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  •  2014年元旦、”朝まで生テレビ”を見ました。ここで靖国参拝の支持か不支持の電話・FAXアンケートを実施しましたが、結果は”支持”の圧勝でした。田原総一郎氏の”同じ人が何回か電話をかけている”発言、どなたかの”統計上無効”や”母集団を代表していない”などの発言を聞いた時、笑ってしまいました(^^!。

     実は、数学的にはこのアンケート結果について問題無いと思います。”アンケート 標本数”でサーチかけると、どの程度の数のアンケートをとれば母集団(この場合日本国民)の傾向を反映出来るかを調べる事が出来ます。難しい事は抜きにして、結果だけ記すと下記になります。

    有効なサンプル数n=384件
    条件は無難と言われている下記の値を使っています。
     N:母集団の数 とりあえず1億人として。別に100万人でもも変わらないです
     E:最大誤差=0.05
     Z:標準偏差95%の正規分布=1.96
     P:母比率=0.5
     この条件や算出式の内容を理解したいのなら高校の時に使った確率・統計の参考書をヒモとけば良いです。母平均、母比率の推定当たりと思います。私が見ているのが、ちょっと古いかも(^^!。WEBの方が実際分かり易いです。

     朝生では確か800件くらいあったので有効と見なしてよいでしょう。条件はやや粗いと思いますが。。別件で共同通信が行ったアンケートは条件を何も示していない結果で靖国参拝で他国の配慮が必要?が70%と出していましたがこちらは数学的に問題と思いました。実はWEBで共同通信のアンケート実施方法の暴露が出ており、この条件を仮に信用すれば、アンケート数(サンプル数)が100件程度しかなく、誤差が非常に大きく、偏りが大きいものです。もはや数学的には信用に値しないものです。共同通信はアンケート結果についてせめて件数くらいは出すべきですね。数学的に条件を満たさない場合、法に触れている可能性があるかもしれません。法には詳しくは無いですが。
     テレ朝のアンケートについては数学的には問題ないのですが、先の発言をした方々は、おそらく、視聴者が偏っていると言いたかったのでしょう。支持か不支持の比率はそれほど外れていないと思いますが、視聴者の年齢層には偏りはあるでしょうね。推測ですが、不支持派にとってはもっと不快な現実がありそうです。

     ところで靖国参拝の是非については、国民とマスコミの間に乖離が起きています。今回のテーマはこちらです。
     結論から言えば、マスコミに裏切られたという感覚を持つ多数の視聴者が、反マスコミという選択をしていると思います。例えばマスコミが靖国参拝不支持なら、靖国参拝の是非に関わらず支持に回る等です。あえて名づけると”反マスコミ派”になるでしょうか。ちなみにこの場合のマスコミとは朝日・毎日新聞とその系列の事ですね。

     切っ掛けは橋本氏の慰安婦発言問題で朝日・毎日新聞によるニュアンス偏向が明らかになった件からでしょう。この時は橋本氏がかなり叩かれましたが、一方、マスコミの強引な手法を目の当たりした国民に、マスコミに対する不信の種を植えつけました。
     その他、韓国の靖国放火犯引き渡し拒否や、対馬の仏像盗難、徴用裁判での条約違反について、ほとんど報道しない事で、国民から隠蔽と映りました。一方、産経新聞などは事実を報道し続けたし、インターネットでは動画やサイトなどで証拠が残りました。

     人間って当たり前ですが、判断を要する案件がある場合、それが重要であればある程、隠蔽が発覚した場合”裏切られた”と強く感ずるのです。今までのマスコミ社会では、不利な情報を告げず世論誘導するのが常識だったのでしょう。
     ところがインターネット時代の現代では、まず、何を隠蔽したのか粗探しされます。そこで隠蔽していたものが出てきてしまったら、”裏切られた”と感じるのです。
     例えば”韓国との関係改善”を訴えるのなら、条約違反に触れない時点で”隠している”と捉えられてしまいます。その場合、読者側は、隠し事をしておいて何を白々しい事を言っているのやら?という風に捉えてしまいます。

     今回の靖国参拝についてもアメリカ大使館の靖国参拝失望発表は、アメリカ大使館により再度説明があり、アジアの安定を乱したことに対する失望となっていました。参拝そのものは信教の自由に関するもので、アメリカは否定しないのは当たり前と思います。私もこの誘導にころっと引っかかった口ですが(^^!。
     ”参拝に失望””アジアの安定を乱した事に失望”ではニュアンスが異なります。
    実はアメリカ大使館の発表の原文を読むと、最初からそのように書いてあります。ところが新聞の記事になる段階で、ニュアンスが変わっています。今回も偏向報道したと言えそうです。そしてこれがばれた時点で”裏切られた”と国民は感じてしまいます。
     田原総一郎氏や他の方々も、上流階級というか、そういう方面の方々なんだろうと思います。残念ながら、多数の国民の心理を理解出来無くなっている様に思います。それが日本国民の中韓への怒りを増幅する形になっています。当人達は意図せずやっているのでしょうが。なんとかして欲しいですね。本当に。。

     ちなみに最近、朝日・毎日新聞とその系列のマスコミの報道が却って、日本国民の中韓に対する怒り・憎しみに油を注いでいる様にみえます。困ったなぁと思っています。そろそろ憎しみの連鎖を断ち切って欲しいという気持ちもあります。
     嫌韓派の私としては不本意ですが、マスコミが中韓との関係改善の記事を出すのは構わないと思っています。しかし、その際、韓国の放火・盗み・条約違反等に触れないと、日本が我慢して黙認すれば良いと日本の読者に取られます。そう取られないような記事を書いて欲しいですね。もう遅いかもしれませんが。案外、朝日・毎日系列から、産経新聞に切り替えた所も多いのではないかと思います。マスコミが情報を独占出来る時代は終わっており、隠蔽等の併用による世論誘導が出来る時代は終わっています。

    (2014/1/3 記)

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