
備後西国 第11番 今高野山 龍華寺
広島県世羅郡世羅町甲山152平成26年(2014)5月 現在
千弘仁13年(822)弘法大師の開基で、本尊は大師の作と伝えられています。鎌倉時代当地太田荘が、後白川院より紀州高野山は寄進せられると、その政所として大いに栄え、一時は龍華寺、金剛院、明神社の他10ケ寺および多宝塔も建てられていました。室町時代以降幾度の火災で現在は龍華寺、安楽院の二ケ寺を残すのみとなっています。本尊(国の重要文化財)、その他広島県や世羅町指定の文化財が多数あり、境内は県史蹟と して昔を今に伝える静寂境です。
また、龍華寺周辺の山一帯を森林公園として整備してあり。豊かな自然に恵まれ、春は桜、秋は紅葉と年間を通じて訪れる者の目を楽しませてくれます。
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」










「総門」に安置の仁王像






アクセス
高速尾道道世羅インターネットから国道432号甲山バイパスを西へ進むと甲山地区の中心部へ入ります。国道432号の南側を通る国道182号へと進み、世羅町役場入口交差点から少し東寄りの、広島銀行甲山支店 の「今高野山入口」交差点を南に入ると、すぐに芦田川に架かる朱塗りの橋に出会います。この橋を渡ると旧道(今高野山通)に出て、目の前が龍華寺の入り口です。
車は入口から 右手に少し進むと案内がある駐車場へ止めさせて頂く。総門を進むと今高野山や太田荘のことがわかる歴史資料館「太田荘歴史館」がありますります、是非とも見学しましょう。