エビネ日記 
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2024年12月26日(木)
今年もあとわずか。良いお年をお迎え下さい。
 クリスマスも終わり、今年もあとわずかです。良いお年をお迎え下さい。
 今年は、1/1に起こった能登半島地震、1/2に起こった羽田空港の航空機火災で波乱の年明けと成りました。 幸いにしてその後大きな災害は起こりませんでしたが、夏頃から、記録的な長期に渡っての猛暑、局地的大雨と線状降水帯による豪雨の多発、 毎時15kmという非常にゆっくりとした速度で九州・四国地方を横断した後、 3日後に東海道沖で熱帯低気圧に変わった台風10号を始めとする日本近海で勢力を増すタイプの台風の出現などの異常気象が起こりました。
 一方、8/8には宮崎県日向灘を震源とする地震が起こり、これを契機に気象庁が 「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」発表しました。8/15に解除され、大事には至りませんでした。巨大地震が発生していたらどうなっていたのか?
 あまり良い年ではなかった様に思います。来年は良い年で有ります様に!

2024年12月20日(金)
今年の冬は寒くなるのか?
  今年は、地球温暖化の影響か、いちょう、もみじは12月に入ってから本格的な紅葉が始まり、秋の訪れは遅れていました。 しかしながら、12/9頃から寒気が入ってきて、我が家のエビネ栽培場所では、早くも12/13には朝方−1℃まで冷え込む日も出てきました。 今年の冬は寒くなるのでしょうか?
 11/22に気象庁より、2024年12月〜2025年2月の3ヶ月予想が発表されています。 ここをご覧下さい。 この冬の気温、12月〜2月は、ほぼ平年並みと予想されています。  
 エビネは、栽培場所が−5℃を越える気温になると、葉が凍害被害に遭い、生育に影響を受ける様です。 
 我が家のエビネ栽培場所の過去5年間の冬の最低気温は、右の様になっています。年によってバラツキは有りますが、 幸いにして我が家の最低気温は、悪くても−5℃以内に収まっています。
 寒冷地と異なり、横浜は冬場、比較的気温が高いことが理由として有る様です。
 気象庁の3ヶ月予想では、今年の冬はほぼ平年並みと予想されていて、我が家では、特別な防寒対策は必要ない様に思います。 ただ、年によっては予想外の寒気が襲来することも有り、防寒対策の準備は必要と思っています。
エビネ、冬の管理の注意点。
 エビネの冬の管理の注意点について過去にも触れています。繰り返しに成りますが再度触れておきます。
 冬になると、エビネの管理がおろそかになりがちです。 誠文堂新光社より、1990年に発行の新園芸入門『エビネ―作り方・楽しみ方』によると、ウイルス病に関して、概略、以下の様に書かれています。
 冬場、からからに乾燥させると、 ウィルス病が発病し易い様です。また、冬の時期の水やりは、ウィルス病のみならずエビネの生育にも影響を及ぼしますので注意が必要です。 我が家では、冬場、1月〜2月でも、1回/3日の頻度で水やりする様にしています。
仕事と趣味が忙しく、エビネの水やりが忘れがちになり、雨の少ない冬期間はいつも 鉢はからからで枯死寸前のことが多く、次の春の新芽にモザイク模様があちらにも、こちらにも現れたそうです。その秋には、高価なエビネも全滅になり、 悲しみに沈んでいました。思い切って全部を廃棄し、その後友人から健全株を入れ、自動灌水器を作り、蘭舎の中は、いつも温度、湿度、日照、通風ともに エビネには最高の住みごこちのよい環境で栽培する様にしました。翌年の開花期には、病気の株はもちろん、葉にも病気らしいものは、探しても見当たりませんでした。
ウィルス病のモザイクを多く出している人ほど、冬場、からからに乾燥させています。

2024年12月15日(日)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 我が家では、『ニオイサラサ』をニオイエビネの生育状況を見る基準としています。今年も継続して新芽の成長をフローしています。
 昨年と今年のニオイサラサの新芽の成長の推移は、以下の通りです。
ニオイサラサの新芽の状況
8/14 9/14 10/14 11/14 12/14
2023年
2024年
 今年の新芽の成長は、昨年に比べて11/14まで成長は遅れていました。10月も高い気温の日が続いた為と考えられます。 しかしながら、12/14には、ほぼ昨年並みになり通常通りの成長に回復しています。
 昨年は、膨らみのある大きな芽に育っていましたが、今年は、昨年の様な膨らみのある株には成っていません。 一昨年(2022年)の12/14の新芽の状況を右に掲載していますが、この株は、翌春開花しました。 今年と一昨年の12/14の新芽の大きさは、ほとんど同じですので、今年の株、来春の開花に問題ないと思います。
2022年12/14
 しかしながら、翌年の開花、2023年は花付き不良。2024年は花付き良好。来春は花付きが悪いかも知れません。今年の7/上旬気温が高くこれが花芽形成に悪影響を及ぼしたのかも知れません。 今年の7月10日の日記 をご参照下さい。
近所で見かけた秋。
 12/8頃から急に冷え込む様になりました。散歩道は、紅葉は進んではいますが、これまで咲いていた花の数も減りました。 この中、冬の花であるサザンカの花が目立ちます。サザンカは11月〜12月に咲く花ですが、今年の開花は遅れている様です。 12月に入ってから散歩時に見かけたこれはと思うサザンカの花、3種を紹介します。
1.サザンカ−1
 和泉川宮沢遊水地の散歩時に、その周辺で見かけたサザンカの花です。
 八重咲きの薄ピンク色のサザンカです。右の写真は、その一部ですが、 大木に育った 見応えのあるサザンカの木です。
2.サザンカ−2
 近所のもみじの名所、本興寺への散歩道で見かけたサザンカの花です。 
 八重咲きのピンク色のサザンカです。咲き進んでいます。  
3.サザンカ−3
 上と同じ、本興寺への散歩道で見かけたサザンカの花です。 
 一重咲きの白色のサザンカです。赤やピンクのサザンカが多い中、 真っ白のサザンカは あまり見かけず、清楚です。

2024年12月10日(火)
本興寺もみじの紅葉−その後−
 11/26の日記に我が家近く、本興寺のもみじの紅葉の状況を掲載しています。 11/25の時点では、やっと紅葉が始まった状態で、昨年の同時期に比べて遅れていました。その後の紅葉の進み方は、下記の通りです。
2024年本興寺のもみじ紅葉推移
 2023年12月5日の日記 に昨年の紅葉の状況を記載しています。 例年全体が紅葉するのは11/25頃ですが、昨年全体が紅葉したのは11/30頃。今年は12/5頃。 昨年も猛暑で例年より5日程度遅れていましたが、今年は、昨年より更に5日程度遅れています。
 12/8頃から急に冷え込み、今朝(12/10)見に行くと早くも一部落葉が始まっていました。今年は、特に短い秋から冬の到来です。
近所で見かけた秋。
 本興寺のもみじの紅葉が最も進んだ12/5〜6の散歩時に見かけた秋を紹介します。造園業者の栽培地で見かけたもみじとトウカエデ及び和泉川宮沢遊水地で見かけた紅葉した針葉樹、ラクウショウ(落羽松)です。 秋本番です。
1.もみじ
 我が家の近くに造園業者が造園に使用する木の栽培地が多く有ります。 その一画にきれいに色づいたみもじの木が有りました。
 本興寺の紅葉したもみじとは異なった見応えのある紅葉したもみじでした。
2.トウカエデ
 もみじと同じ造園業者が造園に使用する木の栽培地で見かけた秋です。 
 Google画像検索で調べるとトウカエデの様です。黄色に着色した紅葉も見応えが有ります。  
3.ラクウショウ(落羽松)
 和泉川宮沢遊水地の中で見かけた秋。 
 Google画像検索で調べるとラクウショウ(落羽松)という落葉する針葉樹らしい。 これは、秋になると細い葉が紅葉し、枝ごと落ちる様子が鳥の羽のように見えることから「ラクウショウ(落羽松)」と名付けられたとのことです。

2024年12月5日(金)
我が家の琉球あさがお、11月に入ってからブルーとピンクの花が混在して咲いています。
 我が家の庭で、7/18頃に琉球あさがおが咲き始め、その後毎日咲き続けています。
 琉球あさがおは、夏場は、朝咲いた花は、夕方には萎れてしまう為に翌朝は、咲き始め花の色であるブルーのみでした。 しかしながら、気温が下がってくると、朝咲いた花は翌朝まで咲き続け、 朝咲いた花は、夕方にはブルーから、ピンクに色変わりする為に、ブルーとピンクの花が混在した花が見られる様になります。
 左の写真は、11/14に撮影しました。
 昨年10/20の日記 に記載している様に、昨年は10月中旬頃から、このブルーとピンクの花が混在した花が見られましたが、 今年は11月に入ってから、見られる様になりました。
 これは、昨年も今年も猛暑でしたが、今年は10月も高い気温が続き、朝咲いた花は翌朝まで咲き続けずに萎れてきます。この為、この時期、 ブルーとピンクの花が混在した花が見られませんでしたが、気温が下がった11月に入ってから、見られる様になったことが原因です。
 右の写真は、昨日(12/4)撮影しました。 花数は減ってきてはいますが、今もこのブルーとピンクの花が混在して咲き続けています。
 例年、霜の降りる12月/中旬頃まで楽しめます。今年は、12月に入っても暖かい日が続いています。 来週から寒気が入ってきて冷え込む様ですが、今年はいつ頃まで楽しめるのかな?
近所で見かけた花。
 11/10の日記 に近所の散歩時の散歩時に見かけた野菊の花を紹介しています。この時に見かけた野菊は、ほとんどがまだ咲き始めたばかりでした。 最近満開に成っています。11/30と12/2の散歩時にあまり見かけない変わった野菊が咲いていたので紹介します。
1.野菊-4
 我が家住宅地内の、ある家の庭に咲いていました。
 ピンクと白に咲き分けています。
2.野菊-5
 我が家は横浜と言っても散歩道には野菜畑が数多く有ります。畑のわきに咲いていました。
 黄と白に咲き分けています。
3.野菊-6
 上と同じ野菜畑のわきに咲いていました。
 黄色の小ぶりの野菊です。Googleの画像検索で調べると『イソギク』らしい。 『イソギク』は、晩秋に小さな黄色い花を房状に咲かせるキク科の花とのことです。
近所の大いちょうの紅葉。
 12/1に近所のいちょう並木の紅葉について掲載しています。11/30までの紅葉の状態を掲載していました。 11/30の時点で昨年並みの紅葉のレベルに紅葉していましたが、まだ完全には紅葉していませんでした。
 昨日(12/4)紅葉の状態を見に行ったところ、ほぼ紅葉していました。12/1の日記を本日(12/5)更新しています。 更新した12/1の日記をご覧下さい。
 いちょう並木の紅葉を見に行った時に、近所にある大いちょうが紅葉しているのが見られました。 雲一つない晴れ渡った空をバックに強い日差しで輝いていて感激、思わず写真を撮りました。右の写真です。 たまたま一番良い時に写真が撮れた様です。

2024年12月1日(日)      *12/5追記 12/4の紅葉
近所のいちょう並木の紅葉−その後−
 11/1の日記に近所のいちょう並木の10/31時点での紅葉について記載しています。
「2021年、2022年は、この時期、既に紅葉は始まってしましたが、昨年は、猛暑でこの時期まだ青々としていて、紅葉が始まったのは11/22頃でした。 今年も猛暑。昨年並みに紅葉は遅れると思っていましたが、予想に反してやや紅葉が始まりつつ有る様に感じます。」と記載しています。
 その後の経過は以下の通りです。昨年の紅葉の経過も併記しています。
近所のいちょう並木
2023年
10/31 11/9 11/22
2024年
10/31 11/9 11/22 11/27 11/30 12/4
 10/31の時点では、昨年よりやや紅葉が始まりつつ有る様に感じましたが、11月に入って、紅葉の進み方は遅れています。 紅葉の進み方は写真の最も手前のいちょうの木で判断していますが、昨年紅葉が始まったのは11/22頃でした。 今年は、11/27頃にやや紅葉が始り、昨日(11/30)やっと昨年並みの紅葉のレベルに成りました。 今年、11月に入っても比較的高い気温の日が続いたことが、猛暑で遅れた昨年より、更に紅葉が遅れたことが要因として有る様です。
*12/5追記
 11/30の時点で昨年並みの紅葉のレベルに紅葉していましたが、まだ完全には紅葉していませんでした。12/4の時点でほぼ紅葉しました。
近所で見かけたもみじの紅葉。
 11/26の日記に我が家近く、本興寺もみじの紅葉について記載しています。散歩していると本興寺以外にも各所にもみじの木が植えられています。
 11/28に散歩して見かけた紅葉したもみじを下記に掲載しました。本興寺のもみじはやっと紅葉が始まったばかりですが、散歩時に見かけたもみじの中には、 既に紅葉が進んでいるもみじも有りますが、ほとんどが本興寺同様、紅葉が始まったばかりです。
 近所の散歩時に見かけた紅葉したもみじ
 紅葉が始まったもみじの木は、黄・赤・緑に混在したもみじの木や赤紫・緑に混在いたもみじの木等、色鮮やかで見応えが有ります。

2024年11月26日(火) 
我が家近く、本興寺もみじの紅葉始まる。昨年以上に紅葉は遅れています。
 昨年、11/19〜20にかけて紅葉を求めてバスツアーで栃木県の隠れた名所・鮮やかに色づくもみじの紅葉のトンネル「金蔵院」等に旅行に行きましたが、 今年は、事前に紅葉の時期が予測ができなくて日程が組めず行けませんでした。
 一方、我が家近く、本興寺のもみじの紅葉はきれいで、例年通り散歩を兼ねて時々その紅葉を楽しんでいます。右の写真は、昨日(11/25)に撮影しましたが、 やっと紅葉が始まった状態です。 昨年の同時期(11/25) に比べて遅れています。  
 下の画像は、2022〜2024年の11/20の紅葉を比較したものです。昨年も猛暑で紅葉は遅れていましたが、 今年は、昨年以上に紅葉は遅れています。    
本興寺のもみじ紅葉(11/15)
 2022〜2024年の9〜10月の横浜の気温推移を見ると右の様に成ります。 即ち、2022年<2023年≦2024年の順に高く成っています。 今年、昨年同様猛暑、且つ昨年以上に10月に入っても気温の高い残暑も続いたこと、 更に11/19から冷え込む様に成りましたが、11月に入っても比較的高い気温の日が続いたことにより、結果として昨年以上に紅葉が遅れている様です。
湖東三山西明寺の紅葉。
 11/22にNHKのニュースで湖東三山西明寺の紅葉の中継をやっていました。 湖東三山は、滋賀県の湖東地域にある西明寺・金剛輪寺・百済寺を言います。 関西の紅葉三大名所ともいわれ、色づいたもみじが境内を彩りますが、西明寺はその一つです。 放送の11/22の時点では、まだ紅葉が始まったばかりの感じでした。
 2015年11月25日の日記 に記載していますが、西明寺は、私の故郷の近くに有ります。
 私は、小学校から大学の学生時代は京都に住んでいましたが、故郷は滋賀県です。今も本籍はここに有り、西明寺は同じ町内に有ります。 学生時代、祖父が居て良く遊びに行きましたが、秋には西明寺にも行って紅葉を楽しんだ記憶も有ります。 11/22のNHKの中継は懐かしく思いました。

2024年11月23日(土)
京都のYさんより御蔵天聖×御蔵青秀の開花写真が送られてきました。
 11/20の日記に原種ニオイエビネ交配(山桜交配)苗の生育状況を掲載しています。
 昨日(11/22)に京都のエビネ愛好家のYさんより、 御蔵天聖×御蔵青秀のビン苗を育てていて、今春、1株だけ開花したとのこと。その開花写真を送って頂きました。有難うございました。
 右の写真です。香りの良いニオイエビネとのことです。もう少し青紫弁の花が咲くと良いのですが、形の整った素晴らしいニオイエビネです。 
  私は、4倍体コオズの交配で、親から予想されない色の弁の花が咲くことを経験しています。原種ニオイエビネ交配もどの様な色の花が咲くのか予想できない様に思います。 今後Yさん保有の株、私が保有の株等の中には、 御蔵天聖御蔵青秀に近い青紫弁の花も咲くと思います。

2024年11月20日(水)
原種ニオイエビネ交配(山桜交配)苗の生育状況−大きく成ってきました−
 2022年の春にニオイエビネ交配苗「山桜交配」を入手しています。
 「山桜交配」は、御蔵天聖、御蔵信青、御蔵大関、御蔵紫聖殿、御蔵風雲、御蔵青秀、御蔵一蒼等の原種ニオイエビネ同士を交配親とした交配ですが、 私は、御蔵天聖×御蔵一蒼、御蔵天聖×御蔵青秀、御蔵天聖×御蔵紫聖殿、御蔵天聖×御蔵風雲、御蔵紫聖殿×御蔵風雲等の交配苗を入手しています。 原種ニオイエビネも自然の交配から生まれましたが、「山桜交配」は、人工交配という負い目は有りますが、選別された特徴のある原種ニオイエビネの交配です。 自然種以上の素晴らしい花が生み出される可能性が有り、期待しています。
 ほとんどは2022年の春頃に瓶出しし、順化されたと考えられる苗を入手しています。 3年目になります。大きく成ってきました。中でも御蔵天聖×御蔵一蒼と御蔵天聖×御蔵青秀の交配苗は大きく成って来ました。 最新の状況は以下の通りです。比較的大きな新芽も顔を出しています。
御蔵天聖×御蔵一蒼 御蔵天聖×御蔵青秀
 5/24の日記 に上記交配苗の過去2年の成長過程を掲載していますが、2023.5→2024.5の1年間で予想以上に大きく成っています。 まだ新芽も細く、来春、開花することは有りませんが、来年は更に大きくり、再来年の春には一部開花が始まるかもしれません。どんな花が咲くのか楽しみです。
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。ツワブキ、皇帝ダリア、満開になった野菊です。
1.ツワブキ
 散歩道にツワブキが咲いていました。黄色のきれいな花です。 
 ツワブキは、秋も深くなる10月〜11月中旬頃に咲きます。色々なところに自生しています。 今年は咲いていませんが、我が家の庭に咲くことも有ります。  
2.皇帝ダリア
 皇帝ダリアが咲いています。皇帝ダリアは、日が短くなると花芽ができて開花し、毎年11月下旬から咲き出すとのことで、 猛暑と関係なく咲きます。
 右の写真は、11/17の散歩時に撮影しました。よく成長すると5〜6mにも達するとのことです。
3.野菊
11/10の日記の「近所で見かけた花」に11/9の散歩時に見かけた野菊の花3種を掲載しています。この時点でほとんどの野菊が咲き始めた状態でしたが、 11/19の散歩時には、ほとんどが満開に成っていました。
 右は、野菊-2の写真です。11/9の咲き始めは、ここ をご覧下さい。秋の深まりを感じます。

2024年11月15日(金)     
ニオイエビネ−ニオイサラサ−の新芽生育状況。
 我が家では、『ニオイサラサ』をニオイエビネの生育状況を見る基準としています。 8/15の日記から今年の『ニオイサラサ』の新芽の状態を記載していますが、その後の成長は、下の通りです。
ニオイサラサの新芽の状況
8/14 9/14 10/14 11/2 11/14
2023年
2024年
 11月になって急に新芽は大きく成ってきていますが、昨年に比べて成長は遅れています。
10月の猛残暑 の影響は大きい様です。
「芽出し」作業。
 今年の10/1の日記 に記載していますが、新芽が下を向いて上へ伸びなくなる あるいは新芽が根で押さえられて伸びなくなってい異常の有無をチェックする「芽出し」作業を11/8〜11/12に実施しました。
 昨年は、新芽が下を向いて上へ伸びなくなる株が有り、 植え替え を実施しましたが、今年はこの様な株は有りませんでした。 ただ、数株、新芽が根で押さえられて伸び難くなっている株が見受けられました。これらの鉢は、箸で根を移動させて上に伸びられる様にしました。 これ以外、多くの株が順調に育っています。

2024年11月10日(日)
4倍体コオズ交配の新芽−その後−
 近所のいちょう並木の紅葉も進んで、秋らしく成ってきました。
 8月から、一部の4倍体コオズ交配である、来春最も開花を期待している超丸弁紫弁白舌同士の交配と 今春開花し、素晴らしい超丸弁の花が咲いた『青玉』『聖玉』の毎月7日の新芽の状況を継続して掲載しています。
 11/7の新芽の状況は以下の通りです。
4倍体コオズ交配新芽の状況(2024.9.7)
四紫王×玉金剛 青玉
(紫苑×四紫王)
聖玉
(スカットクィーン×
ブルークィーン)
A株 B株
開花写真 来春の開花に期待!
新芽の状況 2024.10.7
2024.11.7
 四紫王×玉金剛は、A株とB株の2株有ります。
 A株は、10/7の時点でまだ小さな芽しか出ていませんでしたが、大きくなってきました。一安心です。
 B株は、10/7の時点で大きく成っていました。10月気温が高かった為、春を感じたのか、芽が伸び始めています。 本格的な春になると開花茎が上がってくるとは思いますが、葉芽かも知れません。
 『青玉』は、順調に育っています。
 『聖玉』は、8/7に新芽が確認出来きませんでした。10/7に小さな新芽が出ているのを確認できました。 11/7には、少し大きく成っていますが、他の株に比べて小さく丸い芽に成っていません。明らかに葉芽で、残念ながら今春、花は見られそうも有りません。
 株は大きいのに何故この様な状態に成ったのか理由が分かりません。急遽植替えを実施しましたが、一部根腐れは起こしてしましたが、それほど悪くは有りませんでした。 猛暑の影響か、今年の新木の根がやや少ない様に感じましたが、これが原因なのかも知れません。 他の株は新芽は順調に育っており、株によっては猛暑の影響を受けやすい株も有るのかも知れません?
近所で見かけた花。
 散歩時に昨日(11/9)見かけた花を紹介します。 野菊3種です。今年は10月に入っても気温の高い日が続いた為に秋の訪れが遅れていますが、野菊が咲き始めました。 散歩道各所に咲いています。
1.野菊-1
 ピンクの野菊です。まだ咲き始めたばかりです。 
   
