中日スポーツ連載4コママンガ「おれたちゃドラゴンズ」のホームページ
犬飼アナのこと 2012.5.5 ゴールデンウィークも終わろうとしてますが、そんなことも関係なく私は普段通り仕事ですよ。それどころか先月末にパソコンが故障して、締め切り近い仕事もあったので慌てて新しいパソコンを買って、なんとか終了したところです。
8年も使ったパソコンなので仕方ないですが、どうも直りそうもなく廃棄ということになりそうです。はかないものですね。新しいのはムチャクチャ元気がよくて、いろいろ新しい機能があるようですが、まだ使い慣れずに恐る恐る触らせていただいているというところです。
さて、慌てて買ったパソコンで仕上げた仕事は月刊ドラゴンズの「画竜点睛」ですが、5月号から新しいコーナーがいくつか始まっています。その中に元東海ラジオアナウンサーの犬飼俊久さんのコラムがあるんですが、これがなかなか良いんです。
内容を書くと怒られるので書きませんが、犬飼さんが若かりし頃、実況中に杉下茂さんに言われた一言で、実況アナの仕事に取り組む姿勢が変わったことが書いてあります。いい話ですよ〜。私が犬飼さんというと思い出すのは、たしか星野さんが2度目のドラゴンズ監督に就任決定したオフだったと思いますが、NHKの正月番組で星野さんを囲んで名古屋のマスコミの何名かが、大きなこたつで座談するという番組がありました。
なぜか末席に私も加えていただいたんですが、そのお隣が犬飼さんで、収録中に私は緊張をほぐそうと犬飼さんにお酒のお酌をしたところ、緊張で手が震え、盃を持つ犬飼さんの手に酒を注いでしまったことがありました。もちろん謝りましたが犬飼さんは嫌な顔もされず、その後、東海ラジオを訪れたときも笑顔で迎えていただいたりと、優しく対応していただいた記憶がよみがえってきます。
今は関連子会社の社長さんになっておられると聞きましたが、あの名調子をまた聴きたい気がします。
プロ野球中継のアナウンサーというと、これは名古屋地区のことしか判りませんが、50歳を過ぎた実況アナというのは数が少なく、ほぼ30、40代が主体という感じです。そしてどうも皆さん、似たような実況ぶりです。ホームランやナイスプレーに絶叫して、それはそれで視聴者、聴取者に興奮を与えるのかもしれませんが、あまり実況アナが興奮すると、特に絵の見えないラジオではどうも置いてきぼりになった気になります。
絶叫や連呼はサッカーの実況の影響かもしれませんが、興奮を伝えながらも実況アナにはどこかに冷静さを持っていてほしいと感じます。温故知新の意味も込めて、ときにはベテランアナに実況をやっていただくというのも良いんじゃないでしょうか。年配のファンには嬉しいし、若いアナの勉強にもなるでしょう。
ちなみに今、ドラゴンズの中継で私が好きなアナウンサーは、CBC・水分アナ、東海テレビ・森脇アナ、テレビ愛知・中本アナといった面々。いずれも年齢が高いですね。個人的にちょっと冷めた感じが好きなのかもしれません。パソコンじゃありませんが、あまり元気が良く多機能になっても使い心地が悪ければ意味がありません。古いものが良いと言うつもりはありませんが、画一化よりは多様化で、いろいろな実況スタイルがあれば良いと思います。先日、テレビ愛知では女性アナの実況挑戦もあって面白いと思いましたが、ベテランアナの復活実況もいかがでしょう。
東海ラジオの犬飼アナ、酒井アナや東海テレビの吉村アナの実況、聴きたいなー。
隠れた適性を探せ! 2012.4.17
プロ野球が開幕して他チームと一当たりしました。ドラゴンズは5連勝で好発進したと思ったら5連敗で、嫌なムードになりましたが、その後2連勝。今のところ7勝5敗2分けで2位という位置につけています。
開幕直後であり、また首脳陣も変わったので今季の布陣をどうするか、まだ模索の最中でしょう。攻守で人材の配置が決まってくれば、もう少し安定した戦い方になると思います。
今年はチェンが抜け、ネルソン、ソトが出遅れた先発投手が心配でしたが、開幕投手の吉見に続いて川上、山本昌が登板し好投を見せました。その後、川上が故障で離脱しましたが、間もなく復帰できそうです。また山本昌も今季3試合目の阪神戦で勝って杉下さんに並ぶ211勝目を挙げました。
月刊ドラゴンズ5月号の「画竜点睛」ではこの先発3人の漫画を描いたので、なんとか発売日までは踏ん張ってほしいと願っているところです。そのほかの先発投手というとここまで中田賢、山内、雄太の3人が投げました。このうち安定感では山内が一番で、この先もローテーションに入っていくでしょう。中田賢は1勝はしたものの、相変わらずいつ崩れるかわからないところがあります。雄太も早い回で打ち込まれ現状では一番危うい立場です。あと中継ぎに回っている山井も、この先チャンスをもらって先発するようです。
そのほかの人材というとルーキーの田島がリリーフで好結果を挙げており、コマ不足になれば彼を先発に使うこともあるかもしれません。あとは誰か出て来ないものでしょーかねえ、思わぬ人が。金剛さんあたり思い切って先発で使えないものでしょうか。後がないだけに心配です。
打撃陣では、これまで定番の荒木、井端の1、2番を解体し、荒木、大島で1、2番を組みました。落合監督時代にも試みたことがありますが、6番に井端を置くことで打線に厚みが出て得点も増えると考えてのことで、これは良い手でしょう。
ただ細かい野球が出来るイメージがあった大島が、意外にも2番に入ると働きが不十分で、1番にしたところ好結果が出ています。小柄な選手は2番というようなイメージがありますが、ああ見えて大島さんは目立ちたがり屋で、1番で打って出る方が性に合っているのでしょう。あまり既成概念にとらわれると上手くいかないという好例かもしれません。他の選手にしても、せっかく首脳陣も一新したことですから、今までと違う持ち場を与えてみると思わぬ適性を発揮するケースがあるかもしれません。かつて英智を投手にしようとした監督もいましたが、そこまでの無茶は論外として、何かチームが変わったという選手起用があれば面白いんじゃないかと思いますが、どうでしょう、監督。Join us!
