
備後西国 第18番 慈高山 円通寺
広島県庄原市本郷町233平成27年(2015)10月 現在
歴史は古く天平年間(729~748)諸国を行脚中の行基が観音、地蔵、毘沙門の仏像を刻み祀ったのが始まりとされています。その後この地を治めた地頭山内通資が文和4年(1355)に甲山城を築き、それまであったお堂を拡張して、菩提寺としたのが円通寺です。幾多の変遷を経て天文年間に山内直道通によって復興されました。
本堂は天文年間に建立された唐様建築で国の重要文化財に指定されています
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」
















(以前はここを歩いていました)


アクセス
三次市と庄原市を結ぶ国道183号沿い、庄原市西部にある備北丘陵公園から西へ約2.3km、七塚原にある県立大学から北方約1.8kmの七塚西交差点を 北へ口和方面に進みます。交差点からすぐに「備北ななつか病院」脇を通り約1.5Kmで「円通寺、甲山城趾」の道路案内標識あり。あとは案内板にしたがって1.5kmばかり田園の中を進むとお寺へたどり着く、寺の手前の道は山道で一度には曲がれない急カーブもあり、慎重に運転しましょう。
山道に入る手前の平坦地に「円通寺・甲山城趾駐車場と書かれ、数台は駐められる駐車場があり、ここへ止めて歩けば寺へは600m程です。また、少し手前山寄りの民家脇に寺の石柱が見えます。以前はここからお参りしたようです