ガイアファンディング・アメリカンファンディング微妙に違う2社を調査比較してみた。

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アメリカでクラウドファンディングしない理由

個人向け融資のクラウドファンディングはあるが、企業向け融資のものはない(あってもまだ稼動していないケースが多い)。
こうした不動産投資ファンドなどに投資するには、100万ドル以上の純資産を持つ投資家でないとならないという規制もある。
また、アメリカには様々な投資機会があるため、リターンの要求も高い。12%以上程度が最低ライン。
そのため、個人からお金を集めるのが難しい。
また、REITはアメリカにもあるが、これは不動産賃貸収入を目的とするもので、開発案件は手掛けない。
アメリカでは今年から政策が変わり、不動産開発業者が銀行から資金を調達するのはますます難しくなりそう。
そのため、開発業者に資金を貸しつけるチャンスは広がっている。
1~3億円の案件は、特にニーズがある。
もっと大きな案件は、ヘッジファンドや銀行が手掛けるが、その規模の案件には手を出さない。
我々はそうした小さな案件を手掛けている。

アメリカンファンディング・ガイアファンディング2つのソーシャルレンディング業社のデメリット・リスクを考えてみよう!

日本と比べてこれだけ、メリットがあるアメリカ不動産投資ですが、やはり「投資」である以上、リスクは必ず存在します。
リスクに備える心構えがある、ないで今後の資産増加が決定的に差が出てきますので、いっしょに考えてみましょう。

アメリカの自然災害リスク

自然災害とは地震・洪水・津波・台風・竜巻・火山噴火・山火事と言ったものが挙げられると思いますが、アメリカは日本と違い、自然災害の被害が桁違いに大きく、被害が甚大になりやすいのが特徴です。
近年の地球温暖化による環境の変化で自然災害のリスクが日増しに高まっている現状があるのはたしかです。
が、アメリカは広い国土を持っている国ですので、地域によって自然災害が発生するリスクが低い地域と高い地域とに差がかなりあります。
ソーシャルレンディングは運用期間が数ヶ月から長くて1年弱と短いのが特徴ですが、積立投資を行った場合、長期投資になる事からこういったリスクを頭の隅っこの方に考えておく必要があります。

地震

アメリカの地震発生確率(2008年予測)

ちょっと古いデータですが、アメリカ地質調査所が発表した2008年時点での今後50年以内に2%の確立で震度7クラスの地震が起きる発生確立を表した地図です。
これによると、カリフォルニア州には1300Kmにも及ぶ巨大なサンアンドレアス断層が走っています。
1906年。1989年に起きたサンフランシスコ大地震、1994年ロサンゼルス大地震が発生しており、ともに壊滅的な被害が起きています。
研究者の間では南部サンアンドレアス断層が300年間動いていないので、次の地震が起きるとすればパームスプリングスや、サンバーナーディノ郡、リバーサイド郡、インペリアル郡などにおいて大きな被害が生じ、ロサンゼルスやサンディエゴなどの人口密集地にも被害が及ぶと想定されるとの研究報告がされています。
この断層が再び動いた場合を想定した映画があります。

ワシントン・オレゴンにかかてファンデフカプレートという海洋プレートがあります。(地図参照)
カナダのバンクーバーからワシントン、オレゴン州にかけてファンデフカプレートという海洋プレートがあるこの地域は1700年1月26日にM8.7から9.2と推定される、東日本大震災級の大地震が発生したとの調査結果がでています。
今後50年間にM9クラスの地震に襲われる確率は10%以上、M8クラス以上の確率は40%といわれています。
その為、ノースウェストでは地震対策が十分ではない地域がありますので注意が必要です。

ロッキー山系の西端には、南北380㎞にわたるワサッチ断層が走っており、山すそのソルトレイクシティは過去1300年間大地震は遭遇していません。
研究者の間ではM7クラスの地震が発生するリスクが高まっていると警告されています。

