09草刈(登山道整備)ボランティア報告

工事中

今年も朝日連峰小国口の登山道は草刈が終わり、キレイな道になりました。
これは参加して下さった皆様方の汗の結晶です。
今年も強い雨の降る中、本当にありがとうございました。

今日7月28日現在も梅雨が明けない日本列島。
北九州地方、中国地方では豪雨のため、沢山の人命が失われています。事故に遭われた方々のご冥福をお祈りします。

最終日解散を前に全員集合(農家民宿 ふもと)

 追々参加者からの感想記録が届くと思いますが、主催者としての感想(反省)を報告させていただきます。

日程変更
 当初は梅雨明けの心配から、7月最週末の24,25,26日に設定しましが、初男さんからの要請で1週間前倒しをしました。
このことにより当初参加を予定されていた方々に、都合がつかずにご迷惑をお掛けしてしまいました。
あらためてお詫びを申し上げます。

結果ら申し上げれば、1週間遅れても梅雨が明けずに、似たような天気でした。
北海道のトムラウシ岳では大勢の遭難者がありましたが、同じ時期に私達も朝日連峰で大雨に遭遇し、難渋をしました。
幸い1人の怪我人も出さずに済んだのは、参加者一人一人の慎重な行動と、事前の準備があったためでしょう。

作業分担
 今回は幕営地を3箇所に分けました。
理由は参加者が多く、基地を分けることにより移動距離が短くて済み、効率が上がると考えました。
特に蛇引きの清水のメンバーは全員が屈強者で、予想外の藪に覆われた大玉山山頂から祝瓶山に向かう道の伐開に、その成果が顕著に現れました。
マイナス点としては参加者全員が一同にならないため、途中参加者の一部は全くお会いできずになってしまった事。事前に分かっていた事とはいえ残念でした。

1.最奥駐車場に近い「大石小屋」前の広場
  此処にはテント3張りに3家族11名。子供も参加したので、何があっても車が近いので安心です。
最終日の19日は朝から大雨が降り、テント撤収には大分苦労されたと聞きました。ご苦労様でした。
少し過酷な校外学習でした。これで山遊びが嫌いにならないことを切望します。

草刈場は大石小屋から角楢小屋まで。
子供や孫達と遊びながら、天気が良ければ良かったのですが、あいにくの雨。不慣れなテント生活でご苦労様でした。
大原さんには今後、積極的にテント遊びの主役をしていただき、雨の日も安心してテント生活が出来るように技術アップに努めていただきましょう。
子供達、孫達に羨望の眼差しで見られるように。

2.角楢小屋本隊
  初日に食材を沢山運び、小屋を本隊としました。
参加者のうち、通しで参加された方と前半、後半に分かれてそれぞれ参加された方もいましたので、小屋をそのクッションとしました。
小屋であれば何があっても高田さんが仕切ってくれますので、安心してお任せできました。
また、小屋前に大型のブルーシートを張り、雨に備えたのは大成功でした。小屋のある河岸段丘は風の強く当たる所ですので、最終日の雨風の強いのには苦労しましたね。
 
入れ替わり立ち代り(それ程でもなかったけど)で、メンバーが替わることで話題も替わり、毎夜遅くまで語り過ぎ、飲みすぎた人もいたようですね。
小屋では少し控え目の飲酒が良いですね。朝早く行動を開始する人もいますので。

3.蛇引きの清水のテン
 蛇引きの清水には2張りのテント。
大朝日岳コースと大玉山コースの2班編成。夜の部に備えてドリンクをたくさん荷揚げ。
特に加賀谷さんに荷物をたくさん持っていただいた。かなりこたえていた筈なのに、苦言も言わずがんばっていただいた。ありがとうございます。

加賀谷さんの大荷物 登山道への倒木 伐開した登山道

事前の調査で登山道にブナの大木が倒れ込んでいたので、チエンソーを持ち揚げた。手鋸などでは到底立ち向かえないサイズ。
これを挽き割るだけでも大変であった。倒れた木を挽くのは技術が必要。チエンが木の重みに挟まれないように細心の注意。それに楔も挟み、食われないように作業をするが、それでも何度も食われてしまった。難しい!!!

