[7] いろんな言い方
ソリューション データ: 何かを聞き出したかったときには、 「どうしたんだ?」 よりも 「何があったの?」 あるイベントに行かせたかったときは 「君の役に立つよ」 よりも、 「私の代わりに見てきて報告してくれ」 ほめたり批評するよりも、 「好きだ」とか「気に入った」 という言い方をしたほうが聞いてくれる。
キーワード: 言い方を変えてみる。
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[6] 怒ってないよ
怒っているとか気にする
ソリューション データ: 普通にまじめに話をしているとき、怖い顔をしているとか、何か怒ってるとか、いつも気にする。 笑顔になることが難しい人やそういう時に、瞬間にでも両手で口角を上げて作り笑顔を作り、「怒ってないよ」と伝えることで、「あ、怒ってないのね」としぶしぶ納得して、次の話に移れたり、継続できたりする。
キーワード: 作り笑顔
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[4] ちょっとしたアドバイスで解消した虫パニック
虫パニック
ソリューション データ: ごく小さな虫にパニックになり大声を上げなかなか収まらなかった7歳の息子。そこで、「虫を発見したら大声でわざと大騒ぎをすると、こんな小さな虫はその声にビックリしてバタバタとこちらに向かって飛んでくる。発見したら動くのを止めて静かにその場から離れる。」と教えたら虫でパニックは起きなくなった。
キーワード: 親のちょっとしたアドバイス
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[3] 文脈の変容によって解消した兄妹のいざこざ
兄妹のいざこざ
ソリューション データ: アスペルガーの兄が同じくアスペルガーの妹の行動や言動を非難して、なぜそこで怒らないのかと親の態度を非難した時のことです。私は「あなたが小さいとき今と反対のことをして逆効果だった」と告げ、「どうしたらいいか学ばせてくれたのはあなただよ。あなたのおかげで、今、私はニコニコしていられるんだよ。ありがとう」と言ったらお互いに収まることができた。
キーワード: 文脈の変容
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[2] キャンプでの焚き火によって解消した火遊び
火遊び
ソリューション データ: 火にこだわりがある子ども。こっそり部屋で紙をこよりにして燃やしたり、ろうそくを付けたりしていた。ソーシャルスキルとしてカウンセラーから教えていただき、火の危険性、失火したらどうなるか等を私が指導したが、本当に理解できたか不安だった。 学校の教頭先生が少し問題がありそうな子を集めてキャンプをしてくださった。焚き火を心ゆくまで楽しんだようで、先生が「火っていいよな」とおっしゃったことが何か本人の心に響いたようで、それ以降、家族等でキャンドルパーティをしたりして火を楽しむようにしている。それから危ないことをしなくなった(と信じている)。
キーワード: キャンプ、焚き火
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[1] 他者からの褒めによって芽生えた自信
自信の低下
ソリューション データ: いとこが不器用だと思い込んでいたので障害者職業センターの手先を器用さを測るテストの受講をすすめた。すると好結果が出て、センターの人から褒められたら、「私って器用なんだ!」と良いところを認められるようになった。家族の褒め言葉より他の人の評価の方が自身につながるようです。
キーワード: 他者からの褒め
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