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小林正明相模原市議会議員 トップ >> 平成20年6月23日 建設委員会


建設委員会


相模原市議会議員 小 林 正 明


要約(会議録はこちらのPDFでご覧ください)

(1)県都市マスと市都市マスの関係

@県都市計画マスタープラン(県都市マス)と線引関係資料請求


A市町村都市計画マスタープラン(市都市マス)と線引関係資料請求


該当資料はこちら(資料3)


B資料開示後に、以下の質問に入る


C都市計画法上の県都市マス作成手続きの説明と今回の経緯


D都市計画上の市都市マス作成手続きの説明と今回の経緯


E県都市マスと市都市マスの関係

(2)旧3町の線引問題の合併後の検討経過

@合併協議会決定事項の検討の経緯につき、日程・検討機関など具体的に


平成18年3月以降、平成19年3月〜平成19年10月説明会開催


Aその際、合併決定事項(区域区分)の検討の有無とその内容を具体的に


B住民の意向を把握・確認する為の手段(アンケート?)


C住民の意向を踏まえることと説明会の相違点は


D住民の意向を把握・確認をしていないのでは


E推進の議会決議の際、線引き問題の議論(議会・執行部の各別に)の有無

(3)1市4町の合併問題特別委員会での線引問題協議の状況把握は

@相模原市


A城山町


B津久井町


C藤野町

(4)具体的に議事録を確認したのか

(5)陳情書にある1市2制度の検討の余地は(考えていないそうだが)

@1市2制度とは、聞きなれない用語だが、何のことか


A再度の検討の余地は、無いのか


B何故、不可能か


(6)陳情書にある「留保・凍結」の検討の余地は(考えていないそうだが)

@留保・凍結とは、聞きなれない用語だが、何のことか


A再度の検討の余地は、無いのか


B何故、不可能か

(7)加山市長の選挙公約=政令市推進と線引問題

@政令市推進は公約であるが、線引は公約していない


A例え、政令市が支持されたとしても、線引は支持されていない


B線引きは、合併決定事項がある以上、合併決定事項に拘束される

(8)市長発言

@合併の目的は、新市一体の町づくりであり、線引きは当然。


 A合併協議会決定事項が「新市一体のまちづくりを目指すために、3つの都市計画区域の統合を3年以内に検討します。」ならば、今回のような住民の陳情や国会議員の面談はあり得ない。


 B九州の鳥栖市に出来たことが、何故政令市を目指す相模原市に出来なかったのでしょうか。


 C合併決定事項を完全に無視した市長発言は、合併協議当時の助役とも思えない高圧的居直り・住民無視の姿勢である。


(9)合併決定事項(区域区分=線引)

@内容は


 A「土地利用の取り扱い(都市計画区域及び区域区分等)については、土地利用の規制の急激な変化を避けるため、現行のまま新市に引き継ぎ、合併後の新市において住民の意向を踏まえた中で検討します。」


B目的=土地利用の規制の急激な変化を避けるためとは


C手段=住民の意向を踏まえた中で検討とは


D何故、平成19年10月説明会資料・市長答弁の様に「1つの自治体として、一体的なまちづくりを目指すために、3つの都市計画区域の統合し、線引を検討します」としなかったのか

資料7 合併問題特別委員会 「土地利用の取り扱いの考え方について」


(10)急激な変化を避ける

@急激な変化を避ける


急激=変化や行動等が急で、激しい様、にわかで激しいこと、


急=「流れなどが速いさま、前触れもなく物事が起こるさま、いそぐこと、出し抜け、・・・」


※急いでやらないこと=時間をかけてやる=一定期間の猶予を以って取り組むこと

(11)副市長答弁

@副市長は、「線引きの時期を詳細に決めていないから、違反ではない」と断言。


A線引は、上記決定事項(急いでやらない、時間をかけてやる、一定の猶予期間を以って検討する)及び担当者の説明(今回の線引は無理で、10年後の課題)により、線引き実施の時期を、「10年後と詳細に説明した」ことは明らかであるから、急激な変化を避ける=10年後の線引となり、線引きの検討時期を、詳細に「10年後以降」と決めたことになるが


B確かに、線引き実施の時期を、年月日までは決めていないが、その前段の検討時期を、10年後の課題としているのだから、線引き実施の時期は検討後となり、結果的に実施の時期が10年後となることは、明々白白では


C従って、副市長の論理は、間違っていることを、正しいと思わせるようにしむけた詭弁(こじつけ・ごまかしの議論)では


こんな酷い屁理屈がまかり通るようでは、行政不信が拡大すること必定

(12)住民の意向

@住民の意向として、線引反対が多数の場合には、線引を断念するのか、強行するのか


Aその際の判断基準はなにか


(13)合併決定事項(区域区分=線引)の説明

@相模原市議会の議事録


A津久井町議会の議事録

(14)合併協議時の説明

@選択制可能発言


A5年先、10年先の課題

(15)現在の市の説明

@合併の目的=一体化の町づくり(市長発言)


A時期の詳細ないから、違反ではない(副市長答弁)

(16)急激な変化を避ける=柔軟な運用で対応すること

@柔軟な対応とは


A生産緑地制度


B開発許可制度(平成20年度終了)


C陳情者は納得は得られない

(17)線引の白紙撤回が必要

相模原市議会議員 小林正明 Mail:masaaki@kuh.biglobe.ne.jp 相模原市緑区町屋4-16-9 TEL:042-782-5969