
備後西国 第19番 旭照山 円福寺
広島県庄原市実留町2774平成27年(2015)6月 現在
本尊は行基菩薩の作で、山内西の円通寺の本尊と同木、同作といわれています。
宝永3年(1706)6月、時の大守松平吉長公が淨玄谷よりこの地に移転、改築せられ、かつ霊仏なるをもって秘仏とし、三十三年目ごとに開帳と定められて今日におよんでいます。
本堂の本尊は禅宗の寺ですが、阿弥陀如来を祭っています。
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」


















(石柱が立っています)
アクセス
庄原市南西部にゴルフ場「庄原カントリークラブ」があります。そのすぐ西側を県道442号が南北に通っているので、ここを南下すると県道443号に出会う。この県道443号を東に進むと、すぐに小さな建物の実留郵便局があり道路脇の高い所へ実留小学校があります。川に沿った一部未改修の県道を2.5km程さらに東に進むと、圃場整備された田圃の間の道路脇に、うっかりすると見落としてしまう程の石柱に「円福寺入口」とあります。
まっすぐな上り坂の道を進むと正面にお寺はあります。寺前に広場がありますが、ここも道路のようです。「はみ出して停めてはいけません、庄原市」と書かれた注意書きがありました。その先仁王門の右脇に小さな広場があり駐車場でしょうか、ここに車を駐めました。
上下方面からは国道432号を北上し粟石トンネルを抜けて2.5kmで県道23号との赤川交差点そばにある峰田小学校脇を過ぎると三良坂方面の案内のある 木村川に沿った県道443号へ入る。しばらくは2車線の道だがすぐに未改修の狭い道になります、対向車に注意し慎重に進みましょう。2km程で寺の入口へ着く。