予告先発で一言 2012.3.9
年明け最初の更新が3月では、ちょっとサボりすぎですよ。
という声が聞こえてきそうな気がしますが、なかなか忙しいんですよ、私も。昨年3月に出版した歴史小説「赤き奔河の如く」の関連で、今年1月に江南市主催の講演会を行い、2月にも江南市周辺の社会科の先生の集まりで村国男依についてお話をさせていただいたりと、まさに赤き奔河の如く余波が続いております。
4月には男依の本拠地である岐阜県各務原市の歴史サークルで2度にわたって講座を行う予定になっております。興味のある方は、今からでも歴史サークル「ヒストリー各務野会」へ入会していただいて聴きに来てください。
これまでは江南市を中心に話題になっていた感じですが、徐々に各務原市へも波及する動きになってきて、この木曽川をはさんだ両市で村国男依を盛り上げていければ理想的だなと思っております。
さて、プロ野球のほうも3月に入りオープン戦たけなわという時期になりました。今年のドラゴンズはどうですか、皆さん。
昨日、セ・リーグの予告先発が決定になりました。私はこれまでどおりのほうがいいと思いますがねー。あの先発発表のときに、何度「ええー!」と驚かせていただいたことか! あの感激がなくなるんですよ。いいんですか、それで。
まあ、関係者の皆さんがそれで良いというんなら私も構いませんが。制度に変化があった方が漫画のネタにもなるし、先発が分かった方が漫画の準備もしやすいかもしれません。先発投手を読むのが下手な球団とか、予想がはずれっぱなしの新聞記者など、楽になる人が大勢いるのでしょう。しかし、いいんですか、それで。まあ、いいですよ、決まったんなら。でも、いいんですか、ってくどいですね。私は先発予告を見ないようにして、一人で「ええー!」と驚こうかな。ファンサービスという理由が押し出されていますが、たとえばエース投手VS.谷間投手の対戦だったら谷間チームのファンって見に行くかな? シャットアウト負けの試合を見たいファンは、一部の例外をのぞいて少ないでしょ。となると客を呼べる(勝つ見込みのある)投手は収益を上げたいホームゲーム、谷間投手はビジターゲームで、ということになっていくよね。
パ・リーグはそれでも観客が増えているから、真似して導入しようということだけど、パの成功の要因はもっと他のところにある気がするよね。
まあ、試行錯誤で、いろいろやってみるんでしょう。こっちもあんまり深刻に考えず、ちょっと離れて冷静に眺めるのがいいかなと思ってますよ。年くったのかな、俺。
それより、今また少し違ったことに精を出しています。公表できる時期が来たらお知らせしますよ、 途中でポシャるかもしれないけど。
なんだかつまんない時代だから、他人が提供するものに頼ってばかりで文句を言ってるよりも、自分で面白いことを作り出して楽しむ人が勝ちだと、つくづく思いますよ。
キーワードは「郷土愛」 2011.12.24
今年もあと1週間となりました。まだこのあと大晦日まで行事も仕事もあって気が抜けませんが、ちょっと時間があるので今年最後の更新をしておきましょう。
今さら言うまでもありませんが、今年は3月の大震災で大変な年になりました。亡くなった方やご家族だけでなく、多くの方の人生が大きく捻じ曲げられたことでしょう。傷跡が消えることはないでしょうが、一日も早く平穏な生活が訪れることを願うばかりです。
さて私にとっての今年というと、これまた人生の一つの転換点であったような気がします。
一つは初めての小説を出版したことと、もう一つは母親が死去したことです。すでに私が25歳のときに父が他界し、そして50歳になる今年に母が亡くなったというのは、なにやら判りやすくて気持ちが良いくらいです。母は80歳を越えほぼ平均寿命まで生きたわけで、その点では人生を無事卒業したと言っても良いんじゃないかと思います。また小説については、すでにこのサイトでも度々書きましたので繰り返しませんが、出版後に講演会を依頼されるなどの反響もあって、ほぼ今年はそれに忙殺されて終わったという印象です。
村国男依という人物を、せめて地元の人に知ってもらいたいということで不慣れな講演も何度か行い、次第に知名度も上がってきたようで嬉しい限りです。あとはこれを一過性の話題ではなく、地域に定着させていくことにつなげていければと思っています。これは私個人の力では何ともなりませんので、地域の方々が自分を愛するように郷土も愛し、その結果としていにしえの英雄を偲ぶという行動に広げていってもらうしかありません。今回の大震災で被災された東日本、特に東北の方々を見ていると、やはり自分が住んでいる郷土に対する愛情というものを、あらためて認識させられました。誰もが、もっともっと自分の郷土を愛しても良いと思います。愛すれば過去についても深く興味が湧くだろうし、また未来に向けてもより良い地域にしていこうという向上心につながっていきます。
なんだか堅苦しい話になってしまいましたが、今年を振り返るとワタシ的には「郷土愛」ということになるんでしょうか。
さて来年は、と言ってもまだ何も予定がありませんが、とりあえず次の小説に本気で取り組まなければと思っている次第です。あと何年、生きられるか判りませんので、やりたいことをやっておかないとね。
みなさんも良いお年をお迎えください。
監督退任と球団経営 2011.10.26
この周辺記も更新できずにいるうちに、あれよあれよと言う間にドラゴンズがヤクルトを猛追し、特に9月以降は驚異的な勝ち方で逆転優勝。球団初のリーグ連覇を成し遂げました。
最後の正念場、ヤクルトとの4連戦で見事4連勝したのはいいんですが、突然にマジック4が点灯し、優勝が目前になったものですから、皆大騒ぎ。私のところにも中日新聞の記者が取材に来て、感想や殊勲選手などのコメントを聞かれました。はなむけに私は落合監督を殊勲者と答えておきましたよ。
22日に発売の月刊ドラゴンズは、優勝の記事は全く載ってませんが、それもそのはず、私の原稿は5日に締め切りで、他の記事にしても12日くらいが限度でしょうから、とても優勝のことは書けません。「CSがんばれ」というような見出しになってますが、そんな事情がありますので、皆さん、ひとつご理解ください。こちらの「画竜点睛」の原稿も私は落合監督にしておきました。
落合監督の退任についてはいろいろな意見がありますね。ドラゴンズが急浮上したキッカケについても、いろいろ報道されています。まあ、それらすべてをひっくるめて、私は退任もやむを得ないかなと思います。
