登山道整備記録

　朝日連峰小国口登山道整備（草刈り）は、昭和の終わりごろから関わり始めました。
始まりは山さんと息子（中１）、息子の担任内野先生とその友人先生の４人で、昭和６１年７月（１９８６）三面口から朝日連峰を縦走したことに始まります。
大朝日岳を降り平岩山頂を迂回するコースを歩いたのですが、ハイ松が生い茂り難渋しました。
後日地元五味沢（徳網）の民宿に宿泊した折、酒飲み話でその事に触れ難渋をしたことなどを話し、登山道整備の話になりました。とっつぁん曰く「昔は一声掛けると地域の人が手伝ってくれたが、今は皆街へ車で仕事に行くので手伝いが無いのです」との話。山さんが「私は草刈り機を使用したことは無いが、来年からやってみましょう」と手を出したのです。
草刈は満足いくものではありませんでしたが「やぁ、お疲れさん。まぁ一杯どうぞ」と言って喜んでくれました。
それから私一人で手伝ったのですが、釣り仲間、山仲間が年々加わり人数も増えました。ネットで募集をしたら首都圏を中心に大勢の方が参加して下さいました。
多い時は３０名近くもの参加が有りました。それら草刈りや登山道整備を、当HPに乱雑に掲載していた過去の記録を、今回一覧表にして索引をし易くしてみました。

足繁く角楢小屋を中心に通っているうちに、角楢小屋の老朽化や、荒川に架かる３箇所の１本吊り橋の危うさや老朽化を見て、それらの改築などにも手を出したりしました。
今ではそれも懐かしい思い出です。
山さんも喜寿を迎え、この先の姿は想像できません。取りあえず過去の記録を整理してみました。

角楢小屋改築は１９９５年に企画して、１９９６年５月の連休から工事に着手しました。
その頃山さんは未だネットでのＨＰを開設していませんでしたので、その記録は此処には有りません。
山さんのホームページ」開設は１９９７〜９８の頃からです。９８年は角楢の吊り橋架け替えと草刈りを同時進行で実施していました。山さんは現職で、職場の若い人達も多数参加してくれました。振り返ればこの時代が一番活気のある時代でした。
２０２１年は喜寿を迎え、体に無理は利かず空身同様の装備で一人静かに祝瓶山コースを整備しました。