中日スポーツ連載4コママンガ「おれたちゃドラゴンズ」のホームページ

 

 

おれドラ周辺記2012
 

 

 

冬がそこまで     2012.11.17

 ずいぶん寒くなってきましたね。
 今までは私の部屋で昼寝していた猫たちも、最近はコタツの中にこもって顔を出さなくなりました。
 庭の二本の柿の木も、やっとほぼ収穫が終わって、残った実が風に揺れています。渋柿なので鳥も少し突くだけで食べません。
 この柿を以前は苦労して干し柿にしたりしましたが、ここ数年は甘くする術を習得したために、この時期は嫌と言うほど柿を食べてます。術が不完全なうちは、ときどき渋いのもあって、うっかり人にあげて被害者が出たりしましたが、今年はもう100%近く甘くなってましたね。ただ数多く生りすぎて大きさが小粒だったのが課題といえば課題。来年は花が終わったところで摘果してみようと思います。

 この柿の木も、もとは食べた実の種を植えたところから成長したもので、自然ってありがたいことですね。
 春にはイチゴが勝手に生って、夏はミニトマトが(これは苗を買ってきますが)生って、畳二畳もない菜園ですがいろいろな恵みを与えてくれます。大根やスイカ、カボチャ、ナスなんかも作ってみましたが、これはあんまりうまくできなかったですね。何でしょうね、土の相性があるんでしょうか。
 来年の春までには、少しスペースを広げようかなと思ってますが、できるかどうか。周辺の芝生をはがすのが大変なんです。最初から計画的に芝生を張れば良かったんですが。

 

 先日は玄関前のバラの木が枯れたので、それを掘り出して、マサキの木を移植しました。おかげで夏にやらかしたギックリ腰が軽度に再発して、なかなか治りません。
 夏の間、ほったらかしていた荒れ放題の庭を、冬が来る前に掃除しなければと少しずつ片づけていますが、完了しないうちに落ち葉が積もってイタチごっこです。先日は庭の隅にセイタカアワダチソウが知らぬ間に生えていてびっくりしました。伸び放題の樫の木も枝打ちしないと雪で折れる恐れがあるんですが、果たしてできるかどうか。車庫の屋根に登らないといけないんですよ。庭木も成長すると、だんだん手に負えなくなってきますね。
 あとは門の横のコニファーが突然枯れてしまったので何とかしなきゃいけないんですが、まあこれを掘ろうとすると腰が再起不能になる恐れがあるので、しばらく放っておきましょう。それこそ雪で倒れるかな。

 今回は別に書くことがなかったんで、本当に周辺記になりました。さあ、そろそろ師走の準備。恒例の同級生コンサートの練習をしなければ。   

 

 

 

今季のドラを振り返る     2012.9.24

 今シーズンのセ・リーグの優勝はジャイアンツに決まりました。
 ドラゴンズも現在20以上の貯金があり、通常なら優勝できる成績ですが、ジャイアンツの貯金は40以上と異常な勝ち越しです。いかに下位チームが負けたかということですね。
 ドラゴンズとジャイアンツで20の貯金の差がありますが、杉内とホールトンの勝ち星合計がほぼ20です。別に補強しなくても均衡した勝負になったんじゃないかと思いますが、吉見、ネルソン、浅尾、ブランコといったところの故障があってのことですから、まあ補強したい気持ちも判らなくもないところです。

 

 今季のドラゴンズを振り返ると、打撃力は多少アップした感じです。大島の成長が大きいでしょうが、逆に森野の低迷が目立ちました。彼もAB型なので一見無気力そうに見えてしまいますが、内心では非常に懸命にプレーしていると思います。
 立浪さんが不調脱出には走って下半身を鍛えろと言ってましたが、まあそうなんでしょうね。ただ地道な努力というのが嫌いで、なんとか要領良くテクニックでカバーしてしまおうと考えるんでしょう。同じAB型として、自分のことを言われているようで耳が痛いですが、ここまで低迷が長引いては仕方がありません。一度馬鹿になって徹底的に走ったらどうでしょう。
 年齢的にも、ここで衰えるか、それとも鍛え直して持ちこたえるか、この先の選手生命を大きく左右する時期かと思います。

 

