「江南戦国物語/堀尾の桜」CD完成 2024.10.5
江南市が市制70周年ということもありまして、江南市の戦国時代を歌った「江南戦国物語」という曲を作りました。
記事を読んでいただければ詳細は判るかと思いますが、当時の江南市には織田信長の側室、生駒の方が住んでいて、信忠、信雄、五徳という二男一女が生まれます。
また蜂須賀正勝、前野長康といった地侍や、駿河から戻った木下藤吉郎も加わって若者たちのエネルギーが渦巻き、このあと起こる桶狭間の戦いや美濃攻めを経て、信長のもとに集結して天下への道を進んでいくことになります。
こうした尾張北部の戦国時代のことはあまり詳しく取り上げられませんので、地元密着の小説として「卍曼陀羅」という作品を書きましたが、それを歌にしたという感じです。盆踊りなどでも使えるようにというご要望だったので、ゆったりとしたリズムとメロディーにしました。またカップリングとして、お隣の大口町出身の武将、堀尾吉晴の歌も作りました。蜂須賀や前野よりは少し下の世代ですが、彼もまた信長の旗下で働き、秀吉の与力となることが多かったようですが、のちに松江の大名となり、松江城は近年国宝にも指定されました。
今、大口町は五条川沿いの桜並木で知られるようになって、その桜になぞらえて堀尾吉晴を歌ってみました。
入手先は記事の最後にありますので、興味のある方は聴いてみてください。
新聞記事&コンサートパネル 2024.10.3
「虚仮王」の出版を中日新聞が取材してくれました。私の紹介をしようとすると、どうしても漫画について触れてもらうことになるので、ややこしくて申し訳ないなあと毎度思います。最後に漫画の落ちっぽくまとめていただいて、お見事ですね。
また少し前になりますが、さだまさしさんの呼びかけで「がんばれ能登・緊急支援チャリティーコンサート」が名古屋で行われましたが、当日に会場内に飾られた出演者パネルのタイトルを書かせてもらいました。
ここに使われるとは私は全く知らずに、ネット上で見て驚いた次第。この写真も当日参加した方から送っていただきました。そうなった経緯は面倒なので省略しますが、こうせつさん、さださん、森山さん、泉谷さん、スタレビさんら目のくらむような方々のサインとご一緒させていただいて、フォーク世代としては大変光栄でした。
私もチャリティーの片隅に参加した気分で(当然、無報酬です)、嬉しかったので写真を載せさせていただきます。
松田トシキ「湖北情歌/竹中半兵衛」CD完成!! 2024.6.25
またまた松田トシキさんに歌を作りました。
これは岐阜県垂井町で作られた「竹中半兵衛」という歌を松田さんのボーカルでリニューアルするということで、CD制作の際にカップリングとして私が1曲作らせていただきました。
滋賀県長浜市にある近江孤篷庵という名庭で有名なお寺を題材にという依頼でしたので、近くにある小谷城の城跡もからめて悲恋の歌にしました。小谷城というのは戦国大名の浅井氏の城でしたが、織田信長との戦いで落城。浅井長政に嫁いでいた信長の妹、市姫は四人の子供の命を救うために夫と別れ脱出しますが、長男は殺害され茶々、初、江の三姉妹が残ります。
政略結婚とはいうものの長政と市の関係は良好だったといいますが、子供を生かすために別れる道を選んだのでしょう。そんな運命を現在の恋愛に悩む女性を主人公に重ねて書いた曲です。
限定販売なのでどこで入手できるのか判りませんが(垂井町に問い合わせたら判るかな?)、気になった方は聴いてみてください。
歴史小説「虚仮王(こけのおう)」出版! 2024.4.7
2年ぶりに歴史小説を出版しました。聖徳太子を主人公にした「虚仮王」という作品です。
聖徳太子というと古代史ではもっとも知名度の高い人物だと思いますが、何をやったのか、どんな人物なのかと聞かれると意外によく判りません。
日本書紀に記述はあるものの、それを信じていいのか。さらに法隆寺の仏像の光背銘や、後世に作られたエピソードなどで真実の姿がかすんで、実像が見えなくなっているように思います。
事実であろうと思われる事象をつなぎ合わせて、厩戸王の本当の姿を描いてみようというのがこの小説の目的です。その過程で厩戸王が聖人になっていった理由も推理してみました。現在知られている聖徳太子との乖離をお楽しみいただければと思います。
松田トシキ「犬山城から/裁断橋」CD完成!! 2023.12.20
犬山市が来年市制70周年ということで、それにちなんで歌を作るという企画でご依頼をいただきました。
歌はもちろん松田さんに歌っていただいて「犬山城から」という歌ができました。おとなり大口町ゆかりの「裁断橋」の歌も作って、このほど2曲収録のCDが完成。
中日新聞で詳しい記事になりましたので載せておきます。
ローカルな歌なので1000枚の限定販売。近隣の町が歌で活気づけば結構なことだと思いますね。.