2.野菊-2
 白/黄の清楚な野菊です。この花も咲き始めたばかりです。 
3.野菊-3
 薄紫の野菊です。この野菊は、少し咲き進んでいます。   

2024年11月5日(火)
ニオイエビネの新芽。
 我が家で栽培している主なニオイエビネの最新の新芽の状況を掲載します。
 8月からニオイエビネの生育状況を見る基準として、毎月15日にニオイサラサの新芽の状況を継続して掲載していますが、 昨年も今年も猛暑。今年は、10月に入っても気温が高い日が続き、残猛暑で、昨年以上にエビネの生育が遅れている様です。
 昨年は、新芽の状況を11/2に撮影して、ニオイエビネの新芽の状況を見ていますが、今年も同時期にニオイエビネの新芽の状況を撮影しました。 結果は以下の通りです。
          ニオイエビネの新芽 2024.11.2撮影
ニオイサラサ ニオイ濃紫香 御蔵静香 御蔵姫 紫の君 御蔵蒼紫
青嵐 夢枕 御蔵観月 御蔵春水 御蔵信龍 御蔵桃華
 昨年の新芽の状況は、2023年11月5日の日記 をご覧下さい。
 昨年掲載したのと同じ品種のニオイエビネの新芽を掲載しています。一株もダメにすることなく順調に育っています。 我が家で保有するニオイエビネは、これが全ては有りませんが、掲載している品種のニオイエビネの中で、昨年は、御蔵信龍は咲きませんでしたが、その他の品種のニオイエビネはすべて開花しました。 今年、昨年と比較すると新芽の成長は、総じてやや遅れている感じですが、全て順調に育っています。今春開花は良好でしたが、来春の開花も素晴らしい花が見られそうです。
 写真をクリックすると新芽の拡大写真と我が家での過去の開花写真が見られます。ご覧下さい。
 事前の連絡です。
 これらニオイエビネの中には余剰株も出てきています。ほぼ開花すると思われる大株の分譲を、来年3月初旬に、実施する予定です。 ニオイサラサ、御蔵姫、紫の君です。いすれも古木付き新木です。
事前に入手ご希望の方は、ご連絡下さい。
 ご連絡は
こちら まで。       
 (ebine@cpost.plala.or.jp) 

2024年11月1日(金)
近所のいちょう並木、やや紅葉が始まりつつ有る様に感じます。
 数年前から、この頃、近所のいちょう並木の紅葉のレベルで、秋の深まりを見ています。
 下の写真は、2021〜2023年のいちょう並木の紅葉の状況と今年同時期、昨日の紅葉の状況です。
2021.10.31 2022.10.31 2023.10.31
2024.10.31
 2021年、2022年は、この時期、既に紅葉は始まってしましたが、昨年は、猛暑でこの時期まだ青々としていて、紅葉が始まったのは11/22頃でした。 今年も猛暑。昨年並みに紅葉は遅れると思っていましたが、予想に反してやや紅葉が始まりつつ有る様に感じます。 関東は、10月、気温は高かったものの秋晴れの日が少なく、曇り、雨の日が多かったことが影響したのかも知れません。
近所で見かけた秋・花。
 散歩時に最近見かけた秋・花を紹介します。柿、カラスウリ及びピンクの斑点のある白い丸葉あさがおです。 やっと秋らしくなってきました。
1.柿
 散歩道には、所々に柿の木を見受けます。右の写真は、最近近くで撮影しました。
 青果店、スーパー等で、果実は柿も主になっています。散歩道で柿の木を見ると秋を感じます。  
2.カラスウリ
 散歩道にカラスウリの赤い実が成っていました。毎年同じ場所で見受けます。 
 カラスウリは、耐寒性・耐暑性共に強い宿根草なので、温暖地であれば毎年同じ場所で育っとのことです。
3.丸葉あさがお
 あまり通らない散歩道で初めて見る、変わったあさがおの花が咲いていました。 葉の形を見ると丸いハート形で、丸葉あさがおの様でした。  
  ネットで検索 すると、丸葉あさがおにはブルー以外にピンクの斑点のある白い花もあるとのことです。

2024年10月25日(金)
我が家オリジナル3倍体コオズの新芽。
 我が家では、ニオイエビネと共にニオイエビネであまり見られない丸弁の花が咲くスカットクィーン、クィーンエリザペス、ブルークィーン等4倍体コオズの交配にも興味を持って育てています。
 4倍体コオズ交配としては、大きく分けて二つ有ります。即ち、4倍体コオズ同士の交配とニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配です。 4倍体コオズは、スカットクィーン、クィーンエリザベス、ブルークィーンあるいはクィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で生まれた玉金剛、四紫王、風雲、 燦紫光や寿峰苑の桃神鳳等です。
 4倍体コオズ同士の交配については、来春最も開花を期待している超丸弁紫弁白舌同士の交配である四紫王×玉金剛交配と今春開花し、 素晴らしい超丸弁の花が咲いた『青玉』(紫苑×四紫王)、『聖玉』(スカットクィーン×ブルークィーン)の新芽の状況を、8月から毎月掲載していますが、 ニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配、この交配種は、3倍体コオズとなりますが、これについては、 これまで開花した中で特に私が気に入っている交配である我が家オリジナル3倍体コオズの新芽の状況を掲載します。
気に入っている我が家オリジナル3倍体コオズ
春の誉
(ニオイ交配×ブルークィーン)
春の夢
(夢紫宝×ブルークィーン)
春の心
(星のしずく×桃神鳳)
春の聖
(霧紫香×ブルークィーン)
開花写真
新芽の状況
(2024.10.23)
 今年、猛暑で新芽の成長は遅れている様ですが、これら株は、何れも大きな芽に成っています。来春の大株での開花を期待しています。
 なお、私が気に入っている我が家オリジナル3倍体コオズは 春の瞳も有りますが、 残念ながら、今年は、何故か作落ちして掲載していません。
近所で見かけた秋。  *10/26追記 
 残暑が続きますが、昨日(25日)の散歩時に見かけた秋を紹介します。紅葉が始まったハナミズキ、白い秋明菊の花、赤色と黄色とが混ざったコスモスの花です。
1.ハナミズキ
 和泉川沿いに植えられているハナミズキです。  
 ハナミズキは、街路樹の中でも最も早く紅葉します。例年10月早々には紅葉が始まる様ですが、今年は、最近やっと紅葉が始まりました。 一ヶ月ぐらい秋の訪れは遅れている感じです。  
 
2.秋明菊
 和泉川宮沢遊水地の道路沿いに植えられている白の秋明菊が満開です。  
 我が家ではピンクの秋明菊が咲いていますが、散歩道に白の秋明菊が植えられています。 毎年咲きますが、白の秋明菊は清楚できれい!  
3.コスモス
 散歩道の道路沿いに咲いていたコスモスです。黄色のコスモスの中に赤色のコスモスが浮き出る様に咲いていました。
 コスモスは、最近では夏咲きのものや開花時期が長い品種も出回り、秋の花というイメージが薄れてきていますが、 澄み渡る秋の空にぴったりの花です。

2024年10月20日(日)
我が家で、キンモクセイが開花しています。
 10/17にキンモクセイが咲き始めました。昨日頃から満開。周辺は、やさしい甘い香りが漂っています。 最近の我が家での キンモクセイの開花時期は、下記の様に成ります。
我が家でのキンモクセイの開花時期(2021年−2024年)
2021年 2022年 2023年
2024年
 9/25の日記に記載している様に、彼岸花は、毎年秋分の日(9/23頃)前後に開花しますが、キンモクセイの過去の開花は、例えば、2021年は、9/14頃、2023年は、10/13頃に開花し、 年により1ヶ月ぐらいのずれが有ります。何故この様に成るのでしょうか?
 彼岸花の開花の要因とキンモクセイの開花の要因をネットで調べると、彼岸花は、最低気温が20℃から25℃になったときに急に茎が伸び始め開花するとのこと。 一方、キンモクセイは、猛暑の年は、キンモクセイの開花が遅れたり、花付きが悪くなる等が見られ、その年の夏の気温で開花時期が決まるとのことです。
 2021〜2024年、7-10月の横浜の平均気温の推移は下記の通りです。
 昨年(2023年)も、今年(2024年)も7〜9月の横浜の平均気温はいずれも、2021年、2022年に比べて高く推移し、厳しい猛暑が続きました。
 昨年のキンモクセイの開花は、10/13。今年のキンモクセイの開花は、10/17。 ネットに記載されている様に、確かに、猛暑の年は、キンモクセイの開花は、遅く成っています。
 キンモクセイの開花時期は、猛暑の厳しさの目安となる様です。 上の表をクリックすると拡大して見られ、この表の中に各年の月ごとの平均気温を記載しています。 7月〜8月のいずれの月平均気温も、2021年<2022年<2023年≦2024年の順に高く成っており、キンモクセイの開花時期と連動しています。 昨年より今年の方が月平均気温はやや高め。キンモクセイの開花時期からも、昨年より今年の方が猛暑だった様です。
 地球温暖化の影響で今後もより厳しい猛暑の年が続くかもしれません。
 しかしながら、昨年(2023年)猛暑であったにもかかわらず、今春のエビネの開花は良好でした。 これは、2024年7月10日の日記 に記載している様に、エビネの花芽は、6月/下旬〜7/初旬ごろに形成され、この頃高温が続くと翌年の花付きが悪くなりますが、 昨年、6月/下旬〜7/初旬ごろの気温が高く無かったことによります。
 猛暑の厳しい今年は、新芽の成長が遅れています。また、葉先が褐色に変色する葉先枯れを起こしている株が見受けられますが、 今後もより厳しい猛暑の年が続いても、前年(2023年)猛暑にも係わらず、今春開花は良好で有ったことから、6月/下旬〜7/初旬ごろの気温が高くなければ、 本質的な問題は起こらないと思います。 

2024年10月15日(火)     
ニオイエビネ−ニオイサラサ−の新芽生育状況。
 我が家では、『ニオイサラサ』をニオイエビネの生育状況を見る基準としています。 8/15の日記から今年の『ニオイサラサ』の新芽の状態を記載していますが、その後の成長は、下の通りです。
ニオイサラサの新芽の状況
8/14 9/14 10/14
2023年
2024年
 10月になって急に新芽は大きく成ってきていますが、昨年に比べて成長は遅れています。猛残暑の影響は大きい様です。
近所で見かけた花。
 秋分の日を区切りに猛暑から一転、秋らしい気温に成りましたが、あいにく晴れる日がほとんどなく、 散歩道で咲いている花も少なく成った為に、『近所で見かけた花』は、9/20以降掲載しませんでした。 11/11頃から天気も回復して秋空が広がり、近所の花も元気を取り戻した様です。 久しぶりに掲載します。
 10/13の散歩時に見かけた花は、すすき、キクイモ及びオシロイバナです。
1.すすき
 我が家近く、毎年観測しているすすきは、8/末頃から穂をつけ出し始めていました。秋も深まり、ほとんどのすすきが穂を出し見頃を迎えてします。
 一昨日散歩していると、まだ穂を出し始めたすすきを見付けました。終わりを迎えつつある中に新たに穂を出し始めていました。 今年の異常気象が要因となっているのかも知れません。   
2.キクイモ
 和泉川の水辺に咲いていた花です。
 Googleの画像検索で調べると、キクイモとのことです。 キクイモの花は、9〜10月頃に菊に似た黄色い花をつけ、日当たりの良い空き地、野原に生える球根(塊茎)性の野生化植物とのこと。 上流から流れついて開花した様です。
3.オシロイバナ
 7/25の日記に近所で見かけた花としてオシロイバナを紹介しています。 和泉川川沿いにには、各所でこのオシロイバナが咲いていますが、一昨日散歩した折も、このオシロイバナが咲いていました。
 息の長い花です。我が家の近くで咲いている花の中で、最も長く咲き続けている花です。  

2024年10月10日(木)
4倍体コオズ交配の新芽−その後−
 秋分の日(9/22)頃を区切りに長く続いた猛暑も収まりました。 その後、関東では秋雨前線の影響で雲の広がる日が続きましたが、今日ぐらいから秋空が戻ってくる様です。 猛暑、その後の異常な天気の影響でエビネの新芽の生育にも変化が起こっているのでは?
 8/9と9/10の日記に8/7と9/7の一部の4倍体コオズ交配である、 来春最も開花を期待している超丸弁紫弁白舌同士の交配と今春開花し、素晴らしい超丸弁の花が咲いた『青玉』『聖玉』の新芽の状況を掲載しています。
 10/7の新芽の状況は以下の通りです。
4倍体コオズ交配新芽の状況(2024.9.7)
四紫王×玉金剛 青玉
(紫苑×四紫王)
聖玉
(スカットクィーン×
ブルークィーン)
A株 B株
開花写真 来春の開花に期待!
新芽の状況 2024.9.7
2024.10.7
 『青玉』は、既に大きな新芽になっていますが、更に大きな新芽に育っています。
 『聖玉』は、8/7に新芽が確認出来きませんでした。9/7には、バルブの下の方に新芽が出てきている様子でしたが、 どうもこれは新芽では無かった?様です。10/7には、その下から新芽が出てきました。この株は、 大株 に成ってきていますので、これから新芽は、更に大きくなって来春開花すると思います。 8/7に新芽が確認できないときはひやりとしましたが一安心です。
 四紫王×玉金剛は2株有ります。上の表のA株とB株です。9/7の時点でB株は、既に、大きな新芽が出ていましたが、A株はまだ小さい新芽しか出ていませんでした。 B株は、その後、しっかりした芽に育っています。 ところが、A株はその後大きく成ってくると予想していましたが、予想したほど大きく成っていません。
 この2株は、2023年に四国のKさんより中苗で融通してもらったものです。おそらく兄弟株だと思います。
 10月の時点で、2つの株は大株に育ち、右の写真の様にほとんど差は有りません。 ところが、2つの株の新芽の成長に大きな差があります。何故なのか理由が分かりません。
 来春共に開花する?とは思いますが、今後、A株の新芽成長がどうなるのか興味深々です。今後も毎月フローして経過を見てゆくつもりです。  
A株 B株

2024年10月5日(土)
桃色合いの梅弁系の花『21さくら』
 先月、九州のエビネ業者よりヤフオクに桃色合いの梅弁系の花『21さくら』が出品されました。右の写真の花です。 写真をクリックするとヤフオクに掲載されていた花の写真が見られます。ご覧ください。
 さくら色、丸弁の形の整った、私好みの素晴らしい花です。
 私は、ニオイエビネ以外に、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』 に近い、より花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てています。
 4/20の日記に記載している様に、今春、下記の数種の気に入った丸弁〜超丸弁の4倍体コオズの花が咲いています。
玉金剛 四紫王
我が家で今年開花4倍体コオズ開花写真
クィーンエリザベス
×
フルークィーン
王金剛
×
クィーンエリザベス
紫苑
×
四紫王
(青玉)
風雲
×
四紫王
スカットクィーン
×
ブルークィーン
(聖玉)
スカットクィーン
×
燦紫光
4/20の日記では、スカットクィーン×クィーンエリザベス となっていますが、クィーンエリザベス×フルークィーン の誤り。最近、間違いに気が付きました。
 これまで開花した丸弁〜超丸弁の4倍体コオズの花は、中には、風雲×四紫王の交配で桃色に近い丸弁の花が咲いていますが、ほとんどが紫弁白舌の花です。 今回ヤフオクに出品された『21さくら』は、「多分コオズ系倍体だと思う」とのことでおそらく4倍体コオズだと思います。素晴らしい色合いの形の整った花です。
 4倍体コオズ交配は、数種瓶苗で購入しているので、今年開花した株以外に来春以降も続々と開花してゆく為に、『21さくら』の様な桃色合いの梅弁系の花も咲いてくるかもしれません。 しかしながら、『21さくら』の花色は素晴らしく、今後我が家で同じ様な花が咲くかどうか分かりませんので、今回、ヤフオクに入札。やや高値でしたが、落札しました。 但し、右の写真の小苗です。小さな新芽が出ています。
 今年の猛暑で大きな株はダメにする株は有りませんでしたが、ニオイエビネ交配等の小苗で数鉢ダメにしました。 しかしながら、4倍体コオズはニオイエビネに比べて暑さに強く、ダメにすることは少ない様です。 『21さくら』は、4倍体コオズと思いますので、ダメにすることなく開花するまでの大株に育てたい。

2024年10月1日(火)
エビネ秋の植え替え。
 関東では、秋分の日を区切りに長く続いた猛暑も収まり、やっと本格的な秋が訪れ、エビネも活気を取り戻した様です。エビネの秋の植替えの適期です。
 我が家では、毎年、6月/中旬に株が鉢縁付近まで増え、芽が伸びる余地がなくなった右の写真の様な株を中心に植え替えを実施しています。 例年、この時期に植え替え出来なかった株が有れば9月/下旬〜10月/上旬に植え替えを実施しています。しかしながら、 今年は、6月/中旬に植え替えが必要な株のほとんどは植え替えが終了しています。 従って、今年、現時点で見直しをして、例えば、葉枯れ等を起こして生育が悪い等、思わしくないと思われる株が有れば、植え替えますが、 この時期の本格的な植え替えの予定は有りません。
 但し、我が家では、毎年、新芽が大きくなった10月/下旬〜11月/上旬に、新芽が下を向いて上へ伸びなくなるあるいは新芽が根で押さえられて伸びなくなっている株等異常の有無をチェックする下記の 「芽出し」と称する作業を実施します。
※「芽出し」作業
・新芽が下を向いて上へ伸びなくなっている株が有れば、植え替えを実施する。
・新芽が根で押さえられて伸びなくなっている株は、根を移動して芽が伸びられる様にする。

2024年9月25日(水)
近所で彼岸花が咲き出しました。 *9/26追記 秋明菊開花その後
 秋分の日を区切りに猛暑も収まり、やっと秋らしい気候に成って来ました。遅ればせながら、近所で彼岸花が咲き出しました。
 下記の様に近所の彼岸花は、一昨年、9/17、昨年、9/21頃に咲き始めました。 今年は、昨日(9/24)咲き始めました。一昨年に比べて一週間、昨年に比べて約3日遅い開花です。 毎年彼岸花は、秋分の日の頃(9/23頃)に満開に迎えますが、今年、秋分の日の頃にはまだ咲いておらず、例年に比べて遅い開花です。
彼岸花の開花
2022年
2023年
2024年
 彼岸花の開花についてネットで調べると、「彼岸花は、冬から春は地上に「葉」のみが出て、夏になると「葉」もなくなり休眠期に入ります。 そして、秋に入り、最低気温が20度から25度になったときに急に茎が伸び始め開花するという独特のサイクルになっている」とのことです。
 ここ3年の横浜の最低気温の推移は、右の通りです。
 気温の変化と彼岸花の開花とは明確な関係は見られせんが、9月の気温が高いと彼岸花の開花は遅い。 今年は、猛残暑が開花を遅らせた様です。

2024年9月20日(金)
秋明菊の開花その後。
 9/5の日記に我が家で、秋の花、秋明菊が咲き出したと記載しています。 ところが、下記の2023年と2024年の我が家での秋明菊開花経過の様に、例年だと、一輪咲くと次々と咲き続けますが、今年は、一輪咲いたのみで、この花が散ったあと、しばらく次の花が咲きませんでした。 次の花が咲いたのは、昨年とほぼ同じ9/17でした。その後、咲き続けていますが、今年は異常です。
我が家での秋明菊開花経過(2023年、2024年)
2023年
2024年
 この理由は以下の様に考えられます。
 下の表は、今年と昨年の8-9月の横浜の平均気温の推移です。
 昨年も今年も8/中旬まで猛暑で平年を上回る高い気温の日が続きましたが、今年は台風10号の影響も有って、8/下旬〜9/初旬(9/5頃まで)の気温が、昨年より低く成りました。 この為、昨年よりも早く9/5に開花が始まりました。ところが、今年、台風10号の影響が無くなった9/6頃から猛暑がぶり返しています。 これが、更なる開花が抑えられて咲かず、結果として2輪目の花が気温が下がった9/17に開花し出した様です。
近所で見かけた花。
 最近の散歩時に見かけ花を掲載します。 丸葉あさがお、野に咲くあさがお、紫のサルスベリです。
1.丸葉あさがお
 8/12の日記に散歩道のわきに丸葉あさがおが咲いているのを紹介しています。 9/11の散歩時にもまだ華やかに咲いているのを見ました。 1ヶ月経っています。まだまだ咲き続けると思いますが、長い間咲き続ける花です。
2.あさがお
 昨年の9/23の日記に近所の散歩道で、ピンク、ブルー等の花が混ざり、きれいに咲いている西洋あさがおを紹介しています。 今年も咲いています。右の写真です。
 琉球あさがおは宿根草ですが、丸葉あさがおも西洋あさがおも種子で増えて咲きます。 散歩道で咲いている丸葉あさがおも西洋あさがおもこぼれ種から咲いた自生えの花の様です。  
3.サルスベリ
 あまり通らない散歩道に紫色のサルスベリが咲いていました。
 8/20の日記によく通る散歩道に色々な花色、濃い紅色〜ピンク〜白のサルスベリの花が咲いているのを紹介しています。 最近、あまり通らない散歩道を歩いていると、紫色のサルスベリが咲いているのを見かけました。右の写真です。 色々な色のサルスベリの花が有るのですね。  

2024年9月15日(日)      *9/18追記 中秋の名月
ニオイエビネ−ニオイサラサ−の新芽生育状況。
 我が家では、『ニオイサラサ』をニオイエビネの生育状況を見る基準としています。 昨年、『ニオイサラサ』の新芽の生育状況を毎月15日頃に掲載しましたが、今年も昨年と比較して毎月の生育状況を掲載します。
 8/15の日記に『ニオイサラサ』の新芽の8/14の状態を記載していますが、その後の成長は、下の通りです。
ニオイサラサの新芽の状況
2023年
2024年
 今年の新芽の成長が昨年に比べて、8/14の時点で、やや遅れていましたが、9/5の時点では、昨年並みに回復しました。 しかしながら、9/14の時点では、昨年に比べてやや遅れている感じです。
 この理由は以下の様に考えられます。
 下の表は、今年と昨年の7-9月の横浜の平均気温の推移です。 今年の7月/下旬〜8月/上旬の平均気温が、昨年より高く、 今年の8月/下旬〜9月/初旬(9/5頃まで)の平均気温が、台風10号の影響も有って昨年より低く成っています。 これが、今年の新芽の成長が昨年に比べて、8/14の時点で、やや遅れ、9/5の時点で、昨年並みに回復した理由です。 しかしながら、台風10号の影響が無くなった9/6頃から猛暑が繰り返していますが、これが9/14の時点で昨年よりやや遅れている理由と考えられます。 
 花芽形成の6月/下旬〜7月/上旬の気温が高いと来春の開花に影響しますが、8月〜9月に気温が高く成っても、来春の開花に影響は無いと考えています。 この頃は、気温の上下を敏感に感じつつ新芽は確実に成長している様です。
中秋の名月。
 9/17は中秋の名月です。
 9/17の関東の天気予想は、晴時々曇とのことで名月も見られそうです。 まだ猛暑も続く様ですが、最近朝晩はやや涼しく成ってきました。 秋を感じつつ、きれいな名月が見られると良いですね!
*9/18追記
 素晴らしい名月が見られました。 ここ をご覧ください。我が家のベランダから撮影しました。

