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越後国(天明・寛政・享和年間)

●天明3年(1783)
この年、夏季の低温多雨により五穀稔らず、飢饉のため、頚城地方の幕領村々、｢破免検見入り」を受ける。

●天明6年(1786)
12月4日－刈羽郡椎谷藩領の農民が藩の前借金返済・人夫賃支払いを要求して一揆をおこし，翌年1月に幕府寺社奉行へ越訴する（椎谷騒動）。

●寛政元年(1789)
2月－三島(さんとう)郡の9か村が，幕府領から長岡藩領へ支配替えとなる。以後重税となり，寛政3年(1791)、村民が神水を飲んで強訴する。
2月－魚沼(うおぬま)郡幕府領の農民が，村々を統轄する大割元(わりもと)の非法を江戸へ越訴する。

●享和元年(1801)
8月30日－新発田藩領につつが虫病が流行し、藩が医帥を派遺して治療する。

●享和2年(1802)
伊能忠敬､この年より翌年にかけて越後､佐渡の沿岸を測量。