ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ:Wall Street Jounal)と言えば、公平で確かな取材と何かで読んだ気がしますが、この記事では一部はそうでない気がします。
ちなみに「あからさまに人種差別的な感情の台頭は、領有権や日本が第二次大戦で果たした役割をめぐって中韓と厄介な論争に陥っている最中に起きている。これに経済的優位性の低下が加わり、多くの日本人の間に敵意と不安感が広がってきている。」が違いますね。
それまで嫌韓と無関係だった人達が嫌韓になったのは、サッカーのある日韓の試合で韓国チームのファンが東日本大震災を祝うと書かれた横断幕をおろした事がきっかけです。この映像をみて、韓国に対して激しい怒りを覚えました。
このような行為は国によって捉え方が違い、アメリカではスポーツでの悪ふざけで済ましてくれるのかもしれないですね。しかし日本では「言って良い事と悪い事がある」という言葉があり、冗談で済まされない内容は言って悪い事に相当します。このような時は大体人間関係が終わり謝罪すら受け付けない状況になります。この東日本大震災を祝う横断幕が言って悪い事にまさに該当しました。
私は、この映像がきっかけで、その瞬間から嫌韓になりました。この記事の経済的優位性の低下が加わりを理由にしているのは一体日本人の誰が言ったのだろう?。日本の偉い人なんだろうか。。。多分金持ちの人でしょうね。経済云々と言ってる位なので。日本の一般市民に聞いて回れば、すぐに東日本大震災を祝う云々という情報は手に入ったはずなんですがね。元々領土や歴史問題で嫌韓の人は居ました。しかしそれらは少数派であり、大半が無関心でした。恥ずかしながら私も無関心派でした。あの映像がきっかけで嫌韓になったのです。その画像はインターネットで拡散され今でも見ることが出来ます。この横断幕事件はテレビのニュースにもなり、インターネットでもすぐ拡散されたので、多くの日本人の目に止まった筈です。この映像を見た日本人が職場・学校などでこの話をした結果、この映像を直接見ていない人の間にも嫌韓が広まっていったと思います。嫌韓が増加した時期と一致するのではないでしょうか。一度嫌韓になるとWebに掲載された韓国が日本に対して行ってきた数々の行為の記事に目を通すようになり、ますます嫌韓度がUpします。
東日本大震災を祝う行為は日本人の私にとっては国交断絶の充分な理由になる程ですが、他国では大した内容に見えないのかもしれないですね。だとすれば、この感覚は日本人独自の感覚でアメリカには伝わらないかも知れません。これでは、日本の嫌韓デモはいつまでも海外では理解されず、謂れのない中傷を受け続け、怒りが積もり、段々と過激さを増していくのかもしれないですね。なんだかなぁ。。
ヘイトスピーチは、日本の嫌韓だが穏健な一般市民から同意を得ることは難しいです。又日本人の品位も疑われます。日本人なら韓国の反日ネガティブキャンペーンのような卑怯な方法や反日デモのような暴力行為では無く、正々堂々と日本国民に問えば良いと思います。韓国との国交断絶を国民投票にかける運動に転換すれば良いです。
国民投票をするためには第96条の改憲が必要でしょう。私は今度の選挙は96条改憲の支持で投票します。そして韓国との国交断絶を国民投票に!!国民投票まで持っていければ、さすがにマスコミも日本の嫌韓の本当の理由を記事にせざるをえないでしょう。オリンピックでは真の強者は不公平な状況でも正面から突破します。マスコミが事実を書かないか若しくは書けない何等かの圧力を掛けられているのであれば、それを上回る市民の力で跳ね返せば良いのです。さすがに韓国との国交断絶法案が通過するとは思っていませんが、市民の声が高まっているという強力なアピールになります。
ところで世界のウォールストリートジャーナルが日本の嫌韓について、この程度の理由しか書けないは残念。。。他の記事もその程度なのかもしれません。論理的に考えればウォール・ストリート・ジャーナルの取材ソースは偉い人か金持ちですよね。私とは縁の無い世界の住人のための新聞ですね。しかし影響力は大きいから、事実を書いて欲しいですね。
(2013/5/19記)
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