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●知床(しれとこ)が世界自然遺産に―

 2005年(平成17年))7月17日、知床(しれとこ)が世界自然遺産に登録されました。
 北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島と、その沿岸海域が登録の対象となっている。半島中央部は、千島火山帯が貫き、海岸線は荒く海に削られた地域である。冬には世界で最も南端に接岸する流氷が訪れる。この流氷により大量のプランクトンが、サケなどの豊富な魚介類が生息する。サケは秋に知床の河川を遡上し、ヒグマやオジロワシなどに捕食される。これらの動物の排泄物および死骸は、植物の栄養素として陸地に還元される。このような、海と陸との食物連鎖を見ることのできる貴重な自然環境が残る点が国際自然保護連合(IUCN)に評価され、2005年に世界自然遺産の登録物件となった。
日本では、自然遺産として3件目の登録。また、海岸線から約3km沖まで登録地域となり、日本で初めて海洋を含む自然遺産登録物件となった。(Wikipediaから)






世界自然遺産―知床









世界自然遺産・知床のスナップ(2005年7月、20013年6月撮影)














































◆世界自然遺産・知床


 北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島と、その沿岸海域が登録の対象となっている。半島中央部は、千島火山帯が貫き、海岸線は荒く海に削られた地域である。冬には世界で最も南端に接岸する流氷が訪れる。この流氷により大量のプランクトン、サケなどの豊富な魚介類が生息する。サケは秋に知床の河川を遡上し、ヒグマやオジロワシなどに捕食される。これらの動物の排泄物および死骸は、植物の栄養素として陸地に還元される。このような、海と陸との食物連鎖を見ることのできる貴重な自然環境が残る点が国際自然保護連合(IUCN)に評価され、2005年に世界自然遺産の登録物件となった。日本では、自然遺産として3件目の登録。また、海岸線から約3 km沖まで登録地域となり、日本で初めて海洋を含む自然遺産登録物件となった。
 1964年6月1日 - 知床半島が知床国立公園に指定。
 1986年〜1987年 - 「知床国有林伐採問題」発生。
 1998年 - 斜里町、羅臼町の町予算に世界遺産登録事業費が計上。
 2003年 - 日本政府が知床を世界遺産物件としてユネスコに推薦することを決定。
 2004年 - ユネスコに対して推薦状を提出。
 2004年7月 - IUCNによる実地調査。
 2005年7月 - 世界自然遺産として正式登録。

 この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。具体的には、知床は海洋生態系と陸上生態系の相互作用を示す顕著な例である。そのたぐいまれな生物生産は、流氷の形成に大きな影響を受けている。なお、知床は流氷が漂着する海岸としては、北半球で最南端に位置する。知床は、シマフクロウやシレトコスミレなどの絶滅危惧・固有の動植物が生育する地域であり、またサケ類やトド、クジラ類などの海洋生物の生存にとって重要な海域を含む。さらには、本地域は世界的にも絶滅の危機にある海鳥の生息地であり、渡り鳥にとって重要な場所でもある。



◆世界自然遺産登録までの経緯


 【ダーバン(南アフリカ)=大脇真矢】
 日本政府が新たな世界自然遺産に推薦していた知床(網走支庁斜里町、根室支庁羅臼町)について、当地で開催中のユネスコの世界遺産委員会(委員国は日本など21カ国)は14日、登録を決めた。ユネスコに対しては、国際自然保護連合(IUCN)が知床の豊かな生態系を高く評価する報告書を提出しており、同委員会もそれに沿う判断をした。遺産登録により、国などは、地元の協力を得て自然保護を今まで以上に強く推進できるようになり、ユネスコは継続的に監視することになる。

 国内の世界自然遺産登録は、93年の屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森、秋田県)に続いて3番目だが、海域を合む登録は知床が初めて。同委員会の審議は丸一日遅れとなっていたが、知床の登録については異論は出ず、チリ、中国、ナイジェリアが支持を表明。審査は10分で終わった。

 知床の世界自然遺産地域は、知床国立公園や遠根別(おんねべつ)岳原生自然環境保全地域などの陸域と、海岸線から約3kmの海域で、面積は計約7万ha。

 知床は、流氷が流れ着く世界で最も低緯度の地域で、海洋と陸上の生態系が連続する食物連鎖が存在する。世界的にも高密度で生息するヒグマ、国際的な希少種のシマフクロウやオオワシ、オジロワシなどの繁殖地や越冬地にもなっている。