イリノイ州、ミズーリ州、アーカンソー州、ケンタッキー州、テネシー州、ミシシッピ州の6つの州にまたがるニューマドリッド断層と呼ばれる断層帯があります。地図参照
ニューマドリッド断層帯約300年~500年間隔で大地震が繰り返し起きており、近年では1811年から1812年に連続的に発生したニューマドリッド地震が起きています。
この地域は今後50年以内にM6以上の地震が起こる可能性は25~40%、1994年に発生したロサンゼルス大地震と比べると被害範囲が広大で甚大な被害になりやすい地震ですので注意が必要です。

サウスカロライナ州のチャールストンで、1886年にM7.3の地震が発生しています。

セントローレンス川に沿ったモントリオールを含むセントローレンス地溝帯とオタワ川沿いの地溝帯があり、ケベック市の100㎞北東シャールボワの周辺では、過去350年間にM6以上の大きな地震が少なくとも5回発生しています。

ハワイにも地震が常に発生しており、火山性地震で2006年10月15日にハワイ島北西海岸でマグニチュード6.7の地震が発生し、道路や建物に被害がおきています。

このようにアメリカは日本と比べて比較的地震が少ないのでは?と思っていましたが、調べてみると、非常に大きな地震の巣があることがわかります。
しかし、我々日本人も地震があるから、危険だからと言って、ビクビクしていないのと一緒です。不動産を買わないという行為はしていませんね。
いつおこるかわからず、ビクビクするよりは、分散投資を心がけ、起こった時には、それ相応の準備をしておくのが懸命と思います。

竜巻

アメリカといえば竜巻、トルネードの本場であることは言うまでもありませんね。
この地図では、NOAA(アメリカ海洋大気庁)のデータを使用し、56年間(1950年~2006年)のトルネード発生場所と軌跡と規模(藤田スケール)を表した地図です。
アメリカ中部、東部はトルネードの巣窟です。逃げ場がほとんどありません。はっきり言ってどこでも発生しうるという状態になっています。
やはり本場ということもあり、いかにアメリカの竜巻、トルネードが巨大で甚大な被害なものになってるかを物語っている映画が複数あります。

ハリケーン

ハリケーンも忘れてはいけません。
NOAA(アメリカ海洋大気庁)が記録がある1800年台半ばから世界の全てのハリケーンの奇跡を地図上に示したマップです。
世界の台風、ハリケーン、タイフーンの奇跡これらを見ると、アメリカ東部と西部がハリケーンの通り道になっていることがわかります。
近年の傾向ではハリケーンの規模が大きくなってきており、被害が甚大な物に変わってきています。
記憶に新しいのが2017年8月の「ハービー」と「イルマ」ですが、経済損失が両方合わせて約2900億ドルという試算がでています。
日本も台風の通り道になっていますが、それ以上に、特にテキサス州、ルイジアナ州、アラバマ州、フロリダ州の地域は大型ハリケーンが襲来しやすい地域ですので注意が必要です。

洪水

1965年6月1日から2003年6月1日まで群単位の範囲で洪水に関連するアメリカ大統領が大規模災害宣言を発令した数を示す地図です。
緑は1、黄は2、オレンジは3、赤は4つ以上の宣言を表します。
1965年6月1日から2003年6月1日まで洪水に関連するアメリカ大統領が大規模災害宣言を発令した数を示す地図これらをみると、至る所で洪水の被害が発生していることがわかります。
また、国土の広いアメリカでは遠方で発生した雪解け水やダム決壊、集中豪雨などが河川に流れ鉄砲水で襲ってくるなんてのもあります。
アメリカの中央部を流れるミシシッピ川は、31州から注ぎ込んでいる支流から構成されており、世界第3位の流域面積を誇ります。、そんな巨大な川では幾度となく洪水に見舞われた歴史を持っています。近年では2008年アイオワ州とミズーリ州の20カ所で堤防決壊、2011年にはミズーリ、イリノイ、ケンタッキー、テネシー、アーカンソーの各州で洪水被害、2016年にもオハイオ・リバー・バレーからオクラホマ州東部にかけての地域で起きた河川の氾濫、イリノイ州では12の群が被害を被っています。
ミシシッピ川の洪水は結構有名らしく映画にもなっています。