年初から不景気対策、リストラ対策などで森林従事者を募集するニュースが頻繁に流れていた。
転職で山仕事をしている人達の今はどうしているのだろう。
私達はもう随分真似事でチエンソーを使っているがこの始末。にわか木こりはさぞかし苦労されていることでしょう。
此処のルートで腕を磨いて欲しいですね。

高田さんからの反省点
 角楢小屋で食事当番をして、何やかやと世話をやいてくれた高田さんからもレポートが届きました。
1.食事内容と費用の関係を見直したらどうだろう。
2.鮭の塩引きは寒干に近い状態にするのがベスト。その事によりしっかりするので扱い易い。
  また、角楢小屋などの低地に居ると強い塩引きは食べる人が少ない。(適度な塩抜きをすれば解決か)
3.草刈の注意点をプリントして各自に渡すのが良い。例えばヒメサユリなどを極力刈り残すなど。

* 高田さんは毎年重要な仕事をしてくださっているベテラン。主催者側から見た貴重な意見です。次回までに充分協議の上改善します。

 


朝日連峰小国口 登山道草刈りに参加して 

 自称 朝日登山道刈り払い協力隊員  (鶴岡市) 佐々木大樹

 昨年に引き続き今年も参加させていただいた佐々木です。
また今年もお世話になりました。昨年の山さんの草刈りは自分にはとても大きなことで、本当に楽しく、昨年の作業が終わった瞬間に「また来年も絶対に参加しよう!」と思いました。
山が好きで、自然が好きで、山で何かをしたいという気持ちだけはあるので、こういった機会を作っていただけることは大変ありがたいことです。

今年もまたたくさんの人との交流があり、久しぶりの仲間との再会、本当に楽しくて、笑顔いっぱいで、山で遊ばせていただけたこと、もちろん草刈作業も行い、大雨で大変なこともありましたが、本当に充実した4日間を過ごせたことに感謝しています。今年は簡単にですが、振り返る形で感想文を書かせていただきたいと思います。

○17日

 前日よりリフレに入りテントで寝ていると朝に山さんたちと合流しました。
茨城から皆さん来られているのですから、本当に頭が下がります。
初男さんの民宿ふもとで下打合せをしてから、針生平登山口に集合です。初日参加者は15名くらいでしょうか。
この草刈名物?の「重さ関係なしの荷上げ」ということで、荷上げ品がブルーシートにズラッと並べられます。もちろん草刈機もあり、中華鍋やら野菜やらサラダ油やら色々あり、本当に重さは無視されています(笑) ザックは重いのですが、みんな一緒だと思うとなんだか心強いです。

    

      ずらっと並んだ荷上げ品                       草刈り隊出発!

グループは大きく分けて蛇引の清水ベース班と角楢小屋ベース班、大石小屋ベース班に分かれていて、私は蛇引の清水班です。荷物の分配を終えて歩き始めます。
大玉沢まではほとんど傾斜がないので、のんびり歩きます。天気は悪い予報でしたが青空が見えていて暑くなりそうです。角楢小屋で一服して、大玉沢からはいよいよ急斜面の登りです。

さすがにここからは皆さん苦しそうです。私も重いザックにひーひー言いながら登りますが、この荷上げの苦しさがないと、山さんの草刈に来たという感じがしません!(笑) なんとか登りきって、蛇引の清水に着きました。
蛇引班のメンバーは、茨城班の山さん、村田さん、中山さん、鶴岡の天狗こと佐藤さん、福島からの亮さん、そして一交さん、私で、明日初男さんが合流します。
山さんと中山さん、村田さんにテント張りなどはまかせて、私たち4人はさっそく草刈に行きました。蛇引の清水から上の草刈を行います。
草刈を行いながら稜線に出ると素晴らしい展望で、大朝日岳や平岩山、大玉山、祝瓶山などが一望できます。
ここの稜線上の景色が私はとても好きです。去年のことが思い出されて、今年もまた作業に参加できたことをしみじみと嬉しく思います。
分岐の少し手前まで草刈りを行い、続きは明日にしました。

