1999/8/11
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上流から既設の大玉吊り橋 | 下流から大玉吊り橋 | 架け替え橋のアンカー用穴掘り |
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完成した吊り橋 |
7/31
若者中心で早朝より資材運搬 林道終点 -------- 大玉沢
この日はことのほか暑い日で、沢を渡る度沢水を頭からかぶる。それでも暑い。
昼飯は冷たいソーメン。大石沢側の清水で冷えたビールとソーメン。実に美味かった。作って下さった鉾田 のお母さん達ありがとう。
仙台から参加のお2人さん、暑い中ありがとうございました。
鉾田の小父さん達は祝瓶山ルートの草刈り。馴れない山道ご苦労様でした。
夜:大石沢小屋前にて青空パーティ (大石小屋泊)。昼に比べさわやかな星空の元、ビール良し。肴良し。酒も良し。
夜中に到着した水戸の3人にはついぞ気が付きませんでした。(泥酔)
8/01
金五さんと橋架け替え作業。(宿:角楢小屋)
今日も暑い。その中、黙々と作業。主ワイヤーの取り付け、緊張。
暑さに負けて昼休みには荒川で行水。つめてぇー。メガネを付けて水中を潜るが魚は見えず。
夜 : 昨夜と同様角楢小屋で星空パーティ。馴れない酔っぱらいを相手に初参加の坪井さんご苦労様でした。
8/2
大朝日登山者は早朝 5 時に角楢小屋出発。大石橋到着は午後6時でした。
吊り橋掛け替えは初男さんも参加してピッチあがる。午後は駄目直し、仕上げ作業。午後3時過ぎ完了。
夜 : 農家民宿 ふもと にて打ち上げパーティ。地元小国町より今町長はじめ役場の人達大勢で慰労会をして下さる。
役場の人達とは今まで交流が少なかったが、大いに懇親を深めた夜でした。
我々も大いに羽目を外して飲み更ける。小国町の皆さんご馳走様でした。
8/3
ふもと で自由解散(山さんと希望者は独立学園(小国町叶水)を見学)
独立学園について: 藤坂先生のご案内で学園を見学しました。牛や豚、鶏に野菜などを生徒が栽培。独立心を養う学園。
手作りヨーグルトまでご馳走になり一同感激!! 小田さんありがとう。(学園OB)
なお今回参加して、イワナ釣りをされたNさんの釣果はまあまあでした。キノコ採りは大朝日岳に登った遠藤さんがトンビマイタケの走りを採集してきました。大いに感激。夜 ふもと にて皆んなでいただく。初物ご馳走様でした。
奥山さんから寄せられた感想です。
ボランティアの感想
今回登山道整備のボランティアに参加しようと思ったきかっけは”小国口から祝瓶山に登りたい”ということと”ビール等は事務局で準備”という宣伝文句にひかれたことにありました。
作業内容の詳細が決まって吊り橋掛け替え作業を優先すると聞いた後もそれはそれで”なんとかなるだろう”とたかをくくっていました。
[初日]
ボランティア当日は快晴で朝から蒸し暑くまさに”山形の夏”といっった天気でした。農家民宿”ふもと”で軽く挨拶を交わしたあと登山口に移動。
今日の作業は吊り橋掛け替え用のワイヤーを運ぶ作業です。普段山登りをしているのである程度は運べるだろうという自信はありましたが、実際に背負ってみるとこれがびっくり。何キロあったかは分かりませんがいままでの山登りで経験したことのない重さでした。おまけにザックに入らないため外側に固定したワイヤーが徐々に下がってきて、体感的には実際の重さ以上だったと思います。後半には疲れと重さ、それに暑さも加わり話をするのもおっくうな状態になっていました。
結局コースタイムの倍以上かかったでしょうか。時間もはっきりとは覚えていませんが、なんとか掛け替え作業をする大玉沢まで到着。
今日の作業はこれで終了なので、しばらく休憩した後は初日の寝床である大石小屋までかけるように下山。
大石小屋では昼食と冷えたビールを準備していただいており、早速乾杯。
重労働の後だけに体中に染みわたるようなおいしさ。
昼食後は昼寝や釣り・水浴びなどで思い思いにすごし、夕方からは青空パーティーの準備となりました。
今日のメインは鰹の刺身とたたき、まさか山で刺身が出るとは思っていなかったのでおいしい酒と肴を十分にいただく。この日は昼の疲れもあってか早めの就寝。
[2日目]
この日も朝から暑くなりそうな気配。
今日から実際の掛け替え作業に入るがどうも調子がでない。二日酔いと初日のダメージが体中に残っており、大玉沢の現場まで行くので精一杯。
掛け替え作業をただ眺め、昼食のソーメンを食べただけという何の役にも立たない1日でした。
この日は次の日から飯豊に登る予定だったので昼食後下山することになり新しい吊り橋の完成を見ずに現場を離れることになってしまった。
結局、ワイヤー運びだけのボランティア活動になってしまいました。
今回初めてこういった活動に参加させていただきましたが、普段の山行で何気なく渡っている吊り橋や整備された登山道も、その山域を愛する人の努力があってこそ快適に通ることができるということを改めて考えさせられました。
また、本当に山が好きな方々と行動を共にでき、同じ山好きとして大変刺激になりました。これまでどちらかというと”ただ登るだけ”の山行でしたが、”山を遊ぶ”山行を少しずつですが実践していきたいと思います。
最後になりますがこの夏は貴重な経験の場を提供していただきありがとうございました。また機会がありましたらご一緒したいと思います。
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ご連絡 : 山さんへメールを送る yoshio@mth.biglobe.ne.jp