
備後西国 第2番 海岸山 福禅寺
広島県福山市鞆町鞆2平成26年(2014)6月 現在
村上天皇(946~966)の勅願所として空也上人開創の名藍で、古くから安産、海上安全の尊霊として有名です。また福禅寺内の対潮楼は元禄年間の建立で、仙 酔島、辨天島、皇后島が前にあり、正徳元年(1711)朝鮮の朝貢使季邦彦の書「日東第一形勝」の額があり、古来文人墨客の来遊多く、詩歌俳文の有名な物 が多数あります。
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」


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「対潮楼」からの眺め








前住職さんの説明を動画で紹介しています、独特の話しぶりです
アクセス
福山市街地から芦田川に沿っての道路を南下します。目標として「草戸大橋」から1km程南の「水呑大橋」をまず目指して進み、県道22号(福山鞆線)を進むと斜張橋の「芦田川大橋」からの交差点に出ます。この交差点を右にとって「鞆の浦」への道案内に従って県道22号を進むと、しばらくして左手に海が見えます。海沿いの道をさらに進み「水呑大橋」から10kmほどで、道路沿いに鉄工所が続く所を通り過ぎると、鞆の町並みに入ります。
町並みを進むと突き当たりが鞆 港です、150m手前左に市営仙酔島渡船の乗り場があり、向かいの高い石積みの上に目指す3番札所「福禅寺」があります。車は先ほどの渡船の乗り場の隣、もしくは手前に市営有料駐車場が有ります。
1番札所「明王院」からは芦田川堤防上の道を南方の鞆方面へ進みます。