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陸奥国(元文・寛保年間)

【青森】

●元文3年(1738)
八戸藩が沖の口礼金（輸出税）を制定する。

●寛保3年(1743)
3月－津軽藩が訴訟箱を設置する。
盛岡藩が田名部(たなぶ)に御山奉行を置く。

【岩手】

●元文4年(1739)
5月－ロシアの探検船が翌月にかけて陸奥・安房の海岸に出没する。6月8日，幕府は陸奥・安房の諸大名・代官に海岸の警戒を命じる。

【宮城】

●元文元年(1736)
5月－ロシア船ミハイル号僚船2隻が牡鹿(おしか)郡長崎村に漂着する。
11月1日－仙台藩が学問所を創設する。

●元文4年(1739)
5月－ロシアの探検船が翌月にかけて陸奥・安房の海岸に出没する。6月8日，幕府は陸奥・安房の諸大名・代官に海岸の警戒を命じる。

【福島】

●元文元年(1736)
3月－平藩が郷村掟を制定し，地方支配を強化する。
湯長谷(ゆながや)藩が郷村掟書69か条を出す。

●元文2年(1737)
12月－白河で馬市が始まる。

●元文3年(1738)
9月18日－平藩領内湯本村ほかの農民8万4,000人が上納金廃止・減免・諸役免除・貯蔵穀物払い下げを要求して強訴する（磐城平藩一揆）。

●元文4年(1739)
2月21日－会津藩が社倉米10万俵を備蓄する。
5月－ロシアの探検船が翌月にかけて陸奥・安房の海岸に出没する。6月8日，幕府は陸奥・安房の諸大名・代官に海岸の警戒を命じる。

●元文5年(1740)
2月11日－会津藩が農民の分限帳改めを命じる。
11月12日－会津藩が材木不足のため杉・松・檜などの国外持ち出しを禁じる。

●寛保元年(1741)
松平明矩、白河15万石から播磨国姫路15万石に入る。

●寛保2年(1742)
1月24日－白河藩領内田村郡ほかの農民が，前年の藩主領地替えにつき御用金の返済を要求して城下の御用達宅を打ちこわす。