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●元和元年(1615)
●元和2年(1616)
●元和3年(1617)
●元和5年(1619)
●元和6年(1620)
●元和8年(1622)
●元和9年(1623)
5月7日−夏の陣最後の決戦が大坂城の南方茶臼山・岡山付近で行われ、豊臣方の主力が壊滅して真田幸村らが戦死する。
5月8日−徳川方が大坂城を総攻撃。豊臣秀頼とその母淀君が自害し、豊臣氏が滅亡する。
5月28日−豊臣秀頼の元家老片桐且元(60)没。
11月−大坂道頓堀川が完成する。
幕府、松平忠明(ただあきら)を10万石で大阪に配置。
徳川家康、死去。幕府、過書船支配の法規を定める。
この年、江戸積油問屋が成立。江戸堀川開削に着手。
土岐定義が高槻藩主となる。
戸田氏鉄(うじかね)、近江国膳所3万石から尼崎5万石に入る。
8月−幕府が伏見城代を廃止し、大坂を直轄地とする。
9月26日−幕府が上荷船(うわにぶね)・茶船に特権を与える。
幕府、松平忠明を大和郡山に転封。大阪を直轄領とする。伏見城を破却、大阪城代・城番を新設。初代に内藤信正就任。
大阪町奉行を設置。初代奉行に久貝(くが)正俊(東町)、嶋田直時(西町)を任命。
堺の船問屋、江戸廻船を開始。
1月18日−幕府が西国・北国の諸大名に大坂城の修築を命じる。
幕府、大阪城の再建普請をはじめる。小坂光隆、大阪船手奉行となる。
5月−大雨が襲い賀茂川・大和川などが氾濫する。
大坂城番勤務の旗本・鈴木正三、家督を弟の重成に譲り出家する。
この年・大坂道頓堀の大和屋弥惣右衛門と尾張坂町の木津屋三右衛門が綿実油の製油法を開発する。
淀屋个庵(こあん)、鳥羽屋彦七ら新靭町・新天満町・海部堀川町の三町を開く。
10月28日−幕府が西国諸大名に大坂城の石垣修築を命じる。
小堀遠州が伏見奉行として大坂城本丸仮殿を造営。狩野探幽・尚信も殿閣の装飾を担当する。
大阪定番(じょうばん)制はじまる。初代高木主水正ら。