 委員会の評価は、知床の生態系について「特異な生態系の生産性があり、海洋生態系と陸上生態系の相互関係が示される顕著な見本」と指摘。さらに「多くのサケ科魚かい類、トドや鯨類を合む海棲哺乳類(かいせいほにゅうるい)にとっても世界的に重要だ」と高く評価した。だが、委員会は、(1)海域管理計画の策定を急ぐこと(2)サケ科魚類へのダムによる影響やその対策を示したサケ科魚類管理計画の策定(3)登録後2年以内に海洋資源の保全効果を評価する調査団を招くこと―を求めた。環境省などは今後の取り組みに責任を負う。

世界自然遺産
 ユネスコの世界遺産委が登録を決め、優れた価値のある地形や生物、景観をもった自然地域を、定期的な監視や締約国の分担金による基金などを通じて保護する。世界遺産にはほかに、建造物や遺跡などを登録する文化遺産、自然・文化両方の要素によって登録する複合遺産がある。 オホーツク海に角のように突き出た北海道の「知床」が、国内3番目の世界自然遺産に登録された。地球の財産として認められた貴重な自然と、漁業や観光による地元の人たちの暮らしを同時に守れるかが今後の焦点になる。先行した白神山地や屋久島では、登録で急増した観光客の影響などによって自然が脅かされている。知床の取り組みの成否は、後に続く自然遺産の侯補地の行く先を占うことにもなる。 「きょうは、お祝いの日とともに、世界遺産に恥じないように(知床を)守る日です」。11日に南アフリカ入りし、知床半鳥の写真入りの名刺を渡しながら「最後のひと押し」に懸命だった高橋はるみ道知事。丸一日遅れの審議に気をもんでいたが、登録後の記者会見で、笑顔を見せた。

 登録後には数点の難題が待ち受ける。特に重要なのは、登録を審査した国際自然保護連合(IUCN)が「海域保護」と「ダム間題」に注文をつけていることだ。

 知床の海に豊富なスケトウダラを追って網を破るトドは、国際的には保護対象になっているが、駆除している地元漁民にとっては害獣でしかない。約50カ所ある砂防ダムも、サケ類の行き来を妨げていると問題視されているが、下流にある民家や道路を守るためにつくられた。

 トドなどの希少種が生息する海域保護については、3年以内に海域管理計画をつくるが、作業部会の座長を務める桜井泰憲・北海道大教授は「既存の自主規制などを整理する」とするにとどまる。

 ダム問題では、北海道が今年度からサケ科魚類の詳しい遡上(そじょう)調査に乗り出す。IUCNは魚類の自由な移動を求めており、道は魚道を設ける方針だが、これだけでは不十分と考える専門家は多い。

 さらに、IUCNは、知床保護にアイヌ民族の参画を促している。知床の語源は、アイヌ語で大地の果てを意味する「シリエトク」といわれ、半島にはアイヌ民族の遺跡も点在している。アイヌの伝統的な儀式や自然の利用方法を活用して、エコツーリズム(環境保護と観光の両立)につなげるという発想だ。

 93年に世界自然遺産に登録された鹿児島県・屋久島と青森・秋田県にまたがる白神山地や世界文化遺産の現状を見ると、エコツーリズムや、環境保護と暮らしの両立の難しさが浮き彫りになる。
今年5月下旬、屋久島のシンボルの縄文杉(高さ25m、幹回り16m)に刃物によるとみられる切り傷が12カ所見つかった。

 屋久島の04年度の観光客は約29万人で、登録後に年間約8万人増えた。縄文杉を目指すコースにトイレは3カ所あるが、たまったし尿は地中に埋めており、川や水源の汚染が懸念されている。
 地充自治体などによる「屋久島山岳部利用対策協議会」は、登山道やトイレの維持管理のため、登山道一人当たり500〜1,000円の入山協力金制度を検討し始めた。

 03年度の白神山地の観光客は71万8,000人で、登録時の3.4倍。地元の青森県鯵ケ沢町が観光ツアーやおみやげ品の開発などでわくなど、地域振興に貢献している。一方で、野生植物の盗掘やごみのポイ捨てが後を絶たない。

 環境保護と観光の両立を目指す登山「エコツアー」のガイドで、マタギでもある工藤光治さん(63)は「基本的なマナーを守れない人が増え、山が変わってしまった」と嘆く。

 昨年7月に「紀伊山地の霊場と参詣(さんけい)道」として世界文化遺産に登録された熊野古道・伊勢路では、三重県尾鷲市の山道にある立ち木や岩に蛍光塗料などで書かれた「落書き」が相次いだ。「登録に同意していない」と主張する地権者によって書かれたもので、背景には「これまで通り林業ができるのか」という行政への不信感がある。

