
備後西国 第13番 五雲山 龍興寺
広島県庄原市総領町稲草1092平成27年(2015)6月 現在
天平年間(729~48)行基菩薩が当地に桑の大樹(今の一本堂のところ)があるのを奇として自ら観音大士の尊像を彫刻せられたのが、現在のご本尊で秘仏雷除観音像として有名です。康永年間永井照重宿願成就により伽藍の大修理を行い秘仏三十三年相当を期として鎌倉建長寺大覚禅師を請じて開扉したところ五色の雲天を覆ったため五雲山 龍興寺と称しました。永井氏長州に移封の後曹洞宗仏蓋禅師を開山とし四世一線禅師の時、寛永年中卍山禅師当寺で剃髪の記念に植えた松の古木があります。
(参拝したとき本堂をはじめ緖伽藍の大規模な改修工事中で境内へは入はいられませんでした)
(参考)芦田川文庫 原田太朗著「備後西国三十三カ所」












アクセス
府中市上下から庄原へ向かう国道432号があります。庄原市役所総領支所、隣のガラス張りの球形の建物 道の駅「リストアステーション」の前を過ぎると上市の交差点にでます右に進むと庄原。そのまま直進し、県道78号を三良坂方面へ川沿いに1kmばかり進むと古い町並が続く下市の集落を通り、鍵の手に道を曲がるとすぐに有名な「一本堂」が道路沿いに見えます。
車は「一本堂」の右側を入ると山門前に駐車場があります。私は隣の「ふるさとセンター田総」へ置かせてもらった、道路から参道が続き、曲がりくねった大きな黒松並木をすぎると正面が山門です。