地面より下(地質学)
|
|
中学校理科の地学分野では、 1年生で地震や火山、化石のことを学び、2年生で天気のことを学び、3年生で宇宙のことを学びます。 3年間通して、いろいろな分野の“ごちゃ混ぜ”という感じです。 次のような考え方で、体系付けることができるかも知れません。すなわち、 1年生で“地面より下のこと”を学び、2年生で“地面より上のこと”を学びます。 これらは、あくまで“地球という星”の1つの例に過ぎず、 普遍的な法則を導き出すには、多くの例を見ないといけないので、 他の星の例を見ることを3年生でしています。 地球のことを理解するのに、地球の外も見ておかないと、主観的になってしまい、客観的な判断ができない ・・・というわけですね。 日本のことを理解するのに、日本の外も見ておかないといけない・・・というのと同じでしょうか。 ここでは、「地面より下のこと(地質学)」を学びましょう! (※)「地面より上のこと(気象学)」はこちら、「他の星の例」はこちら。 ●流水のはたらき・・・川には、3つのはたらき(浸食作用・運搬作用・堆積作用)があります。 ●地層累重の法則・・・小石、砂、粘土・・・と、粒度の大きいものから沈澱していくのは、なぜだろう? (古生物学) ●地層同定の法則・・・「古生物学」が誕生するきっかけになりました。 ●先カンブリア時代・・・地球が誕生した46億年前から、5億4200万年前までの、約40億年間です。 ●古生代・・・5億4200万年前から、2億5100万年前までの、約3億年間です。 ●中生代・・・2億5100万年前から、6600万年前までの、1億8500万年間です。 ●新生代・・・6600万年前から、現在までの、6600万年間です。 (岩石学) ●火成岩・・・すべての岩石は、火成岩から始まりました。 ●ケイ酸塩鉱物・・・生物の素となっている炭素。 鉱物の素となっているケイ素。 どちらも14族元素です。 ●風化・・・ Na,Mg,K,Ca を除去し、Si,Al,Fe の組成を変え、細かい粒子にすることです。 ●堆積岩・・・石灰岩とチャートは、ともに生物由来の堆積岩です。 違いは何? ●変成岩・・・石灰岩が変成すると、「大理石」になります。 (層序学 → 地球物理学) ●地殻変動・・・“穏やかな地殻変動”と“激しい地殻変動”があります。 ●大陸移動説・・・現在は、2億5000万年後の超大陸「アメイジア」を目指して、移動中です。 ●海洋底拡大説・・・海洋底の調査は、地震の研究にも活用されています。 ●プレートテクトニクス・・・「海洋プレート」と「大陸プレート」の違いは何だろう? ●地震波トモグラフィー・・・“地球の非破壊検査”といったところでしょうか。 ●地球内部の構造・・・層構造になっていることは、分かってきました。 次は、その層の動きに注目です。 「塾での授業」に戻る |
|
|