2024年9月10日(火)
4倍体コオズ交配の新芽−その後−
 例年、4倍体コオズのほとんどは、ニオイエビネに比べて早く開花し、新芽が形成されるのも早い傾向があるので、 8/9の日記に、一部の4倍体コオズ交配の新芽の状況を8/7に見てみた結果を記載しています。 8/7に新芽の状況を見てみた4倍体コオズ交配は、来春最も開花を期待している超丸弁紫弁白舌同士の交配である 四紫王× 玉金剛と今春開花し、素晴らしい超丸弁の花が咲いた『青玉』(紫苑×四紫王)、『聖玉』(スカットクィーン×ブルークィーン)です。
 新芽の形成に大きな差が有り、四紫王×玉金剛の1株と『青玉』は、この時期にしては大きな新芽に育っていましたが、『聖玉』は、まだ新芽が確認出来ませんでした。 一ヶ月経過後、これらの株の新芽がどうなっているのか見てみました。9/7の状況は下記の通りです。
4倍体コオズ交配新芽の状況(2024.9.7)
四紫王×玉金剛 青玉
(紫苑×四紫王)
聖玉
(スカットクィーン×
ブルークィーン)
開花写真 来春の開花に期待!
新芽の状況 2024.8.7
2024.9.7
 8/7に新芽が確認出来なかった『聖玉』は、新芽の生成が大幅に遅れている様です。よく見るとまだ小さいですが、バルブの下の方に新芽が出てきている様です。 間違いはないと思いますが、一ヶ月後にどうなっているか確認します。
 四紫王×玉金剛は2株有りますが、1株は8/7の時点でまだ小さかったですが、新芽らしい形に大きく成っています。 8/7の時点で大きな新芽に育っていた『青玉』と四紫王×玉金剛の1株は、順調に大きく成っています。
近所で見かけた花。
 夏場、散歩道の周辺に咲いている花も減っています。久しぶりに近所で見かけた花を掲載します。 あさがお、アベリア及びすすきです。
1.あさがお
 散歩道で見かけた花です。
 おそらく自生えのあさがおだと思います。散歩道のわきに大きく育ち、咲いていました。
 ブルー/ピンクに咲き分けています。 きれいです。  
2.アベリア
 我が家住宅地にある公園に咲いている花です。 
 2メートルくらいの低木で、6月頃から鐘形の小さい花を多数咲かせています。よく分枝して、密に茂り、長く楽しめる花です。
3.すすき
 8/25の日記に記載している和泉川宮沢遊水地の中の遊歩道で見かけたすすきです。
 今年猛暑。予想に反して8/20頃に穂を出し始めました。同じ株のその後です。 
 多くの穂が出てきて見頃です。

2024年9月5日(木)
琉球あさがおが咲き続けています。
 我が家の庭で、7/24頃に琉球あさがおが咲き始めました。 この琉球あさがお、毎年この時期に開花が始まりますが、霜が降りる11月/下旬あるいは12月上旬ぐらいまで毎日咲き続けます。
 庭の琉球あさがおは、もみじの木やもっこくの木につるを這わせて咲かしています。 左の写真は、9/3に撮影しました。 この時期朝咲いた花は夕方にしぼんでしまいますが、毎日数多くの花が咲きます。
 夏場、水やり以外にやることもほとんど有りませんでしたので、朝起きて庭に咲いている琉球あさがおを見るのを楽しみにしていました。 台風10号の影響で雨の日が続きましたが、昨日から久しぶりに晴れの日が戻ってきました。今日、エビネに殺虫・殺菌剤、殺ダニ剤を散布する予定です。
秋明菊が咲き出しました。
 我が家で、秋の花、秋明菊が咲き出しました。秋明菊は、大きく分けて白とピンクの花が有りますが、我が家で毎年咲く花はピンクの花です。
 昨年、このピンクの秋明菊が咲き出したのは、9/18頃でしたが、今年は今朝(9/5)咲き出しました。 今年も昨年同様猛暑。今年も同じ頃に開花すると思っていましたが2週間程度早い開花です。 8/25と8/26の日記記載していますが、今年すすきが穂を出すのが早く、また栗の実がはじけるのも早かったですが、秋明菊の開花も早く、 予想に反して秋の訪れは早い様です。
我が家での秋明菊開花(2023年、2024年)
2023年
2024年

2024年9月1日(日)
台風10号。
 台風10号、29日午前8時ごろ、鹿児島県に上陸。スピードが遅く、日本列島をノロノロと横断。紀伊半島沖にほぼ停滞しています。今後北上し熱帯低気圧に変わりそうです。
 関東は、台風10号の影響を受けて大雨。神奈川県で県西部や湘南地域を中心に観測史上最大雨量を記録した所も有り、被害も出ている様です。 しかしながら、我が家の近くは大きな被害はなく一安心です。
エビネのHP、プログ。
 最近、私のいつも見ているエビネ関係のプログに『今年になって、長年よく見てきたHPやプログの主、お二人が相次いで亡くなった。 無言になったサイトを見ると何とも寂しくてたまらん。』と書かれていました。 実は、私も同じ様な思いをしたことが有ります。
 私が旭化成に勤務していた時にお世話になった方が2022年末まで−身近な花と樹木の写真集−でプログを掲載されていましたが、 その後更新されなくなりました。体調を崩されたのかなと思っていましたが、昨年(2023年)7月発行のOB会会報で亡くなったことが分かりました。 可能ならお会いしたいと思っていました。 今も無言になったサイトを見ることも有りますが、寂しい!
 エビネのHPあるいはプログ、以前は多く有りましたが、既に削除されているもの、あるいは数年更新されていないものも多く有り、 継続して更新されているものは随分少なくなっています。
 今は削除されていますが、数年前(数十年前?)までは『えびねに魅せられて』『ニオイエビネに魅せられて』『ニオイコオズ憩所』等が公開されていました。
 『えびねに魅せられて』は、神奈川のMさんのHPです。Mさんとは2003年にある山草園で偶然お会いして、私がニオイエビネにはまり込むきっかけになった方です。 2007年頃まではお付き合いがありましたが、その後お会いしていません。まだ元気にしておられるのか不明です。
 『ニオイエビネに魅せられて』は、東京のOさんのHPです。 Oさんは、世界らん展の審査員もされていた方でニオイエビネを趣味としている方々と広くお付き合いされておられた方です。 私は、お会いしたことは有りませんが、メールでやりとりしたことは有ります。数年前までは年賀状でもやり取りをしていました。 腎不全で透析され体調は良くなかった様で、既に亡くなっているかも知れません。
 『ニオイコオズ憩所』は神奈川のYさんのHPです。Yさんは、主要なニオイエビネを数多く収集・栽培されていて、ニオイエビネの図鑑の様なHPを公開されていました。 Yさんとは数年前に伊豆の展示会でお会いしたことはあります。またニオイエビネを融通してもらったことも有りますが、最近はお会い・連絡し有ったことは有りません。 お元気にしておられるのか不明です。
 最近、エビネに関連して個人で公開、時々更新されているHPあるいはプログは、以下の通りです。
 私が良く見るHPあるいはプログは、 『えびねコレクション』 『蘭亭白木蓮』です。 エビネ栽培の参考になります。 また、ニオイエビネには時々触れる程度ですが、『物置小屋の住人』 『山野草栽培』も時々見ます。
 更に、4月頃のシーズンの時しか更新されませんが、シーズンの折は、 『ようこそ我が家のエビネ園へ 』を見ることも有ります。またここ2年更新されていませんが、 『ニオイエビネの香り』 を見ることも有ります。
 比較的若い方が公開されているいるHPあるいはプログもありますが、年配の方が公開されている場合がほとんどです。 ニオイエビネに興味を持ってくれる若い人が出てくることを期待します。

2024年8月26日(月)
今年、予想に反して秋の訪れは早い様です。−その2−
 昨日の日記に、8/20時点の散歩で、既に、すすきが穂を出している。猛暑の今年、予想に反して秋の訪れは早い様だと記しています。
 翌日(8/21)、更に、場所を変えて季節の移り変わりがどうなっているのか探して見ました。 近所では、既に秋の花、萩が咲いていました。また、わずかですが、栗の実がはじけ出し始めていました。
萩(2024.8.21)
栗(2024.8.21)
 
2024.8.25
 昨年、萩が咲き出した日は分かりませんが、 2023年9月13日の日記 に記載している様に、昨年栗の実がはじけ出し始めたのは、9/13。 今年は、8/21頃。まだほとんどが青々としていて本格的に栗の実がはじけ出すのはもう少し先になりそうですが、 昨日の日記に記載している様にすすきが穂を出すのが昨年より早かったですが、栗の実がはじけ出し出すのも昨年より早い様です。

2024年8月25日(日)
今年、予想に反して秋の訪れは早い様です。−その1−
 やや朝晩涼しくなってきました。今日と明日、最近の散歩時に見かけた季節の移り変わりについて記します。
 8/20に我が家近くの和泉川宮沢遊水地の中の遊歩道を散歩していると、すすきが穂を出しているのに気が付きました。
 下記の様に、2021年、2022年は、8/25頃すすきが穂を出していましたが、昨年、9/6には穂が出ていましたが、8/25頃の同時期、穂を出したすすきは見当たりませんでした。 これは、昨年、猛暑によりすすきの生育が大幅に遅れたことが理由ですが、今年も猛暑。 今年も昨年同様、この頃、すすきが穂を出すのはまだまだだと思っていました。しかしながら、8/20時点で、既に、すすきが穂を出していました。驚きました。 今年、予想に反して秋の訪れは早い様です。
2021.8.25 2022.8.24 2023.8.25
2024.8.20(2024.8.24)
 下に2021〜2023年の7〜8月の横浜平均気温推移を掲載しています。 今年、平均気温は、昨年(2023年)も今年(2024年)も、2021年、2022年より高い日が多く、猛暑となっています。 しかしながら、今年は、昨年と比較すると7月中旬に気温が下がっています。また、効果は小さいとは思いますが、8/16には台風7号の関東接近で一時的に気温が下がりました。 この影響で、今年、昨年より秋の訪れが早くなっているのではないか?と思います。

2024年8月20日(火)
サルスベリの花。
 私は、現在80歳。健康維持の為、雨の日を除いて、可能な限りほぼ毎日、30〜60分散歩しています。
 今年6/15頃からこの日記に時々『近所で見かけた花』を掲載しています。 これは、散歩時の楽しみとして、時々、カメラを携帯して、散歩道の野に咲く花々でこれはと思うものを写した写真を掲載したものです。
 7〜8月、我が家の近所では、ひまわり、サルスベリ、ノウゼンカズラ等夏らしい花が咲いています。 この中でも、今、サルスベリが散歩道、住宅の庭等、多くの場所で咲いているのを見かけます。 私は、サルスベリは赤という認識でしたが、最近よく見ると色々な花色のサルスベリが植えられているのに気が付きました。 濃い紅色〜ピンク〜白の花が咲いています。
 散歩時に撮影した花の写真は、以下の通りです。    
近所の散歩で見かけたサルスベリの花
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 私は、この暑い中、早い日は5時頃、朝早く起きて散歩していますが、年配の人達が健康維持の為に散歩しているのを良く見かけます。 ウォーキングなどの有酸素運動は、脳の老化を防げ、加齢に伴う肉体や精神の衰えを抑え、健康に保てると言われています。 ウォーキングの定義はここ に記載されていますが、ウォーキングは、長時間継続して歩くことで有酸素性運動ができる運動と定義されています。 30〜60分程度の散歩で有効だと思います。
 私は、ネットでひげ爺さんのお散歩日記 等を時々見ます。花図鑑の様なプログですが、散歩中に見かけた花をメインに掲載されている様です。 ひげ爺さんは77歳とのこと。 私やひげ爺さんの様に、歩くことで健康を維持すると同時に、花の写真を撮りネットに掲載する等で楽しんでいる人も多いと思います。

2024年8月15日(木)
ニオイエビネの新芽。
我が家では、3年ぐらい前から『ニオイサラサ』をニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の状況をフローしています。 今年も、開花まで新芽の状況を掲載してゆく予定です。
 8月中旬の新芽の状況は以下の通りです。
ニオイエビネ『ニオイサラサ』の新芽状況
2022年 2023年
2024年
 一昨年(2022年)と昨年(2023年)の同時期の新芽の状況も併記しています。 この時期、今年も新芽は確認できましたが、昨年と比較すると、生長は遅れています。 7月の猛暑が影響している様です。

2024年8月12日(月)
オリンピックが終了しました。
 昨日(8/11)2024年バリオリンピックが終了しました。各国のメダル獲得数は以下の通りです。 2020年東京オリンピックのメダル獲得数を併記します。
 これまでのメダル総数最多は2020年東京オリンピックの58個(金メダルは、27個)でしたが、 2024年バリオリンピックは、45個(金メダルは、20個)でした。 国別順位は、東京オリンピックと同じ米国、中国に続いて3位。日本は、海外で開かれたオリンピックとして過去最多です。
2024年バリオリンピックメダル受賞数 2020年東京オリンピックメダル受賞数
 日本がメダルを獲得した競技とメダリストは、 ここをご覧下さい。 私が強く印象が残ったメダル獲得は、次の通りです。
1. 体操で若き新エース岡慎之助選手が活躍。体操団体総合、体操個人総合、種目別鉄棒で金メダル獲得。
2. フェンシング、過去の五輪では同一大会で複数のメダルを獲得したことは無かったが、バリではメダル5個(金2、銀1、銅2)獲得。
3. 柔道で金メダル3個獲得。残念ながら、期待された阿部詩選手の2連覇ならず。柔道混合団体では、東京大会金メダルのフランスと対戦したが、日本は雪辱を果たせず銀メダルに終わった。
4. 銅メダルでは有るが、総合馬術団体でメダル獲得。 馬術競技の日本勢の五輪メダルは、1938年ロサンゼルス大会で障害飛越の西竹一が金メダルを獲得して以来92年ぶり。
5. 期待に応えて、やり投げで北口榛花選手が金メダル獲得。女子フィールド種目で初の金メダル。
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。ひまわり、丸葉あさがお及びトレニアです。 和泉川遊歩道あるいは近くの散歩道で見かけた花です。
1.ひまわり
 関東近郊の絶景ひまわり畑 に記載されている様に関東各地にひまわり畑の名所がありますが、 我が家の散歩道の一角にささやかですが、ひまわり畑が有ります。ひまわりが盛りです。
 ひまわりの由来は、太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことからです。  
 但し、この動きは生長に伴うものであるため、実際に太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期だけであるとのことです。
2.丸葉あさがお
 和泉川遊歩道わきに昼顔とは別に昼顔と同じ大きさの紫の花が咲いています。 Googleの画像検索で調べると丸葉あさがおの様です。
 丸葉あさがおは、野生化しているあさがおの一つで、定番種のアサガオの葉が3つに裂けるのに対し、丸っこいハート形であることが特徴とのことです。
3.トレニア
 散歩道で時々見かける花です。Googleの画像検索で調べるとトレニアの様です。
 トレニアは暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせ、耐陰性のある、とても育てやすい植物の様です。 道路沿いにも咲いていて、こぼれ種からも発芽しています。  

2024年8月9日(金)
4倍体コオズ交配の新芽。
 2023年6月5日の日記 に記載していますが、 我が家では、ニオイエビネと共にニオイエビネであまり見られない丸弁の花が咲くスカットクィーン、クィーンエリザペス、ブルークィーンベースの4倍体コオズ交配にも興味を持って育てています。
 横浜・大阪・鹿児島の6-8月平均気温をここ に記載していますが、西日本では7月/中旬から平均気温が30℃を超える猛暑が続き、8月に入ってもまだ平均気温が30℃を超える猛暑が続いています。 関東地区では、7/18の梅雨明け後平均気温が30℃を超える猛暑が続いていましたが、8月に入ってから30℃を超えることなく、暑さもやや落ち着いてきました。
 そろそろエピネの新芽が確認できる頃です。 例年、4倍体コオズのほとんどは、ニオイエビネに比べて早く開花し、新芽が形成されるのも早い様です。 まだ早いかもしれないですが、8/7に一部の4倍体コオズ交配の新芽がどうなっているか見てみました。
 見てみた4倍体コオズ交配は、来春最も開花を期待している超丸弁紫弁白舌同士の交配である 四紫王× 玉金剛と今春開花し、素晴らしい超丸弁の花が咲いた『青玉』(紫苑×四紫王)、『聖玉』(スカットクィーン×ブルークィーン)です。
 7/8時点での新芽の状況は、以下の通りです。
4倍体コオズ交配新芽の状況(2024.8.7)
四紫王×玉金剛 青玉
(紫苑×四紫王)
聖玉
(スカットクィーン×
ブルークィーン)
開花写真 来春の開花に期待!
新芽の状況
(2024.8.7)
  四紫王×玉金剛は、2株保有し、ほぼ同じ大きさの株です。一株はまだ小さな芽しか出ていませんが、一株は特に大きな新芽に育っています。 また、『青玉』は比較的大きな新芽に成っていますが、『聖玉』は、まだ新芽が確認出来ません。 この時期、新芽の状況は、ばらばらです。兄弟株と思いますが、同一交配苗でも大きな差が有り、この新芽の成長の差、猛暑も影響しているかも知れませんが、何が影響しているのでしょうか?
 9月頃には、これらの全ての新芽が大きく成ると思いますが、今後順調に生育して欲しいと思っています。

2024年8月5日(月)
パリオリンピック、日本人選手の活躍!
 パリオリンピックが26日の開会式から9日。日本人選手が活躍しています。
 昨日(8/4)までに金メダル9個、銀メダル5個、銅メダル10個を獲得しています。
 金メダルは、柔道(女子48kg、男子66kg級、男子81kg級)の3個、体操(団体総合、個人総合)の2個、スケートボード(ストリート)の2個、 フェンシング(男子個人エペと男子フルーレ団体)の2個です。 詳細は、 ここをご覧下さい。
 メダルを取得した競技の中で、私が着目した競技は、以下の通りです。
柔道男子66kg級阿部一二三選手の金メダル獲得。
東京大会に続いて2連覇。期待された阿部詩選手の2連覇ならず。号泣。
体操団体総合と体操個人総合で岡慎之助選手の金メダル獲得。
団体総合と個人総合共に中国と接戦、競り勝つ。 個人総合は、ロンドン大会とリオデジャネイロ大会の内村航平、東京大会の橋本大輝に続き、日本は4連覇。
フェンシング男子個人エペで加納虹輝選手の金メダル獲得。
日本勢でフェンシング個人でのメダル獲得は、2008年のフルーレ個人太田雄貴の銀メダル以来。金メダルは個人種目では初。
 まだまだオリンピックは続きます。激戦が続きます。更なるメダル獲得を期待します。
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。テッポウユリ、ヘリオプシス及びノカンゾウです。 何れも和泉川宮沢遊水地の中の遊歩道のあるいは和泉川の散歩道で見かけた花です。
1.テッポウユリ
 和泉川の散歩道でたまたま見つけた花です。目立たない片隅に1輪のみ咲いていました。
 ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせるユリ科ユリ属の多年生草本球根植物です。 園芸用に栽培されているが、それらの中には種子を稔らせるものもあるため、それが野生化した様です。   
2.ヘリオプシス
 和泉川宮沢遊水地の中の散歩道で見かけた花です。 Googleの画像検索で名称を調べるとヘリオプシスの様です。
 ヘリオプシスは、キク科ヘリオプシス属の多年草。 「姫ヒマワリ」の名前で親しまれ、ヒマワリを一回り小さくしたような花を多数咲かせ、夏の暑さにも負けずに力強く咲き続ける丈夫な宿根草とのことです。
3.ノカンゾウ
 和泉川宮沢遊水地の中の散歩道で見かけた花です。 Googleの画像検索で名称を調べるとノカンゾウと思われます。  
 ノカンゾウは、北海道から沖縄まで日本全国に分布するツルボラン科ワスレグサ属の多年草で、 川原の土手、草原、田畑の畔など身近な場所に群生し、夏に鮮やかなオレンジの花を咲かせるとのことです。

2024年8月1日(木)
暑い! この猛暑、エビネに大きな影響はない様です。
 今年、関東甲信は7/18に梅雨明けしました。 下に、2018年〜2023年と共に今年の横浜の6〜7月の平均気温の推移()を掲載していますが、 今年は、梅雨明け後、30℃を超える日及び30℃に近い日が続いています。これまで経験したことがない暑さです。
横浜6〜7月平均気温推移
梅雨明け後の気温推移
 7/10の日記に記載していますが、6月/下旬〜7/初旬は、エピネの花芽が形成される時期に当たり、 この時期に高温の日が続くと、 翌年のエビネの開花が不良になる様です。 今年は梅雨入りが遅れたことも有り、この時期の気温は低めに推移し、来春の花付きは問題ないと考えていますが、 今年の梅雨明け後の猛暑の影響は?
  昨年(2023年)の7月の平均気温の推移()を見ると、今年ほどではないが、昨年も猛暑で8月に断続して30℃を超える日及び30℃に近い日が続いたにも関わらず、今春のエビネの花付きに問題は有りませんでした。 このことから、今年の梅雨明け後猛暑が来年の花付きに影響を及ぼすことはないと思います。
  しかしながら、我が家では、念の為に栽培場所に扇風機で風を送る、時々周辺に水をまく等気温を少しでも下げる努力をしています。 どの程度効果があるのか不明ですが、現時点で小さな苗で枯れた株は有るものの、中株、大株には大きな影響は有りません。
琉球あさがおが咲き始めました。
 我が家の庭で、琉球あさがおが咲き始めました。
 琉球あさがおは、種から咲かせる一般のあさがおと異なり宿根草です。 関東地区では、冬につるが枯れてしまいますが、通常、地中の根は冬越しし、翌年新たにつるが伸びてきて咲かせます。 しかしながら、一般に0℃を下回らない限りは、そのままで越冬できますが、0℃を下回る場合は、マルチングなどの防寒対策が必要と言われています。 2022年の冬は極端に冷え込みましたが、我が家では、気温が大きく下がる場所からは枯れてつるが伸びてきませんでした。 気温が0℃を大きく下回る場合は、関東地区でも庭植えは越冬できないことも有る様です。
 今年、関東地区では、 2024年2月横浜最低気温の様に、暖冬で、2月は、平年を大きく上回る気温となりました。 問題なく越冬し、各所からつるが伸びてきています。 7/20頃につぼみが見え出し、7/24に開花が始まりました。琉球あさがおは、長い間咲き続けます。 これから霜の降りる11月/下旬あるいは12月上旬まで楽しめます。

