新生代
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2億5100万年前にパンゲア超大陸が形成され、中世代が始まりました。 1億8000万年前、パンゲア大陸が南北に分裂し、北はローラシア大陸、南はゴンドワナ大陸となりました。 その後、ゴンドワナ大陸は、東ゴンドワナ大陸と西ゴンドワナ大陸に分裂し、さらに、 東ゴンドワナ大陸は、(南極)+(オーストラリア)と、(インド)+(マダガスカル島)に分裂しました。 分裂は、まだ続き、白亜紀後期には、インドとマダガスカル島が分裂しました。 新生代になると、概ね、現在の大陸分布と一致するところまで変化します。 ローラシア大陸は、北アメリカ大陸とユーラシア大陸に分裂し、 西ゴンドワナ大陸は、アフリカ大陸と南アメリカ大陸に分裂しました。 4000万年前には、インドがアジアに衝突しました。 3800万年前には、南極とオーストラリア大陸が分裂しました。 2000万年前に、アジアの下で小さなプルームが上昇したのをきっかけに、日本海が開き始めました。 1500万年前に、日本は島孤となりました。・・・このとき、本州のほぼ中央で、日本は折れ曲がったのです。 折れ目は引っ張られて落ち込み、「フォッサマグナ」と呼ばれる大きな凹地になりました。 そこに海の地層が新たに厚く堆積したので、フォッサマグナは埋められました。 現在は、地表を観察しても、凹地であることは分かりません。 フォッサマグナの西の端が「糸魚川−静岡構造線」に相当し、 ここは、また、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界でもあります。 新生代は、「第三紀」と「第四紀」に分けられます。 @第三紀・・・6600万年前から、260万年前まで。 A第四紀・・・260万年前から、現在まで。 2009年、「第三紀」という名称が正式に廃止され、2つに分けられました。 @−1:始新世・・・6600万年前から、2300万年前まで @−2:鮮新世・・・2300万年前から、60万年前まで また、第四紀も、最終氷期の終わりを境界に、「更新世」と「完新世」に分けることができます。 「地面より下」に戻る |
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