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  •  猪瀬知事の五輪発言に対し、5/1のYahooにて”猪瀬知事の謝罪受け入れ=「日本との長年の友情重視」―トルコ”の記事が出てました。
    正直思いましたね。器というか格でトルコに負けたな!!っと。なんだかなぁ。。 猪瀬さんは名うての論客で勉強家だと思いますが、海外経験の無さによる国際感覚の疎さが発言に滲み出てましたね。

     私がかつてアメリカのシリコンバレーに滞在していた時、現地スタッフの方との食事の席で「幽霊は信じない」と話したら、烈火の如く怒られ、人間じゃないくらいの事を言われました。後で日本人スタッフの方に聞いたら”幽霊を信じない””神を信じない”と同じくらいの意味を持つのだそうな。ちなみに私は日本の神様、仏様への信仰はありますが、それと幽霊は別ものと考えている派ですね。
     アメリカは、日本人が考える以上に宗教について敏感なところです。西欧で政教分離が提唱されたのは、宗教に敏感な社会だったからと言われています。海外に居て宗教に関する事を肌で感じると、普通の食事の席ですら宗教の話はしなくなります。宗教発言に関しては否が応なく慎重になりますね。

     今回は猪瀬さんの名声の高さが禍したのでしょう。国際感覚に疎い知事なら、海外通の取り巻きが教えてくれたはずですから。周囲を責める事は出来ないでしょう。私自身もニュースを見た時は”えっ!あの猪瀬さんが!?”と思ったくらいです。

     猪瀬さんは、若い時に1年ほどアメリカなど海外で過ごすべきでした。頭で理解するという事と、肌で感じるというのは話が別です。でも謝罪した事はGoodでした。しかし、謝罪に徹したとも取れ、宗教に関してはまだ軽く考えているような印象を受けました。猪瀬知事の辞任要求の報道も一部出てますが、それは東京都民に判断させれば良い事です。個人的には猪瀬さんの論客としての姿は好きですし、データドリブンの論理的な考え方には賛同してます。惜しむらくは、海外経験の少なさのため、器が日本国内向けにこじんまりと出来てしまった事です。都知事なので国際感覚をそれほど必要とする訳ではないですが、在任中にオリンピック招致の責任を負わされてしまった事は不幸でした。まだチャンスはあります。ここから一発逆転の努力をして欲しいです。
    (2013/5/3記)


     猪瀬知事はトルコ大使館にまで足を運び、謝罪したとの事です。この事はトルコの方にも充分気持ちが伝わったのではと思います。日本人らしい謝罪の仕方です。猪瀬知事頑張ってください。素直にそう思います。
    (2013/5/16追記)

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