2024年7月25日(木)
花火大会時期到来。
 夏の風物詩、花火大会が開催される時期になりました。 コロナの影響で2020年から3年間ほぼ中止されましたが、昨年から復活しました。 まだ、コロナ感染が完全に収まったわけでは有りませんが、今年も各地で開催される様です。
 8月が本番ですが、関東地区では、7月に開催する予定の花火大会も有ります。
 7/17(土)には『 第76回 鎌倉花火大会』が5年ぶりに開催されました。 7/20(土)には『 第46回足立の花火』が開催される予定でした。 しかしながら、雷を伴う荒天のため中止と成りました。 7/27(土)には『 第47回隅田川花火大会』が、開催される予定です。
 8月に入ってから、8/3(土)に『 第65回いたばし花火大会』、 8/5(月)に『 みなとみらいスマートフェスティバル 2023』、 8/24(土)に『 第49回 江戸川区花火大会』が、開催される予定です。
 新潟県の長岡では、名物の正三尺玉が打ち上げられることで有名な『 長岡まつり大花火大会』が、8/2(金)、8/3(土)に開催されます。 私は、旭化成に勤務していた頃は、長岡技術科学大学と研究関係で関係が有りました。 打合せで時々長岡に行くことが有り、長岡の花火大会については聞いていました。一度見たかったですが残念ながら花火の時期に行くことは有りませんでした。
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。オシロイバナ、オオマツヨイグサ及びヒメヒオウギズイセンです。 いずれも散歩道で見かけた花です。
1.オシロイバナ
 和泉川川沿いに咲いている花です。
 ペルーなど熱帯アメリカ原産で、日本には江戸時代に入り、野生化しています。和泉川川沿いの各所に咲いています。 黒い果実(種子)を割ると、白い粉質のものがあり、それがおしろいの粉のようなので、この名がつけられいるとのことです。  
2.オオマツヨイグサ
 散歩道で良く見かける花です。
 北米原産の帰化植物。秋に芽生えてロゼット(放射状に広がる)で越冬し、初夏に花茎を伸ばして黄色の花を咲かせます。
 夕暮れから花を開き始め、朝にはしぼみ始める様です。右の写真は、朝6時頃に撮りました。
3.ヒメヒオウギズイセン
 散歩道ではあまり見かけない花。Googleの画像検索で名称を調べるとヒメヒオウギズイセンの様です。
 ヒメヒオウギズイセンは、多年草で原産地は南アフリカ。耐寒性に優れ、また繁殖力も旺盛で野生化している様です。  

2024年7月20日(土)
パリオリンピックが始まります。開会式7/26。
 バリオリンピックが始まります。一部競技は7/24から始まりますが、開会式は、7/26(金)。閉会式は、8/11(日)です。 日本がメダルを獲得できる可能性が高い主な競技のスケジュールは以下の通りです。
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 2020東京オリンピックでのメダル獲得数は、58個(金メダルは、27個)でした。これを上回るメダル獲得数になると良いのですが!
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。ヤブガラシ、マルバシモツケ及び昼顔です。 何れも和泉川宮沢遊水地の中あるいは近くの散歩道で見かけた花です。
1.ヤブガラシ
 我が家近くの散歩道で良く見るつる性の花です。
 ネットで調べると、ブドウ科の多年草で、長いツルを伸ばし、他のものにからみつきながら成長、生育が非常に旺盛な植物です。
 ヤブガラシは藪枯らしの意味で、あまりにも生育が旺盛なために藪を覆い尽くしてまるごと枯らしてしまうというイメージから来ているとのことです。  
2.シモツケ
 あまり見かけない花です。名称不明の為、Googleの画像検索で調べると、この花は、シモツケの様です。 シモツケは、初夏にコデマリに近い手毬状の花をつけるバラ科の植物とのこと。
 コデマリの様なまん丸の花もきれい!
3.昼顔
 散歩道で良く見かける朝顔にに似た白〜ピンクの花をたくさん咲かせる花です。
 昼顔はヒルガオ科ヒルガオ属の多年草で早朝に咲きますが、昼になっても花はしぼみません。 また、朝顔と違い、 花が咲き終わっても種はできません。 昼顔は地下茎で増え、冬場地上部が枯れ、暖かくなるとまた成長して、花を咲かせるとのことです。

2024年7月15日(月)
我が家で咲いている花。サンパラソル。
 我が家の庭では、6/26に紹介したノウゼンカズラがまだ咲いていますが、あじさいも終わり、花も減って寂しくなってきています。 夏〜秋にかけて我が家の庭を華やかにする琉球あさがおは、つるは伸びてきていますが、まだ開花には至っていません。
 我が家では、庭木以外に鉢花も育てて楽しんでいますが、サンパラソルが6/中旬から一部咲き出しています。今が盛りです。
 サンパラソルは、サントリーフラワーズで生み出された花です。サントリーフラワーズは、サントリーの花事業部が2002年7月に独立した会社ですが、 ペチュニア種のサフィニアからスタートし、ミリオンベル、サンパラソル等の花に展開しています。ここで生産された苗は、ホームセンター、花屋で入手できます。
 サンパラソル
 我が家では、3年前に近くのホームセンターで小さな苗を入手しています。関東地区では、冬場屋外では枯れてしまうので、屋内に持ち込み大きくしました。 今年、つるも大きく伸びで大株に育っています。
 赤(クリムゾン)、白(クリアホワイト)が植えて有り、美しい花が一面に咲いています。きれいです。
近所で見かけた花。
 6/15の日記に我が家近くの和泉川遊歩道のあじさいについて紹介しています。ほぼ1ヶ月経過しました。 ほとんどのあじさいは終焉を迎え一部枯れ出していますが、まだ咲いている花、咲き出している花も有ります。 最近の散歩時に目にとまったあじさいの花を紹介します。写真は7/11に撮影しましたが、昨日(7/14)も状況はほぼ同じでした。 
 2色咲きのあじさい、ほのかにピンクに色づいているあじさい、白がきれいなあじさいです。
1.2色咲きのあじさい
 周辺のあじさいは、上部の花が褐色になり、枯れ始めていますが、中にまだ咲いている花が有ります。 しかもこの花、左がブルー、右がピンクの2色咲き(咲き分け?)になっていました。
 あじさいは、土壌の酸性度によりブルー、ピンクになる様ですが、 一つの花でブルーとピンクの花が咲くことはまれだと思います。   
2.ほのかにピンクのあじさい
 ほのかに周辺部がピンクのあじさいが咲いていました。 
 咲き始めにほのかに周辺部がピンクのあじさいとなることも有る様です。ほとんどのあじさいが終焉を迎えている中、 今の時期に咲き始めている様です。
3.白あじさい
 和泉川遊歩道には、一部白あじさいが植えられています。このあじさい、白から咲き始め、咲き進んでいくと緑に変ってゆきます。
 ほとんどが緑のあじさいと成っている中、新たに咲き出しています。白さが目立ちきれい!  

2024年7月10日(水)
来春のエビネ開花は?
 6/10の日記の「6〜8月の気温推移/エビネ開花への影響」の表から分かる様に6月/下旬〜7/初旬は、エピネの花芽が形成される時期に当たり、 この時期に高温の日が続くと、翌年のエビネの開花が不良に成ります。来春のエビネ開花はどう成るのでしょうか?
 横浜のこれまでの6〜7月の気温推移は以下の通りです。2018〜2023年の横浜の6〜7月の気温推移も併記しています。    
横浜6〜7月平均気温推移
翌年のエピネ開花状況
 近年、エビネの開花が不良で有った2019年と2023年の前年である2018年と2022年の横浜平均気温(2018年: 2022年:) は、6/下旬は高かったが、今年、6/下旬の横浜の平均気温()は、平年並みの気温の推移でした。
 しかしながら、今年は、7月に入ってから梅雨明けに近い天気となり、7/4頃から、近年にない高い温度で推移しています。 昨年(2023年)は7/10頃から平年をはるかに超える高い気温となったにも関わらず、今春のエビネの開花に問題は有りませんでした。 7月/初旬の高温推移が、翌年の開花にどの程度影響を及ぼすのか未知ですので、来春の開花が良好なのか不良なのか分かりませんが、 私は、おそらく花芽は、6月/下旬に形成されると思いますので来春のエビネの開花は、問題ないと思います。
 明日から7月に入ってからの猛暑は落ち着き梅雨空が戻ってくる様ですが、この様な異常気象が続く中、我が家では、軟腐病等の異常を起こすこともなく、ニオイエビネも含めて順調に育っています。 数年前から用土に軟腐病の発生源となる病原菌が混入することを防止する等の栽培方法に切り替えた結果だと思っています。
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。アーティチョーク、ムラサキツメクサ、ヒメジョオンです。 何れも和泉川川沿いに咲いていた花です。
1.アーティチョーク
 6/15にも紹介していますが、散歩道、和泉川川沿いに咲いているです。濃い紫のきれいな花です。
 多くは花が終わっていますが、まだ咲き始めている花もあります。約1ヶ月次から次へ咲き続いています。
2.ムラサキツメクサ
 我が家近くの散歩道で良く見る野の花です。
 ネットで調べると、ムラサキツメクの様です。 ムラサキツメクは、牧草として明治時代にヨーロッパから移入され、各地で野生化している多年草とのことです。  
3.ヒメジョオン
 散歩道で良く見かけるキクに似た白〜ピンクの小さな花をたくさん咲かせる花です。
 繁殖力が強く、至る所に咲いています。小さな花で良く見ると形の整った花ですが、要注意外来生物に指定されている様です。

2024年7月5日(金)
私の期待するブルー弁4倍体コオズ。
 先月、右の写真の澄んだブルー弁白舌のエピネ『空海クィーン』が、ヤフオクに出品されていました。 おそらく4倍体コオズと思われます。
 我が家では、ニオイエビネ以外に4倍体コオズ交配についても興味をもって育てていますが、この狙いは、 『玉金剛』 『四紫王』の様な超丸弁の花で、弁の色は、明るい紫弁〜青紫弁の花です。 私が期待する花は、すばり、『空海クィーン』の様な色の花です。
空海クィーン
 エビネの花は、栽培条件によって変わりますし、また、写真の花の色は、撮影条件によっても変わります。 暗い場所で開花させると紫の発色が良くなり、 また、例えば、ブルーと名付けられた4倍体コオズであるブルークィーンは、通常栽培で開花した花を明るい場所で撮影すると赤褐色の様ですが、 暗い場所で撮影するとブルーに近い写真となる様です。 下は、ヤフオクに掲載されていたブルークィーンの写真です。
ヤフオク掲載ブルークィーン写真
 『空海クィーン』は、ヤフオクに掲載された写真が、日が射す明るい場所で写したらしく、上記ブルークィーンと異なり、 屋外で見た花が、澄んだブルー弁白舌の花の様です。 我が家での4倍体コオズ交配の花は、 屋外の通常の場所で開花、屋外の明るい場所で見た目、ヤフオクに掲載された写真の『空海クィーン』の様な色の花を期待しています。
 数年前から四国のKさん等より、4倍体コオズ苗を購入して育てています。昨年頃から開花が始まっています。 しかしながら、まだ期待の色の花は咲いていません。 期待に近い我が家で開花した花は、右の花、『青玉』(紫苑×四紫王)です。青みが出ていますが、期待にはまだまだです。
 超丸弁4倍体コオズ玉金剛四紫王とクィーンエリザベスあるいは クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である紫苑、 風雲、燦紫光等の4倍体コオズとの交配は、そのほとんどを2021年の春に瓶苗で入手しています。
我が家開花
(青玉)
 一部昨年より開花が始まっていますが、ほとんどはまだ未開化です。 今後、続々と開花してゆきますが、超丸弁で且つ『空海クィーン』の様な色の花が咲くことを期待しています。 
 なお、今年4/9えびねコレクション に、掲載されている『燦紫光』の花の色は、『空海クィーン』の花の色に近い様に思います。
 『空海クィーン』のバックからの日が当たっていない部分の弁の色は『燦紫光』に近く、『燦紫光』は、バックから日が当たると『空海クィーン』の弁の色になりそう?です。
 『燦紫光』は、超丸弁4倍体コオズ玉金剛四紫王と同じクィーンエリザベス×ブルークィーンの交配です。
えびねコレクション掲載燦紫光写真
燦紫光 空海クィーン
 我が家で開花が始まっている4倍体コオズは、『燦紫光』と同じクィーンエリザベス×ブルークィーンの交配がベース。 『空海クィーン』の様な色の花が咲く可能性は高い様に思います。

2024年7月1日(月)
夏祭りが開催される時期に成りました。7/5(金)から湘南ひらつか七夕まつりが開催されます。
 夏祭りが開催される時期に成りました。
 今年開催予定の夏祭りは、まず、神奈川県の平塚で 湘南ひらつか七夕まつりが、7/5(金)〜7/7(日)に開催されます。 引き続いて、実質7/14(日)の前祭宵山から始まる京都祇園祭、 8月初旬に青森ねぶた祭秋田竿燈祭等が開催される予定です。
 7/5(金)から始まる湘南ひらつか七夕まつりは、 素晴らしい飾りは見応えが有ります。平塚は、我が家から1時間ぐらいで行けます。 10年ぐらい前は、多くの出店が並び、それを楽しみにしていたまだ小さかった孫達を連れて毎年行きました。 懐かしい思い出です。
 私は、大学まで京都に住んでいましたので、 京都祇園祭にも愛着が有ります。 京都祇園祭は、 最近、前祭と後祭で開催されますが、前祭は、宵山が7/14(日)〜7/16(火)、山鉾巡行は、7/17(水)に開催されます。 後祭は、宵山が7/21(日)〜7/23(火)、山鉾巡行は、7/24(水)に開催されます。
 昔は、前祭と後祭に分かれることなく一本化されていましたが、山鉾巡行前の宵山は、夕方から多くの人で賑わい、 たくさんの露店も出て、お祭りムードとなりました。宵山と山鉾巡行は、夏の訪れを感じさせる懐かしい思い出てす。 横浜に住んでから約50年に成りますが、祇園祭の時期に京都に帰ったことは有りません。機会が有れば一度行ってみたいものです。 
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。6/15にも紹介していますが、2回目です。季節の移り変わりで咲く花も変わってきます。 今後も目に留まった花が咲いていれば掲載して行きます。今回紹介する花は、ネムノキ、アガパンサスです。
1.ネムノキ
 和泉川宮沢遊水地は、洪水対策を兼ねた水辺と緑あふれる公園で、私の散歩道の一つです。この近くにネムノキが咲いています。
 葉は夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところからネムノキの名前がついたとのことです。
 ピンクの美しい花が大きな木に一面に咲いていて、見応えが有ります。
2.アガパンサス
 和泉川宮沢遊水地の道路沿いに咲いていました。 南アフリカ原産の花ですが、日本では別名ムラサキクンシランとも呼ぶ様です。 まだ咲き始めで花数は少ないですが、まっすぐに伸びた長い茎の先に、ブルーの多数の花が咲きます。
 ここ以外にも今よく見かける、目に付く花です。  

2024年6月26日(水)
我が家の庭でノウゼンカズラが咲いています。
 我が家の庭でノウゼンカズラが咲いています。数年前に植え付けました。大きく育ち、毎年咲いています。
 6/15頃に咲き始めました。オレンジ色で大きくきれいな花を咲かせるノウゼンカズラ。私の好みの花です。
  我が家ノウゼンカズラの開花状況
2024.6.15 2024.6.20 2024.6.25

2024年6月22日(土)
関東甲信が、昨日(6/21)梅雨入りしました。
 気象庁は、関東甲信が、昨日(6/21)梅雨入りしたと発表しました。平年の梅雨入りは、6/7。平年より14日遅い梅雨入りです。 今年梅雨入りが遅れた理由は、太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、 偏西風が平年より南に蛇行している影響で、梅雨前線の北上が遅くなったことによると言われています。
 6/10の日記に記載している様に、2018年と2022年は、エビネの花芽が形成される6月/下旬の気温が高くなり、翌年の花付きが悪く、開花不良に成りました。 今年は、6/21の梅雨入り。遅い梅雨入りで、6月/下旬に気温が高くなることはまず無いと思います。来春のエビネの開花に問題は無さそうです。

2024年6月20日(木)
エビネ植え替え
 上の をクリックして見られる我が家のエビネの栽培方法及び今年5/20の日記の日本ニオイエビネ展会会長の有坂さん執筆の『 私のニオイエビネ栽培ポイント 』に記載している様に、エビネの最も好ましい植え替え時期は、6月/中旬〜 7月/上旬です。 理由は、花後の植え替えより、新芽から出た根も伸び、折る危険も少なくなり、最も好ましい様です。 また、株分けした古木芽が秋までに大きくなり、翌年の開花が期待できることによりますが、我が家では、6/12から6/17にかけて植え替えを実施しました。 株が鉢周辺まで増え、芽が伸びる余地がなくなった株の植え替えが中心です。
 今年1/23の日記に記載していますが、2019年頃から、栽培方法を大きく変えました。切り替え前は、ニオイエビネの根の状態はあまり良くありませんでしたが、 切り替え後は、白い根が鉢一杯に広がり、根の生育状況は極めて良く成りました。 右の写真は、ニオイエビネ『御蔵春水』の根の状態です。
 同時に大きくなった株は、株分けも実施しました。 『私のニオイエビネ栽培ポイント 』に記載されている様に、切り離される株に昨年の葉を残して株分けをしています。
 下の写真は、ニオイエビネ『夢枕』の株分けの状態です。新株+昨年株/葉が残っている古々株に株分けです。秋までに古々株からも新芽が出てきて来春開花すると思います。
 ただ、新株からは、これからも根が出てくると思いますが、昨年株の根が極端に少ない。昨年(2023年)開花不良で有ったこと及び/又は猛暑が続いたことと関係があるのかもしれません?
株分け
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2024年6月15日(土)
我が家のあじさい、我が家近所のあじさい。
 6/1に我が家で開花が始まった山あじさいを紹介していますが、その後、手まり咲きあじさいも咲き始めました。 我が家近くの私の散歩道の一つ、和泉川の遊歩道にはあじさいが植えられています。手まり咲きあじさいが中心ですが、 見頃を迎えています。今回、我が家で咲いているあじさいと和泉川の遊歩道に咲いているあじさいを紹介します。  
1.我が家で咲いているあじさい
 我が家の道路沿いに手まり咲きあじさいが植えて有ります。10年以上経っていますが、毎年多くの花を付けます。 あじさいは、植えた場所の土壌の酸性度によって花色は変わり、酸性の土壌では『青色』、アルカリ性の土壌では『薄紅色やピンク色』の花が咲くと言われています。 我が家のあじさいは、右の写真の様に青〜紫の花が咲きます。たまたま植えた場所が酸性の土壌だった様です。
2.和泉川遊歩道のあじさい 
 健康維持の為、ウォーキングが有効と言われています。毎日ウォーキングを行う場合は20分強、週に5日行う場合は30分〜60分が目安となる様です。 私は、雨の日を除いて、可能な限りほぼ毎日、30〜60分散歩しています。
 この時期、あじさいがきれいな和泉川の遊歩道をよく利用しています。5/末頃から咲き出し、今頃が最も見頃です。
近所で見かけた花。
 散歩時に最近見かけた花を紹介します。モナルダ、キンシバイ及びアーティチョークです。現在、あじさいが見頃で各所で見られますが、目に留まった花です。 
1.モナルダ
 初めて見る花でした。誰が植えたのか分かりませんが、庭ではない道路沿いに咲いていました。 赤い花が盛り上がるように咲いていました。
 名称不明なのでGoogleの画像検索で名称を調べると、『モナルダ』の様です。『タイマツバナ』とも呼ばれています。 見応えのある花です。 
2.キンシバイ
 時々見る花です。我が家住宅地の遊歩道に咲いていました。 黄色い花です。
 この花も私は名を知らないので、Googleの画像検索で名称を調べると、『キンシバイ』です。『ヒバリカム』とも呼ばれている様です。
3.アーティチョーク
 散歩道、和泉川川沿いに咲いていた花です。濃い紫のきれいな花です。
 昨年も咲いていましたが、この花も私は名を知らないので、Googleの画像検索で名称を調べると、『アーティチョーク』と言う花の様です。 和名で『チョウセンアザミ』というハーブとのことです。迫力のある花です。

2024年6月10日(月)
今年は、梅雨入りが遅れています。梅雨明けはいつ頃?
 九州南部は平年より9日遅れて8日頃に、四国は平年より4日遅れて9日頃に梅雨入りしましたが、今年は太平高気圧の張り出しが弱く、全国的に梅雨入りが遅れています。関東甲信の平年の梅雨入りは、6/7ですが、まだ梅雨入りしていません。 天気予報では、今週も晴れの予報が出ていて、今年の梅雨入りは、6/中旬、6/16頃になりそうです。
 梅雨は、例年7月中旬ぐらいまで続きますが、この頃、エピネの花芽が形成される時期に当たり、 下記の表から分かる様に、2018年の早い梅雨明け、2022年の早い梅雨明けに近い気候となると翌年のエビネの開花に影響を及ぼします。 梅雨入りが遅くなっても梅雨明けが早くなることは無さそうですが、今年梅雨明けがいつ頃になりそうなのか気になります。
 ウェザーニュースは、5/15に、 2024年の梅雨の見通し を発表しています。今年は全国的に梅雨入りの時期は「平年より遅く」、梅雨明けの時期が「平年並み」との予想です。 今年は、梅雨入りは平年より遅くなり、梅雨入りの時期の予想は当たっていますが、梅雨開けの時期の予想も当たれば、早い梅雨明けとならず、来春のエビネの開花に問題はなそさうです。
 下の表は、2018〜2023年の梅雨明け日、東日本の6〜8月の平均気温推移(平年差を表示)と翌年のエビネ開花の良否の関係です。 2022年は、当初6/27頃に梅雨明けしたと発表しました。しかしながら、9月に発表された確定値では、7/23に修正されました。 これは、6月下旬から晴天・猛暑で高温の日が続きましたが、7月に入ってから、再び曇りや雨の日が多くなった為です。 しかしながら、6〜8月の平均気温推移から、実質、梅雨明け日は、6/27前頃の様です。
関東甲信梅雨明け時期/東日本6〜8月の気温推移/エビネ開花への影響
梅雨明け日 東日本6〜8月の気温推移 翌年のエビネ開花状況
2018年 6/29頃 2019年開花不良
2019年 7/24頃 2020年開花良好
2020年 8/1頃 2021年開花良好
2021年 7/16頃 2022年開花良好
2022年 暫定 6/27頃
確定 7/23頃
2023年開花不良
2023年 7/22頃 2024年開花良好
*表中の は、梅雨明け日。
*表中のは、暫定梅雨明け日。 表中のは、確定梅雨明け日。         
 なお、2023年は、6/下旬から梅雨明けの様な気温となりましたが、2022年ほど気温は高くならなかった為に、今春のエビネの開花は良好となった様です。
エビネの植替え。
 一部まだ はかまが黄変しない株 (例えば、御蔵春水)もありますが、ほとんどのエビネは、黄変、はかま裂きは終了しました。近々、はかま裂きの終了した株から順次、ニオイエビネを中心として株分け、 植え替えを実施する予定です。 植替えの対象は、右の写真の様に新株が鉢縁に迫っている株が中心です。同時に株分けも実施しますが、切り離される株に昨年の葉がついている事が好ましく、1年前の古株は残す様にします。
 培養土は、ゼオライト、備長炭あるいは竹炭及びあく抜きベラボンを少量添加した日向土、日光砂、硬質赤玉土等の硬質中粒のブレンドを使用しています。 植替えの準備は完了しています。

2024年6月5日(水)  *3/10修正。あじさいの分類。 
我が家で山あじさいが咲いています。
 我が家で、今年も山あじさいが咲いています。下の写真は、我が家で現在咲いている山あじさいの写真です。 あじさいは、丸型の花である手まり咲きあじさいと小さな花を付ける山あじさい等が有ります。 我が家で楽しんでいるあじさいは、庭に手まり咲きあじさいも植えて有りますが、山あじさいが主体です。
現在我が家で咲いている山あじさい
極紅 サンセットピンク サンセットブルー 名称不明(赤) 無名(白)
 サンセットピンクとサンセットブルーは、今年の春に近くの園芸店で購入しましたが、 サンセットブルーは、ブルーの花は咲きませんでした。 購入後植替えましたが、青色に発色させるには、酸性用土が好ましい様です。一般市販用土で植え替えた為でしょうか?