蛇引の清水まで下山して、あとはお楽しみ会です。たくさん汗をかいたので、裸になって清水で水浴び!そして、山で汗を流した後のビールの一杯といったら、もうこの上ない至福と言えるのではないでしょうか。
あ〜本当にウマい!!そして、山さんシェフの得意の肉炒めやらたくさん料理が出てきて、みんなでワイワイ楽しく色々な話をして、本当に楽しく一日の疲れが吹き飛んでしまいました。

  

        針生平を出発します。                 こんなものも持っています。

 

       こちらは大石小屋班のテント                 角楢小屋の前の吊橋

     

  

      草刈り機にエンジンをかけます             蛇引の清水の倒木も除去します。

  

          亮さんの勇姿                 稜線から大朝日岳 平岩山、北大玉山

          祝瓶山です。

○18日

 朝起きると、ブルーシートの上に雨が猛烈にたたきつけています。
食事を済ませますが、外に出られる様子ではないので、しばらく待っています。
鶴岡の佐藤さんとは今日でお別れですので、一足先に下山されました。私たちも雨が弱くなったところで、思い切って外に出ることにしました。

昨日草刈りを行ったところまで歩きますが、ブヨの猛攻撃に合いタオルで顔を隠して歩きます。昨日のところから草刈開始です。
途中で初男さんが登ってきて、初男さんは大玉山方面に、私たちは平岩山方面に向かいます。
雨はやむ気配はなく降り続き、一日中雨の中の草刈となりました。

途中で、大朝日岳に向かうという夫婦?の方とスライドしました。この天気の中、大朝日岳まで向かうのですからたいしたものです。「ありがとうございます」と一言声を掛けてくださり、私たちもとても嬉しい気持になりました。(こちらこそありがとうございました)

 平岩山方面の整備が一段落して分岐に戻ると、山さんがブルーシートで雨除けを作ってくださっていて、昼食の準備をしてくださっていました。
名物ぶっかけ飯とソーメンを食べます。山さんは何かしたのか、そのソーメンがムチャクチャ辛い!かれぇ〜!と舌の皮を一枚剥がしたくなるような、それほどの辛さです!(笑) お腹がいっぱいになりましたが、一日中雨に打たれていたので、体が凍えてきました。
あまり長く休んでいられないので、寒くなった体を温める為、斜面を上り下りして体を温めてから大玉山に向かいます。

初男さんと合流し、大玉山から先の藪化している登山道の草刈りを行いますが、あまりの藪の濃さになかなか作業が進みません。
時間も時間なので、やむを得ず途中で引き返しました。

蛇引の清水では山さんたちが待っていてくださり、ずぶ濡れになった衣類を乾かして落ち着いたところで乾杯です!
中山さんが調達してくださった岩魚の刺身。初めて食べたのですが、うまかったなぁ〜!

最初外で飲んでいたのですが、雨があまりに強くなってきたのでテントの中に避難しました。テントの中でなにを始めるかと思っていたら、なんとテンプラ!外は大雨で暴風だというのに、テントの中で天ぷら〜!?
これはビックリです。まあ火事になることはないでしょうか、完全に常識外れです(笑) でもこういうのもまた遊びなのです。
雨水が油にはいってはねてあっちぃのですが、みんな笑顔が絶えません。そして美味い!そんな感じで外は大荒れでもテントの中ではみんな笑顔が絶えず楽しい時間が過ぎて行きました。

  

        テン場の様子です                     暴風大雨の中の天ぷら

○19日

 朝起きると雨がやんでいます。
私は大朝日岳登山隊の隊長に任命されてしまい、角楢小屋から登ってくる3人と合流するために待機です。
一交さん、亮さんは昨日の大玉山先の草刈りの続きに行き、初男さんも平岩山で草刈りの続きだそうです。
しばらくして角楢小屋から登ってきた小笠原さん、松原さん、岡崎さんと合流して、大朝日岳に向かいます。が、雨が強くなってきて、稜線に出るとすさまじい暴風でした。
こんな天気の中歩いてもつまらないので、残念ながら登山は大玉山分岐で断念して下山することにしました。

