江戸府内年代ﾘﾝｸ

天保年間ﾘﾝｸ⇒

●天保元年(1830)
葛飾北斎｢富岳36景｣合巻刊行。

●天保3年(1832)
為永春水｢春色梅児誉美(うめごよみ)｣初編。
10月－幕府、天保二分金鋳造。

●天保4年(1833)
歌川広重｢東海道五十三次｣刊行。
この年より７年間にわたる天保の大飢饉始まる。
7月－江戸の米価高騰。一朱銀鋳造。
8月－関東･奥羽、大風雨。江戸市中の米穀払底し、蔵米を払い下げる。

●天保5年(1834)
1月－甘藷作地制限を出す。
2月－江戸大火。
3月－水野忠邦､老中に就任。

●天保6年(1835)
9月－100文銭(天保通宝)を鋳造。
12月－幕府、諸大名に国絵図作成を命ず。

●天保7年(1836)
7月－米価騰貴のため江戸への廻米は自由とする。｢江戸名所図絵｣刊行。

●天保8年(1837)
4月－徳川家斉退隠。家慶、第12代将軍。
7月－幕府、五両判を新鋳。
10月－一分銀を新鋳。

●天保9年(1838)
3月－江戸城西の丸炎上。

●天保10年(1839)
1月－幕府、国絵図作成功労者を褒章する。
3月－江戸城西丸修築落成。
5月－蛮社の獄。

●天保11年(1840)
9月－幕府、江戸両替商を600人に限定。

●天保12年(1841)
閏1月－徳川家斉没(69歳)
閏1月－天保の改革はじまる。
12月－十組問屋をはじめ株仲間､問屋､組合を禁止。江戸歌舞伎３座を浅草に移転。
12月－目付鳥居耀蔵を町奉行に任命。

●天保13年(1842)
3月－幕府、江戸諸色掛名主に物価値下げを命令。
6月－書物出版取締令を布く。高嶋秋帆に砲術教授を許す。
7月－異国船打ち払い令を止め、薪水食料の給与を許す。
10月－高嶋秋帆、下獄。
12月－下田、羽田奉行設置。

●天保14年(1843)
6月－町奉行鳥居忠耀らに印旛沼開墾を命ず。
7月－幕府、江戸､大阪､堺などの商人に御用金を命ず。
9月－江戸･大阪10里四方を幕領とする。
閏9月－上知令を撤回、水野忠邦を罷免、阿部正弘を老中首座とする。
12月－オランダ国王、幕府に開国勧告書をおくる。