2024年6月1日(土)
殺菌・殺虫剤散布。
 5/29にエビネに殺ダニ剤入り殺菌・殺虫剤を散布しました。
 上のの『我が家のエビネの栽培方法』に詳細を記載していますが、 我が家では、冬場を除いて殺菌剤・殺虫剤を1回/月の頻度で葉面散布しています。夏場は、更に、殺ダニ剤を添加、葉裏も含めて葉面散布しています。 今年は、5月から散布を開始しました。この時は、殺ダニ剤なしでしたが、今回、殺ダニ剤入りの殺菌・殺虫剤を葉面散布、 使用した薬剤は下記の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤を混合して使用しました。
殺菌剤 ・ベンレート(2000倍)・・・・・広範囲のかび性の病気に効く薬剤。
・オーソサイド水和剤80(1000倍)・・・・軟腐病予防に効果のある薬剤。
・トップジンM水和剤(1000倍)・・・・軟腐病治療に効果のある薬剤。
殺虫剤 ・オルトラン水和剤(1000倍)・・・・持続性浸透性殺虫剤。
・スミソン(1000倍)・・・・アブラムシ、ハダニ、グンバイムシ、ケムシに効果のある薬剤。
殺ダニ剤 ・コロマイト乳剤(1000倍)・・・・ハモグリバエ、ハダニ、コナジラミに効果のある薬剤。
 いつも月初めに散布しています。今回も6月初めに散布する予定にしていましたが、最近、晴れる日が少なく、たまたま晴れた5/29に散布しました。
 1/23の日記に記載している様にエビネの栽培方法を 2019年頃から、大きく変えてから、夏場は殺ダニ剤の散布は必要ですが、軟腐病防止の為のこの時期の殺菌・殺虫剤が必要かどうかわかりませんが、 補助的に散布しています。

2024年5月28日(火)
超丸弁エビネ
 4/3の日記に、えびねコレクション に超丸弁黄弁紫舌サツマ系『黄梅の紫』の花が掲載されているのを紹介しています。 エビネのプロブ、ヤフオク等のネットで超丸弁の花か掲載されることは極めて少ないですが、最近、超丸弁紫弁白舌コオズ系『紫の精』がヤフオクに出品されました。 写真では、色は、撮影状況によって変化するので、実物を見ないとどの様な紫なのか分かりませんが、形が気に入って、入札しました。しかしながら、落札できませんでした。 残念! ネット掲載超丸弁エビネ
黄梅の紫 紫の精
 今春、我が家で開花した超丸弁4倍体コオズの中で、私がこれはと思う花は、何れも今年名称を付与した花ですが、『青玉』と『聖玉』です。 『青玉』は、紫苑x四紫王交配です。『聖玉』は、スカットクィーン×ブルークィン交配です。 今までにない特徴のある超丸弁の花で、私は、『紫の精』『玉金剛』 『四紫王』と肩を並べるあるいはそれ以上の花だと思っています。
我が家開花超丸弁4倍体コオズ 超丸弁4倍体コオズ
青玉 聖玉
玉金剛 四紫王

2024年5月24日(金)
原種ニオイエビネ交配(山桜交配)苗が大きく成ってきました。
 2022年5月25日の日記 に記載していますが、私は、2022年の春にニオイエビネ交配苗「山桜交配」を入手しています。
 「山桜交配」は、御蔵天聖、御蔵信青、御蔵大関、御蔵紫聖殿、御蔵風雲、御蔵青秀、御蔵一蒼等の原種ニオイエビネ同士を交配親とした交配ですが、 私は、御蔵天聖×御蔵一蒼、御蔵天聖×御蔵青秀、御蔵天聖×御蔵紫聖殿、御蔵天聖×御蔵風雲、御蔵紫聖殿×御蔵風雲等の交配苗を入手しています。 原種ニオイエビネも自然の交配から生まれましたが、「山桜交配」は、人工交配という負い目は有りますが、選別された特徴のある原種ニオイエビネの交配です。 自然種以上の素晴らしい花が生み出される可能性が有り、期待しています。
 ほとんどは2022年の春頃に瓶出しし、順化されたと考えられる苗を入手していますが、3年目になります。大きく成ってきました。 例えば、御蔵天聖×御蔵一蒼と御蔵天聖×御蔵青秀の交配苗の成長経過は下記の通りです。
御蔵天聖×御蔵一蒼 御蔵天聖×御蔵青秀
2022.10.6 2023.5.21 2024.5.21
2022.10.6 2023.5.21 2024.5.21
  特に、今年の新芽は大きく成長しています。 来年の開花は難しい?と思いますが、再来年には、開花する株も出てくるのではないかと思います。楽しみです。

2024年5月20日(月)
ニオイエビネ栽培ポイント
 先日、昔のエビネ関係の資料を見ている際に、10年ぐらい前に日本ニオイエビネ展に行った時に配布されていた日本ニオイエビネ展会会長の有坂さん執筆の 『私のニオイエビネ栽培ポイント』をたまたま見つけました。
 この資料は、上のをクリックして見られる我が家のエビネの栽培方法記載の参考にも成りました。 記載の内容は、私のニオイエビネ栽培ポイント に転記しています。ニオイエビネ栽培のポイントが分リ易く記載されています。参考になりますので、是非、ご覧下さい。
 『私のニオイエビネ栽培ポイント』に記載されている内容は、概略、我が家のエビネの栽培方法に反映されています。但し、私は、マテバシイの腐葉土は作れず、 市販の腐葉土の使用は、軟腐病の発生源となる病原菌が混入することも考えられ、腐葉土は使用していません。 また、植え替え時にエドレンス1500倍液に30分程根を侵すとありますが、植え替え時にこの様な作業はしていません。 私は、エドレンスの1000倍液を2回/月程度の頻度で葉面散布することでウィルス対策を実施しています。この対応でウィルス対策は有効な様です。
 現在、エビネは、はかまが褐色になった株から、順次、はかま裂きを行っています。 今年エビネの開花が始まるのは遅く、遅咲きのニオイエビネは、まだはかまの変色はなく成長を続けている株も有ります。 はかま裂きが全て終わるのは、6月に入ってからになりそうです。6/10頃から新株が鉢縁に迫っている株を中心に逐次植え替えを実施してゆく予定です。

2024年5月15日(水)
ばらが咲いています。
 エビネのシーズンは終わりましたが、エビネに続いて我が家で咲く花を楽しんでいます。
 5/3の日記に記載していますが、我が家では、大型ばら(ピース)が咲き始めました。その後無名ですが、大型赤ばらも咲き始めています。 既に、5/7頃から つるミニバラも咲き始めました。
  つるミニバラ『夢乙女』はコマツガーデンのオリジナル有名品種で、小型の可愛いばらです。つるを用土に埋め込んでおくと根が出てきて増えていきます。 大型ばらに比べて管理が楽で、増やして楽しんでいます。  
我が家開花大型ばら
ピース 無名赤ばら
我が家開花つるミニバラ
夢乙女 須磨

2024年5月10日(金)
我が家のエビネのシーズンは、終わりました。
 今年、東京の桜の開花は、3/29。昨年の東京の桜の開花は、3/14で、昨年より半月遅い開花でした。 過去30年間の平均である平年開花日より5日遅い開花で、過去10年間の中では、最も遅い開花です。
 ここ2〜3年我が家で最も早く開花している4倍体コオズ『春の瞳』は、昨年3/17に開花したものの、今年は4/1に開花し、桜の開花同様、半月遅れての開花でした。 我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花も遅れ、4/9。昨年は、3/31でしたので、桜の開花ほど遅れませんでしたが、9日遅れての開花でした。
 伊豆で開催の日本ニオイエビネ会展等は、1月〜2月が暖冬で有ったことから今年も開花が早いと予想され、4月の第2週で計画されていました。 私は、開花が間に合わないのではないかと懸念していましたが、 開催者のご苦労も有った様で、無事開催されました。
 昨年、我が家のニオイエビネの開花は、3月末から始まり、GW前にはほぼ終わっていましたが、今年は、4/10頃から始まり、 GW終わり頃まで見頃が続きました。GW後半に入ってから、一部下部に萎れ、黄変が見られ、これらの株は、逐次花を抜き取りましたが、 来年のことも考えて、遅咲きのエビネも含めて、昨日(5/9)までにすべての株の花を抜き取りました。右は、5/9に抜き取った花の写真です。 我が家のエビネシーズンは、終わりました。
 昨年は、花後から植え替えを実施しました。 しかしながら、今年は、植替えが必要な株は、昨年ほど多くなく、6月/中旬頃から、新株が鉢縁に迫っている株を中心に随時植え替えてゆく予定です。

2024年5月7日(火)
遅咲きニオイ・コオズエビネ。
 4/27〜4/28に今年我が家で開花した自然種ニオイエビネと自然種コオズエビネについて掲載しています。 遅咲きで、この時に紹介出来なかった自然種ニオイエビネ、自然種コオズエビネを紹介します。
 自然種ニオイエビネは、『ニオイ濃紫香』です。 『ニオイ濃紫香』は、2023年開花写真 の様に昨年は、ほとんど咲きませんでしたが、今年は2022年並みに開花しました。
 自然種コオズエビネは、『皇女』です。『皇女』は、2011年の 伊豆エビネ展で展示して有った花で、あまり見ない薄ピンクの花で素晴らしさに見とれ、その場で購入、入手しました。毎年きれいに咲いています。
遅咲きニオイ・コオズエビネ
ニオイ濃紫香
(ニオイエビネ)
皇女
(コオズエビネ)
 共に4/末頃に咲き始めました。 ほとんどのニオイエビネは、GW後半頃から下部が萎れだし、順次花を抜き取りつつ有りますが、遅咲きのニオイ・コオズエビネは、今が見頃です。 右上の写真は、昨日(5/6)撮影しました。

2024年5月5日(日)
ニオイエビネ(ニオイサラサ)開花その後
 ニオイエビネの生育状況を見る基準と昨年の8月頃から、『ニオイサラサ』の新芽の成長、開花経過をフォローしてきました。 最新の『ニオイサラサ』の開花経過は、以下の様になっています。エビネの開花が早かった昨年と今年のつぼみが出てからの経過を併記しています。
ニオイサラサの開花経過
2023年
開花 ほぼ満開 満開が続く 下部ややしおれ 下部1/3しおれ
2023.3.31 2023.4.6 2023.4.20 2023.4.25 2023.4.30
2024年
開花 ほぼ満開 満開が続く 下部ややしおれ 下部1/3しおれ
2024.4.9 2024.4.14 2024.4.25 2024.5.4 2024.5.10?
 昨年は、4/25頃に見頃は終わりましたが、今年は、昨年に比べて、桜の開花が大幅に遅れ、エビネの開花も遅くなったことも有り、 下部がしおれだしたのは、昨日(5/4)です。今年は、GWの中頃まで見頃が続きました。
 ニオイエビネの中でも『ニオイサラサ』は開花が早い品種です。ほとんのニオイエビネは、GW中も花の見頃が続いています。 昨年は、5/4頃までにすべてのニオイエビネの花は抜き取りましたが、今年は、もう少し楽しんで、来年のことも考えて、5/10過ぎには、すべてのニオイエビネの花を抜き取る予定です。

2024年5月3日(金)
我が家でのエビネ以外の最近の話題。
 久しぶりに我が家でのエビネ以外の話題に触れます。
 ニオイエビネを含むエビネは、今が盛りですが、我が家の庭には、ボケが、まだ咲いています。 更に、シャクナゲ、クレマチス、大型のバラが咲き始めました。また、室内ではクジャクサボテンが咲いています。心が癒されます。 
1.まだ咲いているボケ 
 我が家の庭に植えてある咲き分けのボケ(日月星)は、2月末に咲き始めました。3月中旬にはほぼ満開となりましたが、4月中旬には花が散り、ほぼ終焉を迎えています。
 しかしながら、その後も一部開花しだして、多くはないですが、まだ咲いています。5/1に、咲いている花に中に赤と白に咲き分けている花を見つけて、 思わず写真を撮りました。右の写真です。
 例年、この様なことはなく、今年の異常気象によるものではないかと思っています。
2.シャクナゲ
 我が家の庭にはシャクナゲが植えて有ります。名称は不明ですが、既に20年以上前に庭植えした株です。
 ボケ同様、大株に育ち、毎年見事に咲いています。今年の開花写真は右の通りです。昨日(5/2)撮影しました。 写真をクリックするとほぼ全体の状況が分かりますが、大きく育っています。
3.クレマチス
 我が家の庭には、数種のクレマチスを地植えしてあります。クレマチスは、地植えした場合、翌年芽が出ず咲かないことも有りますが、 今年は、紫のクレマチスが咲き出しました。右の写真は、5/1に撮影しました。
 他にピンクのクレマチス等も有りますが、まだ咲いていません。クレマチスも私が楽しんでいる花の一種です。  
4.大型ばら(ピース)
  2023年5月10日の日記 に記載してますが、我が家では、毎年、エビネのシーズンが終わった後は、 つるミニバラが咲き出します。
 我が家で咲くばらの花は、ほとんどは、 つるミニバラですが、大型のばらも数点あります。 つるミニバラはつぼみが出ていますが、まだ咲いていませんが、既に大型ばら(ピース)が咲き出しています。
 大型ばら(ピース)は、淡いピンクの香りの良いばらです。咲き進むと開いて形が崩れていきますが、咲き始めの今が一番きれいで、思わず撮影しました。右上の写真です。
5.クジャクサボテン
 室内では、今、クジャクサボテンが咲いています。 サボテン類は、あまり趣味では有りませんが、我が家では、室内の鑑賞植物としてシャコバサボテンとクジャクサボテンが有ります。 シャコバサボテンは、2月〜3月に咲いて既に終わっていますが、クジャクサボテンは、4月の末頃から咲き出し、今が一番きれいです。
 月下美人とクジャクサボテンは同類の様てすが、月下美人は、夜に開花した白い花は朝にはしぼんでしまいますが、 クジャクサボテンは、2日ぐらい咲き続けます。サボテンに共通する独特の美しさを持つ花です。

2024年5月1日(水)
庭に地植えのエビネが満開。
 我が家では、ほとんど、エビネは鉢植えで育てていますが、増えた株の一部や、交配苗の一部は、庭に地植えしています。
 サツマ系のエビネが多いですが、毎年この時期は花が終わっています。しかしながら、今年は、エビネの開花が遅れた為に、まだ咲いていて、今、満開です。
 左の写真は、サツマエビネ『乙姫』の庭植えです。この『乙姫』は、私がニオイエビネにはまり込む前に入手したものですが、 随分前に株を庭に地植えしました。毎年咲き、増えて見応えが有ります。
 下の写真は、庭植えして今咲いている花の一部を撮影、画像処理して一つのパノラマ写真にしたものです。中には、昔入手した交配で、素晴らしく咲いている花も有ります。

2024年4月29日(月)
昨年の猛暑にも関わらず、今年、エビネの開花が良好で有った理由は?
 昨年、ニオイエビネの開花は、良く有りませんでした。 これは、花芽が形成される前年時期(2022年)の6月/下旬の気温が極端に高くなった為の様です。 下に、2021年〜2023年の6月〜7月の横浜の平均気温変化を掲載していますが、 今年開花のエビネの花芽が形成される前年時期(2023年)の6月/下旬〜7月の気温、特に7月の気温が高かった為に、今年のエビネの開花、花付きは悪いのではないかと思っていました。
横浜平均気温推移
 ところが、4/25の日記にも記載していますが、今年、ニオイエビネの開花は、花付きが極めて良く、大株に育った花を見ることが出来ました。
 例えば、ニオイエビネ『御蔵姫』と『夢枕』の2022年、2023年、2024年の開花写真は、以下の通りです。 何れも、昨年は極端に悪く、今年は、ほぼ2022年並みの開花でした。 
御蔵姫
2022年 2023年 2024年
夢枕
2022年 2023年 2024年
 今年、ニオイ・コオズエピネの開花状況が、予想に反して極めて良かった要因について考察します。
 エビネの花付きは、花芽が形成される開花前年の6月〜7月の気温に左右されると考えていました。 開花不良で有った2023年の前年2022年は、6月/下旬の気温が極端に高くなっています。今年開花前年の2023年は、6月、7月共に高く、開花不良が懸念されましたが、 6月/下旬の気温は、2022年ほど高くなく、これが、今年の開花が良好となった理由だと推定されます。7月の気温が高くなっても影響しない様です。
 異常気象で、年々夏の気温は高くなっていく様ですが、結果として、猛暑となっても、6月/下旬の気温が、2022年並みに高くならなければ、 翌年のエビネの開花は悪くなることはなさそうです。
 4/23に気象庁より今年の5月〜7月の気温予想が発表されています。 ここをご覧下さい。 5月、6月、7月共に平年より高いとの予想です。猛暑になっても、6月/下旬の気温が、2022年ほど高くならなければ良いのですが!

2024年4月28日(日)
今年、我が家で開花した自然種コオズエビネ。
 本日は、我が家で今年大株に育った自然種コオズエビネの一部紹介です。但し、星のしずくは、寿峰苑産出の交配です。画像をクリックすると株全体の開花写真が見られます。ご覧下さい。
 画像をクリックすると株全体の開花写真が見られます。ご覧下さい。
今年、我が家で開花コオズエビネ
日光 島紫香 紫扇 瑞穂 星のしずく(交配)

2024年4月27日(土)
今年、我が家で開花した自然種ニオイエビネ。
 2023年4月26日の日記 に記載している様に、昨年は、花芽が形成される前年(2022年)の猛暑で極めて花付きが悪い結果に終わりましたが、 今年も、昨年の猛暑で花付きが悪いのではないかと危惧していました。
 ところが、ふたを開けてみると、今年のニオイ・コオズエビネの開花は、今年、花付きもよく、一部例外を除いて、ほとんどのニオイ・コオズエビネにつぼみが出てきて、 更に花付きも良く、大株に育った花を見ることが出来ました。
 まだ咲ききっていない株も有りますが、本日、大株に育った自然種ニオイエビネ、明日、自然種コオズエビネの開花写真を掲載します。 但し、ほとんどが自然種ですが、一部交配も含みます。
 画像をクリックすると株全体の開花写真が見られます。ご覧下さい。
今年、我が家で開花ニオイエビネ
ニオイサラサ 夢枕 御蔵姫 御蔵春水 紫の君
御蔵静香 御蔵白水 青嵐 御蔵島娘 No50(交配)
 なお、この中の『御蔵島娘』は、今年4/13に伊豆で開催されたエビネ展に行った際に、富岳園で購入したニオイエビネです。 大きく咲きました。  No50は、2013年に四国山草園で購入、入手しました。 春の展示会に展示して有ったニオイエビネ交配の花です。 この花は、Sさんのホームページの 四国山草園さん訪問写真 によるとNo50は『真央』の様です。
No50 真央

2024年4月25日(木)
我が家で今年素晴らしく開花した3倍体コオズ。
 今年、我が家で開花した自然種ニオイエビネ、コオズエビネについては、4/27(土)〜4/28(日)に掲載する予定ですが、 その前に、私は、ニオイエビネ以外に、4倍体コオズの交配にも興味を持っており、今年大株に育ち、素晴らしく咲いた開花写真を紹介します。
 この4倍体コオズの交配は、4倍体コオズ同士の交配とニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配が有りますが、4倍体コオズ同士の交配については、 超丸弁の花が期待でき、既に、4/11〜4/13と4/17〜4/20の日記に、今年我が家で開花した超丸弁の4倍体コオズの花を紹介しています。 ニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配は、3倍体コオズの花が咲きますが、これは、超丸弁の花は期待できないですが、 ニオイエビネにあまりない丸弁の形の整った花が咲くことが期待され、育成しています。
 ニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配で、ニオイエビネは、ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)、ニオイ濃紫、霧紫香等、 コオズエビネは、夢紫宝、夢紫香、星のしずく等、 4倍体コオズは、スカットクィーン、クィーンエリザベス、ブルークィーン、桃神鳳等からなる苗が、九州の業者から販売されており、私は、これら苗を入手して育成しています。 
 3年ぐらい前から、数点開花が始まり、その都度、日記で紹介して来ましたが、大株に育ってきた株も有ります。 例えば、右の『春の誉』『春の夢』です。
 いずれも形の整った丸弁紫弁白舌の花で私が気に入っている花です。
今年開花した3倍体コオズ良品
春の誉
(ニオイ交配×ブルークィーン)
春の夢
(夢紫宝×ブルークィーン)

