大陸移動説
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【大地形】・・・安定陸塊、古期造山帯、新期造山帯 地球誕生以来の活発な地殻変動によって、大陸の合体・分裂がくり返され、大地形が形成されてきました。 ゴンドワナ超大陸が形成される約5億4000万年前以前の先カンブリア時代に地殻変動が活発だったところは 今、安定陸塊になっています。 その後、ゴンドワナ超大陸が分裂し、 パンゲア超大陸が形成される約2億5000万年前以前の古生代に地殻変動が活発だったところは、 今、古期造山帯と呼ばれています。 そして、パンゲア超大陸が分裂し、 アメイジア超大陸を目指して、中生代以降、現在進行形で地殻変動が活発なところが新期造山帯です。 【大陸移動説】 1912年に「大陸は、移動しているのではないだろうか?」・・・と考えたのは、 ドイツの気象学者アルフレッド・ウェゲナー(1880−1930)でした。 大西洋の両岸の形状が似ていることを指摘したのです。 確か、国語の教科書に登場していたのではないでしょうか・・・。 発表直後は、大陸が移動するための“駆動力”を説明していなかったため、 すぐに受け入れられることはありませんでした。 イギリスの地質学者アーサー・ホームズ(1890−1965)が、 後の「マントル対流説」につながる考えを示した頃(1928年)から、 徐々に受け入れられるようになりました。 「マントル対流説」とは、どのような考えだったのでしょうか? (※)ウェゲナーの「大陸移動説」は、発表から約50年間、埋もれていました。 1960年代になり、「海洋底拡大説」が登場すると、再び注目されるようになります。 → こちら 「地面より下」に戻る |
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