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●慶応2年(1866)
●慶応3年(1867)
●慶応4年(1868・明治元年)
6月14日−八日市場村の窮民が村内の米穀渡世や質屋を打壊し、2000両を要求する。
2月−下野国の出流糾合事件で捕縛された竹内啓が幕吏により松戸宿で処刑される。
3月−高岡藩井上正和、家督を嫡男正順に譲り、隠居。
4月−古河藩土井利則、家督を嫡男利与に譲り隠居。
幕府は郡代を廃止し、勘定奉行の下に関東在方掛(ざいかたかかり)を置き、相馬郡布佐村に陣屋が完成。
2月−駿河国田中藩の飛地・加村(流山市加)は国元同様、新政府側となり、江戸下屋敷の住人が疎開する。
2月−千葉郡生実(おゆみ・千葉市)の生実藩森川家が新政府に勤皇誓書を提出。
3月9日−佐倉藩主・堀田正倫、朝廷へ嘆願のため藩兵300を率い京都へ向う。京都では謹慎を命ぜられ、佐倉藩は恭順する。
4月 3日-近藤勇が流山で、東山道先鋒総督府・副参謀有馬藤太に降伏。
4月−古河藩、新政府より、奥羽出兵、大坂城門の守衛を命じられる。
閏4月3日−江戸を脱出、木更津にあった福田道直率いる幕臣中心の撤兵(さっぺい)隊は中山法華経寺を拠点に新政府軍と衝突。船橋宿一帯は焼き払われる。
閏4月7日−旧幕府軍撤兵隊、五井で新政府軍と戦闘。(五井戦争)
結城藩結城勝知、彰義隊と行動をともにする。
関宿藩、佐幕派と勤皇派で激しく対立、佐幕派が藩主久世広文を擁して上野彰義隊に合流。