2024年4月23日(火)
今年開花のニオイエビネ交配-その2-御蔵大関×御蔵信青
 本日は、ニオイ御蔵大関×ニオイ御蔵信青の紹介です。 原種ニオイエビネ同士の交配です。
 2022年5月25日の日記 に記載していますが、2021年頃から原種ニオイエビネ同士の交配『山桜交配』が販売される様になりました。 このニオイ御蔵大関×ニオイ御蔵信青は、『山桜交配』から入手したものではなく、 2020年に寿峰苑から入手したものです。
 昨年、初めて咲きましたが、茎の上にわずかに咲いた程度で期待する花ではないと思っていましたが、今年は何と大株に育ち見応えの有る素晴らしい花が咲きました。右の花です。 御蔵信青に近い花です。写真をクリックすると、株全体が見られます。ご覧下さい。  
御蔵大関×御蔵信青
 我が家では、『山桜交配』の原種ニオイエビネ同士の交配の苗を入手していますが、まだ小さく、開花まで2〜3年ぐらい掛かりそうそうです。 この『山桜交配』の開花も期待しています。

2024年4月22日(月)
今年開花のニオイエビネ交配-その1-紫香嵐×駿河の誉
 我が家では、ニオイエビネ同士の交配が数点開花していますが、その中で、今年、大きく素晴らしく咲いた花を2日にかけて紹介します。
 本日は、夢の嵐(ニオイ紫香嵐× ニオイ駿河の誉)です。ニオイエビネ同士の交配と言っても、これは、交配ニオイエビネ同士の交配です。
 この交配は、2010年にコレー園芸より瓶苗で購入し、その中の一本です。 2016年4月12日の日記 に記載していますが、 昔は、きれいに開花していましたが、その後猛暑で作落ちして最近は咲きませんでした。
 栽培方法を変えてから、昨年ぐらいから、再度開花する様になり、 今年は、大きく、見事に開花しました。右の花です。
 写真をクリックすると、株全体が見られます。ご覧下さい。
夢の嵐
(紫香嵐×駿河の誉)

2024年4月20日(土)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−総括−
 6回に分けて、今年我が家で初めて開花した4倍体コオズ交配について紹介してきました。 狙いは、『玉金剛』 『四紫王』の様な超丸弁の花で、弁の色は、明るい紫弁〜青紫弁の花です。
 『玉金剛』『四紫王』 は、クィーンエリザベスとブルークィーンとの交配ですが、我が家で栽培している4倍体コオズ交配は、これら片山園芸産出のスカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーン同士の交配、 『玉金剛』『四紫王』 とクィーンエリザベスとの交配あるいは クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である紫苑風雲燦紫光等との交配等です。 
超丸弁4倍体コオズ
玉金剛 四紫王
 今年開花した花をまとめて再度掲載します。下の様になります。
我が家で今年開花4倍体コオズ開花写真
スカットクィーン
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クィーンエリザベス
王金剛
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クィーンエリザベス
紫苑
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四紫王
風雲
×
四紫王
スカットクィーン
×
ブルークィーン
スカットクィーン
×
燦紫光
 最も期待に沿った花は、紫苑×四紫王交配。予想しなかった素晴らしい花は、スカットクイーン× ブルークィーン交配。 超丸弁のスカットクイーン×燦紫光交配も良い花。また、風雲×四紫王は、超丸弁に近い、淡いピンクのほれぼれする花です。大株に育てば、素晴らしい花に成りそうです。
 今年、これ以外にも4倍体コオズが数株開花していますが、超丸弁にはほど遠い花も有りました。しかしなから、上記良い花が咲き、成果が大きい年で有った様に思います。
雑記
 先日(4/13)伊豆で開催されていた日本ニオイエビネ会展を訪問した折に、珍しい方にお会いしました。 富山にお住いで、最近、写真はインスタグラムにアップロードされている様ですが、2022年/5月以降更新されていない、 エビネのブログ を掲載されているNさんです。
 Nさんのブロブには、ニオイエビネ、4倍体コオズ等が掲載されています。『玉金剛』も所有されています。 エビネの興味のまとは、私と同じです。これまでメールではやりとりしたことは有りますが、お会いしたことは有りませんでしたが、今回、日本ニオイエビネ会展でたまたまお会いできました。 4倍体コオズで話しが盛り上がりました。有難うございました。

2024年4月19日(金)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その6−スカットクイーンx燦紫光交配
 本日は、スカットクイーンx燦紫光交配の紹介です。
 スカットクイーンx燦紫光は、2021年3月にヤフオクで四国のKさんより玉金剛×クィーンエリザベスの瓶苗を落札した際に、 サービス品として瓶苗で一緒に送られてきたものです。
 『玉金剛』『四紫王』の交配苗でない為、 あまり期待はしていませんでした。今年、初めて開花しました。
 今年開花した花は、下記の花です。予想外の超丸弁に近い花が咲きました。 『玉金剛』『四紫王』の交配で、 超丸弁の花が咲く確率は高い様ですが、それ以外でも、昨日紹介したスカットクィーン×ブルークィン、本日のスカットクイーンx燦紫光の様に、 当たれば超丸弁の花が咲くことも有る様です。  
スカットクィーンx燦紫光交配
スカットクィーン 燦紫光
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角度修正花写真

2024年4月18日(木)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その5−スカットクィーン×ブルークィン交配
 本日は、スカットクィーン×ブルークィン交配の紹介です。
 2023年7月10日の日記 に記載していますが、これまでスカットクィーン×ブルークィーン交配は、数社から苗を入手して育てていますが、 気に入った花は咲いていません。例えば、右の様な花です。
 超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』は、 クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配です。  
スカットクィーン×ブルークィーン交配開花品
No11OT1 No06AK1 No04AK1
 これまで、スカットクィーン×ブルークィーンの交配では、超丸弁の花は咲かないと思っていました。 ところが、今年開花したスカットクィーン×ブルークィーンの中に、超丸弁の花が咲いているのを見つけました。下記の花です。
 この花が咲いているのを見つけた時はびっくりしました。 しかも弁は紫と薄紫に咲き分けています。 これまで、『玉金剛』『四紫王』は交配で 超丸弁の花が咲いていますが、この様な咲き分けの花は咲いていません。宝くじに当たった様な気がします。
スカットクィーンxブルークィーン交配
スカットクィーン ブルークィン
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角度修正花写真

2024年4月17日(水) *4/20更新。 画像を入れ替えました。
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その4−風雲x四紫王交配
 先週に続けて、今年開花した4倍体コオズについて紹介します。本日は、風雲x四紫王交配の紹介です。
 風雲x四紫王交配は、我が家で今年初めて開花した花です。淡紫弁丸弁白舌の花でした。
 今年2花しか咲きませんでしたが、超丸弁に近い花が咲きました。 花の色は、薄いピンク。紫苑x四紫王交配とは異なり味のある丸弁の花です。
 来年大きく育った花が楽しみです。
風雲×四紫王交配
風雲 四紫王
×
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角度修正花写真

2024年4月15日(月)
伊豆で開催されているニオイエビネ・コオズエビネ展に行って来ました。
 4/13伊豆で開催されているニオイ・コオズ展示会に行ってきました。日本ニオイエビネ展と富岳園です。
 昨年に引き続いて  展示会訪問 を掲載しました。写真をクリックすると拡大して見ることができます。ご覧ください。
 
日本ニオイエビネ展
 バックがカーテン、明るい場所に展示してあってうまく撮影できていませんが、展示品は、上の展示会訪問をクリックしてご覧下さい。受賞した花、 気になった花を掲載しています。
 大株に育った最優秀賞受賞の『御蔵天海』、準最優秀賞受賞の『御蔵武蔵』『御蔵天宝』等は見事でした。 私が気になった花は、『御蔵いざなみ』と『ニオイサラサ』でした。 『御蔵いざなみ』は、普通のニオイエビネに無い弁の形をしています。形の整った淡紫色の素晴らしい花だと思います。
御蔵いざなみ ニオイサラサ
 『ニオイサラサ』は、我が家でニオイエビネの開花状況の標準としている花ですが、この花は、四国山草園から入手しました。 これまで日本ニオイエビネ展で展示されているのを見たことが有りません。今回展示されていて日本ニオイエビネ会に認められた感じがします。
富岳園
 富岳園は、伊豆では珍しい寒冷地にある様で、例年やや開花が遅く20日頃から見頃になる様です。 今年は、桜の開花も遅く、エビネの開花も遅く、この時期訪問してもほとんど咲いていないと思っていましたが、 日本ニオイエビネ展へ行ったついでに立ち寄りました。
 予想通り、ほとんどのニオイエビネ、コオズエビネはまだつぼみのままでした。 しかしながら、咲いている花が数点有りました。また、咲き始めの花も有りましたが、 少ない開花株で展示会巡りを掲載しています。ご覧下さい。
紫勲の誉 御蔵島娘
 少なく開花している花の中に、コオズですが、『紫勲の誉』が咲いていました。 この花は、2018年4月29日の日記 に記載していますが、2018年に富岳園で購入した花です。まだ我が家栽培方法を改良する前で、作落ちしていましたが、 今年は復帰してつぼみが出てきています。楽しみにしています。
 また、少ない開花した花の中にこれはと思うニオイエビネが有りました。『御蔵島娘』です。展示していたものとは別株が有り、 購入しました。まだつぼみが上がったばかりの株で、今年我が家で開花します。更に楽しみが一つ増えました。
 
2024年4月14日(日)
ニオイサラサがほぼ満開。
 ニオイサラサが4/14にほぼ満開になりました。 エビネの開花が遅かった2022年と比較すると東京の桜は9日遅く開花しました。エビネの開花も2022年より更に遅れると思いましたが、 我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花は、意外と、ほぼ同じ結果と成りました。 3/5の日記に桜開花日とニオイエビネ開花日は連動していると記載していますが、 今年は、2月下旬〜3月に平年を下回る日が続き、3月末から 気温が急上昇 した為に予想外の結果となった様です。
ニオイエビネ開花経過
2022年 2022.3.19 2022.3.24 2022.4.12 2022.4.16
2024年 2024.3.14 2024.3.26 2024.4.9 2024.4.14
昨日(4/13)に、伊豆で開催のエビネ展に行って来ました。
 残念ながら、遠くて、いずみ荘までは行けませんでしたが、昨日(4/13)日本ニオイエビネ会展と富岳園に行って来ました。
 最近のエビネの開花は、一昨年(2022年)は遅く、昨年(2023年)は早く、展示会の主催者は、展示会の開催時期設定に困惑されている様です。 今年は、1〜2月の暖冬で、開花が昨年並みに早いとの読みで、 日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展は、4月の第2週に設定されていました。
 しかしながら、今年の桜の開花も過去10年間で最も遅い開花となりました。 開花が展示会の時期に間に合うかが心配されました。エビネの開花が遅かった2021年、日本ニオイエビネ会展は、当初4/15〜4/17で計画されていましたが、 開花が間に合わないことにより、 4/3に4/22〜4/24へ変更されましたが、今年は、既に案内状が発送されていたことも有り、開催時期は変更できず、予定通りの開催と成りました。
 4/3の有坂さんに電話した折は、展示できる数も少なくなるかもしれないとのことでしたが、今年の展示会も数多くが展示されていました。 一部事前の加温による開花促進も有った様ですが、多くの方が開花調整され、出品されていました。素晴らしい展示会でした。 日本ニオイエビネ会展と富岳園の展示品については、明日『展示会訪問』として掲載します。お待ち下さい。

2024年4月13日(土)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その3−紫苑x四紫王交配
 本日は、紫苑x四紫王交配の紹介です。
 昨年、2023年4月15日の日記 に記載している様に、紫苑x四紫王交配が咲きました。
 昨年咲いたこの紫苑x四紫王交配は、超丸弁の四紫王を片親としているにも関わらず、右の写真の様に、丸弁にはほど遠い花が咲きました。
 今年も同じ紫苑x四紫王交配が咲きました。 この紫苑x四紫王交配は、四国のKさんより、瓶苗で入手したもので、今年咲いた花は、この中の別株です。
 今年咲いた花は、昨年は、期待はずれの花が咲き、あまり期待していませんでした。 所が、今年咲いた別株は、驚くべきことに、明るい紫弁超丸弁の花が咲きました。ほぼ期待通りの花です。大満足!
紫苑×四紫王交配
紫苑 四紫王
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角度修正花写真

2024年4月12日(金)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その2−王金剛×クィーンエリザベス交配
 本日は、王金剛×クィーンエリザベス交配の紹介です。
 昨年、2023年4月13日の日記 に記載している様に、王金剛×クィーンエリザベス交配が咲きました。
 昨年咲いたこの王金剛×クィーンエリザベス交配は、右の写真の様に玉金剛とほぼ同じ超丸弁の花が咲きました。 しかしながら、残念なことに、赤褐色弁の花でした。
 今年も同じ王金剛×クィーンエリザベス交配が咲きました。 この王金剛×クィーンエリザベス交配は、四国のKさんより、瓶苗で入手したもので、今年咲いた花は、この中の別株です。
 今年咲いた花は、下記の通り、昨年開花した花と同様、玉金剛とほぼ同じ超丸弁の花でした。昨年開花した花は、赤褐色弁の花でしたが、 昨年の花よりやや青みは増していますが、どちらかと言えば赤褐色弁の花。更に青みが増せば期待通りの花となるのですが、残念です。
王金剛×クィーンエリザベス交配
王金剛 クィーンエリザベス
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角度修正花写真

2024年4月11日(木)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その1−スカットクィーン×クィーンエリザベス交配
 4/3の日記に記載している様に、2019年頃に四国のKさんより、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』 が発表され、私は、ニオイエビネ以外に、これに近いより花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てています。
玉金剛 四紫王
 4倍体コオズの交配苗は、大きく分けて、4倍体コオズ同士の交配とニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配が有ります。 後者は、私が気に入っている『春の瞳』『春の誉』等が出ていますが、4倍体コオズ同士の交配は、超丸弁の花が咲き、期待しています。
 私が興味を持って育てている4倍体コオズ同士の交配は、大きく分けて、3種有ります。
 第一は、『玉金剛』『四紫王』 のベースである片山園芸産出スカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーン同士の交配。
 第二は、上記『玉金剛』『四紫王』 とクィーンエリザベスあるいは クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である紫苑風雲燦紫光等の4倍体コオズとの交配。
スカット
クィーン
クィーン
エリザベス
ブルー
クィーン
 第三は、は、スカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーンとそれ以外の4倍体コオズとの交配。それ以外の4倍体コオズは、 上記、燦紫光桃神鳳志津姫等です。
 今日から、今週3回と来週3回に分けて、今年咲いた4倍体コオズを紹介します。今回紹介する花は、すべて今年初めて咲いた花です。 数輪しか咲いていない花も有りますが、来年以降期待できる花もあります。
 本日は、スカットクィーン×クィーンエリザベス交配の紹介です。
 2023年7月10日の日記 に記載していますが、これまでスカットクィーン×クィーンエリザベス交配は、数社から苗を入手して育てていますが、 あまり気に入った花は咲いていません。しかしながら、寿峰苑から入手した苗で、昨年右の写真の丸弁に近い紫弁白舌の『相模の嵐』『相模の聖』が咲いています。 3株入手しましたが、兄弟株だと思いますが、その残りが今年開花しました。下の花です。   昨年の開花品
相模の嵐 相模の聖
 『相模の嵐』に近い花です。『相模の嵐』は、咲き始めは超丸弁に近いですが、咲き進むと変化する様です。 今回開花した兄弟株は、より丸弁に近い花です。咲き進んでも変化はなさそう。『相模の嵐』よりやや濃紫弁で中白弁です。 『相模の宴』と名付けました。
スカットクィーン×クィーンエリザベス交配
スカットクィーン クィーンエリザベス
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角度修正花写真
今年も『相模の嵐』が咲きました。大きくなりました。
 今年も『相模の嵐』が咲きました。右の写真は、昨年と今年の開花写真です。昨年より大株に育ち、花数も増えました。 明るい紫、丸弁のこの『相模の嵐』、香りもよく、見応えが有ります。 
 寿峰苑から入手した3株、兄弟株だと思いますが、何れも良い花が咲きました。 他社からもこのスカットクィーン×クィーンエリザベス交配を入手していますが、気に入った花は咲いていません。 たまたま良い苗に巡り会えた様です。
相模の嵐
2023年 2024年

2024年4月9日(火)
ニオイエビネが咲き始めました。
 一昨年(2022年)から、我が家のニオイエビネの開花時期の指標として、ニオイエビネ『ニオイサラサ』の新芽生育状況を、 常時、フローする様にしています。
 ニオイエビネ(ニオイサラサ)が、本日(4/9)開花しました。
 今年、我が家のニオイサラサにつぼみが見え出したのは、3/26でした。 エビネの開花が遅かった一昨年(2022年)、つぼみが見え出したのは、3/24です。開花が始まったのは4/12でした。
 3/26の日記では、今年、つぼみが見え出したのは、2022年より2日遅かったことから、今年のエビネの開花は、4/15頃になるのではないかと予想していました。 しかしながら、予想に反して、今年、4/9と早く開花しました。
 今年、東京の桜は、エビネの開花が遅かった2022年に比べて、9日遅く開花しましたが、ニオイエビネは3日早く開花しました。 2022年〜2024年、3月〜4月の横浜の平均気温推移をここ に掲載していますが、4月に入って、2022年より気温が高かったことが影響した様です。
 下に今年のこれまでの開花経過と開花が遅かった2022年、開花が早かった2023年の開花経過を比較して掲載しています。参考にして下さい。 見頃になるのはる4/13頃になりそうです。
ニオイサラサの開花経過
2022年 2022.3.19 2022.3.24 2022.4.12 2022.4.16
2023年 2023.3.14 2023.3.16 2023.3.31 2023.4.6
2024年 2024.3.14 2024.3.26 2024.4.9 見ごろになるのは、4/13頃

2024年4月7日(日) *4/9更新。 御蔵姫、御蔵春水、ニオイ濃紫香にもつぼみ。
我が家でのニオイエビネの花付きは?
 4/1の日記に、今年、4倍体コオズは、昨年咲いた株で今年咲かない株も有り、初花が見られる花が少なく、また開花しても花付きが悪い。 この原因は、2021年〜2023年の6月〜8月の気温 に掲載している様に、花芽は、開花前年の6月〜7月に形成されますが、2023年は、2022年以上に暑い日が続いたことによる様だと記載しています。 ニオイエビネも同じ様に咲かない株が多く、咲いても花付きが良くないのではないかと心配していました。
 4月に入って、一気にニオイエビネもつぼみが見え始めました。4/7時点でまだつぼみが見え出していない株も有りますが、ほとんどの株でつぼみが上がって来ています。 しかしがら、昨年、つぼみが見え出しても、2022年の猛暑で開花株は、花数が少なく満足できる花は咲きませんでした。 今年も同じ様に花数が少なく満足できる花は咲かないと思います。 しかしながら、当初、咲かない株も多いのではないかと心配していましたが、まずは、ほとんどの株が開花することに一安心です。
 下は、4/4〜4/5に撮影したニオイエビネの花付きの状況です。
我が家のニオイエビネの花付き状況
ニオイサラサ 青嵐 御蔵静香 御蔵桃華 御蔵蒼紫 No50
紫の君 御蔵白水 夢枕 御蔵姫 御蔵春水 ニオイ濃紫香
 4/7早朝時点で、夢枕は、つぼみが見え出しています。 御蔵姫、御蔵春水、ニオイ濃紫香は、更に新芽が伸びて開花しそうですが、まだつぼみが出ていません。
4/9追記
御蔵姫、御蔵春水、ニオイ濃紫香にもつぼみが見え出しています。

2024年4月5日(金)
ニオイ・コオズエビネ展示会情報に変更は有りません。予定通り開催。
 今年の東京の桜の開花は、3/29。昨年より15日遅く、また、エビネの開花が遅かった一昨年(2022年)より9日遅い開花です。 一昨年(2022年)は、日本ニオイエビネ会展が、当初4/15〜4/17で計画されていましたが、 開花が間に合わないことにより、4/3に4/22〜4/24へ変更された経緯が有ります。 今年は?
 日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展は、4/12(金)〜4/14(日)の開催予定ですが、開花が間に合い、予定通り開催できるのかを4/3に有坂さん、いずみ荘に問い合わせしました。 いずれも、予定通り開催するとのことでした。有坂さんは、咲いている花も少なく展示数も限られた展示会になるかも知れませんとのことでした。
 コレー園芸の開花即売情報の開催会期を追記しましたが、現時点で他の展示会情報に変更は有りません。
 上のをクリックしてご確認下さい。
4倍体コオズ交配『春の誉』が咲き始めました。
 我が家で、4倍体コオズ系交配は、毎年、ニオイエビネに比べて早く開花しますが、4倍体コオズ交配『春の誉』が咲き始めました。 昨年に比べてやや花付きは良くない様ですが、立派に咲き始めています。
 昨年開花した花の写真では、やや赤紫弁白舌の花となっていますが、現在咲いている花は、紫弁白舌の花が咲いています。 咲き進んでいくと少し色変わりして赤みを帯びるのかも知れません。
 この花、一昨年の初花の時は、濃紫弁白舌の花でした。 毎年掲載している花の写真が異なるのは、気候によって花色が変わりやすいこともあるのかも知れないし、 写真撮影時の明暗が絡んでいるのかも知れません。 いずれにしても形の整った素晴らしい花ですが、よく分からない花です。
春の誉
 一昨年の花は、 2022年4月15日の日記 をご覧ください。 昨年の花は、 2023年4月5日の日記 をご覧ください。

2024年4月3日(水)
超丸弁エビネ
 最近、えびねコレクション に浜崎さんの作場で今年咲いたえびねの開花状況が掲載されています。3/31掲載の開花品で目に留まる花が有りました。 右の黄梅の紫です。超丸弁の黄弁紫舌の花です。
 サツマ系の花だと思いますが、ニオイ・コオズ系以外で私は、超丸弁の花はあまり見たことが有りません。 通常写真の右2つの様な花が一般的だと思いますが、超丸弁の花、素晴らしいと思います。
エビネコレクション掲載交配花
超丸弁黄弁紫舌 一般的な黄弁紫舌
黄梅の紫
無名 赤虎×天空の華
 これまで、私は、何度も超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズについて触れていますが、 四国のKさんより、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』 が生み出され、私は、ニオイエビネ以外に、これに近いより花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てています。
 これまでに開花した超丸弁あるいは超丸弁に近い花は以下の様になります。期待に近い花も咲いていますが、まだまだです。
超丸弁紫弁白舌4倍体コオズ
玉金剛 四紫王
玉金剛×燦紫光 王金剛×
クィーンエリザベス
星のしずく×
桃神鳳
スカットクィーン×クィーンエリザベス
(咲き始めは丸弁。咲き進むと変化)

