
備後西国 第5番 転法輪山 浄土寺
広島県尾道市東久保町20-28平成27年(2015)11月 現在
備後の名刹浄土寺は推古天皇二十四年聖徳太子の開基と伝えられ、現在の建物は嘉暦2年(1327)に本堂(以前は金堂・観音堂と呼ばれていました)と相次いで再建されたものです。後醍醐天皇は綸旨を賜うて祈祷を命じ、又、足利尊氏は一万巻の観音経を読誦して戦勝祈願をしました。蓮如上人も参拝、名残の名号を残されました。
本尊観世音菩薩の霊験あらたかで、信者の賛仰篤く加えて文化財の宝庫です
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」
















アクセス
尾道市街地をJR山陽線と国道2号が隣り合わせで平行して東西に横切っています。国道に沿ってJR尾道駅から東へ約2km、市役所へ通じる道路との三叉路交差点が寺への入口です。国道ぎわに大きな石柱が立っていて、目前の線路を潜ると山門が見えます。車は図書館側から石畳の道を線路に沿って進むと、寺の西側に数台は駐車できます。または山門を通り過ぎ境内へも可能です。