニャンダーかめん!
2002/03/24新規

改装されたという話を聞いてはいましたが、YAMA.Rもあまり興味を持たなくなり来てはいませんでした。
でも、つい最近、バイキンマンが操縦する、7mにもなるダダンダンが新たにできたとの話を聞き、その先の紅葉を観がてら寄ってみました。
やっぱり大きいです。よく観ると目も赤く光っています。なかなかの迫力です。とはいえ、動くところは無く、ただそこにあるだけなのが少し残念です。
ダダンダンだ! まるで箱 アンパンマンがこんにちは
2008/11/24更新


詩とメルヘン絵本館  icon HP

アンパンマンミュージアムから横の道を山の方へ50m程行くと道の左にあります。シンプルな外観。ほんわかしたムードが漂う中、小物の販売がされていたり、もちろん本も販売してます。
この奥に行くとやなせさんやその他の方々の本当にメルヘンな作品達がひっそりと展示されます。ただ、ここは撮影禁止。画像はありません。その雰囲気や作品を見てほっこりしてください。
この建物の道をはさんで向かいにあるのが右の建物。特別な催しのある時に開いているようです。YAMAの行った時には開いてませんでしたが、この建物の入口前の、アンパンマンのキャラクター達の石像がとってもかわいい。見ているだけでも楽しくなってきます。
詩とメルヘン絵本館 まるで箱 中だよ 奥に作品があるよ
石像が良い! 画像上左:詩とメルヘン絵本館。こんな外観。
画像上右:細長い中。奥へどうぞ。静かにね。
画像左:石像達が..。 手前はアンパンマンだよ。
2002/03/24新規