一番の要因は8年という長期政権になったことで、どうしても新規一転を求めたくなるのは自然の流れじゃないかと思うのです。成績は連覇を成し遂げたように素晴らしいものですが、8年間Aクラスが続くとファンもありがたさが薄れてきます。不景気もからんで球団に入る収入も減ってきて、勝つだけではどうしようもなくなってきたということでしょう。営利企業が自分の収益を増やそうと考えての行動ですから、ファンとはいえ部外者がそれに文句を言っても仕方のないところがあります。ファンの意見を取り入れて収益アップにつなげるかどうかは経営陣の能力次第ではありますが。
「画竜点睛」でも書きましたが、プロ野球の1軍監督の使命は勝つことで、観客を増やすことではないでしょう。それを監督に求めると、たとえば欽ちゃん球団のような形態になってきます。それはやはり球団が考えなければいけません。
なぜ観客が入らないか。一番は経済状況が厳しくて、各家庭で10円20円の節約をしている中、4000円もの出費は厳しいものがあります。1人ではつまらないので家族4人でとなると大変です。さらに飲食、交通費まで含めると、ちょっとした旅行にでも行った方がという金額になります。それだけの出費をする決断をして出かけても、必ず勝つとは限りません。惨敗の試合もあるし、勝ったとしても1点で勝利なんてこともドラゴンズ戦ではままあります。四球で出てバント、ヒット1本で得点となると、金額的に高価な得点です。
それよりは温泉でも行った方が、温泉は逃げることもないし、食事などもメニューは一定で、「今日は板長が不振で魚一匹です」なんてことはないでしょう。しかも観光業界は値下げなど、かなりの努力をしています。
ドラゴンズの公式ファンクラブもいろいろサービスをしていますが、よく見るとグッズなどはもらえるけれど、観戦料が割引になる特典はないようです。一度、アンケートを取って、ファンが一番望んでいるものを聞いてみると良いと思うんですが。
ちなみに私の感覚だと内野席は1000円ずつ値下げ、外野は1500円が適価だと思うんですが。それとビールは500円でしょう。値下げすればもう一杯余分に飲んで収益も上がりますよ。それが酒飲みの習癖です。
外野席で楽しむというのも良いでしょうが、私は目が悪いせいか、とても野球を楽しむという感覚になれず、それよりはテレビのほうが選手の表情も見られるしリプレイや実況もあって、野球を観ている感覚があります。球団ではドラゴンズ戦を有料でネット配信する計画もあるようですが、それは良い試みだと思います。地元にいても見られない試合もあるし、時間帯で切られる場合もあり、有料チャンネルで見るしかありません。ドラゴンズ戦に特化した配信があれば私も利用したいですが、ぜひビジターゲームも配信できるようにしてほしいですね。こうなると他のチームもネット配信して、ゲーム単位で料金を徴収する方法がファンには一番嬉しいと思います。
時代は変わっていきますから、それに対応していくことが必要です。同じ態勢を続けていると組織や系列、行動パターンが出来上がって、うまく機能しているうちは効果がありますが、環境が変わるとそれがネックになってきます。自分のほうから社会を見るのではなく、社会のほうから組織を見て、はたしてそれで良いのか、変える必要は無いのかを常に問う姿勢が必要ということでしょう。
マイブーム男依 2011.7.15
プロ野球もそろそろオールスターが迫ってきて、ペナントレースも半ばという状況です。
それにしてもヤクルトは強いですね。もともと細かく繋ぐ野球が得意な球団でしたが、ここへきて投手陣も力をつけてきて、投打にバランスの取れた隙のない野球を見せています。これまで長打で勝ってきたチームが統一球の影響で調子を崩す中、ヤクルトはコツコツと安定した野球で首位を独走という展開になっています。
ドラゴンズも2位につけてはいますが、どうしてもヤクルトには分が悪いですね。これに勝とうと思うと、バカスカ打てない以上、ヤクルトのような粘っこい野球をやるしかないと思いますが、やっぱり粘っこさはヤクルトのほうが一枚上手。とりあえずはヤクルト以外の試合で勝ちを拾って勝機を見出すしかなさそうです。
さて3月に出版した歴史小説「赤き奔河の如く」ですが、あちこちで紹介していただき、徐々に知名度も上がっているようです。WEBで検索してみたところ、神奈川や岡山、熊本などの図書館にも入ったようで、面白い広がり方をするものだなあと見ております。あんまり図書館に入ってしまうと本の販売に影響があるのかもしれませんが、それでも私の小説を図書館が購入して、遠い街の人が読んでくれていると思うと、なかなか嬉しいものがあります。
前回、このページで江南市の村国神社を紹介しましたので、今回は隣の岐阜県各務原市の村国神社を紹介しましょう。
各務原市は村国氏の本拠地と思われ、ゆかりの神社が2カ所あります。一つは各務おがせ町の村国神社(写真上)で、こちらがおそらく村国氏の中心神社であろうと思われます。
すでに小説を書き始めた10年ほど前にご挨拶に行き、書き上がったときにもお礼に出かけるなど、何度かお邪魔しておりますが、だんだん綺麗に整備されている感じがします。今回も「パワースポット」という立て札が新設されていましたが、あんまり時流に乗っかるのはいかがなものかという感じもしました。
さらにもう一つは鵜沼山崎町の村国真墨田神社(写真下)で、飛鳥時代の創建当初は今よりさらに木曽川沿いにあったということです。
戦国時代に、このあたりの勢力の変遷で何度か移設されたあと、現在の場所に落ち着いたということで、村国神社ほどの重みは感じられませんが、それでも地元の人の信仰のよりどころとなっているようです。現在、社務所なのか別館の新設中で、また立派な施設になっていくのでしょう。こちらは今回、初めてお邪魔いたしました。
各務原市には他にも男依や村国氏にゆかりの寺などもあるようで、壬申の乱のあと、この地域に村国氏が勢力を広げたことがうかがわれます。
今回の小説は別に地域起こしを狙って書いたものではありませんが、結果として出来上がってみると、私自身、地元への愛着が強くなったような気がします。信長や秀吉だけでなく、せっかくこんな英雄が地元にいたんですから、もっと活用して地域起こしにつなげていければと思っています。
今のところ地元でも関心を持っている人は少ない状況ですが、江南市、各務原市、さらには安八町や関ヶ原町など壬申の乱ゆかりの町と、連携を発展していければと夢をふくらませているところです。
他にも壬申の乱の戦闘があった滋賀県の各地や、大海人皇子の脱出ルートとなった三重県、潜伏していた奈良県吉野町や村国郷があった大和郡山市など、関連する土地は数多くあります。各地の歴史愛好家の皆さん、いっしょに壬申の乱で遊びませんか?
