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日向国(元禄年間)

●元禄3年(1690)
9月19日－延岡藩領内山陰村の農民1,400人が高鍋藩領へ逃散、磔以下の刑を受ける。

●元禄4年(1691)
有馬清純、山陰逃散一件により12月越後糸魚川へ転封。

●元禄5年(1692)
譜代三浦明敬(あきひろ)、下野国壬生より延岡に入封(3万3,000石、この年県を延岡と改称）。
臼杵郡富高、那珂郡江田、新別府(しんびゆう)、吉村、児湯郡穂北など 32ｶ村2万7,000石が天領となる。

●元禄6年(1692)
飫肥城改築工事完成。

●元禄12年(1699)
佐土原藩主、城主列の格式となる。

●元禄13年(1700)
梓山論所、幕府評定所の裁決により延岡藩の勝訴となる。

●元禄14年(1701)
佐土原藩三財(さんざい)村農民43人高岡郷籾木(もみき)村に逃散。

●元禄15年(1702)
9月5日－高鍋藩領内福島北方郷の農民が凶作・虫害のため定免に反対して検見を要求し，強訴する。