大阪で発展してきた小児はりについて

小児鍼 はり さいたま市 浦和 北浦和 美容鍼 ぎっくり腰 疳の虫

日本では昔から、疳の虫、おねしょ、夜泣きなとが強い子には小児はり(むしばりとも言われていた)をしていました。 特に昔の大阪では大概どの子供でも一回位はした事があるという話を聞いた事があります。昔はおばあちゃんに連れられて来院されていたみたいなのですが、核家族化になってきたり、 親と同居されるご家庭が少なくなって行くとともに小児はりの文化も残念ながら少なくなってきました。

疳の虫はとくにどこが悪いわけでもないのに、不機嫌になり、キーキーと高い声をあげたり、夜も眠れない様子でグズついたりします。疳の虫が強い子になると眉間の所に青い筋があり、逆にその青い筋があるとこの子は疳がキツイ子なんだなぁと言うのが分かります。

では、疳の虫ってなんでなるの?

と言う人の為に「疳の虫」の説明をしたいと思います。疳の虫とは生後3ヵ月くらいから5歳くらいまでの子供がなり、現代医学的な見方をすると赤ちゃんの場合まだ大脳が充分発達しておらず、また言葉も未発達の為、きちんと意思疎通が出来ない為、自分の思いをうまく伝えられなかったりします。そうなると赤ちゃんは落ち着きがなくなって興奮し、情緒不安をまねくなどの自律神経症状が出てしまいます。大人で言うところのストレスと一緒です。赤ちゃんや子供はストレスが無いだろうというのは大きな間違いで、実際赤ちゃんや子供は親子間、兄弟間、空腹感や環境の変化など様々な場面でストレスを感じています。

「小児はり」というと私の患者様でも、子供に鍼を打つと思っているお母さんも多くビックリしてしまいました。子供に使う鍼は刺すのでは無く、擦ったり軽く叩いたりします。皮膚を刺激する事によりそこから自律神経を介して脊髄や大脳に刺激が行き、そこからまた自律神経を介し各臓器などへ刺激が伝わり、身体を調節してくれたりします。子供に使う鍼は一般に使う鍼とは違い、接触鍼と言ってローラー鍼や軽く尖った鍼で軽く叩いたり、カッサみたいなイチョウ型の鍼でこすったりします。これが皮膚が軽く発赤するまで施術します。

こんなんで効くの?と思うかもしれませんが、良く効きますよ!小児鍼をしなくても子供に沢山触ってあげると良いと言うのはこういう意味合いもあるのではないかと思います。

慣れてくるとくすぐったいって言ってもっともっとー!ってせがんでくる様になるのでこっちもビックリします!

対象年齢は、生まれてからすぐの乳児から学童期ぐらいまでです。疳の虫以外の適応症には、虚弱体質、消化不良、食欲不振、夜尿症、気管支炎、小児喘息、チック、健康増進などがあります。最近の子供達はゲーム機器やパソコンなどの使用によってテクノストレスが忍び寄ってきています。子供にストレス?と思うかもしれませんが、ストレスに対する抵抗がない分本当に少しの事がストレスに感じる様です。これらの事から最近増加してきた子供の肩こり、頭痛、目の疲れなどにも対応出来ます。

是非お近くにお住まいの方は小児はりをお試し下さい。5分位で終わります。金額は1000円頂いています。

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