先カンブリア時代
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【先カンブリア時代】 「先カンブリア時代」と言うからには「カンブリア(時代)」があるはずで、 現存する生物の祖先も含め、生物の種類が爆発的に増えた「カンブリア紀」以降を「古生代」と言います。 ![]() 先カンブリア時代は、「冥王代」「始生代」「原生代」の3つに分けることができます。 @冥王代・・・地球誕生から、40億年前までの、約5億年間 A始生代・・・40億年前から、25億年前までの、約15億年間 B原生代・・・25億年前から、5億4200万年前までの、約20億年間 これら3つに分けるきっかけがあるはずですが、一体、何でしょうか? 【ゴンドワナ準超大陸に向けての大陸移動】 約11億年前に「ロディニア超大陸」が形成され、7億5000万年前に分裂し始めました。 原日本(現在の日本列島の原型)は、ロディニア超大陸が分裂し始めたのをきっかけに、形成され始めました。 5億4200万年前には、ゴンドワナ準超大陸が形成されました。 次は、パンゲア超大陸の形成に向けて、地殻変動は続きます。 【安定陸塊】 先カンブリア時代には激しい地殻変動(造山運動)があったものの、 古生代以降は大した地殻変動を受けず、安定している地塊を「安定陸塊」と言います。 @アンガラランド・・・シベリア卓状地 Aフェノサルマチア・・・バルト楯状地、ロシア卓状地 Bローレンシア・・・北アメリカ北東部からグリーンランドにかけての楯状地 Cゴンドワナランド・・・アフリカ大陸の大部分、アラビア半島、インド半島(デカン高原)、 ブラジル高原、オーストラリア大陸西部。 卓状地が多い。 これらは、「卓状地」あるいは「楯状地」と呼ばれ、比較的平坦な地形をしています。 安定陸塊は、なぜ、平坦な地形なのでしょうか? 「地面より下」に戻る |
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