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  •  大阪バスケットボール部のキャプテンが体罰を苦に自殺した問題で私が考えていたのとは、違う展開をたどりました。まず橋本大阪知事が強権を振りかざし、入試の取り消しを求めました。入試を止める事に意味があるのか?と正直思いました。この件で桜宮高校の生徒さんが勇気を持ってTVの前に出て立派に反対の意思を示し、反論しました。一方教育委員会は、橋本知事と生徒の希望を取り入れて結論を強引にまとめた印象はぬぐえないです。なんだかなぁ。。。。

     橋本知事の主張は当然です(一般市民の愛国者である私は、竹島問題で共同管理を提言した橋本知事は嫌いなので、橋本知事の肩を持ちたくないのですが。)。大人の世界の立場から、助言します。入試の取りやめに対して「嫌だ!」とか「反対だ!」の感情論は大人の社会では通らないです。私も若い頃、理不尽な対応に対して、色々反発しましたが気持ちを伝えるだけでは通らないのです。大人側には色んな視点があり、話は単純ではないのです。このような場合、大人の世界では事件に対する対策を示すのが普通です。おそらく、今回の件では、具体的な対策をを示せば状況は変わると思います。今回、高校生が一人亡くなっています。子供を失った親御さんがいます。だからこそ、二度と自殺者を出さない対策は在校生にとっての義務なのです。そこが伝わらないから橋本市長も強硬な態度をとります。今回見せた勇気をもう一歩進めて、具体的な対策を示せば橋本知事の態度もおそらく、一変するでしょう。
     在校生にとって、辛い練習や経験を乗り越えたその居場所は思い入れも深く、絶対に譲れないという気持ちも分かります。でも自分の居場所は自分で確保するものなのでです。誰かが確保してくれるわけではないのです。だから相手が大人なら、大人が納得する方法で対応しましょう。その経験は社会に出ても役にたちます。
     勇気ある高校生よ。その気持ちを一生忘れないで。今回の高校生の勇気に対して、私は全面的にあなた方を支持します。
    (2013/1/22 記)

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