火成岩

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地球が誕生した頃、地球の岩石は、ドロドロに融けた状態だったと考えられています。

それが冷えて固まり、現在の地球の元になる形ができました。

地球上の岩石は、すべて、一度は融けてマグマになったことがあり、

マグマが冷えてできた「火成岩」だったわけです。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【火山噴出物】

(01)
マグマ(中1)・・・マントルを構成する岩石が部分的に融けることで発生します。

(02)
マグマだまり(中1)・・・地下数kmほどの深さまで上昇してきたマグマが溜まっている場所です。

(03)
火口(中1)・・・山頂付近にある、噴火の時にマグマが噴出する穴です。

(04)
火山噴出物(中1)・・・火山ガス、溶岩、火山砕屑物に分けられます。

(05)
火山ガス(中1)・・・90%が水蒸気で、その他に、二酸化炭素や二酸化硫黄、硫化水素など。

(06)
溶岩(中1)・・・火山噴出物の大半を占め、冷え固まると火山岩になります。

(07)
火山砕屑物(中1)・・・火山灰、火山れき、火山岩塊、火山弾、スコリア、軽石です。

(08)
火山灰(中1)・・・直径2mm未満です。

(09)
火山れき(中1)・・・直径2mm以上64mm未満で、特定の形をもたないものです。

(10)
火山岩塊(中1)・・・直径64mm以上で、特定の形をもたないものです。

(11)
火山弾(中1)・・・紡錘状火山弾や、パン皮状火山弾など、特定の形をもつものです。

(12)
スコリア(中1)・・・多孔質で、黒っぽいものです。

(13)
軽石(中1)・・・多孔質で、白っぽいものです。



【火成岩】・・・マグマが冷えて固まった岩石です。 「深成岩」と「火山岩」に分けられます。


(14)
深成岩(中1)・・・等粒状組織からなる火成岩です。 「花崗岩」「斑れい岩」「閃緑岩」の3種。

(15)
等粒状組織(中1)・・・マグマが地下深いところで、ゆっくり冷えて固まります。

(16)
花崗岩(中1)・・・二酸化ケイ素が多く、白っぽい深成岩です。

(17)
斑れい岩(中1)・・・二酸化ケイ素が少なく、黒っぽい深成岩です。

(18)
閃緑岩(中1)・・・二酸化ケイ素の含有量が中間的で、角閃石を含む深成岩です。

(19)
火山岩(中1)・・・斑状組織からなる火成岩です。 「流紋岩」「玄武岩」「安山岩」の3種。

(20)
斑状組織(中1)・・・マグマが地表付近で、急に冷えて固まります。

(21)
流紋岩(中1)・・・二酸化ケイ素が多く、白っぽい火山岩です。

(22)
玄武岩(中1)・・・二酸化ケイ素が少なく、黒っぽい火山岩です。

(23)
安山岩(中1)・・・二酸化ケイ素の含有量が中間的で、角閃石を含む火山岩です。



(※)火成岩は、組織の違いで「深成岩」と「火山岩」に分けられた後、

   二酸化ケイ素の含有量で、さらに細かく分類されますが、

   これは、ケイ酸塩鉱物の含有量と関係しています。 → こちら



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