松田敏来「あじさいの寺/思いやり橋」リリース!! 2023.6.11
私が作詞作曲した「あじさいの寺」と「思いやり橋」の2曲を、松田敏来さんの歌でCD化、このたび目出度くリリースされました。
どちらも私の地元の愛知県江南市を題材とした歌で、「あじさいの寺」は村久野町の音楽寺を、「思いやり橋」は宮田神明町と岐阜県各務原市に以前かかっていた小網橋を歌った曲です。歌の内容についてはこのページの2022.8.13の記事をご参照ください。「あじさいの寺」は我がバンド奏優風のCDにも収録しましたが、当初から松田さんのボーカルを想定して作った曲で、今回それが実現して嬉しい限りです。
「思いやり橋」は今回のCDのカップリング用に作りましたが、想定以上に良い曲になり、どちらがメインでもおかしくないなあと満足しています。
演歌っぽく作ったつもりですが、やはりフォーク好きの血は隠しきれず、それが良い具合にブレンドしているように思います。あんまり自画自賛してもみっともないですが、本当かどうか一度聴いてみてください。
今回のCD化はNPO「まちづくり江南市民会議」の活動の一環として始まったものですが、当初は夢だった全国販売まで実現して本当に感謝感激です。江南市を題材にしていますが、固有名詞は出てこないので、全国どこの人にも親しんでいただけるかと思います。
Youtubeでも聴くことが出来ますし、DAMのカラオケにも入るとのことで、覚えて歌っていただければ最高です。
dela「WE ARE DRAGONS!」リリース!! 2023.4.2
名古屋を拠点に活躍する女性アイドルグループdelaさんが、このたび私の作った「WE ARE DRAGONS!」を歌うという快挙が実現しました。
4月1日に配信開始、10日からCDが全国発売の予定です。CDジャケットは3種類あり、delaさんの写真が2タイプと私のイラストが1タイプとなっています。この歌の歌詞は1999年に作ったもので、高山市の中谷馨さんの作曲で「We are DRAGONS -夢をつかむのは今-」というタイトルでインディーズCD化し、中谷さんの父娘コンビFushiryuが歌いました。翌年には女性4人組のDASHも歌い、第一興商のカラオケにも入りましたが、残念ながらその後は定着することもなく忘れられていました。
2018年に中日スポーツの4コマ漫画「おれたちゃドラゴンズ」が連載25周年ということで、記念に私が新たに作曲し、歌詞も一部変更して生まれ変わった「WE ARE DRAGONS!」が完成しました。
女性アイドルグループに歌ってもらおうと名古屋を拠点に活躍するdelaさんに提案したところ、快く賛同していただき動き出した矢先に、新型コロナの影響で一時中断。2022年10月に再び再始動して、ようやく日の目を見ることになりました。
奇しくも私のマンガは30周年ということになり、また当時イメージして歌詞を書いた立浪選手が監督になって、縁のようなものを感じます。
さらにマンガでよく描かせていただいたドラゴンズOB(山本昌さん、中村武志さん、山﨑武司さん、川又米利さん、井上一樹さん)のほか、ドラファンのタレントさんなどいろんな方にコーラスで参加していただくという、まさしく夢が現実になったような歌になりました。
「ドラゴンズを愛する人は皆、ドラゴンズの一員だ!」というコンセプトのもと、多くの人にご参加いただき感謝感激です。
ドラゴンズの応援歌といえば「燃えよドラゴンズ!」が定番ですが、あまり女性アイドルが歌う応援歌はなかったように思います。
名古屋のアイドルグループdelaさんが歌って踊るこの歌は、また違った華やかな応援スタイルを生み出してくれるものと確信しております。それがドラゴンズを盛り上げることにつながっていけば、これに勝る喜びはありません。
ファンの皆様に愛される歌に育っていきますよう、心より願っております。
江南市立図書館オープニング講演 2023.4.2
江南市の市立図書館が移転して、名鉄犬山線の布袋駅前に新築された複合施設の3、4階に新たにオープンしました。
4月1日の開館日にオープニング講演会ということで、私が「嬉し楽し深し! 江南市の歴史探し」という演題で1時間ほどお話をさせていただきました。広々とした館内には一般向けとは別に幼児、学生の書籍コーナーがあったり、卓上ゲームを楽しむコーナーや学習スペースに仕事スペースなどもあり、多様なニーズに応えようという作りになっていました。
講演をしたイベントホールは、3、4階をつなげた階段状の席があり、前面のガラス張りの窓の外は布袋駅が見えて、何とも不思議な空間で戸惑いつつも、何とか1時間の講演をさせていただきました。
私の小説にからめて江南市の歴史を調べる面白さ、楽しさをお話しましたが、題名を先に決めて内容はあとから考えたものですから、あちこち話が飛んで言い忘れたことも多々ありました。何かしら心に残って、地元の歴史に興味を持つきっかけになればと思います。
お越しいただいた皆様、大変ありがとうございました。
歌番組に出演 2023.2.1
先日、BS12の歌番組「大介・舞の歌いろ人生」に出演しました。