 今季のドラゴンズというと、なんと言っても大きな変化は首脳陣が代わったことでしょうね。
 特にそれまでの落合監督は試合で勝つことだけを目標としてきたのに対し、高木ドラゴンズはファン対策を課題としてプラスされたために負担が増えた面もありました。
 サインをするなどファンとの直接の触れ合いはメジャーの選手などを見ても当然のことだと思いますが、試合の戦術面で送りバントでは面白さがないということなのか、序盤ではあまり採用しませんでした。
 ただでさえ打率の低いチームがバントをしないとなると、ヒットが3本つながる確率というのはかなりの低さです。バントを一つ入れることでヒットは2本で良いことになり、得点の確率はかなり上がります。そういう意味で、バントをすることはファンの期待を裏切るものではないと、差し出がましいですが何度か漫画にも描いたりしました。やっぱり勝たなきゃファンは喜びませんからね。

 結局、今季は犠打も盗塁もジャイアンツが大きく上回っています。打力の低いドラゴンズが小技も少なくては対抗する術がありません。ジャイアンツの豪快な打撃に目が行きがちですが、この小技の多さに注目すべきでしょうね。特に打線低迷のときは小技で繋いで得点力を上げるしかないでしょう。
 原監督は落合監督に何度も煮え湯を飲まされて、勝つためには落合野球を踏襲することだと悟ったように思えます。

 

 それから高木監督の気ままな発言というのも人間らしくて良いとは思いますが、チーム内が混乱しているように相手に思われるのは、やはり勝負的にはマイナス要因でしょう。混乱しているように見せながら実は戦術、というところまで昇華すればいいんですが、身内にまで動揺が及ぶようでは選手も集中できないでしょう。
 落合監督の場合、たとえ間違った采配をしても、それが意味のあることのように相手に思わせる不気味さがありました。徹底して手の内を見せないことで、相手に余分な気をつかわせる、それがボディーブローのように効いていました。

 指揮を執る監督それぞれの個性があるので、それを発揮すれば良いとは思いますが、チーム力が急激に変化しない以上、勝つための方法というのは自ずから決まってきます。今年の反省をふまえて、来季に向けてどう改善していくか、このオフの作業に注目したいと思いますね。
 なにっ、まだCSと日本シリーズが? いやそれはもう、おまけみたいなもんですよ。   

 

 

 

男依普及活動     2012.8.10

 前回ギックリ腰をやらかしまして、なんだかもう無常感に浸った文章になっていましたが、おかげさまで回復して、あの激痛はなんだったのかというくらい嘘のように元通りの生活に戻りました。
 とは言っても、やはり気をつけないといけません。どうしても机に向かって座ることが多いので、知らず知らず腰が曲がっていたり変な格好になっているのに気づくと、背筋を伸ばしたりしておりますよ。

 

 さて6月の後半に、まだギックリ腰が悪化する前でしたが、江南市のあじさい祭りで「村久野に英雄がいた!壬申の乱の将軍・村国男依」という講演をやりました。村久野町の音楽寺というお寺の境内で、野外の特設舞台の上でやったので、いつもと違う新鮮な感じがしました。
 この音楽寺という寺は江南市で一番古い寺と言われていまして、細かいことは省略しますが、村国男依に関係がある寺とされています。
 昔は寺に隣接して村の保育園があって、私もそこへ通園していましたが、まさか40数年たって、またここに関係することになろうとは、なんだか目に見えない縁のようなものを感じます。
 梅雨のさなかで天気が心配でしたが、ありがたいことに晴れて、約80人ほどの人に集まっていただきました。一人でも多くの地元の人に、郷土の英雄のことを知ってもらえればと思います。

 

 また7月の末でしたが、江南市の主催で「教養講座・村国男依のゆかりの地をたずねよう」という企画がありました。江南市と、隣の各務原市の村国男依の関係史蹟を見学するバスツアーで、案内役の一人として同行させていただきました。
 江南市の音楽寺と村国神社、各務原市の村国真墨田神社と村国神社をマイクロバスで回り、江南市歴史民族資料館の丸山館長や村国神社の宮司さんなどから話を聞くという企画でした。
 マイクロバスの定員が20数名で、応募初日で定員に達して参加できなかった人もいたそうで、江南市の皆さんの関心の高さがうかがえます。