下山時の大玉沢から角楢小屋の普段はチョロチョロ程度の沢が増水してものすごい状況になっていて、徒渉もギリギリなほどでした。
あともう少し増水していたら徒渉できなかったかもしれません。
角楢小屋で昼食を食べますが、雨は強く荒川からは、ゴツンゴツンと岩同士がぶつかる音がして、もうすごい濁流になっていることが予想されます。
途中の白布沢が徒渉できない可能性もあるので、角楢小屋にもう1泊する可能性も出てきました。
しばらく待機していると、大玉山草刈り隊と合流。無事に開通したそうです。お疲れ様でした!

検討を重ね、行ってダメならば角楢小屋に引き返してもう1泊しよう、ということになり、出発することにしました。
幸い白布沢は徒渉することができて、無事に全員駐車場に戻ることができました。
よかったです。リフレの温泉で汗を流します。3日ぶりのお風呂。たくさん汗を流して雨に打たれた体に温泉が体を温めてくれます。
あ〜、もう最高・・・。そしてこの後はビールが待っている訳です。

本当にこんなに楽しい遊びは他にあるのでしょうか?(笑) すっきりして、ふもとでみんな集合!待ってました!大雨でしたが、みんな無事に下山できて顔を合わせることができて、本当によかったです。
山さんの挨拶後、カンパ〜イ!!大反省会です!!この場で全員集合なので、初めて顔を合わせる人もいたり、外でゆっくり話ができなかった人と色々な話をして、本当に楽しい時間が流れて行きました。
眠くなった人は次々と寝て行き、飲みたい奴はいつまでも飲むという、いつものパターンです(笑)最後は12時前くらいだったと思いますが、それまでは皆さんと色々な話をして楽しいお酒を飲まさせていただきました。

 

大朝日登山隊 残念ながら分岐でリタイアです。   蛇引の清水の看板。達筆です!山さんのこだわりが分かります

チョロチョロ沢が増水してものすごい状況です。

○20日

朝起きて、ふもとで朝食です。前日まで作業の反動でしょうか、お腹がすいてご飯を4杯くらい食べてしまいました。朝食後、ふもとの前で記念撮影をして、解散となりました。

本当に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
また山遊びの奥深さ、楽しさを深く実感できた気がします。
山に恩返し、とまではできていないのかもしれませんが、普段山で遊ばせていただいているので、山に少しでも恩返しができているのならば、それは嬉しく思います。そしてまた来年も参加しようと今年も心に決めました。
作業をされた皆様本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。


草刈ボランティアに参加しての感想

茨城県土浦市    松原 真裕

 高校・大学時代に経験があったとは言え、数年振りの本格的な山登りであった。

『山さん』や夕方遅くに高速バスを乗り継いでやってきたOさん、環境省レンジャーの方々をはじめとした多くの人々と出会うことができた。また、角楢小屋や民宿『ふもと』で味わった数々の御馳走はとても印象的だった。

中でも現地入りした夜の宴に供された、『骨酒』の風味は最高だった。同じく揚げて頂いたかき揚げもすぐには喉を通らないほど熱く、具も詰まった今まで口にしたことのない最高の酒の肴だった。

 楽しみにしていた大朝日岳登頂は風雨に阻まれ、果たせずに残念だったが、自然災害での悲惨なニュースの絶えない中、全員が笑顔で下山できたことは最大の誇りだと思う。特に往復の登山で行程を共にし、ゴール目前の増水した谷川での渡渉に素早く手を貸してくれた阿見町職員のOさんには、本当に感謝したい。

全体を見回して、今回はほとんど『お客様』的立場で申し訳ない程だった。茨城からのアプローチでお世話になった公社のSさんをはじめとした職場の先輩方にも、改めてお礼を申し上げたい。次回は『戦力』として、少しでも皆の役に立ちたい。

