いの町(旧吾北村)

山間部にある自然豊かな村です。この自然を生かした観光面の取り組みにも力が入っています。
また、高冷地の気候を生かした農業が盛んに行われており、珍しい野菜なども栽培されているようです。
個人的には、なじみの薄いとこで通り抜けたことはあるのですが、しっかり訪問は今回(03/11/15)が初めてです。 2004年10月1日より伊野町、吾北村、本川村が合併していの町になりました。

icon 旧伊野町


グリーンパークほどの

伊野町から194号線に入り、愛媛県に向けてどんどんと北上していきます。吾北村役場を過ぎ5kmほど北上すると、右手にグリーンパークほどのの入り口を示すやや大げさな看板が目に入ります。
ここから道がやや細くなりますが、まだまだ2台が擦れ違うことのできる広さの道を、道なりに進んでいきます。どんどん山中に入って、坂道となったりしますが、ふいに開けてそこに建物がいくつかあります。ここからがグリ−ンパークほどのです。(走行時間1時間30分程度)
ここではいくつかの建物が広い範囲に点在しています。最初に行き着く所は森林生態学習館やバンガロー、研修宿泊棟、オートキャンプ場があったりします。時期的なもので、YAMAの家が行った時には閑散としていましたが、夏場とかはまた雰囲気が違うんじゃないかと思います。
では、まずは森林生態学習館からです。
森林生態学習館 館内展示
剥製群 バンガローです。
昔の学校をほうふつとさせる建物の中に入ると、いきなりいろいろな物が展示されているのが目に入ってきます。近隣の山野で採れるきのこの標本がたくさんあったり、いのししやらたぬき、鹿の剥製まで展示されていたりして、改めて自然に恵まれていることを実感させられます。また、木工製品も展示されていたり、木材の販売もあってみたりまさに森林を学習するという予備的なものって感じです。
実際のところ自然体験学習的なこともされているようです。その為に、この建物の中に研修室があったり、裏にはバンガローがあり、屋外の炊事場なども準備されています。バンガローのある所は川が流れており傍らに水車もあってみたりとっても癒されそうな環境です。
さて、グリーンパークほどのはこれだけではありません。この森林生態学習館のある所からさらにやや細くなる道を進んでいくとムササビ冒険ランド、お祭り広場に到着します。どちらかといえば、お祭り広場の中にムササビ冒険ランドがあるような感じですが、子どもさんがいると、迷うことなくムササビ冒険ランドの方で遊ばせることになるでしょう。
ムササビ冒険ランド1 ムササビ冒険ランド2
ムササビ冒険ランドというだけあって、遊具にムササビの顔がついていたりします。結構大きな物なんですが、この中にいろいろな遊具が組み込まれていてそれぞれの場所でいろんな遊び方をすることができます。
釣り橋があったり、迷路があったり、滑り台があったり。しかし、ちょっと分からなかったのは、ほとんど垂直に落ちる滑り台のような物が2つもあって、単純に滑り台じゃないだろうなって感じのが。これはっきり言って危険です。
まあ、ちょっとお城のような感じもありながら、その一番上からの眺めはとっても良かったですね。周りの山々を眺めることができますが、YAMA.Kは高所恐怖症なので、あまりここにいるのは止めておきました。(笑)
ステージ テントを張ってます。
すぐ横のお祭り広場では次の日に開催される年1回のほのぼの王国もみじ祭りの会場作りが行われていました。本当はこれに来てみたかったのですが、日を間違ったがばっかりにこの催しには来ることができず。でも、遊びに来てる人はほとんどいなかったんで、貸切のような状態だったのがよかったですね。とにかく弁当を食べながらゆっくりしました。
弁当などはここでは売っていません。ジュースの自動販売機だけがありました。
また、トイレも綺麗なのがあったので安心して来られます。
吊られたハンググライダー 射撃場らしい
ずっと広場の方から上がってきてムササビ冒険ランドに来るのですが、さらにその上の方に上がっていくとこんなの(画像左)があります。これなんだろうなって思ってようく見てみると、なんとハンググライダーをワイヤーに吊るしてあって、これでお祭り広場の隅の方まで降りられるようになっているようです。おそらくハンググライダーを安全に体験するという物なんでしょうけど、今回は営業していなかったが為に入り口は閉ざされていました。
そしてその脇には、どういうわけか射撃場があったりします。ここも営業していなかった為にどんなふうにするのか分かりませんが、射撃場と書いてありました。
4輪バギーコーススタート地点 モマモーターランド
射撃場のちょうど向かいに四輪バギー乗り場があります。(画像左)以前はMTBもできるようでしたが、案内パンフレットを見ると消してあるところからすると、この4輪バギーしかしていないんじゃないかと思われますが、やっぱりここも営業しておらずひっそりとしてました。イベントの準備の為の休みか、シーズンオフに入っているのか、軒並み動の遊ぶ物っていうのは営業しておりませんでした。これがちょっと残念なとこですけど、この4輪バギーあたりは乗ってみたかったなあって思います。
そして、画像右はカート場です。モマモーターランドっていう名称がついています。この”モマ”っていうのは、この土地でムササビのことをこう呼んでいるようで、それをそのまま名称に付けてしまったようです。
恐らく、カート持込で走りたい方に貸し出しているのだと思いますが詳細は分かりません。ここはちょっと外れにあって、ここまで来たのはエキゾーストノートが聞こえてきたからです。そうです、どなたかが走っていたんですね。3台のカートが持ち込まれ走っていました。見てる方もスピード感万点なので、ドライブしてる方はさらに凄いことになっているんだろうなとか思いながら見てました。コーナーではキュッキュッキュッてな感じでお尻を振りながら走り過ぎてました。面白そうでした。