 この日は、各務原の村国神社境内にある国の重要有形民族文化財の村国座も見学させていただき、回り舞台の下の奈落まで入って、ベンハーのように舞台を回してきました。明治初期の建物ですが近年修復され、その作業に携わったのが中日ドラゴンズのあの方のお兄さんということで、この日も休日のところ、わざわざ説明役を務めていただきました。思わぬところで縁がつながるものだなあと驚いた次第です。
 暑い中、私よりも上の年齢の方が多かったようですが、一人も熱中症になることなく、皆さん無事に最後まで見学されて終了しました。
 各務原の村国神社の宮司さんとは初めてお話させていただきましたが、さすがに飛鳥時代の人物について新たな発見はなく、神社にあった書き付けなども終戦の混乱で焼却してしまったということでした。ひょっとしたらその時までは、何か記録が残っていたかもしれず、残念なことだなあと思います。
 ともあれ、村国男依についての関心が高まることは良いことで、これからも機会があれば参加したいと思っています。   

 

 

 

ギックリ腰の国     2012.6.29

 先日2年ぶりに人間ドックを受診しました。会社勤めの人だと定期的に会社から受診しろと言われるんでしょうが、自営業者は自分で健康管理もしなきゃいけません。自己管理がしっかりしてないと自営業者としては不適格なんですね。
 そんなことで人間ドックを受診したのはいいんですが、その日にギックリ腰になりました。全然自己管理できてません。
 最初はかすかな痛みだったのが1週間後には体を動かすたびに腰に激痛で、まあ本当にこのまま寝たきりかとも思いましたが、医者にも行って痛み止め薬とコルセットで、今はなんとか快方に向かっている状態です。
 中日スポーツの漫画は休まずに描きましたが、地元の中学校で4コマ漫画の講座をやる予定だったのを中止にしてもらいました。予定していた生徒さんには申し訳ないなあと思います。

 それにしても怖いですね、ギックリ腰は。正確には私の場合、椎間板なんとかかんとかーと言うらしいですが、これでもうしばらくは重い物を持てないわけで、庭木の植え替えや大工仕事など予定していたことが無期延期で、やっぱり人間五十年、若いうちにやるべきことはやっておかないといかんなーと無常感に浸っているこの頃です。

 

 無常感と言えば、原発再稼働や消費税率アップの法案可決など、最近の政治にも怒りを通り越して無常感を感じます。もうこの世とは縁を切って生きるので勝手にやりなさいという気になりますが、しかし原発も消費税も無関係でいるわけにいかないので、結局はイライラしながらも注視することになるんでしょうね。

 あれほど期待されて政権交代した民主党がこの体たらくで、官僚を中心とした旧態勢力に歯が立たず、政治改革など絵に描いたモチになりました。それこそ腰砕けで、もっと足腰がしっかりしていた政権交代直後に、迅速に改革の手を打たなきゃいけなかったんですね。浮かれているうちに失点を重ね、また失点するように仕向けられて、国会がねじれ状態になってからやろうとしても無理な話です。ギックリ腰になってから大仕事をしようとするようなものですよ。
 ここに至っては未練がましく民主党が政権を握っているうちは、どんどん旧態勢力と妥協するしかなく、何の光明もないでしょう。この国のことを思うなら、総選挙にするのがせめてもの良心だと思いますね。

 

 そうはいっても大きな流れとしては、さすがに脱原発に向かうでしょうし、政治改革もこのままとは思えません。速度は呆れるほど遅くても改革の方向に進むのでしょう。
 明治維新を成し遂げたこの国ですから、私はどこかで信頼していますが、しかし太平洋戦争へ突入していった国でもありますから、そんなに楽観もしていられません。やはりその時代のリーダー次第ということでしょうか。
 しかし今、リーダーといって思い浮かぶのは大阪市のあの人くらいで、ほかは見当たらないですね。突出するのを敬遠する国民性があるのかもしれませんが、せめて頑張っている人の足を引っ張るのはやめましょう。中島みゆきさんも歌ってますが「戦う君のことを戦わない奴らが笑うだろう」ってことです。   

 

 

 

犬飼アナのこと     2012.5.5

 ゴールデンウィークも終わろうとしてますが、そんなことも関係なく私は普段通り仕事ですよ。それどころか先月末にパソコンが故障して、締め切り近い仕事もあったので慌てて新しいパソコンを買って、なんとか終了したところです。
 8年も使ったパソコンなので仕方ないですが、どうも直りそうもなく廃棄ということになりそうです。はかないものですね。新しいのはムチャクチャ元気がよくて、いろいろ新しい機能があるようですが、まだ使い慣れずに恐る恐る触らせていただいているというところです。

