”侵略の歴史に対して心からの反省をしていないこと。釣魚島(尖閣諸島)は第2次大戦中にアジアの多くの国を侵略するという蛮行を犯した当時の日本の「戦利品」。”
この記事から分かるように中国国営の新華社通信の担当者は歴史を知らないようです。第二次世界大戦の前から尖閣諸島に日本人が住んでいた事実をです。私が懸念していた事が実際この記事から読み取れます。中国の一般民衆の方は尖閣諸島に関する歴史を知らされていないのです。おそらくジャッキーチェーン氏すらこの事実を知らされていないでしょう。中国は自らが捏造した歴史により民衆の不満の矛先を日本に向ける事に成功したようですが、この間違った歴史的認識の事実を証拠として残しました。中国の国内で抹消しても世界に配信された記事は全てを抹消することは不可能でしょう。
政府主導による歴史の捏造もしくは隠蔽は非常に罪深い行為と思います。歴史の捏造もしくは隠蔽をしている国家の国民にはある特徴があると思いました。不利な証拠が出てくると頑に拒否し検討・思考すらしないようです。洗脳が相当効いているためです。この事が話し合いによる解決を困難にしています。歴史捏造もしくは隠蔽があった事が分かれば、これらの洗脳が解けるきっかけとなるでしょう。そのためにも国際的に当事者と異なる第三者による歴史判定を行う機関が必要ではないかと思います。国際歴史裁判所です。公平さを期すため、客観に足る資料を当事者が提出し、公平が保たれた仕組みにより第3者が判定を行うものです。歴史上このような裁判所はないため初期には色んな問題が発生するでしょう。歴史問題は領土問題に直結しやすい内容のため、国家としてあらゆる手段を行使するでしょう。既に歴史の捏造までやっているのですから。なので不正に関しては徹底的な罰則を設けるなど法律もあらかじめ厳しくしておいた方が良いでしょう。すぐに判定が出るわけでもないので3審制などの仕組みにしても良いと思います。
(2012/10/03 記)
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