江南の村国神社 2011.5.17
4月に出版した歴史小説「赤き奔河の如く」の関連で、このところ忙しい日々を送っております。初めての小説出版ということで、親類、知人、お世話になった方々へ献本して、また少しでも多くの皆さんに読んでいただこうとPRにも励んでいるところです。この小説の主人公、村国男依について少し紹介しますと、飛鳥時代の美濃の小豪族で、経緯は判りませんが大海人皇子の舎人となります。天智天皇の死後、帝位を継いだ(と思われる)大友皇子に対して大海人皇子が吉野から伊賀、伊勢を通って美濃に入り挙兵。不破から琵琶湖東岸を南下しつつ近江朝廷軍と数度の戦いを繰り広げ、最後の瀬田の戦いで朝廷軍を壊滅させました。これが672年の壬申の乱ですが、このとき前線で大海人軍の指揮を執っていたのが村国男依です。
美濃の小豪族が抜擢され、大活躍したというのが痛快ですが、このときの男依はおそらく二十代後半の若者であり、同じく活躍した舎人たちも同年代の若者たちだったわけで、若者が活躍し時代を動かした幕末と似たところがあります。
このあと、大海人皇子は即位し天武天皇となるわけですが、近江から飛鳥へ都を戻し、平安京に移るまでの約百二十年、奈良に都が置かれ、白鳳文化が花開くことになります。
あの戦いがなかった、あるいは大海人皇子が負けていたならば近江朝廷は継続し、また違った歴史、文化になったわけで、歴史的にも大きな戦いだったと思われます。
私は地元の人間なので、ちょっと身びいきかもしれませんが、村国男依はもう少し有名になっても良いのではないかと思います。この小説がそんな機会につながっていけばと願っています。
先日、地元のミニコミ紙の取材があり、せっかくならゆかりの場所で写真を撮ってもらおうと江南市の村国神社へ行って来ました。
私の故郷は江南市村久野町といいますが、古くは村国郷と呼ばれていたらしく、どうやら男依が乱の褒美としてもらった領地だったようです。その名残りがこの村国神社というわけです。実はこの神社、私の子供時代の遊び場でした。というのも、この神社に隣接して父親が珠算と書道の塾をやっていて、待ち時間などにみんなで野球やかくれんぼをした場所なのです。一般に熱田社と呼ばれている村の神社ですが、境内の一角に村国神社の石塔があり、子供のころからその名は知っていました。
しかし村国男依との関係を知ったのは三十歳を過ぎてからで、当時は中臣鎌足を主人公とした小説を書いていました。いずれ続編として壬申の乱を書くときは男依を主人公にしようと思った次第です。
今回あらためて訪れてみると、村国神社の石塔は二本あり、私が子供のころから知っていたのは上の写真のほう。なんと私の曽祖父とその弟が建てたものらしく、裏に名前がありました。
ほかに境内の反対側にもう一つ立派な石塔があるのを発見いたしました(下の写真)。これも古くからあったようで、村国神社の文字は著名な作詞家のものだそうです。
それにしても、子供時代の遊び場や見知っていた石塔が、40年も経ってから人生に絡んでくるとは、なんだか深い因縁のようなものを感じます。自分の縁者が立てた石塔だったことも、また一層その思いを強くしました。
目に見えない様々な縁がつながって、なんだか自分一人の力で書いた小説というよりは、いろいろな力によって書かされたという感じがして、ひょっとしたらこれが我が人生の最大の仕事だったのでは、言い換えればこれを書くための人生だったのではとまで思っているところです。個人的にかなり思いのこもった小説になりましたが、通常の歴史小説という観点から読んでも面白い物語になったと思います。
特に日本書紀では男依の戦闘部分については記述が少なく、そのあたりを想像力を最大限に膨らませて書いた後半は、これまでの壬申の乱がテーマの小説と比べても、格段に面白いと自負しております。
歴史好きの皆さん、面白い歴史小説をお探しなら、「赤き奔河の如く」がおすすめですよ。
原発のこと 2011.4.5
前回の「プロ野球開幕のこと」の末尾で原子力発電のことに触れました。
「これまであまり考えてなかったんですが、私も急に脱原発派になりました。」という部分ですが、それについてあまりにも短絡的ではないかというご意見をいただきました。普段、何も考えずに電力を使用している立場では、原発を批判できないという趣旨のご意見でした。
それについてメールでご返事をしたんですが、同様の感想を持たれた方がいるかもしれないと思いまして、その方のご了解を得てメールを転載させていただきます。
「はじめまして。
真正面からのご意見をいただきまして、ありがとうございます。たしかに反原発、脱原発とお経のように唱えるだけでは意味のないことでしょうね。
たった一文で書いてしまったので、そのように感じられたかもしれません。あの文章のテーマはプロ野球の開幕が趣旨でしたので。もっとちゃんとした文章量で言うべきことでしたね。多少の誤解があると思いますのは、私は電力会社を批判しているわけではなく、原子力発電からの脱却を考えないといけないという立場です。
たしかに現状では、太陽光などのクリーンエネルギーと言われるものでは十分な発電量ではありません。けれども将来的にそうした安全な方法で電力をまかなうことができれば、それに移行していくことは歓迎されることでしょう。
Aさんがどういうお立場なのか判りませんが、発電は原子力発電しかいけないと、こだわっていらっしゃるわけではないと思います。今回の事故で、そうした動きが加速していくことを願うばかりです。そうした方法がもし見つかれば、電力会社としても安全面にかけるコストも軽減でき、経営的にも助かるのではないでしょうか。
理想と言われるかもしれませんが、遠い目標を掲げることは大切なことだと思います。
もう一つ、ご意見の中にあったのは「電気の使い方を反省すべき」という趣旨かと思います。
これは全く同意見です。
かねてから深夜のテレビ放送は廃止にしても良いと思ってましたし、都会の真夜中のネオンなども不必要だと思ってます(それがどのくらいの節電になるかは判りませんが)。当然、自分の電気の使い方にも反省すべき点はあるでしょう。自分が使っているときには、これが危険な原子力発電が何%、火力が何%という意識では使っていなかったのは事実です。
