ハスモンヨトウの卵は3〜6日後にはふ化して、緑色のアオムシの虫となり群生して葉を食害します。後に、縁色から灰色や黒褐色に変わり、散らばっていきます。
トウモロコシの葉の表からみると白く食害された痕が見られます。
葉の裏にはウジャウジャいると思いましたが、比較的に少ないようでしたね。
数えなかったのですが、40匹ぐらいあったと思われます。
拡大してみましたが、ハスモンヨトウの幼虫は、頭が黒く、体に黒い点があり、透き通った緑色の体をしています。(1,2齢幼虫の場合)
トウモロコシの全部の葉の裏を目視するのは現実的には困難で、上のように食害されてしまった時はもう木酢エキスでは難しく、そっと葉を切り取って下に幼虫が落ちないように処分します。
なるべくこまめに葉の裏を重点的に散布することをお勧めします。
素材:No.133
害中編