備後西国 第3番 海潮山 磐台寺(阿伏兔観音)

広島県福山市沼隈町能登原1427

平成26年(2014)7月 現在

写真 本堂

写真 納経

 「阿伏兔(あぶと)観音」としてしたしまれています。創建の説は色々とありますが、天正(1573)の始め鞆の南、江の浦に次郎左衛門という魚翁がおり、熊野権現を深く信仰していました。ある時、観音の仏像一体が網にかかり、建智和尚とはかり阿伏兔岬に、一堂を建立して安置しました。のちに武将、毛利元就が御堂を建立して海潮山 磐台寺となづけました。

(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」   

   
写真1-1
「各 殿」(広島県重要文化財)/figcaption>
写真1-2
観音堂を境内から見ると
 
写真2-1
観音堂への回廊
写真2-2
石段になっています
 
写真3-1
回廊と鐘楼 (広島県重要文化財)
写真3-2
観音堂からの眺め
 
写真4-1
観音堂からの眺め
写真4-2
観音堂内部の天井絵
 
写真5-1
寺への道 
写真5-2
寺の入口

アクセス

 2番札所「福禅寺」前、市営仙酔島渡船乗り場から県道22号を福山市街地(北)方向へ1.7km進むと県道47号 沼隈方面へのトンネルへと入ります。グリーンラインとの合流点を過ぎてさらに短いトンネルを抜け約1.5kmで平地に出ます。道路標識に「阿伏兎観音」とあり、料理屋「あぶと別館」があるのでこの交差点を左に とって入ります。700m進むと「阿伏兔山森林自然公園」の広い駐車場があり、さらに進み料理屋「みかど別館」と「あぶと本館」の前を通り抜けると、数台の駐車場があります。海沿いの遊歩道風 の道を300m進むと突き当たりが目指す寺です。
(鞆から沼隈へのトンネルは全長約2.1kmで令和7年(2025)3月末に開通しました)

 

 

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