今回のようなリスクをもった電力だということを認識しながら生活することも大切なことでしょうね。そのことについて「これまであまり考えなかった」という表現で書いたわけです。長文になりましたが、多少私の真意は伝わったでしょうか。
いただいたメールでご指摘がありました2点について、お答えさせていただきました。またご意見がありましたら、お願いいたします。
ありがとうございました。
くらはし かん 」
結局、ご理解いただけたようで良かったのですが、それにしても時節柄、多くの人が原子力発電について考えているということを実感しました。
電力会社としては現在の時点で原発ほど好都合な方法は他になく、推進したいのは当然かもしれません。しかし今回のようなリスクのある方法だと再認識されると、この先の推進は難しいのではないでしょうか。安全なクリーンエネルギーへの転換を、国として強力に進めるべきだと多くの人が感じていることでしょう。
今回の大震災は不幸なことですが、せめてこれを契機に社会全体を、安全で効率性の高いシステムに変えていくことができればと願っています。メールをいただいたAさんには他に、ソーラーを利用したバスや、電力会社で石炭を燃やしたときに出るフライアッシュという灰がセメントに有効利用されている話も伺いました。そうした効率の良い安全なサイクルを、社会のあらゆる部分で構築していきたいものですね。
いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。
プロ野球開幕のこと 2011.3.18
東日本の大震災の影響で、プロ野球の開幕をどうするかという問題が、,昨日一応の解決を見ました。
セ・リーグは予定どおり3/25開幕、楽天など被害を受けた球団をかかえるパ・リーグは4/12に延期になりました。被災地の状況がまだ安定していない中、セ・リーグが予定どおり開幕することには批判もあるところです。特に電力不足で計画停電が行われている関東地方で、東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアムの試合を行った場合、膨大な電力消費が許されるのかというところが一番の問題だと思います。
普通に考えた場合は全く国民感情を無視したもので、この点でセ・リーグも延期すべきという批判になっていると思います。
私も当初そのような考えだったんですが、ここにきて球団経営サイドから漏れるコメントで、ちょっと考えが変わってきました。たとえば「延期する理由は無い」と発言していた中日の球団代表も17日には「あくまで条件が整えばという前提であり、強行するつもりはない。不測の事態が起これば中止など、いつでも考える」とコメントしています。
つまり3/25から東京ドームでナイターをしようとしても政府、あるいは東京電力から中止要請がくれば中止するということで、この中止は雨天中止などと同じ扱いですよということでしょう。そのために野球中継ができなくても、あるいは場内の販売ができなくても、これは仕方ないことで球団としては不可抗力ですということでしょう。
球団側、あるいは野球機構が頭から開幕を延期してしまうと、様々に組まれた契約が球団サイドの責任で不履行になるために損害賠償ということになる恐れがあります。これを避けるにはと考えると、一応契約どおり開幕しておいて、球団外からの要因で中止せざるをえなかったという形にしたいというのが経営側の考えるところです。私が経営者でも、そうしたいです。なにしろ巨額の損失ですから。
前述の球団代表のコメントは、そのあたりを汲み取ってくれよというニュアンスが感じられますが、いかがでしょう。そのあたりを言わずにいて「プレーで力を与える」「日本経済に活力を」というようなキレイごとばかりを強弁するから、真意が伝わらず誤解されるんです。「開幕しますが、出来ないときは雨天中止と同じですよ」といえば「ああー、なるほど」と思いますがね。特に巨人のあのお方。巨人だけは電力を融通してもらえるのかと国民は誤解しますよ。
と、まあ私の推測を書いてみましたが、どうなることでしょうかね。電力不足が改善しない状況下で、本当に関東でナイター試合を(東京ドームはデーゲームであっても)強行するなら大変な批判を受けることになると思いますが。
いずれにしろプロ野球の開幕日など、被災地の方にとっては、どうでも良いことです。それよりも原発をなんとかしましょう。これまであまり考えてなかったんですが、私も急に脱原発派になりました。(付記)私の推測を書いたまでで、事実かどうかは判りませんよ。また3/25開幕を支持するものでもありませんので、念のため。
初夢 2011.1.7
皆さん、明けましておめでとうございます。私にしては珍しく、年明け早々に更新です。
とは言っても別に特別な出来事もなく、時間が空いたのでご挨拶しておこうということなんですが。昨年の暮れには恒例となった高校同級生のコンサートがあって、夜遅くまで気持ちよく歌ってきましたよ。ミスもしまくりでしたが、お客さん側も気心の知れた者ばかりで気楽なもの。やっぱりこういう集まりが一番良いなあと思った次第です。
小さな集まりとはいえ、それなりに段取りがいろいろあって大変ですが、できる限り続けられればと思いました。わが校長のモットーではないですが、時間的にも空間的にも無限の世界の中で、知り合えたというのは何かの縁でしょうから、我々の歌はともかく、同級生が顔を合わせる機会になればと思いますよ。
さて正月は日曜日がうまく絡んだおかげで、前もって漫画を描いておく必要もなく、31、1、2日と休んで3日から「おれドラ」を再開。しかし少し休んだだけで調子は狂うもので、なんか今週はダメですね。ちっとも気分が乗りません。
この時期は選手の活動も地味で、また判りにくくネタがないのも一因でしょう(と逃げる)。トークショーなんかは各地でやってますが、あれをネタにするのも問題があります。多くの選手は私服で登場するわけで、どんな恰好をしているのか私には判らない。適当に描いて、一緒に写真が載っちゃったりすると違いがありありなので、描きづらいんです。
それから選手がどこにいるかというのも判らない。うっかりナゴヤ球場で練習している漫画をかいたところ、翌日グァムから帰国なんてこともありましたからね。所在が判っている選手しか描けません。できればナゴヤ球場に無人カメラを設置して、WEBで見せてくれないかと思うくらいです。そんなことで、いろいろな制約の中で描くものですから、出来の良い作品を描くのは難しいですね。一度でいいから5人くらいスタッフを抱えて、選手の様子をリポートしてもらって描いてみたいものですが、それこそ初夢。まあ今年も無い知恵をしぼって描き続けようと思いますよ。
