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●延宝元年(1673)
●延宝2年(1674)
●延宝4年(1676)
●延宝5年(1677)
●延宝6年(1678)
●延宝7年(1679)
●延宝8年(1680)
●天和元年(1681)
●天和3年(1683)
●貞享元年(1684)
●貞享2年(1685)
●貞享3年(1686)
●貞享4年(1687)
5月8日−関白鷹司房輔邸から出火し,内裏・仙洞御所・
公家屋敷・町家1万3000余軒が焼失する。
6月−幕府碁所安井算哲が初めて改暦を朝廷に上表する。
2月14日−京都所司代永井尚庸が市中の宗門改めを行う。
8月17日−幕府が京都吉田家の位階執奏(しっそう)を禁じ,奈良興福
寺寺務職および社家(しゃけ)位階制を定める。
4月−市中に疫病が流行する。
5月6日−大雨・洪水で京極・河原町に濁流があふれる。
1月−磯田平兵衛の京都地誌「出来斎京土産(できさいきょうみやげ)」が刊行される。
6月15日−2代将軍秀忠の娘で後水尾上皇の中宮,東福門院和子(72)没。
8月15日−石清水八幡宮の放生会が200年ぶりに復活される。
9月16日−上賀茂社の正遷宮が行われる。翌日には下賀茂社でも行われる。
夏−京都・市中に盗賊が横行し放火が頻発する。
8月19日−後水尾上皇(85)没。
10月28日−幕府が第1皇子寛清親王の出家に反対した外祖父,権
大納言(ごんのだいなごん)小倉実起(さねおき)・公連(きんつら)父子を佐渡に流す。
冬−米価が高騰し,幕府はとくに西陣織屋に対して米4,000石を与える。
幕府が小堀正憲を京都代官とし,以後,この役を小堀氏の世襲とする。
6月23日−幕府が淀川の水路を巡察するため河村瑞賢を派遣する。
9月−近松門左衛門作の「世継曽我」が初演となる。
11月−烏丸仏光寺南の大経師の妻おさん、手代茂兵衛、,下女たまが
不義により粟田口で処刑される。
この年、
宮崎友禅が意匠を手がけた友禅染が流行する。
3月−淀川下流城の洪水防止のため,山城、近江、摂津、河内、大
和の山地で草木根の採取を禁止するなどの治水条令を出す。
10月29日−朝廷が大統麿を廃して渋川春海の献上した新暦を採用し,
貞享暦と呼ぷ(日本人による最初の暦)。
4月12日−絵師土佐光起が法眼となる。
11月−加賀藩主前田綱紀が東寺に100個の合箱(ごうばこ)を寄進し,
同寺に伝存する古文書が整理される(東寺百合文書)。
閏3月26日−幕府が公卿、門跡、寺社領の判物・朱印を京都所司代に頒布させる。
6月6日−京都・幕府が朝廷に厨(くりや)費用4,000両を与える。
12月7日−京都・霊元天皇が「年寄衆」「御側衆」などの呼称を「議奏」に改める。
伊勢の商人三井高利が京都に両替店を開業する。
3月21日−霊元(れいげん)天皇が朝仁親王に譲位。4月28日、東山天皇として即位する。
11月16日−京都・室町時代以来130年間廃絶していた大嘗会(だいじょうえ)が
将軍綱吉の献金により再興される。