 

 さて、慌てて買ったパソコンで仕上げた仕事は月刊ドラゴンズの「画竜点睛」ですが、5月号から新しいコーナーがいくつか始まっています。その中に元東海ラジオアナウンサーの犬飼俊久さんのコラムがあるんですが、これがなかなか良いんです。
 内容を書くと怒られるので書きませんが、犬飼さんが若かりし頃、実況中に杉下茂さんに言われた一言で、実況アナの仕事に取り組む姿勢が変わったことが書いてあります。いい話ですよ〜。

 私が犬飼さんというと思い出すのは、たしか星野さんが2度目のドラゴンズ監督に就任決定したオフだったと思いますが、NHKの正月番組で星野さんを囲んで名古屋のマスコミの何名かが、大きなこたつで座談するという番組がありました。
 なぜか末席に私も加えていただいたんですが、そのお隣が犬飼さんで、収録中に私は緊張をほぐそうと犬飼さんにお酒のお酌をしたところ、緊張で手が震え、盃を持つ犬飼さんの手に酒を注いでしまったことがありました。もちろん謝りましたが犬飼さんは嫌な顔もされず、その後、東海ラジオを訪れたときも笑顔で迎えていただいたりと、優しく対応していただいた記憶がよみがえってきます。
 今は関連子会社の社長さんになっておられると聞きましたが、あの名調子をまた聴きたい気がします。

 

 プロ野球中継のアナウンサーというと、これは名古屋地区のことしか判りませんが、50歳を過ぎた実況アナというのは数が少なく、ほぼ30、40代が主体という感じです。そしてどうも皆さん、似たような実況ぶりです。ホームランやナイスプレーに絶叫して、それはそれで視聴者、聴取者に興奮を与えるのかもしれませんが、あまり実況アナが興奮すると、特に絵の見えないラジオではどうも置いてきぼりになった気になります。
 絶叫や連呼はサッカーの実況の影響かもしれませんが、興奮を伝えながらも実況アナにはどこかに冷静さを持っていてほしいと感じます。

 温故知新の意味も込めて、ときにはベテランアナに実況をやっていただくというのも良いんじゃないでしょうか。年配のファンには嬉しいし、若いアナの勉強にもなるでしょう。
 ちなみに今、ドラゴンズの中継で私が好きなアナウンサーは、CBC・水分アナ、東海テレビ・森脇アナ、テレビ愛知・中本アナといった面々。いずれも年齢が高いですね。個人的にちょっと冷めた感じが好きなのかもしれません。

 パソコンじゃありませんが、あまり元気が良く多機能になっても使い心地が悪ければ意味がありません。古いものが良いと言うつもりはありませんが、画一化よりは多様化で、いろいろな実況スタイルがあれば良いと思います。先日、テレビ愛知では女性アナの実況挑戦もあって面白いと思いましたが、ベテランアナの復活実況もいかがでしょう。
 東海ラジオの犬飼アナ、酒井アナや東海テレビの吉村アナの実況、聴きたいなー。   

 

 

 

隠れた適性を探せ!     2012.4.17

 プロ野球が開幕して他チームと一当たりしました。ドラゴンズは5連勝で好発進したと思ったら5連敗で、嫌なムードになりましたが、その後2連勝。今のところ7勝5敗2分けで2位という位置につけています。
 開幕直後であり、また首脳陣も変わったので今季の布陣をどうするか、まだ模索の最中でしょう。攻守で人材の配置が決まってくれば、もう少し安定した戦い方になると思います。

 

 今年はチェンが抜け、ネルソン、ソトが出遅れた先発投手が心配でしたが、開幕投手の吉見に続いて川上、山本昌が登板し好投を見せました。その後、川上が故障で離脱しましたが、間もなく復帰できそうです。また山本昌も今季3試合目の阪神戦で勝って杉下さんに並ぶ211勝目を挙げました。
 月刊ドラゴンズ5月号の「画竜点睛」ではこの先発3人の漫画を描いたので、なんとか発売日までは踏ん張ってほしいと願っているところです。