 ありがとうございました。


草刈そっちのけ感想文

(すみません!次回草刈本参加希望!)      岡崎 綾乃

 

朝日連峰との出会いは2年前。出会い・計画・行動がほぼ同時進行し、細かいことは行ってから何とでもなるだろう。という、甘い考えのままバイクで飛び出した。

 たまたまお世話になった民宿『ふもと』のご主人初男さんは、地図も持たずに登頂だけを目的にきた私に、「山は楽しむものだ。頂上でコーヒーでもいれて飲みなさい。」とバーナーを貸してくれ、奥さんの誠さんはお握りを作ってくれた。

初日に角楢小屋で偶然出会った山さんに、今晩芋煮会が開催されるということを聞き、参加することにした。
日数には余裕があると高をくくっていたが、天気が良かったのは初日だけだった。
初男さんには、「なんで初日に登らなかった!戻って来たんだ?!」と嘆かれ、山さんにも、「1人で行かすにはまだまだだと思った。覚悟が感じられなかったから行かせず芋煮会に誘った。」と、衝撃の真実を漏らされる。その後、非難轟々・・・。

どうにかして最終日にピストンできないかと泊まった角楢小屋では、一晩中、雨と風の音にうなされ、バイクが倒れて浸水してしまったらどうしよう、などとくだらない心配でなかなか眠ることができなかった。結局、最終日も天気は大荒れで蛇引きの清水までしか登ることができなかった。

 

感動の再会を期待していたのに、草刈はそっちのけ、登頂目的で参加した私を待っていたのは、2年前と変わらない初男さんと山さんのちょっと懐かしい叱責だった。

「まーた、お前が足引っ張っているのか。」

「ペースは速いとは言えない。並。厳しいことを言うようだけど、大朝日岳のピストンは無理。」と、山さんの言葉が続く。実際、久し振りの登山のうえ今回も悪天候(若干2日酔い)のため、蛇引きの清水までで予想以上に疲労していた。山は本当の自分を映す鏡のように思う。大玉山分岐で、もう足はがくがく、初男さんの後を追うことがどうしてもできなかった。

民宿『ふもと』での反省会で、「今日登れたとしても、楽しむことはできなかった。」と、言う初男さんの言葉を聞きながら、2年前、初男さんに山は楽しむものだと教わったことを思い出した。
昨晩山の楽しみを知る人たちと過ごした角楢小屋では、美味しいお酒、ご馳走に賑やかな話し声でなかなか眠ることができなかった。
山って楽しい。私ももっと山を楽しみたい。楽しんで登りたい。と、素直に思えた。

バイクで走りながら見える綺麗な山々の姿。整備された道も、当たり前のものとして多くの人は走り抜けてしまう。本当はたくさんの人たちの温かい繋がりの中で生まれていて、私もその輪の中に片足だけでも入れられたことを嬉しく思う。
次回こそは登頂したい!でも、草刈り隊の一員となれるよう体力をつけて、楽しんで参加したいと思った。

今回お世話になったたくさんの方々に感謝をこめて   ありがとうございました!!



善ちゃんの草刈記録

善ちゃんが写真集でまとめました。
http://www.geocities.jp/zenchann23/09-ooasahi.html


山猿さんのHPの掲示板も賑やかです

http://8114.teacup.com/mura_yamazaru/bbs



09草刈(登山道整備)ボランティア参加者募集(第2報)

2009・6・21

日程変更


朝日登山道刈り払い協力隊             

2008週刊日本百名山41号掲載の善ちゃんの勇姿(朝日新聞出版)

 今年の梅雨は未だ本格的な雨降りは続きませんが、関東地方も梅雨でうっとうしい日々が続きます。
この週末に小国に行き、初男さんと日程の調整をしてきました。
その結果、当初計書の日程を1週間前倒しをして、17日から19日になりました。
当初計画で参加を予定されていた方々には大変申し訳有りませんが、変更日で調整の上ご参加下をお願い申し上げます。