2024年4月1日(月)
本日、4倍体コオズ交配『春の瞳』が開花しました。
 3/12の日記に新芽の生育状況を記載している、私が気に入っているニオイ濃紫×4倍体コオズブルークィーン交配である4倍体コオズ交配『春の瞳』が 本日(4/1)ほぼ開花しました。
 この『春の瞳』の2021年の開花は、3/18、2023年の開花は、3/17でしたが、今年は、4/1の開花です。
春の瞳の開花
2021.3.18 2023.3.17
2024.4.1
 今年、桜は、昨年に比べて15日遅く開花しました。『春の瞳』は、 桜の開花と同じ、15日遅く開花が始まりました。 桜の開花時期の遅れ同様、3/中旬に一時期、気温が上がったものの、2/中旬〜3月は、平年を下回る気温の日が続いたことが大きく影響しています。
 4倍体コオズ交配『春の瞳』は、我が家で、最近、最も早く開花しているエビネですが、今年は、別の株が3/28に開花しています。
 既に開花している株は、 2023年4月11日の日記 に記載している ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)とブルークィーンとの交配である淡紫丸弁白舌の3倍体コオズ『春の園』です。 今年の開花品は、右の写真です。倍数体によくある斜め咲きでの開花のスタートです。 昨年は花茎が伸びず、今年、大株になり、花茎が大きく伸びれば美しい味のある花になるのにな!と思っていました。 しかしながら、花芽は大きかったのですが、花付きが悪く、期待する花となりそうも有りません。残念です。 
 今年、『春の瞳』も『春の園』も、昨年より花付きが悪い様です。 2023年4月26日の日記 に記載している様に、昨年は、花芽が形成される前年6月〜7月の気温が高かった為にニオイエビネは、花付きが良く有りませんでした。 昨年、4倍体コオズを含むコオズエビネは、初花が見られる花も多かったですが、今年は、昨年咲いた株で今年咲かない株も有り、 初花が見られる花が少なく、また開花しても花付きが悪い様です。
 この原因は、2021年〜2023年の6月〜8月の気温 に掲載している様に、花芽は、開花前年の6月〜7月に形成されますが、2023年は、2022年以上に暑い日が続いたことによる様です。 ニオイエビネは、まだ、花芽が確認できない株も多い為に今年の開花のレベルがどうなのか分かりませんが、期待できないかもしれません。

2024年3月29日(金)
本日、東京で桜が開花しました。
 気象庁は、本日14時過ぎに、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。 今年も含めた過去10年間の桜開花日は、右の通りです。
 一昨年(2022年)を除いて、最近は、3/14と早く開花していましたが、今年の開花は、 3/29。過去30年間の平均である平年開花日より5日遅い開花で、過去10年間の中では、最も遅い開花です。 なお、下記の様に、2012年前は、この時期の開花は普通でした。
過去10年の桜開花日

*過去10年平均開花日:3/19。
*平年開花日:3/24。
観測開始(1953年〜)以降の東京の桜開花日
 私は、今年は、1/10頃の近所の河津桜の開花状況から、昨年ほどではないが、桜の開花も早いと思っていました。 また、3月初旬の民間3事業者もその内2事業者は、3/17〜3/18頃の開花と例年より早いと予想していました。 しかしながら、今年は、今年2月〜3月の気温の推移 に掲載している様に、3/中旬に一時期、気温が上がったものの、2/中旬〜3月は、平年を下回る気温の日が続いたことにより、 桜の開花も大きく遅れました。
 3/5の日記に記載している様に、桜の開花とニオイエビネの開花とは連動している様です。 ニオイエビネの開花も、近年遅い開花であった一昨年(2022年)よりも遅くなりそうです。 2022年4月3日の日記 に記載している様に、2022年は、日本ニオイエビネ会展が当初4/15〜4/17で計画されていましたが、 開花が間に合わないことにより、4/22〜4/24へ変更されました。
  今年、日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展は、4/12(金)〜4/14(日)の開催予定です。 天気予報では、3/29から伊豆の最高気温が20℃以上と急上昇するとのこと。 エビネの開花も加速されそうですが、4/12(金)〜4/14(日)の開催は、開花が間に合うのでしょうか?


2024年3月26日(火)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−につぼみが見え始めました。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況、開花時期等を見る基準として、ニオイサラサの新芽の成長、開花状況をフローしています。
 これまでの新芽の生育状況は、昨年12/25の日記、今年3/15の日記等に記載していますが、本日(3/26)、つぼみが見え始めました。 エビネの開花が早かった2023年につぼみが見え始めたのは3/16でしたが、今年は、10日遅くつぼみが見え出しています。 今年、桜は、まだ開花しません。桜ももうじき開花しますが、桜も昨年より10日以上開花が遅れています。 2/中旬〜3/中旬頃まで、気温が平年に比べて低温で推移したことによります。
2024.3.26
 下の表は、近年開花が最も早かった昨年(2023年)と遅い開花だった一昨年(2022年)とのつぼみが見え始めた時期、開花が始まった時期、 満開になった時期です。今年は2022年よりも更に遅くつぼみが見え始めています。 今年のニオイエビネは、2022年よりも遅い開花、4/15日頃となりそうです。また、見頃になるのは4/20頃となりそうです。
ニオイサラサの開花経過
つぼみ 開花 満開
2022年 2022.3.24 2022.4.12 2022.4.16
2023年 2023.3.16 2023.3.31 2023.4.6

2024年3月25日(月)
桜開花予想。
 3/23に高知で桜(ソメイヨシノ)開花しました。東京は、昨年3/14に開花しましたが、今年、民間3事業者の東京の最新桜開花予想は、右の通りです。 昨年に対して大幅に遅れています。
 既に1事業者の予想日を過ぎていますが、まだ開花していません。 春分の日(3/20)が過ぎても気温は上がらず、開花が遅れています。2事業者は、本日開花の予想。本日、開花するのか?
桜開花予想
発表日 桜開花予想日
日本気象株式会社 3/21 3/22頃
ウェザーニュース 3/23 3/25頃
ウェザーマップ 3/21 3/25頃
*過去10年平均開花日は、3/19です。
*平年開花日(過去30年平均)は、3/24です。

2024年3月20日(水)
我が家のボケの花がきれい。
 2/23の日記の日記に記載していますが、我が家の庭でボケが2/18に咲き始めました。 このボケの品種は、日月星。咲き進んでも変色することなく、きれいに咲き分けます。
 左の写真は、昨日(3/19)、撮影しました。咲き始めて1ヶ月になります。まだ満開には成っていませんが、かなり咲き進んでいます。 この時期、盛んにメジロ等の小鳥が飛んできて花の蜜を吸う様子が見られます。
 今年は、今年2月〜3月の気温の推移 に掲載している様に、2/末〜3/中旬の気温が、平年を下回る日が続き、長い間花を楽しむことが出来ています。 3/15ぐらいから気温が急上昇して、一気に咲き進んできていますが、3/18から気温が急降下。まだまだ楽しめそうです。

2024年3月15日(水) *3/17更新。 えびね銘花展の開催日は、4/29(金)〜4/31(日)
ニオイ・コオズエビネ展示会情報を掲載しました。
 コロナは、最新の感染者数の推移を、ここ に掲載していますが、昨年末頃から、第10波に入り、2023年6月〜11月の第9波同様に増えましたが、1/30〜2/4をピークに低下しています。 また、最近のコロナ感染者は重症化し難い様です。 現時点で、状況は昨年と変わらず、今年も、伊豆で開催されるニオイ・コオズエビネ展示会は、開催される様です。
 3/12に園芸ジャパン4月号が発売になりました。 園芸ジャパンに掲載されている展示会情報をベースに現時点で把握できている展示会情報を 展示会情報に掲載しました。 ご覧下さい。
 上のをクリックしても見られます。
 変更が有れば随時このホームページの展示会情報 を更新してゆきますので、ご確認下さい。
 なお、上野グリーンクラブ開催のえびね銘花展の開催日は、園芸ジャパンでは、4/29(金)〜4/31(日)と なっていますが、ネットでは、4/30(土)〜4/31(日)となっています。 取りあえず、園芸ジャパンの開催日を正として掲載します。
*3/17追記
 グリーンクラブのネット掲載は、 第26回えびね銘花展の開催日が、4/30(土)〜4/31(日)から4/29(金)〜4/31(日)に変更されました。 現時点で展示会情報に変更は有りません。
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。2022年並みの遅い開花となるかも知れません。
 昨年12月までの新芽の成長は、2022年12月15日の日記 に記載していますが、その後の成長の推移は、下の様になっています。
 11月から2月上旬にかけて、新芽の成長にほとんど動きは有りませんでしたが、2/13頃から気温が急上昇し芽が動き出しました。 しかしながら、今年2月〜3月の気温の推移 に掲載している様に、2/22頃から平年を下回るか平年並みの気温に戻り、3月に入っても気温が上がらず、ニオイエビネの新芽はほとんど成長していません。
2024年ニオイサラサの新芽の状況
1/14 2/14 2/26 3/5 3/14
 昨年、このニオイサラサにつぼみが出て来たのは、3/16。開花は3/31ですが、今年、つぼみが出てくるのはまだまだの様です。 今週末、気温が急上昇するとのこと。少し加速されると思いますが、桜の開花予測も下方修正されており、今年つぼみが見え出すのは、3/20〜25頃になるのではないかと思います。 開花が遅かった2022年は、つぼみが出てきたのは、3/24。開花は、4/12でした。今年、開花が始まるのは、2022年と同じ4/12頃になるかも知れません。
4倍体コオズ交配『春の瞳』につぼみが見え出しました。
 4倍体コオズ交配『春の瞳』につぼみが見え出しました。3/12記載の日記を更新しています。ご覧下さい。
 『春の瞳』につぼみが見え出たしたのは、昨年より10日遅れ。 昨年、ニオイエビネ(ニオイサラサ)のつぼみが見え出したのは、3/16でしたが、今年、つぼみが見え出すのは、10日遅れの3/25頃?

2024年3月12日(火) *3/16更新。 つぼみが見え出しました。
今年4倍体コオズ交配『春の瞳』の成長が、予想より遅れています。
 昨年、我が家で最も早く開花したエビネは、4倍体コオズ交配『春の瞳』でした。
 昨年、ニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花が始まったのは3/31でしたが、4倍体コオズ交配『春の瞳』の開花が始まったのは3/17で、 ニオイエビネに比べて約半月ぐらい早く開花しました。
 我が家では、4倍体コオズ交配は、総じて開花が早いですが、特に『春の瞳』の開花は、2021年にも、3/18に開花が始まり、早咲きのエビネです。
ニオイサラサ開花
春の瞳開花
 昨年、この『春の瞳』につぼみが見え出したのは、3/5でした。今年は、3/12時点でまだつぼみが見え出してしません。 『春の瞳』の開花は、昨年より大幅に遅れそうです。また、ニオイエビネの開花も、昨年より大幅に遅れそうです?
 昨年は、暖冬で桜の開花は早く、この『春の瞳』の開花も早かった様です。今年は、3/5頃の民間3事業者の中、2事業者の桜開花予想では、昨年より4日ほど遅いと発表されていたことから、 今年、『春の瞳』のつぼみが見え出すのも昨年より遅く、3/10頃になるのではないかと思っていました。 ところが、新芽の成長推移は、下記の様になっています。3/12時点でまだつぼみが見え出していません。
 2月/中旬、気温が急上昇した時に、新芽が動き出しましたが、 2月の末頃から、気温が低い日が続き、昨年より、新芽の成長は遅々としています。しかしながら、確実に大きくなってきています。明日から気温が急上昇するとのこと。 まもなく、つぼみが見え出しそうです。つぼみが見え次第更新する予定です。
 今年2月〜3月の気温の推移を、ここに掲載しています。 参考にして下さい。
今年の『春の瞳』新芽の成長推移
2024.2.10
2024.2.20
2024.3.1
2024.3.10
2024.3.16*3/16更新
3/16追記
3/15につぼみが見え出しました。昨年より10日遅れています。上の写真は、3/16に写した写真に入れ替えました。

2024年3月8日(金)
我が家でも今年初めてつぼみが見え出しました。
 すでに九州より、2/23にはエビネにつぼみが出ているとの便りが届いています (えびねコレクション )
今年、九州(鹿児島)の2月の平均温度は、関東と比較して5℃ほど高く、エビネの成長は早く、つぼみが見え出すのも早かった様です。 関東は、2月、一時気温が急上昇した日も有りましたが、平均して九州より低く、また今朝(3/8)、我が家近くは、薄っすら雪が積もっていたりして、 3月に入っても気温が上がらす、エビネの成長は遅々としています。
 遅ればせながら、我が家でも、昨日4倍体コオズ交配に一鉢、葉の奥につぼみが出ているのに気が付きました。右の写真です。 この鉢は、玉金剛×クィーンエリザベスの交配です。玉金剛×クィーンエリザベスの交配は、四国のKさんより瓶苗で購入したものです。 昨年、その中の一鉢が開花しましたが、今年つほみが見え出した株は、別株です。
 昨年開花した花は、下記の花です。玉金剛と同じ超丸弁の花が咲きました。 しかしながら、私は、紫弁〜青紫弁の超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズの花が咲くことを期待していましたが、色は今一でした。 今年初めて開花するこの玉金剛×クィーンエリザベスの交配の別株、狙い通りの花が咲くと良いのですが!
昨年開花した王金剛×クィーンエリザベス交配
王金剛 クィーンエリザベス
×
-
double
角度修正花写真

2024年3月5日(火)
今年の桜開花予想。それから推定されるニオイエビネの開花時期。
 最新の民間3事業者の桜開花予想(東京)は、下の様になっています。 3/18〜3/22頃と予想しています。今年、2月は寒暖差が大きかった為か、現時点でも各社の予想に開きが有り、予想が難しそうです。
2024年桜開花予想日
発表日 桜開花予想日
日本気象株式会社 2/29 3/22頃
ウェザーニュース 2/28 3/18頃
ウェザーマップ 3/4 3/18頃
*過去10年平均開花日は、3/19です。
*平年開花日(過去30年平均)は、3/24です。
過去10年の桜開花日
 民間3事業者の桜開花予想から推定される今年の我が家でのニオイエビネの開花はいつ頃に成りそうなのでしょうか?
 過去5年間の東京の桜開花日と我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)開花日は右の表の様になります。 2020年を除いて、桜開花日とニオイエビネ開花日は連動しています。
 2020年は、2月の気温が高かった為に桜の開花は早かったのですが、 1/10の日記に記載している様に、 前年、2019年末の気温が極端に低かった 為に、河津桜の開花が例年より遅く、同様にニオイエビネの新芽の成長も遅れ、2月の気温が高かったもののニオイエビネの開花も遅く成った様です。
過去5年間の桜/エビネ開花日
 現時点で民間3事業者の桜開花予想に開きが有りますが、私は、今年、桜の開花日は、3/18頃が有望と思います。 この為、我が家でのニオイエビネの開花日は、昨年よりやや遅い4/5前後、満開は、4/10頃になりそうです。

2024年3月1日(金)
家族旅行。
 私の家族は、既に結婚している娘2人。娘には3人の孫が居ます。すべて男の子。大きく成りました。 今年、一人は、今春大学2年生から3年生。一人は、今春、デザイン専門学校を卒業して就職します。 もう一人は、少し年が離れていますが、今春高校に進学します。
 昨年秋には家内と二人で旅行に行きました。しかしながら、家族では5年前までは時々皆で旅行に行っていましたが、 その後コロナで行っていませんでした。孫の一人が大学に合格した時は、そのお祝いに皆で旅行に行きたかったのですが、 コロナの真っ盛りで行きませんでした。
 昨年末頃から、 コロナ感染者 は第10波に入り、2023年6月〜11月の第9波同様に増えていますが、2月から低下傾向にあること、最近のコロナ重症化は重症化し難い様なので、 2/27〜28にかけて、上の孫二人の2年前に出来なかった大学の合格祝いと就職祝い、下の孫の高校進学祝いで、熱海梅園梅祭り、蘭園等に寄りつつ、伊豆北川温泉にまで旅行に行ってきました。 まだ、桜の開花前でしたが、この2日間、東京では強風が吹いた様ですが、旅行先は、穏やかな春らしい快晴の天気となりました。 海の見えるかけ流しの温泉につかる等、久しぶりの楽しい旅行でした。 今春大学3年生になる孫が就職する際は、また皆で旅行出来たらと思います。

2024年2月26日(月)
尾張五色椿が開花!
 2/5の日記に我が家の咲き分けのボケと同様に咲き分けの椿『尾張五色椿』がネット販売されているのを見つけ、その苗を購入したと記載しています。 ホームページ掲載頃に、苗が届きました。花のつぼみが5個ついた比較的大きな苗でした。 2/15頃から開花が始まりましたが、右の写真は、入手した苗の最新の状況です。開花が進みました。
 過去に咲き分けのボケを購入した時の経験からきれいに咲き分けるかどうか心配していました。
 まだ5輪すべてが開花してはいませんが、きれいに咲き分けています。右の写真は、開花した花です。満足。

2024年2月23日(金)
我が家でボケ(日月星)が咲いています。
 既に、我が家の庭のボケが咲いています。昨年の開花日は、2/28頃でしたが、今年は、2/18頃に開花が始まりました。 ボケの品種は、日月星です。赤花から開花が始まっていますが、咲き進むと右の画像の様にきれいに咲き分けます。 ボケの咲分け品種によっては、咲き進むと白花が黄ばんできますが、日月星は、咲き進んでも変色することは有りません。  
  今年、梅は、エビネの開花が早かった昨年より早く開花しましたが、ボケも、梅同様、エビネの開花が早かった昨年よりも早く開花が始まっています。
 2/1の日記に、梅の開花日とニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花日を記載していますが、 我が家のポケの開花日とニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花日は、右の表の様になります。 梅とエビネの開花日は、ほぼ連動していましたが、ボケとエビネの開花日は、マクロには連動してますが、細かく見ると、必ずしも連動していません。
過去5年間のボケ/エビネ開花日
  例えば、エビネの開花が3/31と早かった昨年はボケは2/28に開花していますが、エビネの開花が4/4とやや遅かった2020年は、ボケは2/20と早く開花しています。 ボケの開花日からエビネの開花日を予想することは難しそうです。
 今年、エビネの新芽の成長状況から見ると、梅、ボケの開花が、昨年より早いからと言って、過去5年間で最も早かった昨年のエビネの開花よりも早くなるとは言えないと思います。 今年の1月、2月の異常気象に有るのかも知れません。

2024年2月20日(火)
4倍体コオズ交配『春の誉』新芽の状況。
 2/5の日記で我が家で最も早咲きの私が気に入っている4倍体コオズ交配『春の瞳』の新芽の状況を紹介していますが、 今回もう一つ気に入っている4倍体コオズ交配『春の誉』の新芽の状況を紹介します。
春の誉
 今年1/5と2/20の新芽の状況は、右の様に成ります。今朝の新芽の状況を1/5の新芽の状況と比較すると大きく成っています。 気温の上昇と共に、最近、芽が動き出しました。
 昨年のこの時期の新芽の写真は撮っていませんでしたが、おそらく昨年以上の大きな芽に成っている様です。 昨年以上の大株に育った花が見られると思います。期待しています。
今年の『春の誉』新芽状況
2024.1.5
2024.2.20
 なお、この『春の誉』は、ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)と4倍体コオズであるブルークィーンとの交配です。 右上の写真の様に形の優整った紫弁白舌の3倍体コオズです。
4倍体コオズ交配『春の瞳』新芽の状況。その後。
 2/10の日記に今年の『春の瞳』新芽の状況について記載していますが、最新の状況を追記します。 2/10頃までは動きは有りませんでしたが、2/13頃から急に気温が上昇しました。 この暖かさで、エビネの新芽もやっと動き出しました。エビネにとっての春の訪れです。
今年の『春の瞳』新芽状況
2024.1.15
2024.2.10
2024.2.20
春の瞳

2024年2月15日(木)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を2023年開花株同様、2024年開花予想株も8月頃からフローしています。
 昨年11月〜今年2月の成長の推移は、下の様になっています。
昨年は、11月〜12月に少し成長していますが、12月〜2月は動きは有りません。 今年は、ここ2〜3日の気温の上昇でやや芽が動き出している感じはしますが、11月から2月にかけてほとんど動きは有りませんでした。 2023年開花株が、11月〜12月に少し成長していたのは、一昨年11月下旬の気温が高かったことによる様です。 2024年開花予想株が11月から2月にかけてほとんど動きが無かったのは、温暖化により気温はやや高めでは有ったものの、大きな変化が無かったことによると思われます。
ニオイサラサの新芽の状況
11/14 12/14 1/14 2/14
2023年開花株
(2022年−2023年)
2024年開花予想株
(2023年−2024年)
 昨年、このニオイエビネ『ニオイサラサ』につぼみが見え出したのは3/16。 つぼみが見え出すのはまだまだですが、昨年3/7には、既に芽が大きく動き出し始めていました。 今年も、昨年同様、3月に入って芽が大きく動き始めそうです。開花は1/10の予想通り、例年より早いが、昨年(3/31)よりやや遅いと思います。

 
2024年2月10日(土)
4倍体コオズ交配『春の瞳』新芽の状況。
 我が家では、ニオイエビネと共に4倍体コオズの交配にも興味を持って育成していますが、4倍体コオズの交配は、ニオイエビネに比べて早咲きが多い様です。 昨年我が家で最も早く開花した花は、『春の瞳』です。 これは、九州の業者より入手したニオイエビネと4倍体コオズとの交配、ニオイ濃紫×ブルークィーンの交配です。 この株は、私の気に入っている花の一つで、濃紫丸弁白舌の3倍体コオズです。
 昨年の開花の推移を下に示しますが、3/5につぼみが見え出し、3/17に開花が始まりました。 我が家でニオイエビネの生育状況を見る基準としている『ニオイサラサ』は、昨年3/16につぼみが見え出し、 3/31に開花が始まりましたが、『春の瞳』は、ニオイエビネに比べて約半月ぐらい早い開花でした。 今春は、いつ頃開花しそうなのか?
春の瞳
昨年の『春の瞳』の開花推移
2023.1.15
2023.2.13
2023.3.5
つぼみが見え始める
2023.3.17
開花
 今年の『春の瞳』の新芽の状況は右下の様になっています。1/15と本日の状態です。
 今年のニオイエビネの新芽の成長は、例年よりやや遅れています。 我が家で最も早く開花しそうな4倍体コオズ『春の瞳』も、昨年よりやや遅れています。
 更に、2/5関東で降雪。我が家近くで積雪5cm。2月に入って平年並みあるいは平年を下回る気温の日が続いています。 昨年は2/10頃に少しつほみが開き気味に成っていましたが、今年は新芽の成長は止まったままです。 しかしながら、今後気温は上がっていくとの予想ですので、昨年よりやや遅く、3/20頃には開花が始まるのではないかと思います。 開花まであとほぼひと月。待ち遠しい昨今です。
今年の『春の瞳』新芽状況
2024.1.15
2024.2.10