全体的にはピクニックがてらお弁当やら飲み物を持ってゆっくり来るといいでしょうという感じです。夏場の方がいいかもしれません。夏場ならキャンプをしにっていうのもありでしょう。
今回は紅葉も合わせてということで来てみたのですが、紅葉の方はまだ早いのかほとんどらしくはなってなかったですね。そしてシーズンオフの為か、準備に忙しいのか動の遊び物の体験ができず残念ではありました。乗り物などは別の機会にってことになります。
2003.11.15(土)新規


西滝

国道194号線よりグリーンパークほどのの方への道を走ります。何キロか走ると左手の方に小さな看板があり、左手に曲がれるようになっておりそちらの道へ入ります。(農道程野線というそうです。)この道は車1台が少し余裕を持って走れるくらいの道幅しかありませんが、その近辺に住んでいる方の生活道路となっています。そういった家の前を通り過ぎながら、どんどん登っていくと道は行き止まりになります。
道が無くなってしまったと思うのですが、よく見ると、なんと、ここが西滝へ行く人々の為の駐車場。といっても2〜3台くらいしか駐車できない、ちょっと道幅の広くなった所っていう印象です。
滝への距離を示す標識です。 向うの山
やや、びっくりしながら、西滝へ行く為の標識を見たりします。ここからはもちろん歩かないといけないのですが、その小道の周辺にそのあたりで拾ったと思われる杖がたくさん転がっています。自由に使っていいようです。なんでこんなのいるのとか思いながら小道に入っていったのですが、後でその必要性が分かります。小道はとても細くてもちろん舗装もなにもされていないくて柵もありません。足を滑らせればそのまま斜面を落ちて行くので注意が必要です。木々の切れ間から向うの山が見えます。画像右がそれですが、ムササビ冒険ランドのある所が見えます。あんな所だったのなんて思ったりします。この辺りの道はまだまだ楽な方で、割と順調に歩みを進められます。そうこうしていると、道が無くなって川となり大きな石がゴロゴロしてます。もちろん、この石の間を縫って進んで向こう岸へ渡ります。すると、またまた標識があり、よくよく読むと、”西滝全景”と書いてあります。後ろをやや見上げるように振り向くと、そこには西滝の全体を見ることができます。
西滝全景 間近で見るゴウゴウとした迫力的なものは感じられないのですが、切り立った崖から水が流れ落ちて滝となっている様子をはっきりと見ることができます。そうなんですね、先ほど渡ってきた川っていうのが、この西滝からの流れだったのですね。
ここはまだ、ベストスポットからいうと手前の位置で、まだまだ奥に小道は続きます。ここから竹薮の中に入っていくのですが、とたんに道が険しくなってきます。落ち葉があって滑りやすく、登り坂やらクネクネと曲がっていたりとか。実際私転んで手の皮を剥ぎました。注意してください。(T▽T)
本当はもっと登っていってベストスポットまで行きたかったのですが、今回はここまでで断念しました。
この道はずっと続いて、東滝なども見ることができるようです。山道を散策しながら滝を楽しんでみるのもいいでしょう。
自動販売機類はありません。ゴミは持ち帰りましょう。
2003.11.15(土)新規


道の駅 633美の里

伊野町から国道194号線を北上し、国道439号線と交わる道となりそこから東向けに走るのですが、右手に上八川川を見ながらほどなく走ると、左手にちょっと変わった建物が見えてきます。
633美の里建物 ここが633美の里です。なんと、それぞれの国道の数字を足し算するとこの数字になりそのまま道の駅の名前にしているようです。この村にはむささびが生息することもあり、偶然にもって感じですが、上手く付けられた名称ではないでしょうか。
東西に細長く駐車場があり、その東の端にこの建物があります。
建物の中です。 名珍菜です。
建物の中は左画像のような感じです。地場産品の販売をしているのはもちろんですが、ここではちょっと特色があって、名珍菜といってやや風変わりな見慣れない野菜を販売しています。右の画像がその一部ですね。画像中の左は大根かかぶ、右はかぼちゃです。こんなかぼちゃ見たことありますか?
また、ケーキの販売もしており、以前グリーンパークほどのにあった”森の小さなお菓子屋さん”がここに入っています。また、”むささび亭”では食事を摂ることもできます。
YAMAの家では半分おきまりのようになってるシャーベットを買いました。YAMA.Rのリクエストです。ちょっと寒いのに食べるのかと思いましたが、食べたいという物ですから買いました。
自動販売機、トイレあります。
2003.11.15新規


おいしいんだもの ゆずシャーベット

吾北村の道の駅 633美の里で販売されているシャーベットです。
ゆずシャーベット蓋は緑ですが、中身は緑色ではなくどちらかといえば卵色っていうやや黄色っぽい色です。ゆずシャーベットていうことで、もちろんゆずが入っているわけですが、あまりしつこくなくあっさりとした感じのあまり後をひかないゆずの味がとっても心地が良いです。量は普通にスーパーとかで売っているカップアイスくらいあるので、十分に食べられます。
実は、ここだけではなくて他の道の駅でも販売されているようですが、YAMAの家が買ったのがここでしたので、ここに載せておきます。1個160円。
2003.11.15新規