 知床には現在でも、年間約200万人の観光客が訪れている。遺産登録後はさらに増えると予想され、自然破壊はもちろん、ヒグマとの遭遇事故も心配される。

「知床」の世界自然遺産をめぐる動き
 1964年―知床が国立公園に指定される。71年―「知床旅情」がヒツト。77年―原生林の復元をめざす「しれとこ100平方m運動」始まる。86〜87年―林野庁が知床国有林を伐採しようとして反対運動が起きる。2004年1月―日本政府がユネスコの世界遺産委員会事務局に知床を推薦。7月―IUCNが知床を現地調査。8月―IUCNが日本政席にスケトウダラなどの保護とすべての砂防ダムヘの魚道設置などを求める。05年2月―IUCNから2度目の書簡。推薦地の海域拡大などを求める。5月―IUCNが知床の世界遺産登録をユネスコに勧告。7月―世界遺産委員会で登録を決定。
                  朝日新聞 2005年7月15日金曜日付



◆世界自然遺産・知床の見どころと温泉


 国立公園に指定されている知床は、原生林、知床連峰、奇岩奇石連なる海岸線は原始のたたずまいを残す。特に知床五湖、カムイワッカ湯の滝、知床峠などの知床8景が見どころ。さらに、幌別園地にある「知床自然センター」は、それとこの総合情報発信地の機能とダイナビジョンで大自然を満喫できる。また、「しれとこで夢を育てませんか」をキャッチフレーズに新たな夢に向けて「100平方運動のの森・トラスト」を展開中。産物は、馬鈴しょ、てん菜、サケ、マス。?01522−3−3131
・知床観光・宿泊の問い合わせ・JR北海道知床斜里駅前観光案内所 電話01522−3−2424
・ウトロ旅行案内所 電話01522−4−2639
・ウトロ民宿案内所 電話01522−4−2207
 知床峠はウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路の頂上(738m)にある。ドライブコースとして国内ベスト3に入る人気だそう。この展望台からは、目前に迫る羅臼岳(1661m)やオホーツク海、天気の良い日にはその向こうに浮かぶ北方領土国後島まで見ることができる大パノラマが開けている。ただし、開通期間は4月下旬から10月下旬まで。

★知床

 アイヌ語で「地の果て」を意味するシリ工トク−知床。人を寄せつけない断崖が続く海岸とそれに続く深い森、半島を貫く険しい山々、多くの川や点在する湖と草原、流氷など多様な自然の恩恵によって、野生動物の本来のままの営みが守られてきた。海と陸の生態系の相互作用とその特異な生態系が高く評価され、2005年7月14日、ターバンで開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で、知床は世界自然遺産への登録か決定した。
 知床国立公園は、日本最後の秘境といわれ、大自然の脈動が訪れる者の胸を打つ。200mも切り立った海食崖、回転木馬のように現れる奇妙な形の海食洞、そしてオホーツク海に注ぎ込む滝の数々。四季折々の知床連峰も忘れがたい。動植物の楽園でもある。ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウなどの鳥獣類が独自の生態系を築く。海側に目を向けると、近海にアザラシ、イルカが生息し、奇岩群のところどころにウミウやウミネコなどのコロニー(群生地)が見える。雄大な風景とともに、生態系をウオッチングする楽しみがある。
 知床は、ヒクマが高密度で生息する地域としては世界有数と言われる。森で木の実や果実を食べ、海岸で遡上するサケやマスを捕獲する、そんなヒグマ本来の姿が見られる国内で唯一の場所。知床でよく見かける動物としては、エゾシカやキタキツネ、エゾリスがいる。ほかにシマフクロウ、エゾクロテンやモモンガなど希少な野生動物も数多く生息している。さらに、知床半島の周辺海域は、日本で最も海獣類が豊富なことで知られ、冬にはアザラシや卜ド、夏にはイルカの群れやクジラなど多くの海の生物を観察することができる。厳しい気候と地形、豊かな森と海に恵まれた知床は、野生動物にとって最後の秘境といえるであろう。

  知床(観光船から、2013年6月撮影) (上)プユニ岬とオロンコ岩 (中右)カムイ
  ワッカの滝 (下)知床連山(右から羅臼岳 三ツ峰 サシルイ岳 オッカバケ岳
  知円別岳 硫黄山)

★知床五湖
 原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖。5湖を一周できる遊歩道がある。5湖を約1時間で回れる。知床八景の一つに数えられる観光地として、一湖を見下ろす展望台や湖を巡る遊歩道が整備されている。知床連山や原生林を水面に映す素晴らしい風景は、訪れる観光客の心をとらえて放さない。 遊歩道では、エゾリスやエゾシカなどが観察される一方、ヒグマ(羆)が目撃されることもあり、注意を要する。ヒグマの出没状況によっては、遊歩道の一部または全部が閉鎖される場合がある。また、夜間と冬期は閉鎖される。周辺の植生は、エゾマツやトドマツが主であるが、近年、頭数が激増したシカの食害のため天然更新が滞り、全体的な衰退傾向が危惧されている。2011年5月10日より度から遊歩道の入場制限、利用者の事前レクチャーの義務付け、有料化等「利用調整地区制度」が導入されている。

