
備後西国 第16番 結城山 吉祥院
広島県三次市三次町1059平成26年(2014)11月 現在
承和元年(834)三月、弘法大師の開基と伝えられ、昔日は境内四町四方におよび、七堂伽藍が揃っていたが、数回の兵火で焼失しました。
浅野長治公が三次に入封して以来、長治公は境内に寛永十年浅野家の菩提寺として鳳源寺を建立、つづいて慶安三年に、浅野因幡守母公寿正院殿の菩提をとむらうため、妙栄寺を建立しました。浅野長治公以来浅野家の祈願寺院として寺禄をうけていました。
寺宝として菅原道真公の真筆書一像があります
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」












アクセス
三次市市街地の北西部、桜の名所「尾関山公園」を目指して行くとよいでしょう。公園の北東400mの所へ目指す寺はあります。有名な大きく赤いアーチの「巴橋」を渡り、国道375号を道なりに北進。太才町交差点を左にとると100m程で道路沿い右側に山門があり、駐車場は山門すぐのとなり左手にあります。さらに100m程進むと、赤穂浪士で有名な「鳳源寺」があります