2024年2月5日(月)
我が家で椿が開花しています。
 近所では、河津桜が満開、梅も7〜8部咲きになっています。 我が家では、12/中旬まで琉球あさがおが咲いていましたが、その後咲いている花も無く、やや寂しい思いをしていましたが、最近椿が咲き出しました、 右の写真の椿です。品種は明確では有りませんが、おそらく『紅侘助』と思われます。我が家でも春の訪れが感じられるように成りました。
 椿と言えば、最近インターネット検索していると、咲き分けの椿が有るのを見つけました。右の写真の『尾張五色椿』です。赤、白、ピンクに咲き分けます。
 我が家では、同じ様に咲き分けるボケ『日月星』が庭に植えて有って、 大株に育ち、毎年きれいに咲いています。右の写真は、2〜3年前に写したものです。
尾張五色椿
ボケ(日月星)
 我が家のボケの様にきれいに咲き分けるがどうか分かりませんが、1本、苗をネット購入しました。 昔、ボケ『日月星』を購入した時は、苗を2本入手しました。1本はきれいに咲き分けましたが、1本は赤花で咲き分けませんでした。 入手する株によっては、咲き分けないことも有りそうです。今回入手した『尾張五色椿』が、きれいに咲き分けると良いのですが。 楽しみが一つ増えました。

2024年2月1日(木)
既に梅が開花。例年より10日以上早く、1/19頃に近所の白梅が咲き始めました。エビネの開花は?
 昨年、我が家近所の梅は、1/22に一輪咲いているのを見つけましたが、 1/24から10年に一度と言われる強烈寒波が日本列島を襲来、横浜も冷え込んで、しばらく1輪のままで、2輪以上開花した実質の開花は、2/1でした。 今年は、昨年の12月、年明け後も暖冬が続いています。今年の梅の開花はどうなったのでしょうか?
 今年、1/14に散歩していると近所の梅が、一輪のみですが、咲き始めていました。1/19には、数ヶ所開花していて、実質開花。 下に過去4年の開花時期を記載していますが、梅の開花は、2月に入ってからです。しかしながら、今年の実質開花は、1/19頃でした。 本日(2/1)7〜8分咲き。 例年に比べて早い開花。暖冬の影響をもろに受けている様です。
今年の梅の開花
2024.1.14
(一輪開花)
2024.1.19
(実質開花)
2024.1.25
(3〜4部咲き)
2024.2.1
(7〜8部咲き)
過去4年間の梅開花日
2020.2.4 2021.2.2 2022.2.17
2023.1.22
(一輪開花)
2023.2.1
(実質開花)
 エビネの開花は、1/10の日記に河津桜の開花状況から昨年ほどではないが例年より早い4/上旬と予想しています。
 過去の梅の開花時期と我が家のニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花時期は、右の表の様になります。 梅の開花時期とエビネの開花時期は、ほぼ連動しています。
 今年の予想外に早い梅の開花。今年のエビネの開花は、予想より早く、昨年並みあるいは昨年より早い開花となるのでしょうか?
過去5年間の梅/エビネ開花日
 過去5年間の梅の開花日とニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花日から、今年のエビネの開花は、予想より早く、 昨年並みあるいは昨年よりも早く開花が始まる可能性は高いかも知れません。 しかしながら、1/15の日記に記載している様に、ニオイエビネの新芽は、暖冬下でも1/14時点で11月からほとんど動きが有りません。 これは、梅は今年晴れの日が多く、暖冬に加えて、強い日差しを受けて、更に開花が促進されたが、我が家のエビネは、直接日が当たらない場所で栽培していることも有る様です。 現時点で、梅の開花は例年以上に早まっていますが、エビネの開花は、1/10の日記記載の予想通り、昨年ほどではないが例年より早い4/上旬となる可能性が高い様に思います。

2024年1月24日(水)
雑記−その5(我が家のエビネの栽培方法)−
 これまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法を 我が家のエビネの栽培方法に掲載します。
 このホームページは、2020年より日記のみの記載に切り替えましたが、これ以前は、エビネの栽培方法を掲載していました。 日記のみの記載に切り替えた時点で、このエビネの栽培方法も削除しましたが、本日、このエビネの栽培方法を、 私が現在実施しているエビネの栽培方法に修正して復帰させました。
 本日記載日記の我が家のエビネの栽培方法をクリックするか、 トップページのをクリックしてご覧下さい。

2024年1月23日(火)
雑記−その4(我が家のエビネ栽培変遷)−
 本日より2日、我が家のエビネ栽培の変遷とそれによりたどり着いた最近の我が家のエビネの栽培方法について記載します。 本日は、我が家のエビネ栽培の変遷について記載します。
 5年前ぐらいまで、我が家では、花後から夏場にかけて生育不良、軟腐病等でダメにする株が出ました。 昨日記載の『山桜交配』に使用されている原種ニオイエビネの御蔵天聖や御蔵風雲も保有していましたが、2018年頃にダメにしました。 どうもその頃仕事が忙しく、夏場水やりが疎かになっていたことや、エビネの発育を促成する為に市販のある発酵腐葉土を植え替え用土に混ぜたこと、 置き肥として固形の有機肥料を使用していたこと等に有る様でした。 2019年頃から、栽培方法を大きく変えました。
 ダメにした原因は、用土に軟腐病の発生源となる病原菌が混入し、その増殖による為と考えられますが、当時、ベンレート、ダコニール等の殺菌剤を時々散布していましたが、 それでもダメにすることを防ぐことは出来ませんでした。 そこで、病原菌の混入を防ぐこととエビネ自身の生育を良くすることが基本と考え、次の栽培方法に切り替えました。
 従来、腐葉土を混入した日向土、硬質赤玉土、日光砂などを添加した日向土の中粒を主体とした用土を使用していましたが、 用土は、腐葉土、有機肥料等病原菌混入の恐れのあるものは一切使用せす、硬質赤玉土、日光砂などを添加した日向土の中粒のみとする。 肥料は、スーパーI等有機肥料の希釈液を葉面散布することはあるものの、水やり時に液体肥料(ハイポネックス)を添加することのみとしました。 また、夏場水やりを忘れて生育障害を起こさない様に、これまで鉢は素焼きのエビネ鉢を使用していましたが、乾きにくいプラスチック鉢に切り替え、 更に、冬場を除いて、水やり時と同じ薄い液体肥料が約1cm程度の深さに入った受け皿に鉢を浸す水耕栽培に近い栽培方式とすることにしました。 また、エビネ自身の生育を良くする為に、植物活力液(HB101)を水やり時の液体肥料(ハイポネックス)を含む水に添加することとしました。 更に、補助的に、四国山草園の園主から教えて貰った軟腐病の予防薬(オーソサイド水和剤)、軟腐病の治療薬薬(トップジンM水和剤)を春〜秋に1回/月の頻度で定期的に散布する様にしました。
 何が効いたかか定かでは有りませんが、栽培方法を変えてから軟腐病でダメにする株が全く無くなりました。また、根の状況も極めて良好で 生育も良好に成りました。一例として植え替え時の根の状況は、2022年6月18日の日記 をご覧下さい。 特にニオイエビネの栽培にはこの栽培方法は、効果が有る様です。ホームページを見られている方、ニオイエビネ栽培の参考にして下さい。

2024年1月22日(月)
雑記−その3(ニオイエビネ交配歴)−
 一昨日と昨日(1/20〜21)の日記に詳細を記載していますが、我が家では、ニオイエビネを主体にして、4倍体コオズ交配にも興味を持って栽培しています。 ニオイエビネは、自然種が中心ですが、更に興味を持って栽培している分野に、ニオイエビネ同士の交配が有ります。
 ニオイエビネ同士の交配に興味を持って栽培を始めたのは、約18年前の2005年頃です。
 この頃、コレー園芸、寿峰苑からニオイエビネの交配瓶苗や順化苗が販売されていました。 数多くの苗を入手して育成、開花させました。 駄花も多く出ましたが、素晴らしい花も開花しました。
 開花した花の中で気に入った花は、例えば、右の花です。
夢の嵐』は、ニオイ紫香嵐× ニオイ駿河の誉の交配。 参照:2016年4月12日の日記
夢の輝』は、ニオイ霧紫香× ニオイ御蔵娘の交配。 参照:2016年4月10日の日記
夢の心』は、ニオイ霧紫香× ニオイ神の嵐の交配。 参照:2017年4月26日の日記
夢の誉』は、ニオイ601× ニオイ駿河の誉の交配。
 ニオイ601は、 ニオイ濃紫香×ニオイ御蔵輝星の交配。
参照:2017年5月 5日の日記
 最近、このニオイエビネ同士の交配に変化が起こっています。 即ち、2021年7月頃から『山桜交配』の、御蔵天聖、御蔵紫聖殿、御蔵青秀等の原種ニオイエビ同士の交配苗が高知のK氏よりヤフオクに出品され出し、 2022年春の伊豆で開催されたエビネ展示会、その後ヤフオクで、『山桜交配』産出者(代理)から、御蔵天聖、御蔵紫聖殿、御蔵青秀、御蔵風雲、御蔵一蒼等の順化苗が販売されました。
 これまで、原種と思われるニオイエビネ同士の交配も有りましたが、寿峰苑では、『神の嵐』等、コレー園芸では、『駿河の誉』等 各社オリジナルの交配ニオイエビネを片親とするニオイエビネ同士の交配が主流で、間違いなく原種のニオイエビネ同士の交配はほとんど無かった様に思います。
 これに対して、『山桜交配』は、奥さんが御蔵島の人で御蔵島のニオイエビネを販売していた今は無きカネサ園芸から出た 御蔵天聖、御蔵青秀や、 若き頃に伊豆七島フェリー運航にも関わったこともあると聞いている御蔵島と関係が深い日本ニオイエビネエビネ展会長の有坂さんから出た御蔵風雲、御蔵一蒼等の 原種ニオイエビネの交配です。
 私は、2022年の春に、現在、御蔵天聖×御蔵青秀、御蔵天聖×御蔵一蒼、御蔵天聖×御蔵風雲、御蔵天聖×御蔵紫聖殿等の交配順化苗を入手しています。 現時点で少し大きな新芽が出てきています。右の写真は、御蔵天聖×御蔵一蒼の苗の状況です。2〜3年先に開花すると思いますが、楽しみです。

2024年1月21日(日)
雑記−その2(4倍体コオズ交配歴)−
 現在、我が家では、ニオイエビネが主体ですが、4倍体コオズ交配にも興味を持って栽培しています。 この栽培を始めたのは、約6年前の2017年頃です。こ発端は以下の通りです。
 2018年10月15日の日記に記載していますが、 この頃、栽培方法に問題が有ったと思います。コオズエビネはあまり問題が無かったのですが、ニオイエビネは、特に、暑さにやられやすく、軟腐病等でダメにする株が出ていました。 更に、コレー園芸では、『天下の誉』『紺青の世界』等の倍数体ニオイや 『春爛漫』『駿府の夢』等の倍数体コオズがあり、 いずれも形の整ったすばらしいニオイエビネ、コオズエビネが生まれています。以前から、夏の暑さに強く、形の良い倍数体コオズに興味を持っていました。
 一方、この頃から、片山園芸で生まれた右の写真のスカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベス等の4倍体コオズをベースとする交配苗が九州の業者から入手できる様になってきました。 スカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベスは、丸弁の形の整った紫弁白舌の4倍体コオズです。
スカットクィーン クィーンエリザベス ブルークィーン
 写真は、いずれもインターネットに掲載されていた写真です。 花は、濃紫色の様ですが、栽培の環境、写真の写し方で花色が変わるので、花色は参考までに見て下さい。
 入手できる様になったこれらスカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベス等の4倍体コオズの交配は、 例えば、スカットクィーン×ブルークィーン、スカットクィーン×クィーンエリザベス等の4倍体コオズ同士の交配、霧紫香×ブルークィーン、 濃紫ニオイ×ブルークィーン等のニオイエビネと4倍体コオズとの交配が有ります。 これらは、丸弁の形の整った紫弁白舌の4倍体コオズ、3倍体コオズが期待できそうな為に、瓶苗、順化苗を購入して4倍体コオズ交配の栽培がスタートしました。
 また、2019年1月に四国のKさんより、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁濃紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』の小苗が出品されました。 この『玉金剛』を見て、更に4倍体コオズ交配への興味がますます強く成りました。
 更に、2020年夏頃から、四国のKさんより、上記『玉金剛』や同じ超丸弁濃紫弁白舌の4倍体コオズである 『四紫王』と クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である『紫苑』『風雲』『燦紫光』『クィーンエリザベス』等の4倍体コオズとの交配もヤフオクに出品され、これらの瓶苗、小苗を入手、 また、『四紫王』× 『玉金剛』の交配も小苗を入手して現在に至っています。
玉金剛 四紫王
紫苑 風雲 燦紫光
 また更に、スカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベス以外の4倍体コオズ、例えば、桃神鳳、志津姫、ブルーキング等の4倍体コオズの交配も、寿峰苑等より入手して栽培しています。
 これら入手した4倍体コオズ交配の狙いは、ニオイエビネにない丸弁の紫弁白舌の花ですが、2020年から開花が始まりました。駄花も多く咲いていますが、気に入った花も咲いています。
 気に入った花は、下の花です。詳しくは、2023年10月27-29日の日記をご覧下さい。
相模の嵐』は、スカットクィーン×クィーンエリザベスの交配。
春の瞳』は、ニオイ濃紫×ブルークィーンの交配。
春の誉』は、ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)×ブルークィーンの交配。
春の夢』は、夢紫宝×ブルークィーンの交配。
春の心』は、星のしずく×桃神鳳の交配。
春玉』は、玉金剛×燦紫光の交配。

2024年1月20日(土)
雑記−その1(エビネ歴)−
 この時期、エビネにほとんど動きがなく、エビネに関してあまり記載することも有りませんので、 この時期を利用して、本日から5日間、私がエビネにはまった経緯やこれまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法等について掲載します。 これらは、既に、自己紹介にも記載していますが、更に詳しく記載します。
 今回は、私がエビネ、特にニオイエビネにはまった経緯について記載します。
 約35年前の1988年に我が家から車で10分ぐらいの花屋で紫弁白舌の名もないコオズを購入したのがエビネにはまったのがきっかけです。 それまでエビネの知識は有りませんでしたが、花のきれいさ、香りに魅力を感じて購入しました。 それ以来、 コオズエビネの他、花の色、形の良いビゼンエビネ、サツマエビネも買い求めて収集してきました。 例えば、コオズエビネは、2023年4月18日の日記 に記載の『日光』『紫扇』等、ビゼンエビネは『楊貴妃』『紫織』等、 サツマエビネは、2023年5月7日の日記 に記載の『天富』『光淋』『日向紅桜』等を入手しました。 ネット、エビネ即売会等での入手です。
 次に転機となったのが、約20年前の2003年、ある山草園で、以前ホームページ「えびねに魅せられて」を掲載されていたニオイエビネ収集家のMさんとの出会いです。それまで、最初にコオズエビネを購入した花屋や、 この山草園、カネサ園芸によく行っていましたが、当日、Mさんが山草園の一部を借りてニオイエビネ展を開催していて、そこで出会いました。 Mさんの自宅を訪問する等で親密になり、ニオイエビネにはまり込んでしまいました。Mさんからは、『ニオイ濃紫香』等を融通して頂きました、
 それ以降、カネサ園芸、四国山草園、日本ニオイエビネ会展を開催されている有坂さん、 以前極園でニオイエビネ展を開催されていたこともあるYさん、富岳園等より気に入った株を購入して、今に至っています。右の写真等のニオイエビネを入手しました。 最近、ヤフオクが普及してニオイエビネの価格も下がってきていますが、私がニオイエビネにはまり込んだ時期は高価で入手困難でした。 それでも何とか小苗等を入手することで、少しづつ増やしてゆきました。

2024年1月15日(月)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を2023年開花株同様、2024年開花予想株も8月頃からフローしています。
 12月までの新芽の成長は、2023年12月15日の日記 に記載していますが、その後の成長の推移は、下の様になっています。今年は、11月からほとんど動きは有りません。
 昨年よりは、生育は遅れたままで止まっている?
ニオイサラサの新芽の状況
11/14 12/14 1/14
2023年開花株
(2022年−2023年)
2024年開花予想株
(2023年−2024年)
事前のお知らせ。
 この時期、ニオイエビネの成長も11月からほとんど動きが有りません。エビネに関してあまり記載することも有りませんので、 この時期を利用して、1/20から5日間、私がエビネにはまった経緯やこれまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法等について掲載します。 これらは、既に、自己紹介にも記載していますが、更に詳しく記載しますので、ご覧下さい。

2024年1月10日(水)
今年のエピネの開花は、昨年ほどではないが、早くなりそうです。
 横浜は温暖の為か、我が家の近くの河津桜は、1月初旬には開花が始まっていますが、この時期の河津桜の開花状況とその年のニオイエビネの開花時期と関連している傾向が有り、 毎年、1/10頃の開花状況を見て、その年のエビネの開花時期がどうなるのかを予想しています。
  昨年1/15時点のニオイエビネ開花予想では、 2023年1/8の我が家の近くの河津桜の開花は、ほぼ満開で例年に比べて早く、「ニオイエビネの開花は早くなりそう。我が家でのニオイサラサの開花は、3月末〜4月早々」と予想していました。 予想通り、昨年のニオイサラサの開花は、2021年と同じ3/31と過去最も早い開花となりました。
 過去5年間の、1/10頃の河津桜開花状況と我が家でニオイエビネの開花の標準としている『ニオイサラサ』の開花時期との関係は以下の通りです。
過去5年間の河津桜の開花状況及びニオイエビネの開花時期
河津桜開花状況
(1/10頃)
2019.1.10 2020.1.10 2021.1.8 2022.1.8 2023.1.8

1分咲き

未開花

5分咲き

2〜3分咲き

ほぼ満開
ニオイエビネ開花日
(ニオイサラサ)
2019.4.13 2020.4.4 2021.3.31 2022.4.12 2023.3.31
 過去5年間の1/10頃の河津桜開花状況と我が家でニオイエビネの開花時期は、ほぼ連動していて、1/10頃の河津桜の開花が早い年は、ニオイエビネの開花も早くなっています。 
 しかしながら、例外も有ります。2020年は、1/10頃の河津桜がまだ咲いていない場合でもニオイエビネは、4/10より早く開花しました。 また、2021年のニオイエビネの開花が、かなり早くなっています。 右の表は、過去5年間の2月の平均気温を記載しています。また、表を画像をクリックすると2月の気温推移が表示されますので参考にして下さい。 横浜2月平均気温
 これらの事から、1/10頃の河津桜の状況と気象庁より発表される3ヶ月予想とから、いつ頃ニオイエビネが開花するのかをほぼ精度よく予想できそうです。
 今年、近所の河津桜は、1/8の時点で5分咲き。2021年とほぼ同じレベルの開花です。年明け後気温が高い日が続き、開花が進みました。
 2021年のニオイエビネの開花は3/31と過去最も早い開花となりました。しかしながら、この年の2月は、気温が高くこれにより開花が促進されました。
 今年のニオイエビネの開花はどうなるのでしょうか?

今年の河津桜開花状況
2023.12.20 2023.12.30 2024.1.8

咲き始め

1部咲き

5分咲き

 気象庁12/19発表の 2024年1〜3月の3ヶ月予想では、2月の横浜の平均気温は、平年より高いとのこと。 もし、今年の気温が2021年並みに異常に高くなるとニオイエビネの開花は、3月末頃となり、高いレベルだと例年より早い開花となりそうです。 私は、おそらく2月の気温は高いが、2021年ほど高くならないと思いますので、今年のニオイエビネの開花は、4/上旬ではないかと予想します。 今年のエピネの開花は、昨年ほどではないが、例年(4/10頃)より早くなりそうと思います。  

2024年1月5日(金)
年明け早々、石川県能登地方を震源とする大地震。
 今年の正月、関東では、素晴らしい一年が予想される様なきれいな初日の出でスタートしましたが、 午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする震度7の大地震が発生、能登に一時大津波警報が発令されました。 2011年の東日本大震災が予想される様な災害発生も懸念されましたが、多くの家屋倒壊で被害が出たものの津波の被害はほとんどなく、 東日本大震災ほどの大きな災害に至らなかったのは不幸中の幸いでした。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
 1/1に能登半島地震、1/2に羽田空港航空機事故。今年は、年初より良くないことが続きましたが、いい年になって欲しいですね。
 私は、ここ2年コロナで正月はほとんど外出することは有りませんでしたが、感染者は昨年末からやや増加する傾向には有るものの重症化率は低く、 コロナのリスクは大幅に低下している様なので、今年の正月は、年明け後、近所の神社に初詣に行きました。
 正月は、自宅で実業団対抗ニューイヤー駅伝の中継を見ながら過ごしました。 今年は、トヨタ自動車が1位、ホンダが2位、旭化成が3位の結果となりました。
 私は、1970年に旭化成に入社、2004年に60歳で定年退職し、その後旭化成の関連会社で、2021年まで自宅勤務で旭化成の調査関係の仕事をしていました。 今年のニューイヤー駅伝は68回目に成りますが、旭化成は、これまで24回優勝、最近では、2017年から2020年まで4連覇しています。 その後、2021年と2022年は、3位、2023年は、16位。今年は、トヨタ自動車が圧倒的な強さ、ホンダのねばりで残念な3位に終わっています。 2023年は、最悪の結果に終わっていますが、常に上位に食い込んでいます。昔の様に絶対的な強さを迎えることを期待しています。

2024年1月1日(月)
今年も宜しくお願い致します。
 ホームページの掲載を始めたのは2008年で、17年前です。 日記を掲載し始めたのは2011年て、今年で14年目になります。以前は、我が家のエビネの栽培リスト、開花写真等も掲載していましたが、2020年に掲載内容を日記のみに変更しました。
 日記は、エビネに関する情報以外に私的な出来事も含めて、3〜4回/月の頻度で更新しています。 また、春には、各地で開催されるニオイ・コオズエビネ展示会の開催情報も掲載する予定です。 これまでと同様引き続いてご覧下さい。

 迎春へ(12/26更新)












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