21世紀になってからは洪水のスケールがでかくなってきていて、1000年に一度の災害が時々発生しています。
ハリケーン・ハービーによるテキサス州南東部の洪水の面積は、25,000平方キロ、東京のなんと11個分の面積にも及びました。
テキサス州は急激な人口増加で、軟弱な地盤にも住宅が建築され、災害が弱くなっていると指摘されていて、実際ヒューストンでは2015年と2016年にも500年に一度と呼ばれるような大洪水が発生しています。
サウスカロライナ州にも2015年10月「1000年に一度」大洪水が発生していますし、ルイジアナ州ニューオリンズでは2005年8月、ハリケーン.カトリーナで壊滅的な被害を受けています。
アリゾナ州は年間降水量が200mmしか降らない乾燥した大地ですが、ユタ州南部のアリゾナ州との州堺で鉄砲水がお押し寄せ被害も報告されています。

津波

アメリカでは、アラスカ-アリューシャン沈み込み帯、カスケード沈み込み帯(カリフォルニア州北部~カナダ南西部付近)という二つの非常に大きな地震の巣を抱えており、これらの活動により過去幾度となく津波の被害を受けています
1946年アリューシャン津波
1952年カムチャッカ津波
1957年アリューシャン津波
1960年チリ津波
1964年アラスカ津波。
また、環太平洋で起きた津波はハワイ諸島にも被害が及び、例えば、1960年のチリ地震にではハワイ島ヒロで、津波の高さが10mにもなり、、死者61名、重傷282名を出しています。また火山活動や大規模地すべりなどの影響で津波の発生の原因にもなるので注意が必要です。

山火事

1994年から2013年の間に300エーカー以上だった郡の森林火災の数を表示しています。
アメリカ1994年から2013年の間に300エーカー以上だった郡の森林火災の数を表示した地図これらによるとオレゴン、アイダホ、カリフォルニア、ネバタ、ユタ、アリゾナが特に多くの山火事に見舞われていています。
記憶に新しいのが、カリフォルニアの山火事で北部で10月8日夜(アメリカ現地時間)に発生した大規模な山火事はソノマ郡やナパ郡を中心に広がったとの事、また同年12月4日にもカルフォルニア南部で発生した山火事も焼失面積は15万5000エーカーに達したとの報告がなされています。
ガイアファンディング、アメリカンファンディングも投資物件がカリフォルニアに点在していますが、被害は被っていないとのことでありますが、日本とは桁違いに大きくなりがちになる森林火災の山火事にも注意を向ける必要があります。

火山噴火

アメリカの火山に対してのハザードマップです。アメリカ西海岸は日本と同じく太平洋を取り巻く巨大な火山帯である環太平洋造山帯に属していて、20世紀になってからも大きな噴火や地震が頻発しています。
1914年~1921年までカリフォルニア州のラッセン山で活発な噴火活動が起きていていますし、、1982年のセント・ヘレンズ山大噴火は山体崩壊を起こし、山そのものが崩れ、大噴火を起こした事は有名です。
このカスケード山脈は地震の項で説明したようにファンデフカプレートのカスケード沈み込み帯の活動で形成された山脈であり、アメリカ本土で発生した歴史的噴火は全てこの山脈の火山から起きています。
また、ハワイ諸島は火山噴火でできた島ではありますが。過去200年間で活動した火山は最南東のハワイ島にしかなく、現在も絶え間なく噴火を繰り返しています。一方、オアフ島は最後の火山噴火は50万年前だそうで、マグマの供給源であるホットスポットからかなり外れているため、上図のように火山としての危険度は極めて低いものであると考えられています。
火山を題材にした映画があり、改めて人間の力が及ばない自然の脅威を目の当たりにします




 1906年のサンフランシスコ地震(推定M7.7~8.3)では4日4晩にわたる大火災が発生し、2万5千の建物が燃え3千人が死亡、揺れはオレゴン南部やロサンゼルス、中部ネバダでも感じられました。ベイエリアは、分岐した断層が併行して走る地震リスクの高い地域です。

 シエラネバダ断層は、シエラネバダ山脈とベイスンアンドレンジ(山間高原地帯)地方の境界です。この地域では、1872年に推定M7.4 のグレート・ローンパイン地震が起きています。

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