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中国

陸奥国(万延･文久･元治年間)

【青森】

●万延元年(1860)
八戸藩士蛇口伴蔵が下洗(しもあらい)からの上水事業を完成する｡
●万延2年(1855)
盛岡諸･弘前諸などの諸藩に幕府より蝦夷地警備が命ぜられる｡
●万延6年(1859)
弘前藩が藩校の稽古館に蘭学堂を併設する｡
●文久2年(1862)
弘前藩が種痘館を新設し､種痘の実施を公示する｡
●元治元年(1864)
八戸藩主の南部信順(のぶゆき)に京都警衛の幕命が下る｡弘前藩も警衛の藩士を派遣する｡

【岩手】

●万延2年(1855)
盛岡･弘前などの諸藩に幕府より蝦夷地警備が命ぜられる｡

【宮城】

●万延元年(1860)
1月22日－〔仙台藩士･玉蟲左太夫は､正使新見正興(しんみまさおき)の従者の身分で使節団に同行し､米軍艦ポーハタン号で横浜を出港。9月28日帰国。〕
●文久2年(1862)
伊達慶邦､13ヶ条の財政計画を命ずる。
●文久3年(1863)
慶邦､内勅を無視して攘夷派を処分する。
●元治元年(1864)
慶邦､幕府から宰相に推されるが固辞。

【福島】

●元治元年(1864)
8月－二本松藩、幕府の要請により水戸天狗党追討のため常陸国へ出兵。
10月16日－水戸天狗党の田中愿蔵、真名畑村に潜んでいるところを塙代官所に捕われ、塙下河原で斬首に処せられる。