仁淀川町(旧仁淀村)

山間部にあり、北部を仁淀川が流れます。主な特産品はお茶で品質の良い物が生産されています。また、石灰鉱山のある鳥形山があるのもここになります。


icon 旧吾川村


中越家のしだれ桜

国道33号線を愛媛県方面へ進み、仁淀川町に入ります。ひょうたん桜の案内のある場所からさらに進んで行くと、中津渓谷の案内の後、左手に大渡ダムが見えてきます。この時期、こちらにも桜がたくさんありますが、目指す所はまだこの先にあります。3つ目のトンネルを抜けた所の左手に鉄橋がかかっています。この鉄橋を使って対岸に渡ります。対岸では真向かいにきちんとどちらへ進めばよいのか案内が出ます。ここで右折れして道なりに進んでいきます。この道路になると道幅は普通車1台程度のものとなり、行き違いにやや苦労するような道路になるので、慎重に進んで行く必要があります。今回は、幸いなことにあまり対向車も無く順調に進んで行きますが、こういう経路の常で、どんどん不安になりつつ、次の表示があるのかどうかも分からない中とにかく探し探しして進んで行きます。そんな不安の中、ちょうど別れ道になった所では、きちんと案内が出てきました。そのとおりに車を進めていきます。
その途中、道路から見下ろした所にちょっとした駐車できるスペースが見え、そちらに行ってみることにしました。
駐車場 桜1
桜2 しだれ桜
ここは複数台駐車でき、トイレや休憩所もあります。この周囲にも桜はあって、近くの民家の庭先にも綺麗なしだれ桜があります。ここでも十分楽しめますが、周辺の簡易的な地図があるので確認してみると、どうやら歩いて目的の中越家のしだれ桜まで行けそうです。
案内表示 そんなことで、車をここに置いて歩いて中越家のしだれ桜まで行くことにしました。
途中でも撮影ポイントがあるので、撮影をしながら歩いていきます。行きは上り坂になるので、ちょっと大変ですが、適所に案内があるので、それに従って上っていきます。
歩行して行く経路は車が通行する道路を短絡する形であり、2回ほど道路に出た後に中越家の入り口に到着しました。
中越家のしだれ桜 しだれ桜
中越家は道路から少し上った奥まった所にあります。少し上った時点で目前の大きな桜が見えてきます。これが目的のしだれ桜になります。
桜の元まで行くとその桜が建物の敷地と思われる庭から立ち上がっているのが分かります。そしてさくらが幹を伸ばした方向は斜面に向かって開けている方向で道路もあります。この周辺で桜の木はこれ以外に小さな木1本になるので、緑の中にあって、桜の桃色が際立って見えるうえに、樹齢200年以上で樹高10m以上になる巨木であり上方から枝をたらし、その枝に花があるもので、それはそれは美しい眺めを作っています。
中越家のしだれ桜 中越家のしだれ桜
中越家のしだれ桜 中越家のしだれ桜
周囲からは迫力ある姿を、そしてしだれている中に入ると、桜に抱かれているかのような感覚を持ちます。この様子であれば、また見に来たくなる木だと思えました。
眺め1 眺め2
中越家のしだれ桜を見終えて駐車場に戻る際にとっても感じが良かったので思わず撮影。いずれの桜も緑の中にあって映え、とても綺麗でした。
2015.4.4(土)新規