今年もよろしくお願いいたします。
祝勝会リポート 2010.11.29
11/26に中日ドラゴンズの「応援感謝の集い」というパーティがありまして、私も呼んでいただいたので取材がてら出かけました。初めてデジカメ持参で行きましたので、そのときの写真でも載せましょうか。本来なら「祝勝会」ということなんでしょーが、「感謝の集い」としたのは「日本シリーズに負けてすみません」という意味が込められているんですな。そんなことを考えながら、ちょっと遅刻気味で名古屋観光ホテルへ到着。すでにオーナーの挨拶が始まっておりました。すみません。
続いて落合監督のスピーチがあって、これはこの日一番のドラゴンズのニュースネタになるために、マスコミ各社の記者も注目。「ドラゴンズ史上一度もない連覇を目指す」というのが要旨でしたね。
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その次に神田愛知県知事の挨拶、次が後援会会長の中部電力の三田会長が乾杯のスピーチ。ちなみにこの会長の話がなかなか面白くて、今年ナゴヤドームに出かけた10回のうち勝ったのが2回だったとか。日本シリーズの1戦目も出かけて負け。2戦目は行かなくて勝ち。周囲からはもう行くなと言われたとのこと。3戦目のころはヨーロッパへ出張していて携帯電話で試合経過を見ていたので、電話代がすごいことになったらしいです。
乾杯の発声で「中日ドラゴンズ…」と言うべきところ「中電…」と言いかけたのが、この日、一番会場が盛り上がった瞬間でしたね。それが終わると食事ということで、まあいろいろご馳走をいただきましたよ。しかしあんまりガツガツ食べるわけにもいきません。どこに誰がいるかも判りませんからね。前回、ご馳走に気をとられて、つい列に割り込んだところ隣りに中利夫様がいらっしゃって、非常に驚いたからね、油断できませんよ。
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食事も終わってデザートもいただいて、さらに記念の酒枡も頂戴して(これは早い者勝ちなので、うっかりしてるともらえません)、会場内をうろうろしているとステージでは表彰選手の紹介が。デジカメを持ってきたので、ミーハーみたいに撮ってみましたよ。
浅尾投手は、やっぱり被写体として撮ってみたいという気にさせますねえ。他の人がそうではないと言うことでもないこともないんですが、一言で美しいということでしょーか。
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この日の司会は東海テレビ・森脇アナと、CBC・加藤アナ。たしか加藤アナは、かなり野球に疎かったような記憶があって大丈夫かと心配しましたが、野球についての発言はなく、ソツなくこなしておられました。妙にドラファンをアピールする女子アナよりも、一歩下がった日本女性という感じで、ワタシ的には非常に好感が持てましたね。
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その後は、ドラゴンズ選手、首脳やOB、ファンが入り混じっての写真会やらサイン会があちこちで。OBでお見かけしたのは高木さん、中さん、木俣さん、郭さん、川又さん、鹿島さんといったところ。写真を撮ってたらきりがないので、とりあえず監督だけでもと思い、接近して撮りましたよ。
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選手は一応、会場を回って挨拶する人もいますが、あちこちでつかまって大変なので、大体は会場の隅でタムロしてますね。以前、立浪選手などは優雅に人並みの中を回遊していて、さすがだなと思いましたが(かなり晩年の話ですが)。
あんまりこうした催しに慣れない若手は固まって何をしているかというと、今季のドラゴンズのDVD映像を見ているのか、見てるふりなのか…。
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この日、帰宅して描いた漫画は鏡開きの場面。なぜかそのところだけ写真を撮ってなくて記憶を頼りに描きましたが、こういうときに限って漫画の隣に写真を並べてくれて、私の漫画のいい加減さが判っちゃうんだよねー。まあ、あくまでも漫画ということで、あんまり私の漫画を真実だと勘違いしないでください。
ということで、祝勝会のリポートでございました。ちなみにお土産は、カレンダーと月刊ドラゴンズ優勝増刊号と優勝ロゴいりタイガーのマグボトルでした。
感激を逃した私 2010.10.4
ドラゴンズが4年ぶりに優勝したのに、ホームページも更新しないんじゃ申し訳ないので更新します(ってイヤイヤ?)。
それにしても今回の優勝、谷繁さんも言ってましたが「不思議な優勝」という感じがします。9/26の試合のあと、ずっと阪神のこけるのを待っていたためでしょうね。そのうえ阪神が、案外簡単に連敗して決まっちゃったんで、タナボタとは言いませんが、最後は何か緊張感なく優勝しちゃった感じです。
優勝の決まった日、私は普通に中スポの4コマ漫画を描いていて、ビールケースを見上げる谷繁選手なんかを描いてましたが、描いている途中で阪神が劣勢になり「あれっ、今日優勝しちゃうの?」という感じでした。ということであんまり感激のない漫画が載ってしまって、谷繁さんじゃないですがキツネにつままれた気分です。
でもそれまでのドラゴンズの戦いは、これは見事と言うほかありません。見事を通り越して奇術を見ているような気さえします。あんまり書くと月刊ドラゴンズ11月号「くらはしかんの画竜点睛」の内容とかぶるのでこのくらいにしますが、6月末に8ゲーム差あったところからの優勝ですから、これこそまさにミラクルですよ。
それにしても最後に阪神が力尽きるように横浜、広島に連敗したのは痛々しかったですね。やっぱり無理はいけませんよ。
ワタシ的には、これが1週間くらいもつれたら月ドラの締め切りに間に合わず、どうしようかとそれが心配だったので、早めに決まってくれたのは大変ありがたかったです。ということで本日入稿完了で、ほっとしているところです。
