まだ分かっていないんですね。なんだかなぁ。2010年9月7日の尖閣諸島中国漁船衝突事件で海保の映像を国民に公開せず隠蔽、容疑者をさっさと帰国させる等を指示した当の本人だからです。この件では当時の管総理は少しカワイソウで同情してます。田原さんは仙石さんを買っているようですが、国民に事実を隠す行為が、国民を信じていない行為の裏返しであると何故わからないのでしょう。
このご時世にもはや隠蔽等は出来ません。隠蔽が手段の一つだと考えている田原さん、仙石さんはもはや時代遅れの人でしょう。情報というのは制御するのではないのです。国民に”見る”、”見ない”を選択させるのです。経済政策は確かに田原さん、仙石さん当たりは正しいと思いますが、この隠蔽行為で国民の大半の心が離れてしまいました。今回の選挙で仙石さんにノーを突きつけたのは、当たり前なのです。民主党の大敗は外交面の失点が多すぎた事、中国が選挙中にすら領空侵犯まで行い自民でないと領土を守れないという不安から投票した人が大半だと思います。少なくとも管理人はそうです。
経済政策に関していえば、民主党の方が上だと思っていますが、すでに小刀を振りかざした隣国がいる以上、最優先課題は外交となります。中国・韓国に足を引っ張られない状況を作ってからの経済政策です。自民に対して経済の根本対策を期待している人は余りいないと思います。経済は短期の施策だけでも構わないと思っていると思います。管理人はそう思っています。田原さんはそこを分かっててあえて増税の話をしているんだと思いますが、今はとにかく領土を守れる政府が必要と国民が判断したのだと思います。
一方、外交が強い自民、経済が強い民主・他の党など選挙の選択肢は残して欲しいです。民主は外交面で売国と思われてもしょうがない印象を与えました。野田さんがなんとか頑張っていますが、野田さん個人の意思しか伝わってこず、他のメンバーの外交の印象が悪いです。そこをなんとかしないと次の選挙でも民主党に投票する人は増えないと思います。
(2012/12/17 記)
 | 価格:1,944円 |