過去の記録

1998

平成10年

1999

平成11年

2000

平成12年

2001

平成13年

2002

平成14年

2003

平成15年

2004

平成16年

2005

平成17年

2006

平成18年

2007

平成19年

2008

残雪を抱く主脈縦走路
平成20年


09草刈計画と参加者募集


募集要綱第1報(2009/06/21)

 今年も朝日連峰小国口の草刈を実施します。昨年は多数の人々の参加があり、ありがとうございました。
特に環境省東北地方環境事務所 羽黒自然保護官事務所 の佐藤さん、佐々木さんの参加も得て、有意義な時間を共にする事が出来ました。
私に限らず山に入る人は多かれ少なかれ、歩くことにより山に負荷を掛けています。そのような事へのお詫びのつもりの草刈手伝いも、記録を見ると10年以上になりました。私個人が始めたのはもう20年以上昔になりました。

永くこのようなことが出来るのも、皆様方多数の参加者のお陰です。今年も他の山域の管理人さん達から、私達小国口の草刈が注目をされているようです。

詳細計画は例年どおり追々と掲載します。


09草刈隊メンバー募集内容

日  時  : 09年7月17日〜19日
集合場所 : 山形県西置賜郡小国町五味沢
想定参加者: 約25名内外
3日間通し参加は大歓迎ですが、1日の参加も無論大歓迎です。

今年も参加条件は
1.怪我と弁当は自分持ち
2.現地集合、現地解散(茨城県からの参加者が多数予想されるので、水戸方面から車の相乗りも可能)
3.参加資格  特になし。年齢や性別にかかわらず、自分の荷物と体を自分で責任を持てる人。
4.作業内容  肩掛け式草刈機による草刈、ベースキャンプへの荷物上げ、キャンプでの食事つくり、話し相手、それも一寸?という人はベースキャンプを利用しての山歩き。
5.費用  1日3食ビール付き(お酒も付くよ〜)で1,000円をご負担していただきます。 昨年は多数の参加をいただきありがとうございました。

今年の梅雨明けがいつになるか? 天気がどうなるか分かりませんが、梅雨明けの夏空の元で玉の汗を流しましょう。


09 日 程

 昨年は梅雨が明けきらない予測の元に角楢小屋をベースにしましたが、今年は2年ぶりに蛇引きの清水をベースキャンプにします。
角楢小屋は昨年同様、高田さんを中心に草刈本部とします。
小屋班は食料その他を午前中1回と、午後1回荷物上げをしていただき、夕餉の支度をお願いします。
タンパク採集班が岩魚を釣れれば最高ですが…?。

直前になっても梅雨が明けずに大雨が予想される場合は、全員角楢小屋をベースにします。参加者の中で是非Lという希望者があれば、蛇引きの清水にキャンプもアリです。(小雨程度の予報であれば、大玉山班は蛇引きの清水にテントを張る予定)
遠慮をしないでお申し出下さい。後半は梅雨も明けるでしょうから、雲上での星空パーティが良いですね。

長井組が大玉山から祝瓶山へのルートの一部を、ここ何年か未整備であったことを昨年確認したので、今年はその潅木類も処理する予定です。蛇引きの清水をベースにしても結構きつい所ですが、我こそはという強ノ者のご参加を大いに期待しています。

7月16日(木)
 茨城県からのメンバーは
  21:00水戸発

7月17日(金)
 早朝(6:00)小国町五味沢着
   四班に分かれ
    @ 大朝日班
       参加者で大朝日岳登山希望者は同行

    A 角楢小屋から北大玉山班
       
    B 北大玉山から大玉山班
        
    C タンパク採集班(荒川源流で岩魚つり)

7月18日(土)
   それぞれの班は草刈。
   
    D 新たに祝瓶班

7月19日(日)
  夕方早く下山。農家民宿 ふもと にて反省会兼慰労打ち上げパーティ

7月20日(月)
  朝食後 ふもと にて解散

* @ 大朝日岳へ上る人は準備を充分して下さい。(体力の消耗が予想されます)
  

参加希望者は早めにご連絡下さい。

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