アスパラガスにもやってくるテントウムシの背中にそっくりな虫です。
「ジュウシホシクビナガハムシ」というハムシ科のアスパラガスの害虫で、
アスパラガスの株元の土中で越冬しているらしい。
アスパラガスを収穫していたら、何気なく見つけ、近づいても、振っても逃げません。
見かけたのは、この一匹だけでした。
所々、小さくかじられたような跡がみられますが、一匹なので被害が少なくてすんだようです。
春、萌芽直後から収穫中のアスパラガス若茎の頭や表皮を食べます。
右の絵の矢印のところが、かなり大きくかじられた跡があります。
見つけ次第、駆除しましょう。
夏〜初秋にかけて、防除を徹底して、越冬する成虫を減らし、翌春の被害を減らしましょう。
幼虫は、梅雨時から秋雨くらいまでの時期に発生し、ウジ虫を短くしたような緑色の虫がアスパラガスの葉にたかり、これが幼虫ということです。
素材:No.120
害中編