天体の観測
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太陽系は、太陽と、太陽の重力で周囲を公転する天体で構成されています。 惑星数は8、準惑星数は5、衛星数は817、小惑星数は、132万9548、彗星数は4612。 小惑星や彗星は、質量が小さいので、周辺にある天体の重力による影響などを受けやすく、 公転軌道が安定していません。 そのため、今まで地球に衝突する可能性がなかったものが、急に軌道を変えて、 地球と衝突する可能性をもつようになるかも知れません。 これまで、人間に当たって負傷させた確実な記録が残る最初の隕石は、 1954年11月30日に、アメリカのアラバマ州へ落下したホッジス隕石です。 大規模な人的被害をもたらした有名な隕石は、 2013年2月15日に、ロシアのチェリャビンスク州へ落下したもので、 負傷者1491人、損壊家屋4474棟に上りました。 日本にも、人的被害は出ていないものの、隕石の落下事例はあります。 1992年12月10日に、島根県松江市美保関町へ落下したものは、 最大長25.2cm、質量6.38kgでした。 この先、2028年6月26日に、月軌道の内側まで入り込む小惑星2001WN5や、 2029年4月13日に、静止軌道の内側まで入り込む小惑星アポフィスも含め、 地球の公転軌道に接近するであろうことが予想されている小惑星がいくつかあります。 それらの監視を続けるとともに、 現時点で衝突や接近の可能性がないものでも、急変して、危険な状態になるかも知れないので、 太陽系天体の軌道計算は、非常に重要なことです。 【太陽系内の天体】 ●天動説と地動説・・・日中の太陽の動きを見ていると、つい、天動説を思いがちですが・・・。 ●星の動き・・・地球の自転周期は「24時間」ではありません。 ●太陽系天体の軌道@・・・「惑星」「準惑星」「衛星」について。 ●太陽系天体の軌道A・・・「小惑星」「彗星」「流星」について。 ●地球近傍天体・・・地球に影響を及ぼす可能性がある太陽系小天体をチェック! 【太陽系外の天体】・・・地球のこと、宇宙のことを知るために、調べ続けています。 ●天文単位・・・「地球から太陽までの距離」を、1つの距離単位としています。 ●年周視差・・・近い星までの距離を測るのに活用します。 ●HR図・・・遠い星までの距離を測るのに活用します。 ●変光星・・・「HR図」を用いても求めるのが難しいくらい遠い星の場合に活用します。 ●膨張宇宙・・・「ハッブルの法則」は、我々がいる宇宙が現在進行形で膨張していることを示しています。 「塾での授業」に戻る |
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