とは言っても私が歌ったわけではなく、私の作詞作曲した「あじさいの寺」を歌っていただいている松田敏来さんが出演され、そのおまけに付いて出たわけです。30分番組に何人かの歌手の方が出演され、松田さんも「あじさいの寺」を1曲と、それに関するトークを数分するという構成ですが、この曲が私の地元の愛知県江南市の音楽寺を題材にしていますので、そのあたりのことを私がお話ししました。
司会の北川大介さんと、さくら舞さんが軽妙に話をされて、それにつられて私も少々しゃべりすぎました。まあ上手く編集はされているとは思いますが。
放送は2月19日の早朝5時29分からですので、録画してご覧ください。
新聞記事いろいろ 2022.10.16
このところ小説の出版やら地元の歌の披露やら、いろいろありました。
せっかく新聞にも紹介していただきましたので、こちらへまとめておきます。記事にしていただき、ありがとうございました。
ご当地ソング完成披露 2022.8.13
私の住む愛知県江南市のご当地ソングを作ってみました。その完成披露を兼ねて歌謡ショーが開かれます。「あじさいの寺」は江南市の音楽寺を題材にした、はかないラブソングです。奏優風のCDにも入っていますが、今回しっかりとカラオケを制作して、プロ歌手の松田敏来さんに歌ってもらいますから迫力も全然違います。
そしてもう1曲は「思いやり橋」。こちらは私の思い出をもとに作りました。かつて江南市宮田神明町から岐阜県各務原市へ渡る小網橋という小さな橋がありました。幅が3mしかないために車は譲り合ったり、ケンカしたりと大変でした。「ケンカ橋」「思いやり橋」などと呼ばれて公共広告機構のCMで使われたこともあります。
そこを母と子供の頃の私が渡って通った記憶を、演歌風に作ってみました。
将来的には2曲でCDにしたいと思いますが、とりあえず今回は完成披露ということで、生で聴いていただきたいなと思います。
私の講演会も付け足しで行われますが、メインは歌のほうなので、お時間のある方はぜひどうぞ。
コロナ対策のため事前予約が必要。先着200名様です。
「天狼の爪牙」出版 2022.6.7
このたび歴史小説「天狼の爪牙(そうが)」を出版することになりました。
10年ほど前に出版した「赤き奔河の如く」に続く時代を描いた作品で、壬申の乱で活躍した村国男依らが次々と謎の死を遂げる真相を、舎人仲間の県犬養大伴らが解明していくストーリーです。乱の裏にあった思わぬ真実と、それに絡んで天武から持統へ天皇が移行していく中で頭角を現わす藤原不比等の姿を描いています。
怨霊や呪術と戦う役小角も活躍し、前作とは違う娯楽性の強い作品になりましたが、日本書紀の記述も踏まえた歴史ミステリーという感じでしょうか。
30代後半に書いた「飛鳥残照」で大化の改新を、40代の「赤き奔河の如く」で壬申の乱を、そして50代後半の「天狼の爪牙」で天武持統期を書いて、三部作が完成しましたが、それぞれ趣の違う作品になりました。
「飛鳥残照」は臨終の鎌足が独白する純文学風、「赤き奔河の如く」は純粋に歴史小説を追究した長編、そして今回の「天狼の爪牙」はエンターテインメントな要素が強い長編です。
それぞれ独立した作品にはなっていますが、登場人物や時代も重なる部分が多く、通して読んでいただくと一層深く内容が判るのではと思います。今回もカバーデザインを作ってみました。なかなかイメージ通りの良い出来で満足しております。
古代史がお好きな方は、ぜひご一読ください。ご購入はAmazonなどで。
Be Folk Live ! 2022.3.27
Let's be folk ! (フォークでいこう!)ということで、ライブっぽい動画を始めました。
尾張北部のことを尾北と呼びますが、尾北地域からお送りする「Be Folk Live」。
懐かしのフォークソングや洋楽、オリジナル曲もまじえて歌っています。まだコンサートなどする機会も少ないですが、お楽しみいただければと思います。
2nd CDの記事 2021.1.26
奏優風2nd CD『流れゆく季節に』の発売について、中日新聞に取材してもらいました。
収録曲のうち「あじさいの寺」が地元にちなんだ曲ということで、それについて語っています。
当日はメンバー1人が欠席で写真も4人でした。せっかくなので写真のときだけマスクをはずして写しましたが、日頃はしっかりマスクで歌っておりますよ。
他の収録曲「キンモクセイの午後」が大学時代に作りかけた曲で、「掲示板の前の学生達の中に~」と始まるんですが、取材してくれた鈴木記者も同じ大学で、どこの掲示板かを質問されて、それが全く伝わらず…。さすがに30年くらいの差があると掲示板の位置も変わりますわね。そんなことにも流れゆく時を感じた次第です。
うまく記事にしてくれて、鈴木さん、ありがとうございました。
こちらは尾北ホームページのプレゼント記事。
バンドやCDについて詳しく書いてもらって、ありがとうございます。
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