さて次はクライマックスと日本シリーズ。こちらは直接対決なので緊張感もかなりなものでしょう。私のようにリーグ優勝で感激のタイミングを逃した人は、その分まで感激の涙を流しましょう。
この夏は 2010.8.19
暑いっすね! と元気ぶってみても、やっぱり暑いです。
ちょっと皆さん、この暑さをなんとかしましょーよ。街に大きな木を植えて森林化して日陰を作るとか。空に水をまいて雲を作り出すとか。私は以前からくどいくらい言ってますが、もう何かしないといけない暑さですよ、これは。木を植えるような場所がないというんなら、ところどころの道路を車両通行止めにして、並木道と歩行者だけのスペースにするんです。余分に造っちゃった道はあるはずですから、それを緑のスペースに変えていけば、かなり冷却効果があると思うんですが。
この夏は暑くてどこへも出かけませんでしたが、それでも先日3日ばかり「おれドラ」のお盆休みをいただきました。別に予定も無かったので休みなしで描こうかとも思ってましたが、ちょうどお盆のラッシュで交通渋滞が起こるために、締め切り時間を1時間早くしてくれと言われたので、それならもう休んじゃおうということで、のんびりさせてもらいました。
1時間早い締め切りということは8時に完成させなきゃいけないわけで、そうなると遅筆の私は6時には筋書きが出来ていないといけません。当然、試合開始前で試合の内容は描けません。10日あたりから試合内容が描けなかったのも、そんな事情です。あんまりそんな漫画が続くのも私としても納得がいかないのでお休みさせていただきました。
日曜も含めて4日休むと、さすがに「そろそろ漫画が描きたくなってきたな」という気分になって、16日に再開したんですが、意外に何も思いつかなくて、いきなりドラファンの登場ということになってしまいました。難しいものです。
昨日は地元のコミュニティ紙の主催で似顔絵教室をやりました。
正直なところ、私は似顔絵を本職でやっているわけではないので的確な指導が出来たのか不安なところもありますが、参加者の皆さんがそれぞれに作品を作られるのをアドバイスして、多少はレベルアップに役立てたのではないかなと思います。なかなか絵を描くきっかけがなくて尻込みしている人もいると思いますが、こればっかりは頭で考えるのではなくて実践の中で覚えていくものなので、とにかく描き出すお手伝いができればいいかなと思ってます。
そんなことで、この夏も終わりそうです。
不満あれこれ 2010.7.7
立て直すキッカケになるかと思った交流戦も、ドラゴンズは11勝13敗と負け越し。幸い巨人も12勝12敗でさほど差は大きくなりませんでしたが、それにしても歯がゆいばかりです。
しかしこのところ課題だったチームの若返りということでは、例年以上に若手が出場して経験を積んでいます。今年は若手育成の年と開き直って、我々も腹を据えたほうが良いかもしれません。もちろん、まったく勝敗を度外視するというわけではないので、チャンスがあればクライマックス・シリーズで優勝を狙うのは言うまでもありません。
数年後は外野が藤井、野本、大島、松井佑、堂上剛。内野が森野、岩崎達、堂上直、谷、新井。捕手が前田、松井雅なんて言うメンバーになっているんですかね。それとも未知の選手が活躍しているんでしょうか。
近頃、ドラゴンズの勝敗と同じくらい気になるのは、セ・リーグの順位の固定化です。Aクラスの巨人、阪神、中日と、Bクラスの広島、ヤクルト、横浜が、ほぼ定位置となっています。昨年は阪神とヤクルトが入れ代わりましたが、ほとんど似たようなものです。
これはチーム別の選手年俸総額とリンクしていて、結局資金力があるチームが強いということになります。ときに若手がブレイクして戦力がアップしても、数年で年俸が高騰すればチームは抱えきれず、メジャーや財力のある他チームへ流出していきます。
近年、巨人が育成選手を育てて戦力にしていますが、あれにしても抱えている育成選手の数が格段に多いわけで、資金力のないチームは真似できません。サラリーキャップを導入するとか収益の分配制度を作るとかの手を打たないと、下位球団はますますファンが離れて、いずれ経営が難しくなるんじゃないかと心配です。別に中日が優勝できない腹いせに言ってるんじゃなくて、各チームがほぼ平等な条件で争わなければ、優勝争いも何も、すべてが茶番劇になってしまいます。「そんな細かいことはどうでもいいから、俺たちのやってやる野球を見てろ」という姿勢では、いずれ野球も、今混迷している大相撲のようになってしまうでしょう。改革すべきは改革するという意欲と決断が必要なときになっているんじゃないでしょうか。
ついでに大相撲のことですが、名古屋場所のNHKの生中継が中止になり大騒動です。あれもあらためて考えれば、幕下の、野球で言えばファームの試合から生中継しているようなもので、本当にその必要があるのか疑問です。相撲として見られる上位力士の取り組みだけにするとか、改善の余地はあるんじゃないでしょうか。
娯楽の少なかった昔ならともかく、今あの若手の取り組みを見ているのは力士の親族くらいでしょう。時代の流れに合わせて、やはり改革する必要があるんじゃないでしょうか。
私も歳を取ってきたせいか、近頃いろいろ社会について疑問や不満に思うことが増えてきて困っています。政治はもちろんですが、他にたとえばテレビ番組なんかも最近は非常に不満ですね。
ニュース以外はほとんど見ないんですが、そのニュース報道についても不満を感じたりで、これは自分の方に問題があるのかと思ったりするほどです。
やはりテレビ制作も、このところ予算的に厳しいということもありますが、製作現場の人間が年下の人ばかりになってきて、それが稚拙さとして感じてしまうのかもしれません。若い人が頑張って作っているという包容感を持って見てあげないといけないかもしれませんが、そんな努力までして見なきゃいけないのか、本当にもうウンザリです。
あるいは、これは番組の良し悪しというよりも、私の興味がテレビとずれてきたということなのかもしれません。私だけなのか、私以上の年代の方は我慢して見ているのか。人にもよるんでしょうが、それにしてもテレビが詰まりません。テレビ関係者の方、なんとかしてください。私のような中高年を満足させるような番組をぜひ!
