レオシュ・ヤナーチェク (1854-1928)の不思議な音楽、自然と情熱の一体となったような音楽は どのように生まれたのでしょうか? しばし、彼の生涯への旅をお楽しみ下さい。 第一部 - 誕生から教師になるまで 1879年(25歳)まで 序章 チェコの歴史 (付録:チェコの伝説) 1.家系と出生 2.故郷フクヴァルディでの幼年時代 3.ブルノでの青少年時代 4.若き音楽教師 第二部 - 音楽模索と作風の確立 1904年(25-50歳)まで 5.ライプチッヒとウイーンへの留学 6.結婚、ブルノでの音楽活動 7.モラヴィア民謡との出会い 8.オペラ「イェヌーファ」と娘の死 第三部 - 作風の発展 1918年(50-64歳)まで 9.失意と奮起 10.抗議の音楽 −チェコ人として、そしてチェコ人に対して 11.室内楽 12.第一次大戦の渦中で 13.「イェヌーファ」プラハ初演の大成功 第四部 - 偉大な創造の時期 1928年(64-74歳)まで 14.チェコスロヴァキア独立 15.カミラとの出会い −「消えた男の日記」、「カーチャ・カバノヴァー」、「クロイツェル・ソナタ」、「マクロプロスの秘事」 16.自然への愛、新たな生命への賛歌 − 「利口な女狐の物語」、「青春」、「シンフォニエッタ」、「グラゴル・ミサ」 17.同時代の音楽と − 「コンチェルティーノ」、「わらべ歌」、「カプリッチョ」 18.故郷での死 − 「死者の家から」、「内緒の手紙」 |