知床一湖(2005年7月撮影)

★プユニ岬(ウトロ港)とオロンコ岩
 プユニ岬は、ウ卜口から知床五湖方面へ約5km、幌別川を渡った上り坂にある。ウ卜口港周辺やオホーツクの海岸線を一望できるほか、夕景も美しい。
 オロンコ岩は、先住民族「オロッコ族」から、この名がついたといわれている。ウトロ港近くにある高さが60mもある巨岩。170段あまりの急な石段を上っていくと頂上にたどりつく。青く澄んだオホーツク海やウトロの町、知床連山などが広く見わたせる。

★知床峠
 斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上、知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠。天候が良ければ遠く北方領土国後島も望むことができる。
 ウ卜口と羅臼を結ぶ知床横断 路は、絶景のドライブコース。その頂上にあるのが知床峠で、目の前に標高1,660mの羅臼岳の雄々しい姿とハイマツの樹海の風 景が広がっている。横断道路の開通期間は、例年4月下旬〜10 月下旬。

羅臼岳(上)2003年6月 (下右)2013年6月 (下左)2014年7月撮影

◆羅臼岳
 知床半島にある火山群の主峰及び最高峰で標高1,660m。古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。1964年(昭和39年)6月1日に知床国立公園に指定され、2005年7月にこの山域を含む知床半島が知床(世界遺産)に正式登録された。日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている山である。

★カムイワッカ湯の滝

 活火山である知床硫黄山の中腹から涌き出る温泉が川に流れ込み、数段ある滝壷がそのまま露天風呂のようになっている。

★フレペの滝
 別名「乙女の涙」。知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し湧き出て、オホーツク海に面した高さ約100mの断崖の割れ目から静かに流れ落ちる。

★羅臼岳
 知床半島にある火山群の主峰及び最高峰で標高1,660m。古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。1964年(昭和39年)6月1日に知床国立公園に指定され、2005年7月にこの山域を含む知床半島が知床(世界遺産)に正式登録された。日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている山である。

★夕陽台
 ウ卜口の温泉街にある、その名の通り夕陽の名所。どの季節の夕景もそれぞれに印象的で胸を打つ。

知床観光船おーろら知床クルーザー観光船ドルフィン
 世界自然遺産・知床を船上から楽しめる。

観光船(右)とクルーズ船(2013年6月撮影)

◆知床五湖
原生林に囲まれた知床五湖は、一湖から五湖まで一周できる探勝路があり、誰でも気軽に自然探索を楽しめる。運がよければ野生動物を見かけることも。ただし、ヒグマの出没には気をつけること。
◆知床峠
ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路は絶景のドライブコース。その頂上にあるのが知床峠で、目の前に標高1,661mの羅臼岳の雄々しい姿とハイマツの樹海の風景が広がっている。横断道路の開通期間は例年4月下旬〜10月下旬。
◆フレペの滝
別名「乙女の涙」。知床連山に降った雪と雨が地価に浸透し湧き出て、オホーツク海に面した高さ約100mの断崖の割れ目から静かに流れ落ちている。
◆オシンコシンの滝
ウトロと斜里市街の間にあり、断崖から水しぶきを上げて落ちる涼味満点の滝。滝の上には展望台もありオホーツク海や知床連山が一望できます。
◆カムイワッカ湯の滝
知床連山の一つ、硫黄山から湧き出た温泉が滝となっている。7月から9月の70日間、専用シャトルバスが運行されているので、乗り換えが必要。
◆夕陽台
ウトロの温泉街にある、その名の通り夕陽の名所。どの季節の夕景もそれぞれに印象的で胸を打つ。ぜひ、カメラに収めてほしい。
◆オロンコ岩
ウトロ港近くにある、高さが約80mもある巨岩。急な石段を登って行くと頂上は平坦になっている。
◆プユニ岬
ウトロから知床五湖方面へ約5km、幌別川を渡った上り坂にある。ウトロ港周辺やオホーツクの海岸線を一望できるほか、夕景も美しい。

知床の温泉
◆ウナベツ温泉
斜里町市街とウトロの中間にあり、泉質は単純硫黄泉。
◆岩尾別温泉
原生林に囲まれた秘境の温泉。透明で柔らかな食塩泉。
◆ウトロ温泉
お湯自慢の宿がそろう一大温泉郷。泉質は重曹を含む食塩泉。
◆しれとこ自然村
緑豊かなキャンプ場にある温泉。窓からの海の景色が人気。
◆斜里温泉
泉源がオホーツク海に近いため、塩素イオンが含まれた温泉。



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