肩こり、首のコリは鍼灸マッサージでほぐしましょう
いよいよ立冬に入りました。
これからどんどんと冬に向かっていきますが、寒くなるに従って服装が厚着になっていきます。
厚着になると肩が凝るっていう方とても多いですよね。
肩こりで来院される方ってこういうパターンの方が多いです
OLの方でパソコンを良く使うんですけど、最近とても肩が凝るのですが、鍼灸ははじめてです。
うちにもこういう方とても多く来られます。肩こりや頭痛で整形外科に行ってレントゲンを撮って異常がないですね。という事でシップと痛み止めを出されるもあまり改善せず、そのうちに吐き気も出てくるようになって今度は内科を受診して吐き気止めや血液の流れを良くする薬などを出されるけど、それでも良くならないし、ずっと薬を飲んで行くのも・・・という事で悩んで整骨院や整体などにかかっていきます。
その時は良いんだけど、やっぱりすぐに元に戻ってしまうという事で、友人や知人に鍼を勧められてホームページを見てきました。という事で来院される方がとても多いです。
当院にかかられてから薬を飲まなくても大丈夫になったとかしんどいと思う回数が減ってきたなど効果を実感されている方が多いので、治療家としてはとても嬉しい限りです。
では鍼はよく効くっていうけど、他の治療法と何が違うの?
鍼を刺すと最初は外敵が侵入してきたと思って筋肉がぎゅっと縮みます。
それでもその外敵が侵入してくると今度は身体がその外敵をやっつけようとして血管を拡張させたり血管と組織の物質交換をしやすいようにする物質を分泌する為に血液の流れが良くなって組織に酸素や栄養が行き、筋肉がゆるんでいきます。
急性期の時は炎症を抑える役割として働きますし、慢性期の時は組織に酸素や栄養を与えるという役割をしています。(急性期は炎症があるため痛みが出て、慢性期はもうそこに炎症はなく、酸欠によって痛みが出ると言われています。)
この反応はマッサージなどの他の施術方法ではない反応なので、鍼はよく効くと言われています。また、指では届きにくい奥の筋肉に直接アプローチできるのも鍼灸の強みだと思います。
よく聞く鍼灸のイメージ
鍼灸って針っていう漢字があるせいか注射と同じように痛いというイメージが先行してしまうんですよね。ただ、鍼灸で使う鍼の太さは注射針の1/10位の太さなんです。太さでいくと髪の毛の太さと一緒くらいです。
注射針は中に液体が通るのでそれだけの太さがないといけないのである程度の太さが必要になってきてしまいます。鍼もあまりに細いと入れる時に曲がってしまうのですが、日本には伝統的に筒を使って鍼を入れていく手法が取られているため、中国や韓国の鍼灸に比べて細い鍼でも入りやすくなっています。
つくし鍼灸マッサージ院の鍼治療
初めて鍼をされる方や刺激に対してあまり強くない方はまずは鍼に慣れていただくために弱い刺激から施術していって効果が弱かったら少し刺激を増やしていくようにしていますし、鍼の刺激がまったくだめな方に対しては鍼ではなくてマッサージや運動法によって症状をとっていくという方法もあります。
消毒などの衛生面について
意外に多いのが皮膚や鍼の消毒についての不安のある方もとても多いですね。
僕らぐらいの世代の鍼灸師では学校できちんと皮膚や施術用具の消毒方法、滅菌方法などきちんと習っているので、感染などの報告はあまり聞いた事がありません。
皮膚はクリニックなどと一緒でアルコール綿花による消毒をしています。これはアルコールの揮発性によって細菌の細胞膜が破壊され水分と熱が奪われるため消毒効果があると言われています。
鍼はディスポ鍼(使い捨て)で鍼を入れるお皿などは洗浄後→オートクレーブ(132度2気圧で20分)で滅菌した後、紫外線滅菌庫にて保管しているので安心して鍼治療を受けていただく事が出来ます。
時間はどれくらいかかるのでしょうか?
肩こりのコースで45分から1時間くらいを想定していただくと良いと思います。(特に痛みに弱い方などはゆっくり施術していくので長くなる事が多いです。)
服装などについて
女性の方で多いのが来院時の格好ですが、上下の施術着がありますので大丈夫です。肩こりの場合は基本的に上の施術着だけですが、スカートなど履かれている場合は下の施術着もお貸しします。ズボンを履かれている方でも坐骨神経痛で太ももの裏などに鍼が必要な場合は着替えていただいく事もあります。
着替えについて
お着替えする場所は施術ルームが個室になっているのでそちらでお着替えしていただけます。
鍼の後だるさが残ったり痛みが残ったりしますか?
症状がきつい方だとまれにだるさが残ってしまう方がいらっしゃいますが、全然運動していない方がいきなり運動すると筋肉痛になるのと一緒なので、身体が治っている証拠でもあります。
2,3日後には消えてそのあとはすっきりされる方が多いです。ただ、あまりきつくならない様に刺激量は抑えていますので、安心して施術を受けていただけると思います。
初めて来られる方って色々分からない事や不安な事などありますよね。私自身患者様がどういう風な悩みがあってどうしたいか?など知った上で施術をしたいと考えているので、そういう時は遠慮なさらずにメールフォームにてメッセージを頂けたらと思っています。
ご予約やお問い合わせ、施術料金のご確認などは下記のメッセージフォームかお電話にてお気軽に問い合わせください。
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