 そのほかの先発投手というとここまで中田賢、山内、雄太の3人が投げました。このうち安定感では山内が一番で、この先もローテーションに入っていくでしょう。中田賢は1勝はしたものの、相変わらずいつ崩れるかわからないところがあります。雄太も早い回で打ち込まれ現状では一番危うい立場です。あと中継ぎに回っている山井も、この先チャンスをもらって先発するようです。
 そのほかの人材というとルーキーの田島がリリーフで好結果を挙げており、コマ不足になれば彼を先発に使うこともあるかもしれません。あとは誰か出て来ないものでしょーかねえ、思わぬ人が。金剛さんあたり思い切って先発で使えないものでしょうか。後がないだけに心配です。

 

 打撃陣では、これまで定番の荒木、井端の1、2番を解体し、荒木、大島で1、2番を組みました。落合監督時代にも試みたことがありますが、6番に井端を置くことで打線に厚みが出て得点も増えると考えてのことで、これは良い手でしょう。
 ただ細かい野球が出来るイメージがあった大島が、意外にも2番に入ると働きが不十分で、1番にしたところ好結果が出ています。小柄な選手は2番というようなイメージがありますが、ああ見えて大島さんは目立ちたがり屋で、1番で打って出る方が性に合っているのでしょう。あまり既成概念にとらわれると上手くいかないという好例かもしれません。

 他の選手にしても、せっかく首脳陣も一新したことですから、今までと違う持ち場を与えてみると思わぬ適性を発揮するケースがあるかもしれません。かつて英智を投手にしようとした監督もいましたが、そこまでの無茶は論外として、何かチームが変わったという選手起用があれば面白いんじゃないかと思いますが、どうでしょう、監督。Join us!   

 

 

 

予告先発で一言     2012.3.9

 年明け最初の更新が3月では、ちょっとサボりすぎですよ。
 という声が聞こえてきそうな気がしますが、なかなか忙しいんですよ、私も。

 昨年3月に出版した歴史小説「赤き奔河の如く」の関連で、今年1月に江南市主催の講演会を行い、2月にも江南市周辺の社会科の先生の集まりで村国男依についてお話をさせていただいたりと、まさに赤き奔河の如く余波が続いております。
 4月には男依の本拠地である岐阜県各務原市の歴史サークルで2度にわたって講座を行う予定になっております。興味のある方は、今からでも歴史サークル「ヒストリー各務野会」へ入会していただいて聴きに来てください。
 これまでは江南市を中心に話題になっていた感じですが、徐々に各務原市へも波及する動きになってきて、この木曽川をはさんだ両市で村国男依を盛り上げていければ理想的だなと思っております。

 

 さて、プロ野球のほうも3月に入りオープン戦たけなわという時期になりました。今年のドラゴンズはどうですか、皆さん。
 昨日、セ・リーグの予告先発が決定になりました。私はこれまでどおりのほうがいいと思いますがねー。あの先発発表のときに、何度「ええー!」と驚かせていただいたことか! あの感激がなくなるんですよ。いいんですか、それで。
 まあ、関係者の皆さんがそれで良いというんなら私も構いませんが。制度に変化があった方が漫画のネタにもなるし、先発が分かった方が漫画の準備もしやすいかもしれません。先発投手を読むのが下手な球団とか、予想がはずれっぱなしの新聞記者など、楽になる人が大勢いるのでしょう。しかし、いいんですか、それで。まあ、いいですよ、決まったんなら。でも、いいんですか、ってくどいですね。私は先発予告を見ないようにして、一人で「ええー!」と驚こうかな。

 ファンサービスという理由が押し出されていますが、たとえばエース投手VS.谷間投手の対戦だったら谷間チームのファンって見に行くかな? シャットアウト負けの試合を見たいファンは、一部の例外をのぞいて少ないでしょ。となると客を呼べる(勝つ見込みのある)投手は収益を上げたいホームゲーム、谷間投手はビジターゲームで、ということになっていくよね。

 

 パ・リーグはそれでも観客が増えているから、真似して導入しようということだけど、パの成功の要因はもっと他のところにある気がするよね。
 まあ、試行錯誤で、いろいろやってみるんでしょう。こっちもあんまり深刻に考えず、ちょっと離れて冷静に眺めるのがいいかなと思ってますよ。年くったのかな、俺。
 それより、今また少し違ったことに精を出しています。公表できる時期が来たらお知らせしますよ、 途中でポシャるかもしれないけど。
 なんだかつまんない時代だから、他人が提供するものに頼ってばかりで文句を言ってるよりも、自分で面白いことを作り出して楽しむ人が勝ちだと、つくづく思いますよ。     

 

 

 

 

 

 

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