交流戦で立て直せ! 2010.5.8
ゴールデンウィークも終わって、また通常の生活が戻ってきました。とはいうものの私は別に連休中も変わりなく仕事をしていましたが。ドラゴンズも開幕スタートは好調だったんですが、例によって巨人戦でつまづき広島で3連敗と、5割ラインに停滞しています。
期待していたセサルの不調が第一の誤算で、空いてしまった外野の2つの穴が現在も埋まっていません。藤井、野本といった昨年実績を挙げた選手が不振で、新人の大島、松井佑が奮闘しています。新人離れした粘り強さとパワーを持つ彼らが、どこまで息切れせず踏ん張れるか注目したいところです。
誤算の二つ目はチェン、小笠原の不振。確実に先発ローテーションを担うと計算していた二人が結果を出せず、二人とも未だに1勝。さらに山井、バルデスといった先発陣も1勝したままファーム落ちで吉見が孤軍奮闘といった状況です。先発が不調な分、中継ぎ陣がフル回転で支えていますが、このままでは中継ぎに疲れが出て大崩壊という心配もあります。ここに来て朝倉、中田賢が戻ってきて一息ですが、早期のローテーションの建て直しが必要です。その意味では試合間隔の空く交流戦は良い機会でしょう。
さらに三つ目の誤算は井端の故障です。開幕当初は荒木の状態が悪く、攻守とも本調子に程遠い動きでした。それをなんとかカバーしていた井端が死球で故障。長期離脱になる気配です。交流戦の直前というのがせめてもの救いで、井端復帰まで岩崎達らがカバーするしかありません。
いずれにしろ、これまで戦力だった選手が欠けて、その穴を若手が埋めることになります。チームの若返りの機会と捉えて、若手の成長を見守るシーズンになるのかもしれません。
さて私はというと、この4月から名古屋栄の中日文化センターで4コマ漫画の講座を受け持つことになりました。月2回のペースですが、意外にすぐ授業日がやってきて、久しぶりの名古屋通勤を体験しております。
生徒さんも年齢がさまざまで、果たしてうまく教えられるのか不安でしたが、漫画を描いたことがないという方も実際にやってみると意外に味のある絵を描かれて、またアイデアも立派に漫画になっていて、私のほうが驚かされました。当然、漫画に興味のある方が集まっているわけで、たとえ描いたことがなくても絵心があったりユーモアの感覚がある方々なのでしょう。
ちょっとした挿絵などで使えそうなレベルの作品を描かれる方もいらっしゃいますので、腕を磨けば面白いんじゃないかと私も楽しみです。まだまだ教室に余裕もありますので、興味のある方は今からでもご参加ください。
それから先月、ある本に20本ほど4コマ漫画を描きました。「中国人も知らない中国の歴史」(島崎晋著/KKベストセラーズ新書)という本で、中国4000年の歴史の中で、間違って知られている事柄を20項目に渡って紹介する内容です。
三国志で有名な「桃園の誓い」は実際には無かったことや、赤壁の戦いで諸葛孔明が吹かせたという東南の風は、実際には吹かなかったこと、あるいは近いところではラストエンペラー溥儀は、実は3度も退位をしていたことなど、知ってそうで知らないこと、あるいは全く知らなかったことなど歴史好きには興味深い本です。
やや難しい話が多いので、挿絵代わりに私の4コマ漫画でホッと一息ついていただこうという構成になっております。こちらも書店で見かけたら手にとって見てください。この4月の20日間で20本の歴史4コマを描いたせいか、体のあちこちに不調が発生してきました。私も交流戦の期間に体調を立て直さなければと思っていますが、どうなりますことやら。
開幕メンバー予想 2010.3.5
やっと春めいてきましたが、皆さん、お変わりないでしょーか。
どうも寒い間は何もやる気がしなくて、毎年この周辺記の初更新は3月になるようです。一応、日常生活はしておりますが、気分的には冬眠状態なのかもしれません。さぼっているだけと言われれば、それまでですが…。さて、ドラゴンズも沖縄キャンプを終え、名古屋でのオープン戦も始まりました。今年はルーキーが元気で活気があって面白いですね。ここまで大島、中田亮、松井佑、松井雅といった新人が好結果を出し続け1軍に残っています。
例年だとそろそろレギュラーがペースを上げてきて定番のメンバーになっていくんですが、結果を出している以上は新人も落としにくい状況です。2軍の藤井、野本を昇格させるタイミングが難しいところですが、ひょっとすると開幕後にずれ込むなんてこともあるかもしれません。
今年はどんな1軍メンバーになるか、ちょっと占ってみましょーか。
投手陣では先発に吉見、山井、伊藤、チェン、小笠原、川井と左右3人ずつ。開幕に先発6人を揃える必要はないので、2カード終了した時点でこの6人が登録されているのではないかと思います。
首脳陣からはバルデスの評価が高いですが今のところの状態では使いづらい印象です。かえってあのクセ球は中継ぎのほうが有効ではないかという気もしますが、どうでしょう。その中継ぎでは清水昭、浅尾、鈴木、小林正、金剛、斉藤といったあたりが奮闘中。気がかりは左投手が小林正1人ということで高橋、長峰らの復調が待たれるところです。私の独断では、とりあえず清水昭、バルデス、浅尾、鈴木、小林正、高橋の6人として、好不調によって金剛、斉藤、平井といったあたりも使いたいと思います。
もちろん抑えは岩瀬。体調面の不安も聞こえてきますが、やってもらうしかないでしょう。万一の場合は浅尾がストッパー役ということも考えなければいけません。
野手陣では、捕手谷繁、1塁ブランコ、2塁井端、3塁森野、ショート荒木、レフト和田、センターセサル、そしてライトに藤井、野本、小池、平井、大島、松井佑といった名前が挙がりますが、どうなるでしょうか。好不調を見ながら交代させることになるでしょうが、今の状態で新人が活躍し続ければ、開幕を大島か松井佑にするのも刺激策として有効かもしれません。これは開幕ギリギリまで様子見ということでしょう。
気がかりなのはショートの荒木で、肩の状態が思わしくないようだと岩崎達、谷、あるいはセサルを使う選択肢もあります。セサルが内野に入ると外野にもう1枠が増え外野手を増やすことができますが、これも荒木の肩次第で、開幕までにどう調子を上げてくるか注目です。そして打順はこのところのテストからは、1荒木、2セサル、3森野、4ブランコ、5和田、6井端、7(外野手)、8谷繁、9(投手)という形が見えてきます。井端の6番は得点を挙げる良い方策ですが、問題は7番でしょーね。ここに存在感のある打者が必要で、そうなると最終的には昨年の実績で藤井かなと思いますが、そのイメージを吹き飛ばすほどに大島や松井佑が活躍すれば面白いことになるでしょう。
野手15人の顔ぶれは、捕手で谷繁、前田、内野手でブランコ、森野、荒木、井端、岩崎達、谷、福田、外野手で和田、セサル、英智、藤井、大島、松井佑というところでしょーか。中田亮や新井など使いたい選手は大勢いますが、ここは涙を呑んでこの15人にします。洩れた方、どうもすみません。
しかしまだ開幕までは20日もあります。まだまだアピールは可能だと思いますので、もうひとふんばり奮起して、開幕メンバーにすべり込んでください。
いやー、こういう妄想をしているこの時期が、一番幸せかもしれませんな。
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