元文・寛保年間リンク⇒ | 東北 | 関八州・江戸 | 東海・北陸・甲信 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 洋上 | 前ページへ |
●元文2年(1737)
●元文3年(1738)
●元文4年(1739)
●元文5年(1740)
●寛保元年(1741)
●寛保2年(1742)
●寛保3年(1743)
8月−幕府が大坂・堺に丹製造人7人を許可し、丹の改印制を始める。
4月4日−幕府が大坂に銀座加役の銅座を復活、諸国の産銅を支配させる。
穂積以貫の「難波土産」が刊行される。
5月7日−幕府が江戸・駿河についで12日に京都、25日に大坂の和薬改会所も廃止し、和薬の販売を
自由化する。
11月30日−幕府が文字金銀の引き換え所を廃止し、以後金は江戸・京都の金座、
銀は江戸・京都・大坂の銀座で交換する。
西成郡に鋳銭場を設ける。
4月11日−文耕堂,三好松洛・千前軒(竹田出雲)ら合作の「ひらかな盛衰記」が
竹本座で初演される。
3月19日−幕府が大坂東町奉行稲垣種信を収賄により罷免・閉門とし、関係の町人を死罪・遠島などにする(辰巳屋騒動)。
10月−幕府が干鰯(ほしか)・油粕の買い占めを禁じる。
竹田からくりの3代目竹田近江が大掾を受領する。
摂津国武庫川が氾濫し大洪水となる。
伊丹の酒が将軍家の御膳酒となる。
高津新地に銭座を新設。
5月16日−文耕堂作「新うすゆき物語」が竹本座で初演される。
8月9日−上荷船・茶船仲間が過書船仲間・摂津諸村の農民との小廻し賃をめぐる裁判に勝つ。
1月16日−津打(つうち)半十郎・安田蛙文(あぶん)・中田万助合作「雷神不動北山桜(なるかみふどうきたやまざくら)」
の「毛抜(けぬき)」が佐渡島(さどしま)座で市川海老蔵(2代目市川団十郎)によって初演され、7月まで大入りとなる。
2月22日−幕府が菜種油不足のため菜種・絞り油の増産と,大坂への輸送の強化を命じる。
10月26日−幕府が干鰯高騰のため,大坂千鰯問屋と仲買新古両組を合体させて値下げをはかる。11月3日、
干鰯問屋・商人に干鰯の買い置きを禁じる。
金銭売買立会所が北浜に移され,金銭相場会所と改称される。
摂津・河内・和泉の農民、肥料高値につき訴え出る。